ExcelVBAでin演算子のような処理を作る方法を徹底解説!

50種類以上のIT教材を無料で使える!
0円から学習できるオンラインITスクール「侍テラコヤ」
→さっそく登録する
ExcelVBAでは、in演算子をどうやって使うのだろう・・・
他の言語と同じようにExcelVBAでin演算子を使う方法はないかな?
別の方法で実現できるなら、それも知りたい・・・

別のプログラミング言語を知っている方は、同じような書き方でVBAを使いたい・・・と思いますよね。ExcelVBAで、in演算子と同じような使い方を知りたいと思っている方もいるのではないでしょうか。

こんにちは!フリーランスエンジニア兼テックライターのワキザカです。

この記事では、ExcelVBAでin演算子のような処理を作る方法について解説します!

この記事はこんな人のために書きました。

  • VBAでin演算子と同じ使い方をしたい人
  • 他の言語経験者でVBAをこれから始める人

ExcelVBAでin演算子を使う方法とは?

はじめに、ExcelVBAでin演算子を使う方法について解説します!

結論から言うと、他言語で便利なin演算子はVBAにありません。ただ、同じ用途で使う処理を作る方法はあります。

in演算子は、大きく分けて次の2つの用途がありますよね。

■in演算子を使う用途

  • 配列の中の特定の値を探す
  • 配列の数分処理をループ

VBAでどうやって同じ機能を作るか、それぞれ詳しく解説しますね。


【何から学べばいいかわからない…そんな悩みを解決します!】

完全無料ですぐわかる「プログラミング学習プラン診断」

・適性にあわせて学習プランを診断
・完全無料で気軽に診断できる
・学習の悩みもまるっと解決

さっそく診断してみる

in演算子代替え案1:配列の中の特定の値を探す方法

1つ目が、配列の中の特定の値を探す方法です。

VBAでは、Filter関数で部分一致、For文 + StrComp関数で完全一致で値を検索することができます。たとえば、Filter関数を使って次のように書くことで、部分一致で値を検索することができます。

サンプルコード:

Sub Sample()
  '言語の配列をセット
  Dim strPersonList() As String
  ReDim strPersonList(6)
  strPersonList(1) = "Pythonエンジニア1"
  strPersonList(2) = "Pythonエンジニア2"
  strPersonList(3) = "Rubyエンジニア1"
  strPersonList(4) = "Rubyエンジニア2"
  strPersonList(5) = "VBAエンジニア1"
  strPersonList(6) = "VBAエンジニア2"
 
  'VBAで部分一致した値のみリストに格納
  Dim strFilPersonList() As String
  strFilPersonList = Filter(strPersonList, "VBA")
  
  '結果を出力
  Dim strPersonListChild As Variant
  For Each strPersonListChild In strFilPersonList
    Debug.Print strPersonListChild
  Next
 
End Sub

実行結果:

VBAエンジニア1
VBAエンジニア2

この例では、strPersonListに入れたデータの中からFilter関数を使い、VBAの値が含まれているデータのみ出力しています。このように、Filter関数を使えば簡単に部分一致で値を取得することができます。

ちなみに、部分一致だけでなく完全一致の方法も知りたい方は、以下がおすすめです!

【ExcelVBA入門】配列内部の検索方法!高速化対応についても徹底解説
更新日:2023年3月21日

in演算子代替え案2:配列の数分処理をループする方法

2つ目が、配列の数分処理をループする方法です。

別の言語ではin演算子を使って作ります、VBAではFor Each文を使えば簡単に代替えすることができます。こちらもサンプルコードを用意しました。

サンプルコード:

Sub Sample2()
  '言語の配列をセット
  Dim strPersonList() As String
  ReDim strPersonList(6)
  strPersonList(1) = "Pythonエンジニア1"
  strPersonList(2) = "Pythonエンジニア2"
  strPersonList(3) = "Rubyエンジニア1"
  strPersonList(4) = "Rubyエンジニア2"
  strPersonList(5) = "VBAエンジニア1"
  strPersonList(6) = "VBAエンジニア2"
 
  'VBAで部分一致した値のみリストに格納
  Dim strPersonListChild As Variant
  For Each strPersonListChild In strPersonList
    Debug.Print strPersonListChild
  Next
 
End Sub

実行結果:

Pythonエンジニア1
Pythonエンジニア2
Rubyエンジニア1
Rubyエンジニア2
VBAエンジニア1
VBAエンジニア2

strPersonListの配列の数分、For Eachで値をstrPersonListChildにいれて、ループ処理で値を出力しています。このように、For Eachを使えば配列の数分値をループ処理することができます。

ちなみに、ループ処理にはいくつか方法があります。以下で詳しく解説しているので、興味がある方はぜひ見てみてくださいね!

【ExcelVBA入門】繰り返し処理をするための3つの方法を徹底解説!
更新日:2023年3月21日

【なかなかエラーが解決できない…そんな悩みを解決します!】

登録無料で始められるプログラミングスクール「侍テラコヤ」

・回答率100%のQ&A掲示板でエラーを解決!
現役エンジニアとのオンライン相談で悩みを解決!
・50種類以上の教材で複数言語を習得!

侍テラコヤについて詳しく見る

まとめ

今回は、ExcelVBAでin演算子のような処理を作る方法について解説しました。

VBAには、便利な関数や独自の書き方がたくさんあります。いきなりすべて覚えるのは難しいかもしれませんが、1つずつ覚えていけばOKです。

ぜひ、使って覚えてみてくださいね!

プログラミング学習中、
誰かへ相談したいことはありませんか?

SAMURAI TERAKOYA

プログラミングはエラーの連続。作業を進めるなかで誰かに教えてほしい場面は多いですよね。

そんな悩みを解決できるのが、侍テラコヤです。登録無料で始められて、現役エンジニアとオンラインで相談できるほか、回答率100%のQA掲示版でプログラミングに関する悩みを解決します!

気になる方はぜひ詳細をご覧ください。

→侍テラコヤの詳細をみる

Writer

Sanshiro Wakizaka

フリーランス

北海道出身の30歳で、フリーランスエンジニア兼テックライターとして活動中。新卒入社したメーカー系のIT企業で、システムエンジニアとして約5年勤務。

Webアプリ、業務アプリ開発において、要件定義 ~ 運用保守まで様々な経験あり。また3歳の娘がいる1児のパパで、日々娘との時間を確保するために仕事を頑張っています!
侍エンジニアでは、【誰でもわかるレベルのわかりやすさ】を意識して、記事を執筆中。

あなたの目的に合わせた
SAMURAI ENGINEERの運営サービス

SAMURAI ENGINEER Pro

未経験でも挫折しないプログラミングスクール

詳細はこちら

SAMURAI TERAKOYA

日本最大級のサブスク型オンラインITスクール

詳細はこちら

SAMURAI ENGINEER Freelance

「一人で稼げる」スキルを身につける

詳細はこちら
Close