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【ExcelVBA入門】繰り返し処理をするための3つの方法を徹底解説!

こんにちは、フリーランスエンジニア兼ライターのワキザカ サンシロウです。

皆さんは、VBAで繰り返し処理をする方法を知っていますか? VBAのプログラミング言語でもそうですが、データ数分処理をループして動かすケースはとても多いです。

そこで今回は、

  • VBAで繰り返し処理をするための3つの方法
  • For Next、While、For Eachを使ったサンプルコード
  • 処理の途中でループ処理を抜ける方法

といった基礎的なことから、応用的な方法まで、徹底的に解説します!

VBAで繰り返し処理する3つの方法

VBAでは、次の3つの方法でループ処理を書くことができます。

  • For Nextステートメント
  • Whileステートメント
  • For Eachステートメント

それぞれ解説します。

For Nextステートメント

最初は、For Nextステートメントです。For Nextステートメントは、繰り返し回数を数値で指定して、実行することができます。

使い方:

For カウンター用の変数 = 初期値 To 最大値
    '処理
Next カウンター用の変数

サンプル:

For i = 1 To 5
    '処理
Next i

上の例では、「処理」に書いた処理を、5回ループ処理することができます。詳しい使い方は以下でも解説しているので、気になる方は見てみてくださいね!

【VBA For Next】ループ処理の基本を5つのステップで完全理解
更新日 : 2019年4月20日

Whileステートメント

次に、Whileステートメントです。Whileステートメントは、「指定の値に到達するまで処理をループしたい場合」のように、具体的な数値が決まっていないときに使います。

使い方:

While 条件式
    '処理
Wend

サンプル:

While i > 5
    '処理
Wend

上の例では、変数iが5よりも大きくなるまで処理をループすることができます。変数1が0.1ずつ増えた場合、1ずつ増えた場合など条件によってループ回数が変わってくるのが、For Nextステートメントとの違いですね。詳しい使い方は以下でも解説しているので、気になる方は見てみてくださいね!

【VBA入門】While Wend、Do While、Do Loop Whileの使い方
更新日 : 2019年4月22日

For Eachステートメント

次に、For Eachステートメントです。

For Eachステートメントは、配列の要素数やオブジェクトの数など、変数の塊の数分処理をループしたい場合に使います。

使い方:

Dim 要素を受け取る変数名 As Variant
For Each 要素を受け取る変数名 In 配列やコレクションなどのグループ名
    '処理
Next 要素を受け取る変数名

サンプル:

Dim intVal As Variant
Dim arrVal() As Variant

arrVal = Array(1, 2, 3, 4, 5)
For Each intVal In arrVal
    '処理
Next intVal

上の例では、配列arrValの要素数分処理をループすることができます。詳しい使い方は以下でも解説しているので、気になる方は見てみてくださいね!

【VBA入門】For Eachで配列やコレクション、Selectionを操作
更新日 : 2019年4月23日

サンプルコード

次に、サンプルコードをもとに、具体的な使い方を解説します。配列(arrVal)の要素数分処理をループし、データを合計した値をメッセージで表示するサンプルを、3つの方法で書きました。

For Nextステートメントの場合:

Sub ForNext_Sample()
  
  '初期値をセット
  Dim arrVal() As Variant
  Dim intTotalVal As Integer
  arrVal = Array(1, 2, 3, 4, 5)
  intTotalVal = 0
  
  '配列の要素数を取得
  Dim intEleCount As Integer
  intEleCount = UBound(arrVal)
  
  'iが要素数以上になるまで、合計金額を計算
  Dim i As Integer
  For i = 0 To intEleCount
    intTotalVal = intTotalVal + arrVal(i)
  Next i
    
  MsgBox "For Nextステートメントの合計結果:" & intTotalVal

End Sub

実行結果:

Whileステートメントの場合:

Sub While_Sample()
  
  '初期値をセット
  Dim arrVal() As Variant
  Dim intTotalVal As Integer
  arrVal = Array(1, 2, 3, 4, 5)
  intTotalVal = 0
  
  '配列の要素数を取得
  Dim intEleCount As Integer
  intEleCount = UBound(arrVal)
  
  'iが要素数以上になるまで、合計金額を計算
  Dim i As Integer: i = 0
  While i <= intEleCount
    intTotalVal = intTotalVal + arrVal(i)
    i = i + 1
  Wend
    
  MsgBox "Whileステートメントの合計結果:" & intTotalVal

End Sub

実行結果:

For Eachステートメントの場合:

Sub ForEach_Sample()
  
  '初期値をセット
  Dim arrVal() As Variant
  Dim intTotalVal As Integer
  arrVal = Array(1, 2, 3, 4, 5)
  intTotalVal = 0
  
  '合計金額を計算
  Dim intVal As Variant
  For Each intVal In arrVal
    intTotalVal = intTotalVal + intVal
  Next intVal
    
  MsgBox "For Eachステートメントの合計結果:" & intTotalVal

End Sub

実行結果:

実行結果は全て同じですが、処理の内容が若干違いますね。このように、3つの方法でループ処理をすることができます。

補足:ループ処理を途中で抜ける方法とは

ここまでループ処理をする方法について解説してきましたが、ループの途中で処理を抜けたいケースもありますよね。GoTo文を使えば、簡単に途中で処理を抜けることができます。

使い方は以下で詳しく解説しているので、気になる方は見てみてくださいね!

【VBA入門】GoToでスキップ(ラベル、ループ制御、エラー処理)
更新日 : 2019年4月19日

まとめ

今回は、VBAで繰り返し処理をする3つの方法について解説しました。大規模なデータを扱うことも多いExcelだからこそ、繰り返し処理はよく使います。どれも使い方は簡単なので、ぜひ使ってみてくださいね!

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書いた人

Sanshiro Wakizaka

Sanshiro Wakizaka

フリーランスエンジニア兼ライターのワキザカ サンシロウです。
ExcelVBAの自動化ツール開発、WEB開発をメインにエンジニア業務をこなしつつ、サムライエンジニアにてライター業務をしております。

プログラミングをこれからやってみたい方に向けて、ためになる記事を全力で書いていきますので宜しくお願い致します!

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