【MySQL入門】バージョン確認をする方法を紹介!ツール利用にも対応

皆さんMySQL使ってますか?MySQLはバージョンの違いでけっこうできることが変わってくるので、今自分が使っているMySQLのバージョンはいくつなのか、確認したくなることがありますよね。

そこで、今回はMySQLのバージョン確認方法を3パターン紹介します。

  • MySQL内部からクエリを使う方法
  • ターミナルやコマンドプロンプトから確認する方法
  • MySQL workbenchとphpMyAdminのツール上から確認する方法

どれも覚えておくとちょっとしたときに役立ちますよ。さっそくいってみましょう!

目次

MySQL内部でバージョン確認をする方法

まずはMySQLの内部からバージョン確認をする方法から。簡単なのはstatusコマンドを入力する方法です。これは次のようにステータスの一覧を取得するコマンドです。

コマンド

status

省略表記

s

実行結果

--------------
/usr/local/mysql/bin/mysql  Ver 8.0.13 for macos10.14 on x86_64 (MySQL Community Server - GPL)

Connection id:        21
Current database:    
Current user:        root@localhost
SSL:            Not in use
Current pager:        stdout
Using outfile:        ''
Using delimiter:    ;
Server version:        8.0.13 MySQL Community Server - GPL
Protocol version:    10
Connection:        Localhost via UNIX socket
Server characterset:    utf8mb4
Db     characterset:    utf8mb4
Client characterset:    utf8mb4
Conn.  characterset:    utf8mb4
UNIX socket:        /tmp/mysql.sock
Uptime:            2 days 23 hours 33 min 9 sec

Threads: 6  Questions: 1509  Slow queries: 0  Opens: 337  Flush tables: 2  Open tables: 312  Queries per second avg: 0.005
--------------

こちらのServer version: にMySQLサーバのバージョンが記載されています。この環境では8.0.13 MySQL Community Serverですね。この他に、VERSION関数を使う方法もあります。

クエリ

SELECT VERSION();

実行結果

+-----------+
| VERSION() |
+-----------+
| 8.0.13    |
+-----------+
1 row in set (0.01 sec)

こちらはバージョン以外の情報が表示されないため、見やすいですね。また、MySQLに接続時にもバージョン情報は表示されています。スクロールが手間でなければそちらで確認しても構いません。

Welcome to the MySQL monitor.  Commands end with ; or g.
Your MySQL connection id is 21
Server version: 8.0.13 MySQL Community Server - GPL

Copyright (c) 2000, 2018, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.

Type 'help;' or 'h' for help. Type 'c' to clear the current input statement.

MySQLの外部からバージョン確認をする方法

こちらではMySQLを起動していない状態で、ターミナルやコマンドプロンプトからMySQLのバージョンを確認する方法を紹介します。MySQLにパスが通っている状態で次のコマンドを入力するとMySQLのバージョンが確認できます。

コマンド

mysql --version

省略表記

mysql -V

実行結果

mysql  Ver 8.0.13 for macos10.14 on x86_64 (MySQL Community Server - GPL)

mysqladminを使っても同じものが得られます。

コマンド

mysqladmin --version

実行結果

mysqladmin  Ver 8.0.13 for macos10.14 on x86_64 (MySQL Community Server - GPL)

workbench, phpMyAdminを使ってバージョン確認をする方法

最後にツール上からMySQLのバージョンを確認する方法を紹介します。

workbenchでバージョン確認

MySQL workbenchでバージョン確認をする方法は、とても簡単です。画面左下にあるSessionタブをクリックすると接続しているMySQLサーバの情報が表示されるので、そこからバージョン確認が可能です。

phpMyAdminでバージョン確認

phpMyAdminによるバージョン確認はさらに簡単です。というか、ログイン画面にそのままの情報が表示されています。

phpMyAdminは導入までの工程が結構大変ですが、導入してしまえば非常に便利でいろいろと楽ができるツールですね。導入方法はこちらで解説しているので、これを機に導入に挑戦してみてください。

まとめ

いかがでしたか?今回はMySQLのバージョンを確認する方法をいくつか紹介してきました。毎回必要になる操作では無いですが、覚えておくとちょっとしたときに役に立つものです。必要になったときはぜひこの記事のことを思い出してください。

この記事が皆様のMySQL学習の一助となれば幸いです。

この記事を書いた人

フリーのエンジニア・ライター。
プログラミング、ライティング、マーケティングなど、あらゆる手段を駆使して、
ハッピーなフルリモートワーカーを目指し中。

最近興味がある分野は深層強化学習。
積みゲー、積ん読がどんどん増加しているのがここ数年の悩み。
実は侍エンジニア塾の卒業生だったりします。

目次