cakephp公式チュートリアルを読む気はしないがcakephpを覚えたい

こんにちは!独学プログラマー&ライターのつぶらやです。

プログラムの勉強を始めた頃、心から思った事。

公式サイトが読みにくい!
文字ばかりで、一つ一つの単語がわからなくて最後まで読める気がしない。

phpに慣れて、cakephpを始めた時もそうでした。

cakephpの公式ページにはチュートリアルが掲載されており、cakephpのインストールから環境設定まで書いてあるのに、自分一人で最後まで実行できると思えませんでした。

そこでわたしのように、

  • 公式をもっと簡単に説明しているサイトはないのか。
  • もっと簡単に実行出来そうなチュートリアルはないのか。

そんな悩みを持ってこちらに来られた皆さまに、cakephpの公式チュートリアルを少しでもチャレンジする人が増えるように、cakephpへ入門出来るように解説していこうと思います。

目次

トライするために準備するもの

早速説明をしたいのですが、その前に最低限用意しないといけないものがあります。

  • Apacheなどの動いているWebサーバー
  •  WebサーバーにPHPをインストール
  •  MySQLなどのデータベースサーバー

上記の準備が出来ていないと早速つまづいてしまいます。インターネット上で検索すると色々解説しているサイトがありますので、準備をしてください。

cakephpという名前ですから、cakephpはphpのフレームワークです。フレームワークとは、【より効率よく開発ができる機能のかたまり】とイメージしてください。

phpの知識が0の場合は、先にphpについても下調べしておきましょう。こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

公式チュートリアル 超入門編

準備が整ったら先に進みましょう。公式チュートリアルのなかでも有名なのが、ブログチュートリアルがあります。

https://book.cakephp.org/3.0/ja/tutorials-and-examples/blog/blog.html
https://book.cakephp.org/3.0/ja/tutorials-and-examples/blog/part-two.html

このチュートリアルはcakephpのインストールから、画面の表示まで説明されており、入門としては最適な内容なのです。ただ、文字の説明が上から下までずらっと並んでおり、どれだけの項目をこなせば最後まで辿り着くのかわからないのは、初心者の方にとっては辛いと思います。

そこでまず、項目を細分化してみます。全体像がわかれば、ゴールのイメージをしやすいです。

1.cakephpのインストール

まずはインストールです。書かれている通りに実行します。

2.tmpとlogsというフォルダに権限を与える

cakephpが動く時にフォルダに対して書き込みを行ったりします。その時に書き込みの権限がないとエラーが起こりますので、エラーを回避するために行います。

3.データベースの作成

作成するブログ用のデータを追加します。Insertやcreateなどのsql文をそのままコピーして実行してください。

日本語で書かれた部分は自分の好きな言葉に変えてもいいですね。ただし、前後の‘は、消さないように。ちゃんと意味のある記号なのです。

4.データベースの設定

cakephpとデータベースを接続するための設定です。これも書かれている通りで大丈夫です。

⒌モデルの作成

データベースからデータを取得するためのモデルというファイルを作成します。モデルについては次の項目で簡単に説明します。

6.コントローラーの作成

【ブログに記事を投稿する】といった動きを記述するコントローラーを作成します。コントローラーについては次の項目で簡単に説明します。

⒎ビューの作成

画面に表示を内容を記述するビューを作成します。ビューについては次の項目で簡単に説明します。

8.表示以外の機能を追加

7.まで行うと、画面に3.で作成したデータが画面に表示されるようになります。記事を追加出来るようにしたり、機能を追加していく作業です。

以上でブログチュートリアルの入門編は終わりです。大体のイメージがつきましたでしょうか。

イメージがついたら、もう一度公式チュートリアルを読んでみてください。

きっと初めて読んだときよりも少し頭に入りやすくなっていると思います。

初心者がつまづいてしまうcakephpの超基本編

初めての事を学ぶ時にはわからない用語が沢山あると思います。今回はチュートリアルの理解にも役立つ以下の2つを説明します。

MVC

エムブイシーと読みます。

プログラムの役割分担のようなもので、以下の3つに作業を分担しています。

Model(モデル)
データを取得・加工の命令を書くファイル

View(ビュー)
表示する内容を書くファイル

Controller(コントローラー)
記事を投稿するなど機能の命令を書くファイル

上記3つの頭文字をとってMVCです。cakephpはこの主に3つのファイルで命令や情報をやりとりして動きます。

命名規則

命名規則とは名前付けのルールです。

プログラムを書く時、沢山のファイルやテーブルに名前をつけます。cakephpの場合、このルールに従わないとうまく動かない場合もあります。

チュートリアルで関係する部分だと、

テーブル名は、複数形にする
モデル名は、テーブル名をキャメル型で単数形にしたもの
[su_spacer size=”20″]

などですね。今は詳しく覚えなくても、チュートリアルの通りに書けば大丈夫です。

ただ、規則によって名前が付けられていることを覚えておいてください。勉強を続けていると、いつかこの事か!と思う時がくると思います。

公式以外の入門にオススメのチュートリアル

最後に公式ではやっぱり難しい!という場合におすすめしたいチュートリアルを二つお伝えします。

ドットインストール
https://dotinstall.com/lessons/basic_cakephp_v2

CakePHP3超入門!Hello Worldを表示するゾ!
http://moblog.absgexp.net/cakehello/

上記、どちらとも初心者向きの内容です。公式がどうしてもわからない、他のチュートリアルがいい方はこちらに挑戦してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回はcakephpのチュートリアルについてお話ししましたが如何でしたでしょうか。持論ですが、初めの一歩はどんな分野でも辛いですが、少しずつ段階を踏めばどうにかなると思います。

わからない場合は、分解して考えて少しずつでも進んでください。プログラムは続ければ、理解できます。

それでは、また。

この記事を書いた人

独学PG&SE、東京在住30代女性。
誰でもプログラマーになれるがモットーで、わかりやすい記事を目指しています。

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