【Mac】プログラミング入門の手順6つ|おすすめの言語5選紹介

今回は、Macでプログラミングをするメリットや開発環境のインストールからプログラムの実行方法、そして初心者にオススメのプログラミング言語について解説しました。

一口に「プログラミング」といっても、様々な手段がありますので、その特徴を紹介しています。

この記事の要約
  • MacはiOSアプリを開発したい人におすすめ
  • Macでのプログラミングは「Xcode」の導入からスタート
  • はじめてMacで学ぶ言語はJavaやPythonがおすすめ

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本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

そもそもプログラミングとは

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プログラミングとはコンピュータへ送る指示であるプログラムを創る作業のことです。

例えば「ブラウザを開け」などの指示を順に書き出したもので、目的実行のための細かな指示を組み合わせ、ひとつのソフトウェアやゲームを創ることがプログラミングです

Macはプログラミング向き?

世の中に出回っているパソコンは、WindowsかMacOSを搭載したものが多いです。Macはプログラミングに向いているか?といった問題ですが、一言でいうと作りたいものによります。

例えばiOSのアプリはMacでしか作れませんが、プログラミング言語のC#を使ったものはWindowsの方が作りやすいです。このようにできることは一長一短なので、自分の作りたいものに合わせて選びましょう。

もしMac製品に憧れがあるなら、そのモチベーションを生かしてMacから入門してみるというのもいいかもしれません。

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【Mac】プログラミング入門の手順6つ

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Macでのプログラミングの入門方法を説明していきます。ここでは、ソフトウェアの開発において用いられるさまざまなツールをひとまとめにした、統合開発環境の一つ、Xcodeというソフトウェアを用いて説明します。

手順1:Xcodeのインストール

まず、Xcodeのインストールをしていきましょう。Xcodeの公式サイトの中の、Xcodeのダウンロードページにアクセスします。アイコンの下の「Mac App Storeで見る」ボタンをクリックし、そのまま「インストール」ボタンをクリックします。

手順2:Xcodeを起動する

インストールが完了したら、Xcodeを起動しましょう。インストールしたMacのアプリケーション欄にXcodeが追加されているので、起動してください。「Welcome to Xcode」という風に表示されたらMacへのインストール・起動は完了です。

手順3:Apple Developer Programを確認する

Apple Developer Program に登録していると、自分の作ったIOSアプリを世界中に配布できます。また、最新のベータ版を取得したり、アプリの高度な機能を活用出来たりと、様々な機能を獲得できます。

Xcodeの使用に必須ではありませんが、もし公開まで視野に入れて入門するなら公式サイトを訪れてみてください。

手順4:プロジェクトの作成

Xcodeのインストールが完了したら、1つのアプリケーションを開発するための必要なファイルをひとまとめにした、プロジェクトを作っていきます。「Create a new Xcode project」をクリックし、作りたいものをクリックします。

今回は、「Single View Application」をクリックして「Next」を押します。

手順5:プロジェクトの設定

引き続き、プロジェクトを構成する要素の設定をしていきます。「Project Name」には開発したいアプリ名、「Organization Name」には開発者(今回は自分)の名前、「Company identifier」は会社の識別用ですので「practice.edu」等被らない練習用の文字列を入れておきましょう。

「Language」ではプログラミング言語を選択できます。「Devices」は対応デバイスです。設定が終わったら「Next」をクリックします。

手順6:アプリのシミュレート

最後に、自分が作ったアプリケーションを、Xcode内で仮想的に動かしてみるシミュレートの方法を紹介します。といってもこれは簡単で、左上の再生ボタンをクリックするだけです。

また、このシミュレートにおいてのMacで開発するメリットとして、IOS端末を接続すれば実機でのシュミレートが可能なことがあります。Xcodeを用いていろいろな開発に挑戦してみてください

【Mac】プログラミング入門におすすめの言語5選

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プログラミングをする、と一口に言っても、プログラミング言語にはいろいろな種類があり、どれから手を付けたらいいのか最初は分からないと思います。

ですので、今回はプログラミング入門に適したプログラミング言語を5つほど紹介していきます。ぜひ自分に合ったプログラミング言語をみつけてください

Java

Javaは、Androidアプリの開発やデスクトップアプリの開発に使われている言語です。有名どころだと「MineCraft」の開発にも使われています。

Javaは、言語のルールが厳格な分相当複雑なプログラムも書け、また歴史が長いため情報も多く入門向けです。最終的にAndroidアプリや大きなゲームを創りたい人の入門にオススメの言語でしょう。

C言語

C言語は、汎用性が高く、広く使われている言語です。アマチュアからプロまで非常に人口が多く、またチュートリアルも豊富なため、まずプログラムに触れてみたい、といった軽い気持ちで入門するのに最適な言語だといえます。

C言語自体が非常に高速かつ低容量という特徴を持っているため、いろいろな分野で応用できます。まずは汎用的な言語で入門してみたい方にオススメの言語でしょう。

JavaScript

JavaScriptは、Webやその周辺で使われることの多い言語で、Javaと似た名前を持っていますが、別の言語です。

Web業界で非常に強いシェアを持っていて、見た目などを制御する「フロントエンド」、入力されたデータなどを制御する「バックエンド」共に活躍しています。Web開発に興味のある人の入門にオススメの言語でしょう。

PHP

PHPは、Webのバックエンドで使われる言語です。Webのバックエンドというと、先ほどのJavaScriptとの違いが気になるかもしれませんが、JavaScriptの方は主に「サイトに接続したユーザーの端末上」で動くプログラムで、PHPは「サイトに接続した元のサーバー」で動くプログラムです。

ですので、サーバー構築などに興味がある人の入門にオススメの言語でしょう。

Python

Pythonは、簡潔な記述でたくさんの処理を実行できることが特徴の言語です。いわゆる「高水準言語」と言われていて、C言語だと5行は必要な処理が、1行で書けてしまえたり、AIなどの技術に簡単にアクセスできたりして入門にぴったりといえます。

また、プログラムを機械語に翻訳するコンパイル作業をリアルタイムに行うため、簡単に実行できます。現代的なプログラミング言語に触れてみたい方の入門にオススメの言語でしょう。

Macでプログラミングを始めてみよう!

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ここではMacでプログラミング入門をするメリットや開発環境のインストールからプログラムの実行方法、そしてプログラミング入門にオススメのプログラミング言語について解説しました。

一口に「プログラミング入門」といっても、様々な手段があることが分かったと思います。各言語の特徴を捉えることで、あなたのMacでのプログラミング入門が成功することを祈っています。

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この記事を書いた人

兵庫県西宮市出身。現在大学4年生。プログラミングスクールを卒業したのち株式会社SAMURAIでインターン生として活動中。
記事の執筆や編集、業務改善システムの改善を担当中。

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