CSSでフォントサイズを自由に変更! font-sizeの使い方

こんにちは! ライターのナナミです。

文字のサイズ調整、簡単なように見えてちょっと難しいところありますよね。

そもそも指定の仕方がわからない…
なんか単位が色々あるんだけど何が違うんだろう…

そんなお悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?ということで、今回は文字のサイズを変更するfont-sizeを解説していきます。

この記事の流れはこんな感じです。

  • 【基礎】font-sizeとは何か
  • 【基礎】font-sizeの使い方
  • 【発展】font-sizeで指定できる単位
  • 【発展】font-sizeおすすめ指定

大きさで強弱をつけるだけでも、おしゃれになったり読みやすくなったり、いいこと色々。バッチリ覚えちゃいましょう。

目次

font-sizeとは?

font-sizeは文字サイズを指定するプロパティです。
意味そのままでわかりやすいですね。

font-size1

指定する際は、pxや%、emなど、色々な単位を使うことができます。
単位については、後の項目で詳しく解説しますね。

大きさの決まり方

指定した数値は、文字の高さに反映されます。

font-size0

20pxを指定すると、高さが20pxある文字が表示されるというわけです。

ブラウザ対応もバッチリ

オールドブラウザでもカレントブラウザでも、全く問題なく使うことができます。WEBサイト制作における基礎プロパティと言っても過言ではないでしょう。

font-sizeの指定方法

では、font-sizeの指定方法を見てみましょう。

CSS

セレクタ{
    font-size:大きさの指定;
}

大きさの指定の部分に、数値と単位を入れることで指定することができます。他にもsmallなどのキーワードで指定もできるのですが、あまり実用的ではないので今回は省略しちゃいます。キーワード指定も知りたい方は、リファレンスで確認してみてください。
http://www.htmq.com/style/font-size.shtml

使ってみるとこんな感じです。

font-size1

HTML

<div>
    基本の大きさです
    <div class="size_test">
        大きくできます
    </div>
    <div class="size_test2">
        小さくもできます
    </div>
</div>

CSS

.size_test {
    font-size:  40px;    /* 文字サイズ指定 */
}
.size_test2 {
    font-size:  12px;    /* 文字サイズ指定 */
}

大きさが違うと、読みやすさや印象がガラッと変わりますね!

font-sizeで指定できる単位

font-sizeは、色々な単位で大きさを指定することができます。今回はWEBでよく使われる6種類をピックアップしてみました。

単位説明
px
(ピクセル)
明示的にpxで指定します。font-size: 30px;を指定
font-size2
%
(パーセント)
親要素に対してどのくらいの大きさなのか、割合で指定します。font-size: 150%;を指定
font-size2
em
(エム)
親要素に対してどのくらいの大きさなのか、割合で指定します。
1で親要素と同じ、2で二倍にの大きさになります。
font-size: 1.5em;を指定
font-size3
rem
(レム)
<html>タグに指定されたフォントの大きさに対して、割合で指定します。
1で<html>タグの指定と同じ、2で二倍の大きさになります。
font-size: 1.5rem;を指定
font-size4
vh
(Viewport Height)
表示画面の高さを基準に、割合で指定します。
1で高さの1%、2で2%になります。
font-size: 5vh;を指定
(画面の高さは571px)

font-size5
vw
(Viewport Width)
表示画面の幅を基準に、割合で指定します。
1で幅の1%、2で2%になります。
font-size: 5vw;を指定
(画面の幅は700px)

font-size6-2

大きさを具体的に決めてしまう絶対指定と、他の要素を基準にする相対指定があるという感じです。他にも色々な単位があるのですが、WEBではあまり使われないので割愛しちゃいますね。詳しく知りたい方は、下記のサイトの一覧がわかりやすいですよ!
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/4726/fontsize.html

どれが向いているのかは、正直その時次第です。次の項目を参考にして、確認しつつ使ってみましょう。

font-sizeおすすめ設定

こんなに単位の種類があってどうしたらいいのかわからないよ…

というあなたに、どんな時にどの単位がおすすめかをまとめました。参考にしてみてくださいね。

文字の大きさを絶対変えたくないならpx

px以外の単位は、他の要素の文字サイズ指定の影響を受けてしまいます。この文字は絶対このサイズのままがいい!という時は、pxでしっかり決めてしまいましょう。

レスポンシブなサイトならrem

スマホの時もパソコンと同じHTMLソースを使う、レスポンシブというやり方がありますね。その時は断然remがおすすめです。

パソコンで20pxで指定した文字だと、スマホの時は大きすぎて読みづらくなる…

なんてことありますよね。その時に、いちいち全てのフォントを調整するのはなかなか骨の折れる作業です。

しかしremで指定しておけば、<html>タグのフォントサイズを調整するだけで全てのフォントのサイズを調整することができます。

font-size6

細かい調整は必要だとは思いますが、pxなどで指定しているよりも絶対に楽ちんです。
騙されたと思って使ってみてください。

ウェブサイト制作スキルで自由に働けるようになりたい人は

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まとめ

いかがでしたか?

font-sizeの指定自体はとっても簡単ですね。単位もうまく使い分ければ、今までよりもコーディングがもっと楽になるかもしれません。わからなくなったら、また確認しに来てくださいね!

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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