Pythonで平均値や最大値・最小値を求める方法

数値を扱ったプログラミングをしていると、平均値や最大値・最小値を求める処理が必要になることがあります。

「リストの平均値を取得したい」
「リストの最大値を取得したい」
「リストの最小値を取得したい」
「Numpyで平均値・最大値・最小値をそれぞれ取得したい」

そこで、今回はPythonで平均値・最大値・最小値を求める方法について解説していきます。

【基礎】リストの平均値を取得する方法
【基礎】リストの平均値を取得する方法
【基礎】リストの平均値を取得する方法
【発展】Numpyで平均値・最大値・最小値を取得する方法

それぞれ実例を交えて紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

なお、Pythonの記事については、こちらにまとめています。

平均値を求める方法

Pythonで平均値を求めるにはリスト(配列)の合計値を取得するsum関数と、要素数(長さ)を取得するlen関数を使用します。

以下のように記述することで、平均値を求めることができます。

平均値 = sum(リスト) / len(リスト)

具体的には以下のようになります。

mylist = [10,20,30,40,50]
ave = sum(mylist) / len(mylist)

print(ave)

実行結果:

30.0

listの平均値である30が出力されました!


【なかなかエラーが解決できない…そんな悩みを解決します!】

登録無料で始められるプログラミングスクール「侍テラコヤ」

・回答率100%のQ&A掲示板でエラーを解決!
現役エンジニアとのオンライン相談で悩みを解決!
・50種類以上の教材で複数言語を習得!

侍テラコヤについて詳しく見る

最大値を求める方法

Pythonでリストの最大値を求めるにはmax関数を使用します。

以下のように記述するだけで簡単に最大値を求めることができます。

max(リスト)

具体的には以下のようになります。

mylist = [10, 20, 30, 40, 50] 

print(max(mylist))

実行結果:

50

最小値を求める方法

Pythonでリストの最小値を求めるにはmin関数を使用します。

min関数は以下のように記述します。

min(リスト)

具体的には以下のようになります。

mylist = [10, 20, 30, 40, 50]

print(min(mylist))

実行結果:

10

【なかなかエラーが解決できない…そんな悩みを解決します!】

登録無料で始められるプログラミングスクール「侍テラコヤ」

・回答率100%のQ&A掲示板でエラーを解決!
現役エンジニアとのオンライン相談で悩みを解決!
・50種類以上の教材で複数言語を習得!

侍テラコヤについて詳しく見る

Numpyで平均値・最大値・最小値を求める

ここではNumpyでの平均値・最大値・最小値を求める方法を解説していきます。

  • numpy.meanは平均値
  • numpy.max()は最大値
  • numpy.min()は最小値

をそれぞれ求めることができます。

あらかじめ以下のような3×4の配列を作っておきます。

import numpy as np

x = np.array([[1, 2, 3, 4], 
              [5, 6, 7, 8], 
              [9, 10, 11, 12]])

print(x)

Numpyについては以下の記事で詳しく解説しています。

平均値(mean)

平均値を算出するには、mean()を使用します。

meanは引数にリストを指定することで、平均値を取得できますが、引数にaxisを指定することで、行・列ごとの平均値を取得することもできます。

import numpy as np

x = np.array([[1, 2, 3, 4], 
              [5, 6, 7, 8], 
              [9, 10, 11, 12]])

print(np.mean(x))
print(np.mean(x, axis=0))
print(np.mean(x, axis=1))

実行結果:

6.5
[ 5.  6.  7.  8.]
[  2.5   6.5  10.5]

最大値(max)

最大値を算出するには、max()を使用します。

mean同様に引数にaxisを指定することで、行・列ごとの最大値を取得することもできます。

import numpy as np

x = np.array([[1, 2, 3, 4], 
              [5, 6, 7, 8], 
              [9, 10, 11, 12]])

print(np.max(x))
print(np.max(x, axis=0))
print(np.max(x, axis=1))

実行結果:

12
[ 9 10 11 12]
[ 4  8 12]

最小値(min)

最小値を算出するには、min()を使用します。

mean同様に引数にaxisを指定することで、行・列ごとの最大値を取得することもできます。

import numpy as np

x = np.array([[1, 2, 3, 4], 
              [5, 6, 7, 8], 
              [9, 10, 11, 12]])

print(np.min(x))
print(np.min(x, axis=0))
print(np.min(x, axis=1))

実行結果:

1
[1 2 3 4]
[1 5 9]

まとめ

ここでは、Pythonで平均値・最大値・最小値を求める方法をそれぞれ解説しました。

  • リストの平均値を取得する方法
  • リストの平均値を取得する方法
  • リストの平均値を取得する方法
  • Numpyで平均値・最大値・最小値を取得する方法

数値を扱う場合、紹介した方法を使用して平均値・最大値・最小値を求めることはよくありますので使い方についてはしっかりと理解しておきましょう。

プログラミング学習中、
誰かへ相談したいことはありませんか?

SAMURAI TERAKOYA

プログラミングはエラーの連続。作業を進めるなかで誰かに教えてほしい場面は多いですよね。

そんな悩みを解決できるのが、侍テラコヤです。登録無料で始められて、現役エンジニアとオンラインで相談できるほか、回答率100%のQA掲示版でプログラミングに関する悩みを解決します!

気になる方はぜひ詳細をご覧ください。

→侍テラコヤの詳細をみる

Writer

侍テック編集部

株式会社SAMURAI

侍エンジニア塾は「人生を変えるプログラミング学習」をコンセンプトに、過去多くのフリーランスエンジニアを輩出したプログラミングスクールです。侍テック編集部では技術系コンテンツを中心に有用な情報を発信していきます。

あなたの目的に合わせた
SAMURAI ENGINEERの運営サービス

SAMURAI ENGINEER Pro

未経験でも挫折しないプログラミングスクール

詳細はこちら

SAMURAI TERAKOYA

日本最大級のサブスク型オンラインITスクール

詳細はこちら

SAMURAI ENGINEER Freelance

「一人で稼げる」スキルを身につける

詳細はこちら
Close