Pythonでファイルを削除する方法をパターン別に解説

Pythonでファイル・ディレクトリを削除するにはどうすればいいの?
ファイル・ディレクトリをまとめて削除するにはどうすればいいの?
ファイルの削除に失敗した場合の対処法は?

Pythonでファイルを扱っている場合、このような問題に直面することもあると思います。

そこで、ここではPythonでファイルやディレクトリを削除する方法について、ファイル名を指定して削除する方法や、ファイルをワイルドカードを使用してまとめて削除する方法などについて解説していきます。

  • ファイル名を指定して削除する方法
  • ファイルを複数まとめて削除する方法
  • ディレクトリを削除する方法
  • 削除時にエラーが発生した場合の対処法

ファイルを扱う操作は実際の開発でもよく行いますので、この機会にぜひ覚えておきましょう!

Pythonでファイルを削除する方法

指定したファイルを削除

ファイルを削除するには、osモジュールのremove関数を使用します。

【書き方】

import os
os.remove(file)

ファイルの指定は絶対パスと相対パスどちらでも可能です。では実際にプログラムと同じディレクトリにあるsample.txtを削除する方法を紹介します。

サンプルプログラム:

import os
os.remove("sample.txt")

このように記述するだけで簡単にファイルを削除することができます。また、絶対パスでフルパスを指定して削除することも可能です。

サンプルプログラム:

import os
os.remove("/Users/taka/python/sample.txt")

このように削除対象のファイルがPythonプログラムと違うディレクトリに存在する場合は、パスを指定して削除することができます。

複数のファイルを削除

ファイルやを削除するremove関数ですが、複数のファイルをまとめて削除することはできません。では複数のファイルまとめて削除するにはどうすれば良いでしょうか?

たとえば、「sample1.txt〜sample3.txt」というファイルをまとめて削除したい場合、簡単な方法としてはglobモジュールのglob関数で正規表現を使用して一致するファイルをリストで取得します。

そして、リストで取得したオブジェクトを繰り返し処理で1つずつremove関数でファイル削除を実行すれば、複数のファイルを削除することができます。以下にファイルの一覧をリストに取得後、まとめて削除する方法を紹介します。

サンプルプログラム:

import glob
import os
 
file_list = glob.glob("sample*txt")

for file in file_list:
    print("remove:{0}".format(file))
    os.remove(file)

実行結果:

remove:sample1.txt
remove:sample2.txt
remove:sample3.txt

このようにまとめて削除することができました。ここではglob関数の引数に*「ワイルドカード」を使用して、sampleという文字列に一致したtxtファイルが存在したらまとめて削除しています。後述するディレクトリも同じ要領で削除することができます。

また、拡張子「.txt」のファイルをまとめて削除したい場合は、glob関数で正規表現で「*.txt」と指定すればOKです。

ディレクトリを削除する方法

空のディレクトリを削除する

空のディレクトリを削除するにはosモジュールのrmdir関数を使用します。

以下の例ではディレクトリsubdirを指定して削除しています。サンプルプログラム:

import os
os.rmdir("subdir")

注意点として、rmdir関数は空のディレクトリのみ削除することができます。ディレクトリにファイルやサブディレクトリが存在する場合はエラーが発生しますので注意しましょう。

ディレクトリ全体を削除する

ディレクトリに含まれるファイルやサブディレクトリをまるごと削除するには、shutilモジュールのrmtree関数を使用します。

サンプルプログラム:

import shutil
shutil.rmtree("subdir")

rmtree関数はディレクトリ全体を削除してしまうため、もし削除されたくないファイルなどが存在する場合は注意しましょう。

削除に失敗した場合の対処法

ファイルやディレクトリの削除に失敗した場合、以下のような原因が考えられます。

  • パスが存在しない
  • ファイルが存在しない
  • ディレクトリが存在しない

そのため、削除処理を行う前に存在チェックを行うことをおすすめします。以下にそれぞれチェック方法について紹介します。

パスの存在確認

指定したパスにファイルが存在するか確認したい場合は、osモジュールpath.exists関数を使用します。

サンプルプログラム:

import os
print(os.path.exists("/Users/taka/python/sample.txt"))

実行結果:

True

ここでは指定した「/Users/taka/python/sample.txt」が存在するためtrueを返しています。

ファイルの存在確認

削除対象のファイルがファイルとして存在・認識されているか確認する場合はpath.isfile関数を使用します。

サンプルプログラム:

import os
print(os.path.isfile("/Users/taka/python/sample.txt"))

実行結果:

True

ディレクトリの存在確認

削除対象のディレクトリがディレクトリとして存在・認識されているか確認する場合はpath.isdir関数を使用します。

import os
print(os.path.isdir("/Users/taka/python/sub"))

実行結果:

True

さまざまなファイルの操作方法

Pythonにはファイルを操作するさまざまな方法があります。

以下の記事ではファイルの削除・名前の変更・更新日の確認・ファイルの存在有無などのファイル処理について紹介しています。気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね!

まとめ

ここでは、Pythonでファイル・ディレクトリを削除する方法を解説しました。ファイル・ディレクトリの削除はosモジュールの関数をそれぞれ使えば簡単に削除できることがわかりました。

また、複数のファイルを削除する場合や削除に失敗した場合の対処法についても解説しました。もし、ファイル・ディレクトリを削除する方法を忘れてしまったら、この記事を思い出してくださいね!

LINEで送る
Pocket

「プログラミング、右も左もわからない…」という方にオススメ

当プログラミングスクール「侍エンジニア塾」では、これまで6000人以上のエンジニアを輩出してきました。

その経験を通してプログラミング学習に成功する人は、「目的目標が明確でそれに合わせた学習プランがあること」「常に相談できる人がそばにいること」「自己解決能力が身につくこと」この3つが根付いている傾向を発見しました。

侍エンジニア塾は上記3つの成功ポイントを満たすようなサービス設計に磨きをかけております。

cta_under_bnr

「自分のスタイルや目的に合わせて学習を進めたいな」とお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。

書いた人

ヤマシタ

システムエンジニアとして10年勤務→フリーランスへ。現在は侍ブログ編集部としてこれまでに200記事以上の記事を執筆。
大規模システム開発からWebアプリ開発まで経験あり。最近ではPythonの機械学習に挑戦中。