【ExcelVBA入門】Integer型の最大値・使い方について徹底解説!

こんにちは、フリーランスエンジニア兼ライターのワキザカ サンシロウです。

皆さんは、VBAの数値を扱うための変数を知っていますか?

Integer型を使えば、数値を変数として使うことができます。数値の計算をすることの多いExcelだからこそ、よく使うので覚えておくと便利です。

そこで今回は、

  • 変数とは
  • Integer型の使い方
  • オーバーフローが起きたときの対処方法
  • 変数を数値判定して条件に使う方法
  • 数値から文字列に変換する方法

といった応用的な方法まで、徹底的に解説します!

変数の型とは

変数とは、値を保存しておくことができる箱のようなものです。

値を入れたり、使ったりすることができます。次のように書くことで、変数を使うことができます。

型名で整数、小数、文字列など何を入れる箱なのか宣言してから、値を入れて使います。

例えば、次のようなイメージです。変数サンプルコード:

実行結果:

このように、「Dimで変数の名前と型を決める → 変数に値を入れる → 使いたい場所で変数名を使う」の流れで簡単に変数を使うことができます。

変数の中でも、数値を使うときにInteger型はとても便利なので、今回はInteger型の使い方に特化して解説します!

その他の変数の使い方について知りたい方は、以下で詳しく解説しているので見てみてくださいね!

【VBA入門】変数をDimで宣言し、 Asでデータ型を定義する方法
更新日 : 2019年4月21日

Integer型の使い方

次に、Integer型の使い方について簡単に解説します。

先ほど説明した通り、Integer型は次のように使います。

使い方:

Integer型だけのサンプルを用意しました。

サンプルコード:

実行結果:

このサンプルでは、intNum(個数)intCost(1個当たりのコスト)Integer型の変数にして値を入れた後に、intTotalCost(合計金額)をintNum、intCostをかけた値で計算して、合計金額をメッセージで表示しています。

このように、値を入れて計算で使うことができるので、変数はとても便利ですね。

補足:オーバーフローエラーの対処方法

ただ、一点注意点があります。

変数には値を入れる最大範囲が型ごとに決まっているため、Integer型も値を入れる上限があります。

Integer型の数値の範囲は「-32,768 ~ 32,767」です。

そのため、-32,768よりも小さく、32,767よりも大きい数値を入れるとエラーになってしまうので注意が必要です。言葉だけでは伝わりづらいので、実際にエラーが出るサンプルを用意しました。

エラーサンプルコード:

実行結果:

先ほどのサンプルのintCostを1,000から100,000に変更しています。このように型の最大範囲を超えてしまうと、オーバーフローのエラーが出てしまうわけですね。オーバーフローが起きたときは、範囲が大きな変数の型に変えればOKです。

今回の場合はInteger型と同じ整数を入れる型にLong型があるので、Long型に変えればエラーは出なくなります。Long型は桁の範囲が「-2,147,483,648 ~ 2,147,483,647」なので、大きな数値を使う場合はLong型がおすすめです!

型を確認して条件に使う方法

今までInteger型の使い方について解説してきましたが、Integer型は数値のみ入れることができるので、文字列等が入ってきた場合にエラーになってしまいます。

エラーコードサンプル:

実行結果:

そのため、変数に入れる値の数値判定を入れておくのがおすすめです!

IsNumeric関数を使えば、簡単に数値判定をすることができます。

IsNumericサンプルコード:

実行結果:

数値かどうか調べたい場合は、IsNumeric関数で良いですね。

ただ、小数が入ってきてほしくない場合など、厳密に値のチェックをしたい場合はTypeName関数で型を調べるのがおすすめです!

TypeNameサンプルコード:

実行結果:

型名がそのまま結果で返ってくるので、条件に使いやすいですね。

IsNumeric関数TypeName関数の使い方は以下で詳しく解説しているので、気になる方は見てみてくださいね!

【ExcelVBA入門】VBAで数値判定するためのIsNumeric関数の使い方とは
更新日 : 2018年8月20日
【ExcelVBA入門】文字列・数値を判定するためのTypeNameの使い方とは
更新日 : 2018年8月21日

数値を変換する方法

文字列を数値に変換した値を使って、計算したいケースもありますよね。Val関数を使えば、簡単に文字列を数値に変換することができます。

使い方:

以下で詳しく解説しているので、気になる方は見てみてくださいね!

【ExcelVBA入門】文字列を数値に変換するためのVal関数の使い方とは
更新日 : 2018年8月21日

まとめ

今回は、VBAでInteger型の変数を使う方法について解説しました。

変数は計算、結果の表示、値をセルに書き込む際など使いまわすことができるので、とてもおすすめです。使い方も簡単なので、ぜひ使ってみてくださいね!

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書いた人

Sanshiro Wakizaka

Sanshiro Wakizaka

フリーランスエンジニア兼ライターのワキザカ サンシロウです。
ExcelVBAの自動化ツール開発、WEB開発をメインにエンジニア業務をこなしつつ、サムライエンジニアにてライター業務をしております。

プログラミングをこれからやってみたい方に向けて、ためになる記事を全力で書いていきますので宜しくお願い致します!

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