PHPの問題が解けるおすすめサイト3選! 脱初心者の秘訣も伝授【2022年版】

初心者からのステップアップ PHP学習サイトを紹介!


PHPを学びたいけど、どのサイトを使えばいいんだろう?
オススメの学習サイトまとめってない?
いろいろとサービスがありすぎて選べない……

こんにちは。

PHPを学びたいけど、どのサイトを使って学習すればいいのか迷うことってありますよね。

とくに最近は様々なサービスが充実してきた結果、逆にどれを選べばいいのかのわからないという悩みも発生しがちです。

そこで、この記事では2020年現在でオススメの学習サイトを紹介していきます。そして「基礎を習得した後に何をすればいいのか」また「学習途中でわからないことにぶつかったとき、どうすればいいのか」も合わせて紹介していきます。

この記事を読むことで、PHPがはじめての人でも初心者を脱して次の段階に進むまでの道筋がつかめるはずです。

この記事の要約
  • イラストやスライド形式で学ぶなら「Progate」がおすすめ
  • 動画形式で学ぶなら「ドットインストール」がおすすめ
  • 講師に質問しながら学ぶなら「Paizaラーニング」がおすすめ

なお、どのプログラミング言語を学べばいいのか、どう学習を進めればいいのかなどがあいまいな人は「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。

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これからプログラミングを学ぼうとしている人は、ぜひ一度お試しください。

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目次

PHPオススメ学習サイト3選!

まずはPHPの学習でオススメの学習サイトを3つご紹介します。どこも基礎をしっかりと固めてくれる良サイトなので、お好みで選んでください。

Progate

Progate(プロゲート)はスライド教材と実行環境が特徴の学習サイトです。

参照:Progate https://prog-8.com/

直感的でわかりやすいスライドによる学習ができます。

基本的な内容をインプットした後に、実際にプログラムを書いて動かせる実行環境で学習のアウトプットが行えます。インプットとアウトプットを交互に連続して行うことで、学んだ知識をしっかり定着させることができます。

また、プログラムを動かすための実行環境の設定って、初心者が挫折しやすい定番の難所なんです。この環境設定をしなくて済むように、独自の実行環境が用意してあるのもすごく初心者に優しいポイントです。

ログインすればすぐにプログラミングの学習が始められるので、興味のある方はまず実際に試してみるといいですね。

入門・基本の内容は無料で体験可能です。応用的な内容を受講するには月額980円のプラスプランが必要になりますが、まずは基礎編を一通り体験してから有料プランが必要かどうか判断するといいでしょう。

ドットインストール

ドットインストールは動画を見て学習できるサイトです。すべての動画が3分以内に完了するので、集中力に自身のない人も、細切れの時間しか用意できない人も視聴することができるはず。

参照:ドットインストール https://dotinstall.com/

動画は要点を押さえコンパクトに編集されているため、それぞれのテーマが明確です。これにより「自分が今どこでつまずいているのか」を具体的に把握できます。自分の課題が具体的にわかることで、他人に質問するなどの共有もしやすくなります。

ただ、今回紹介しているProgateやpaizaと違い、プログラムの実行環境は自前で用意しなければいけません。この点で少しハードルは高くなります。

もちろん、環境構築のための動画も用意されています。動画を見つつ整えていけば問題なく実行環境を作れるはずです。

また、有料会員限定になりますが先生に質問できる機能もあります。この他にも有料会員になると有料限定動画や、動画の文字起こし、ソースコードの閲覧、動画再生速度の変更などが利用できるようになります。(あと、初学者以外にも、初めて使う言語やツールの勉強にドットインストールを活用する中上級者も多いです)

有料のプレミアム会員は月額980円(税込)。プレミアム会員になることで多くのプレミアム動画にアクセスできるようになります。応用的なカレンダーや掲示板の作り方、フレームワークの使い方なども学習できるので、興味のある方は試してみてもいいでしょう。

paiza ラーニング

IT/Webエンジニアに特化した転職・就職・学習サイトpaiza(パイザ)の初学者向け学習サービスがpaiza ラーニングです。

参照:paiza ラーニング https://paiza.jp/works

学習動画とオンライン上で実行できるプログラミング環境から構成されています。Progateの項でも書きましたが、環境構築のための手間がかからないというのは初学者にとってとても大きなメリットです。

さらにpaizaにはPaiza Cloud(パイザクラウド)というオンラインのプログラミング実行環境があります。こちらはブラウザ上で様々な言語のプログラムを構築でき、実際に動かすことのできる「クラウドIDE」と呼ばれるものです。

Progateの実行環境は学習内容の確認を主な用途とした限定されたものでした。しかしPaiza Cloudはフレームワークを使った本格的な開発もできる、かなりプロ仕様に寄ったツールになっています。

プロ仕様に寄せているとはいえ、初学者でもわかりやすいチュートリアルが用意されています。教材で学習するだけでなく、何かを作り出しながら学習したいと考えている方には嬉しい環境でしょう。

また、動画講座もプロの声優さんが声を当てており、聞き取りやすいと評判です。

さらに、paizaには、スキルチェックというシステムがあります。プログラミングの問題を解くことでランクが算出され、そのランクに応じて実際に企業からオファーが届くという、かなり特徴的な転職サービスになっています。

自分の実力証明にもなりますので、興味のある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?

また、こちらも例に漏れず月額600円からの有料会員サービスがあります。有料会員になることで動画講座をすべて受けられるようになったり再生速度を変えられたりの追加要素があります。また、paiza所属のエンジニアに質問を投げることができるようになります。

※ドットインストールのサービスにもありましたが、動画の再生速度変更はあると意外と便利です。既に理解している部分を高速で流したり、あえて高速で再生することで無理やり理解力を上げる──という使い方もできるようです。

学習サイトで基礎を習得した後は

さて、上記サイトで基礎を固めた後、次にどうすればいいのか迷ってしまう方もいるようです。

基礎文法はわかったけど、
これを活かして何をすればいいの……

というのは挫折ポイントとしてよくあります。

そこでこの章では、基礎を固めた後について何をすればいいのかを紹介していきます。

まったくの初心者の方も、あるていど先の学習ルートが見えていると、いざその地点に立ったとき迷いが軽くなります。将来設計という観点で読んでください。

本で理解を深める

王道なのが「動画教材で基礎知識を固めた後より専門性の高い本の学習に進む」というルートです。

動画サイトの学習で言語ごとの大枠はつかめている状態になっているはずです。その知識をより深く、専門的にしていくフェーズといえるでしょう。

例えば、以下の記事の中級編ぐらいの本に取り掛かると基礎の理解と相まって、より深くプログラミングを理解できるでしょう。

実際に成果物を作ってみる

また「基礎を習得した後はいきなりなにか作ってみる」というのも良い方法です。むしろこちらの方法が推奨されることが多いかもしれません。

ただ、個人的には動画サイトでプログラミングの基礎を習得しただけの段階では、いざなにか作ろうとしてみても、どうやっていいのかわからない、という状況になることが多いと考えています。

この状態から色々なリファレンスや書籍に当たって自分で作り進めていくのも、やり方の一つではあります。この方法でモチベーションが維持できる人はぜひそのまま進めてみてください。

ただ、この色々調べながら進めていく、という方法だと調べる量が膨大になりがちです。自分の知識の足りなさや目標とのギャップが大きすぎて、プログラミングが嫌になってしまうというリスクを含んでいるので注意が必要ですね。

そのため、この段階では動画サイトの応用講座にあるような掲示板やブログシステムなど、実際の応用例を一緒に組み立てていくサービスを使うのがオススメです。

自分の作りたいものとは完全に一致しないかもしれませんが、一つの応用物を実際に作ってみることで必要な知識、経験が蓄積されて、これが将来に間違いなく役に立ちます。

また、成果物が一つあることで、就職・転職の際にも有利に働くことでしょう。詳しくは次の節をご覧ください。

実際にWebアプリを作る場合、Herokuというサービスを使うことが多いのですが、こちらについて詳しく説明した記事があります。Webアプリ制作に興味のある方はぜひご覧ください。

ポートフォリオを作る

転職・就職を視野に入れたプログラミング学習の場合、成果物とともに作っておきたいのがポートフォリオです。ポートフォリオは簡単に言うと自分の成果物やキャリア、将来の展望をまとめた自己紹介サイトです。

未経験からエンジニアに転職する場合、自分の技術力を証明するための経歴がありません。そこで、ポートフォリオに成果物を載せておくことで、どの程度プログラミングに対して理解があり、どんなことができるのか、どのようなことをやりたいのかを相手に伝えることができます。

ポートフォリオは今のところ転職・就職の際の必須要項とはなっていません。だからこそポートフォリオを相手企業に提出することで、ライバルたちから一歩先に行くことが可能です。

ポートフォリオの作り方について以下の記事でまとめてありますので、ぜひご覧ください。

わからない! が起こったときの対処法

最後に、プログラミングの学習でわからないことが出てきたときの対処法をお伝えします。

プログラミングの学習はわからないことの連続です。わからないことを乗り越えて、またわからないことにぶつかって、それをまた乗り越えて……と、わからないことを乗り越えるのがプログラミングの学習ともいえます。

わからないことが出てきたときに、それをいかに解決できるかがプログラミング学習をスムーズに進めるための肝になってきます。ぜひ解決策を身に着けてプログラミングの学習をスムーズに進めてください。

使える! QAサイトの紹介

まずはQAサイトの紹介です。わからないときは人に聞く。シンプルですが、一番確実な方法です。

理想的には周りにいる同じ言語を使える先輩に聞ければいいのですが、なかなかそういった便利な人は居ないもの。そこでQAサイトの出番です。

なお、質問するときは「自分のプログラミングの環境」「どこに引っかかっていて、どんなことを試したけど解決できなかったのか」を明確にしてから尋ねましょう。質問の論点がまとまっていれば、答える側も回答しやすいです。

ぜひうまい質問の仕方を覚えましょう。

では本題に戻ってオススメのQAサイトですが、以下の2つをオススメします。エンジニア専用のQAサイトなので、的確なアドバイスをもらいやすいでしょう。

teratail ⇨ https://teratail.com/
stack overflow ⇨ https://stackoverflow.com/

これらの違いは、teratailが日本語オンリーのQAサイトで、stack overflowは英語話者を主な対象にしたサイトという点です。stack overflowには日本語版もあるのですが、正直あまり流行っている感じがありません。

日本語で質問したいならteratail、英語で質問できるならstack overflowと使い分けるのがいいでしょう。

特にstack overflowは情報量・速度ともに非常に高水準です。フレームワークの最新版の細かいバグなんかも公開初日に質問したら普通に回答が帰ってくるぐらいにレベルが高いので、英語ができる人は積極的に活用したいですね。

その他のQAサイトも含めて解説した記事がありますので、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

Qiitaの検索

Qiitaはエンジニアのためのブログサービスです。

参照:Qiita ⇨ https://qiita.com/

ここでは多くのエンジニアが日々技術にまつわる色々な記事を書き綴っています。自分の抱えている問題も、また誰かが同じように悩み、そして解決している可能性が高いです。

他にも濃ゆい内容の記事やエンジニアあるある、ポエムと呼ばれるプログラミングの無常観を文章化したものなど、色々とありますので、問題解決以外にも色々とお世話になれます。

また、Qiitaは内部のコミュニティも活発です。自分で記事を書いてつまずいている部分を発信していると、優しい御仁がアドバイスをくれるかもしれません。

侍エンジニアブログで検索

ほぼほぼ宣伝になってしまいますが、いまみなさんがご覧になっている侍エンジニアブログも、様々な知見が集積してある巨大Tips集といえます。

その時々のトレンドに合わせて、多くの方が引っかかってしまいそうなポイントを重点的に解説していますので、典型的な問題であればそのまま問題点の解答が載っている場合も多いです。

右のカラムに検索窓がありますので、気になったキーワードを入力いただければ関連する記事が検索できます。何かつまずくことが合った場合はぜひご活用ください。

まとめ

いかがでしたか?

今回はPHPを含めたオススメのプログラミング学習サイトを紹介し、学習サイトが終わったあとの方針と、わからないことが出てきた場合の対処法をお伝えしてきました。

この記事をとっかかりに一人でも多くの方がプログラミングの学習を快適にスタートできたのであれば、筆者としても非常に嬉しいです。

ぜひ、プログラミングの学習に挑戦してみましょう!

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発の知識やノウハウに基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン
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