VBAの応用力を鍛える方法とは?3つの切り口で解説!


VBAで簡単なツールは作れても、応用力が身につかない・・・
基礎だけでなく、応用的なスキルを身に着ける方法はないかな?
応用力をつける方法だけでなく、具体的に学ぶ方法も知りたいな・・・

VBAは環境構築が不要で、Excelがあればすぐに始められるプログラミング言語です。そのため、ちょっとした自動化ツールであれば、簡単に作ることができます。ただ、応用的なスキルを身に着けようと思ったときに、途端に手が止まってしまう人が多いのです。

こんにちは!フリーランスエンジニア兼テックライターの脇坂です。

この記事では、VBAで応用力をつけたいと思っている方向けに、応用力を身に着ける方法・鍛えるためのコツについて徹底的に解説します!

この記事はこんな人のために書きました。

  • VBAで何らかのツールは作ったことがあり、スキルアップを図りたい人
  • 応用力を付けてもっと自動化できる幅を広げたい人

目次

VBAで応用力を身に着けるためには

まず、VBAで応用力を身に着けるための方法について、簡単に解説します。

応用力と一口に言っても、次のようにいくつか方向性があります。

  • メンテナンス性の高いコードがかけるようになりたい
  • VBAツールを効率的に作れるようになりたい
  • もっとツールが作れる幅を増やしたい

そのため、自分が今どんな応用力を付けたいか、まずは考えてみることおすすめです。イメージができれば、それに合わせて応用力を付けていけばいいのです。

上記イメージに合わせると、次のように応用力を鍛える方針が見えてきます。

  • コーディングレベルで、できることを増やす
  • デバッグ方法を徹底的に鍛える
  • 応用ツールが作れるようになる

それぞれ、具体的に鍛えるコツをご紹介しますね!

応用力を鍛えるコツ1:コーディングレベルを上げる

1つ目は、コーディングレベルを上げることです。

ツールは、作ったあとも機能を追加したり、バグが見つかれば修正したりしますよね。そのため、コーディングのレベルを底上げするテクニックを覚えておくのがおすすめです。

バグが見つかった時に原因を調べやすくするためのエラー処理、機能を追加したときに余計な処理を作らないためのFunction関数やクラスの概念などを覚えておくと、応用力がつくのでおすすめです!

エラー処理、Function関数、クラスモジュールの使い方については、以下を見てみてくださいね!

応用力を鍛えるコツ2:デバッグ力を上げる

2つ目は、デバッグ力を上げることです。

簡単なツールを作る時は、あまり意識せずに処理の結果だけ見て作っていくこともできるかもしれません。ただ、ちょっと規模の大きめなツールを作ろうとすると、デバッグ方法を理解していないととてつもない時間がかかってしまいます。

応用ツールに挑戦するためにも、デバッグ方法を覚えておくことがおすすめです!

デバッグの基礎、デバッグ時に覚えておくと便利なイミディエイトウィンドウの使い方については、以下を見てみてくださいね!

応用力を鍛えるコツ3:応用ツールが作れるようになる

3つ目は、応用ツールが作れるようになることです。

VBAでは、Excelの操作を自動化するツールだけでなく、フォルダ操作、OutlookのようなOfiice操作、Webからデータを取得するためのIE操作をすることができます。Excelだけにとどまらず、効率化したい業務の幅を広げることができるので、覚えておくととても便利です。

また、ユーザーフォームで画面を作ってツールを作れるようになれば、中規模・大規模なシステム開発をすることもできます。作れる幅が圧倒的に増えるので、覚えておくのがおすすめです!

画面を使ったツール、フォルダ連携ツール、Outlook連携ツール、IE操作ツールの作り方については、以下を見てみてくださいね!

まとめ

今回は、VBAで応用力を身に着ける方法、具体的なコツについて解説しました。

応用力と一口に言っても、鍛え方は様々です。

自分が身に着けたい方向性を見極めて、ぜひ学んでみてくださいね!

この記事を書いた人

北海道出身の30歳で、フリーランスエンジニア兼テックライターとして活動中。新卒入社したメーカー系のIT企業で、システムエンジニアとして約5年勤務。

Webアプリ、業務アプリ開発において、要件定義 ~ 運用保守まで様々な経験あり。また3歳の娘がいる1児のパパで、日々娘との時間を確保するために仕事を頑張っています!
侍エンジニアでは、【誰でもわかるレベルのわかりやすさ】を意識して、記事を執筆中。

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