AIが搭載されたサイトってどれだろう?
無料で試せるのがいいな…
近年、AIサイトといったAIを活用したサービスが数多く登場しています。
ただ、実際どんなものなのか、イメージが湧かない人は多いですよね。また、お試し感覚で使ってみたい人もいるはず。
そこで、次のトピック別におすすめの無料AIサイトを紹介します。
AIサイトでできることや活用する際の注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
AIサイトとは「さまざまなものが自動で作れるWebサービス」
AIサイトは「AIを活用して成果物を自動で作成できるWebサービス」のことです。機械学習やディープラーニングなどのAI技術を活用することで、作業を自動で処理できます。
たとえば、
- 要望を忠実に再現した画像やイラストの自動生成
- 読み込んだ画像のイラスト・絵画化
- 質問内容に対する回答作成
- 条件に合う作曲作成
など、膨大なデータを活用し自動で成果物が作成可能です。自動生成であるため、必ず自分好みの成果物ができるとは限りません。しかし、時間のかかる作業を一瞬で行えるのは、AIサイトの大きな魅力です。
また、AIサイトであればインターネット環境があればさまざまなデバイスで利用できます。スマートフォンやパソコンなどを併用して利用できるため便利です。無料で利用できるサイトも多く、お試し感覚でAI機能を利用できます。
AIサイトでできること
ここからは、AIサイトでできることを、4つにまとめて解説します。
画像/イラストの作成
AIサイトでは、画像やイラストの自動作成が可能です。
下記のように、テキストの条件に合う画像を自動生成できるサイトもあれば、読み込んだ画像のイラスト・絵画化ができるものもあります。
AIサイト名 | できること |
Canva | ・テキストをもとにした画像生成 ・参考画像の分析結果を活かした類似画像の生成 |
bing Image Creator | テキストをもとに画像生成 |
Leonardo.ai | ・用意されたモデルをもとに画像生成 ・条件を選択して画像生成 |
同じ画像の自動生成サイトでも、画像の生成方法は異なります。テキストのみで指示を出すサイトもあれば、画像のサイズや映り込む人物の詳細まで指示できるものもあるのです。
使いやすさや画像の再現性はサイトにより異なるため、自分の希望を実現しやすいAIサイトを見つけて利用すると良いでしょう。
文章の作成
AIサイトでは、文章も自動で作成可能です。下記のとおり、質問に対して適切な文章を自動作成するサイトや、Zoomでの会議録を要約するものなどがあります。
AIサイト名 | できること |
Chat GPT | ・テキストでの質問に対する回答 ・テキストの条件に合う文章作成 ・作詞/作曲 ・文章の校正 ・文章の翻訳 など |
Notion AI | ・議事録の分析・要約 ・メモの分析・要約・抽出 ・文章の編集 ・文章の校正 ・文章の翻訳 など |
AI GIJIROKU | ・Zoom会議の字幕表示 ・音声認識機能を活用した議事録作成 ・議事録の要約作成 など |
文章の自動作成機能を活用すれば、ブログや自社メディアの記事執筆、作詞・作曲なども可能です。また、単純な文章作成以外にも、音声データのテキスト化や要約ができるサービスもあります。
文章作成は日本語の文法や事例データを分析すればできるため、AIとの相性がいい分野です。
動画の作成
AIサイトでは、動画も自動で作成可能です。下記のとおり、動画の撮影やカットなど、手間のかかる作業を自動化できます。
AIサイト名 | できること |
elai | ・テキストから動画作成 ・動画の多言語化 ・AIアバターを使用した動画作成 など |
runway | ・テキストから動画を合成作成 ・映像から対象物の削除 ・背景の削除 など |
lumen5 | 素材を使用した動画作成 |
AIサイトには、テキストから動画を作成できるものや、素材を直感的に操作するだけで完了するサイトもあります。これらのサイトを使えば、動画編集の経験がない人でも動画を作成可能です。
最近ではテキストに加え、動画の需要は高いため、自動で作成できるAIサイトの需要は高いといえます。
テキストでの会話
AIサイトには、人間と話すようにAIと会話できるサービスもあります。下記のとおり、チャット形式で友達のような会話や、気になる話題の質問ができます。
AIサイト名 | できること |
Chat GPT | ・テキストでの質問に対する回答 ・繰り返しの質問と回答 ・返信機能を使い友達感覚で会話を楽しむ など |
Perplexity AI | テキストでの質問に対する回答 |
Bing AI | ・テキストでの質問に対する回答 ・繰り返しの質問と回答 ・該当情報が掲載されているサイトの検索 ・対人のような文章のやり取り |
AIサイトを使えば、単純に質問に対する返答を行うだけでなく、まるで人と話しているような口調で会話を楽しめます。
友達と雑談する感覚を1人でも楽しめるのは、AIサイトの魅力です。また、壁打ちのようにさまざまな情報や疑問を問いかけ続けることで、新しいアイデアにつなげる使い方もあります。
画像作成におすすめの無料AIサイト/サービス9選
ここでは、画像作成におすすめの無料AIサイトを、9つ紹介します。
Canva
料金 | |
無料プラン | 無料 |
Canva Pro | 年間1万2,000円(月額1,500円) |
Canva for Teams | 年間1万8,000円~(月額1,800円~) |
Canvaは、テキストや参考画像から自分好みの画像を自動生成できるサイトです。
テキストで希望する画像の詳細を記載すれば、その特徴をとらえた画像を生成できます。また、Canvaはテキストから画像を生成するだけでなく、参考画像から特徴を分析して新しい画像を作成できます。言葉で表現するのは難しいが、好みの画像を真似したい場合に便利です。
Canvaは、YouTubeやSNSのサムネイル作成向けの機能もあるため、作成した画像と組み合わせて利用すれば作業を効率化できます。
なお、Canvaは無料プランと年間1万2,000円(月額1,500円)のProプランがあります。無料プランは使用できる画像などの素材や、画像修正など一部機能が利用できません。有料プランであれば、すべての機能と素材を使い画像を生成できます。
Canvaの商業利用に関しては「AI製品利用規約」に従う限り可能です。ただし、公式サイトの「よくある質問」には、作成された画像は他者も利用する可能性がある点が指摘されています。
同じ素材を使い画像を生成した場合、似た画像が生成される可能性があるのです。そのため、商業利用をするときは、所在地で法的助言を求めることを推奨しています。
このように、Canvaはテキストや参考画像を使い、自分好みの画像を簡単に作成できます。YouTubeやSNSなどで使用する画像を探している人にも、おすすめのサイトです。
公式サイトで詳細を見るStable Diffusion
料金 | |
無料のオープンソース | 無料 |
Stable Diffusionは、イギリスのAI開発企業が制作した画像AI生成モデルです。
無料のオープンソースのため、手軽に利用できます。オープンソースは誰でも利用できるように技術を公開する仕組みのことです。
Stable Diffusionはテキストをもとに画像を生成する仕組みで、英単語で入力した内容のイメージに合う画像を作成できます。作成できる画像のジャンルは幅広く、風景画像や人物画像、近代的な都市の風景などさまざまな需要に対応しているサイトです。
基本的に英単語での記載を前提としているため、日本語で入力した場合はイメージと異なる画像に仕上がる可能性がある点は注意しましょう。なお、商業利用に関しては、明確な記載は見つかりませんでした。詳細は「利用規約」でご確認ください。
このように、Stable Diffusionはテキストで画像を簡単に作成できるサイトです。手軽にAIの画像生成機能を使用してみたい人に向いています。
公式サイトで詳細を見るMidjourney(ミッドジャーニー)
料金 | |
公式Discordへの参加 | 無料 |
ベーシックプラン | 月額10ドル(年間契約は月額8ドル) |
スタンダードプラン | 月額30ドル(年間契約は月額24ドル) |
プロプラン | 月額60ドル(年間契約は月額48ドル) |
Midjourneyは、テキストで画像を生成できるAIサイトです。
少し前まで無料版が提供されていましたが、2023年6月現在は公式Discordへの参加まで無料でできます。画像を自動生成するには有料プランへの加入が必要で、プランごとに使用できるGPU(処理機能)の利用時間や機能に差があります。
スタンダードプランとプロプランは、GPU速度を遅くすれば(リラックスモード)無制限で画像を生成可能です。たくさん画像を生成したい人でも、満足できる内容でしょう。
Midjourneyの画像生成は、英単語で入力したテキストをもとに作成されます。1回で4枚画像が作成されるため、そのなかから自分好みの画像を選択可能です。風景画像や人物画像など、幅広い画像を自動生成できるのは魅力といえます。
なお、商業利用に関しては「利用規約」を遵守したうえで有料プランを利用していれば可能です。ただし、年間総収入が100万ドルを超える企業の場合、プロプランを利用する必要があります。
Midjourneyは、テキストでイメージを入力し、自分好みの画像を素早く作成したい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見るbing Image Creator
料金 | |
すべてのサービス利用 | 無料 |
bing Image Creatorは、テキストで自分好みの画像を生成できるAIサイトです。
Microsoftアカウントがあれば誰でも無料で利用でき、手軽にAI機能を試せます。また公式サイトには、より良い画像を生成するコツが記載されていました。名詞・形容詞や場所の指定、画風などより具体的な指示を出すほどイメージに近い画像を作成できるようです。
なお、商業利用の可否に関しては、明確な記載はありませんでした。詳しくは「利用規約」をご確認後、お問い合わせをお願いします。
このように、bing Image Creatorは、無料でAIによる画像生成を試したい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見るAdobe Firefly
料金 | |
ベータ版 | 無料※随時Adobe製品に実装予定 |
Adobe Fireflyはテキストからの画像生成や画像編集などを、無料で利用できるAIサイトです。
画像の色を変更したり、3D素材から画像を作成できます。さらに、実装前ではあるものの、白黒画像をフルカラーに変換する機能の実装も検討中です。
Adobe製品には、PhotoshopやIllustratorなどクリエイターの多くが利用するサービスがたくさんあります。これらのサービスとAI機能が組み合わされれば、さらなる利便性の向上が期待できるでしょう。
なお、商業利用に関しては、ベータ版は不可です。公式サイトでは、ベータ版が終了すれば商業利用が可能になると記載があります。このように、Adobe Fireflyは複雑な画像生成を自動化できるAIサイトです。現状ではベータ版ですが、使いやすさや活用方法などを検討すると良いでしょう。
公式サイトで詳細を見るDALL-E-2
料金 | |
ベータ版の利用 | 無料 |
DALL-E-2は2021年に発表されたDALL-Eの後継サービスで、無料でテキストの内容に沿った画像を生成できるモデルです。
たとえば「草原を駆け抜ける馬に乗る騎士」と記載した場合、イメージに合う画像が数枚自動生成されます。また1から画像を生成するだけでなく、既存画像への素材の合成や追加も可能です。特定のキャラクターを風景のなかに入れるなど、よりクリエイティブな使い方ができます。
2023年7月現在、DALL-E-2はデータ版であるため、今後さらに機能が追加される可能性もあるでしょう。
なお、商業利用に関しては、明確な記載を確認できませんでした。詳しくは「公式サイト」で確認するか、運営企業にお問い合わせください。このように、DALL-E-2はテキストでイメージどおりの画像・イラストを作成できるAIサイトです。
公式サイトで詳細を見るLeonardo.ai
料金 | |
無料プラン | 無料(1日150枚まで) |
Apprentice | 月額12ドル(1ヶ月8,500枚) |
Artisan | 月額30ドル(1ヶ月2万5,000枚) |
Maestro | 月額60ドル(1ヶ月6万枚) |
Leonardo.aiは、ファンタジーやアニメ風な画像やイラスト生成ができるサイトです。
リアルな風景や人物というより、ゲームやファンタジーの世界を再現したような画風が特徴といえます。画像は用意されたモデルを選択したり、テキストで情報を与えたりすることで自動生成されます。1度作成した画像に追加で素材を合成することも可能なため、自分好みの画像を作りやすいです。
無料プランでは1日250枚まで画像を生成できるため、お試し利用であれば問題ないでしょう。さらに多くの画像を生成したい場合は、有料プランもあります。無料プランと有料プランでは、使用できる機能と画像の生成数に差があるため、自分の目的に合わせて選択しましょう。
なお、Leonardo.aiは利用規約を遵守すれば商業利用が可能です。SNSのアイコンやキャラクター作成など、ビジネスやマーケティング素材として利用もできます。
このように、Leonardo.aiはアニメやファンタジーのような画風の画像を作成したい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見るPicWish
料金 | |
無料会員 | 無料(透かしなしでフリー画像を保存可能) |
都度課金 | 2,200円~ |
月額課金 | 859円~ |
PicWishは、AIを活用した画像の編集や加工機能が利用できるサイトです。
画像の背景切り抜きや、画像の高画質化、画像のテキスト化など豊富な加工機能を使用できます。また、他のAI画像生成サイトのように、テキストから画像を生成する機能も利用可能です。ただし、AIによる画像生成機能を使用するには、有料プランへ加入しなければいけません。
有料プランは都度課金と月額課金があり、利用できるクレジット数によりプランがわかれています。たとえば、AI画像生成機能は1画像で6クレジット必要です。月額制で最も安い859円のプランであれば、月50クレジット使用できるため、月約8枚画像を生成できます。
機能ごとに消費するクレジット数が異なるため、自分の利用目的に合わせてプランを選択するとよいでしょう。なお、PicWishのAI生成で作成した画像は商業利用が可能です。また加工機能に関しては、使用する元画像の著作権を持つ場合、商業利用できます。
このように、PicWishはAIを活用して画像の修正や加工がしたい人や、テキストで画像を自動生成したい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見るNightCafe(ナイトカフェ)
料金 | |
無料プラン | 無料 |
一部機能 | 課金制度あり |
NightCafeは、基本機能を無料で利用できるAIサイトです。
毎日無料クレジットが付与されるため、無料でも十分機能を使えます。保有している画像をイラストに変換したり、テキストから画像を自動生成したりする機能が利用可能です。
また、作成された画像はコミュニティで公開でき、参加者同士で他作品を評価し合えます。他の人の作品を見ることで、新しいアイデアの参考にできるでしょう。
料金は基本無料ですが、高解像度の画像を作成するときや画像を印刷したいときなど一部で課金が求められる可能性があります。なお、商業利用に関しては、明確な記載がありませんでした。詳しくは「公式サイト」でご確認ください。
このように、NightCafeは無料で手軽にAI画像生成を体験できるサイトです。
公式サイトで詳細を見る文章作成におすすめの無料AIサイト/サービス5選
ここでは、文章作成におすすめの無料AIサイトを5つ紹介します。
ChatGPT
料金 | |
無料プラン | 無料 |
ChatGPT Plus | 月額20ドル |
ChatGPTは、2023年現在世界的に注目されているAIサイトです。
テキストで入力した指示に対し、的確な回答が生成されます。Google検索のように疑問を解消できる回答から、小説や特定のアイデアなど複雑な返答も可能です。また、チャット形式の受け答えを繰り返せるため、AIを人に見立てて会話を楽しむこともできます。
従来のAIチャットは、回答文に違和感を感じるケースもありました。しかし、ChatGPTは自然な文章で回答されるうえに、内容も正確性が高まっています。
ChatGPTは開発段階であるため、今後もアップデートが予想されています。2023年現在、GPT-3の機能が使える無料プランと、GPT-4が利用できるChatGPT Plusが月額20ドルで利用可能です。
無料プランでもAIチャットのやり取りはできますが、混雑する時間帯はエラーや遅延が発生するケースがあります。一方有料プランであれば、安定して利用できるほか、回答内容の質も無料版に比べて高いです。
なお、有料・無料問わずコンテンツポリシーと規約に沿った内容であれば商業利用ができます。詳しくは「利用規約」や「コンテンツの方針」をご確認ください。
このように、ChatGPTは文章作成やアイデア出しなど、幅広く使用できるAIサイトです。
公式サイトで詳細を見るNotionAI
料金 | |
お試し利用 | 無料 |
年払い契約 | 月額8ドル |
月払い契約/フリープラン | 月額10ドル |
Notion AIはメモの作成・整理や、文章の添削など手間のかかる作業を自動化できるAIサイトです。Notionは多機能メモアプリとして愛用者は多く、メモや資料作成などを効率化できました。そこにAI機能を搭載することで、手間のかかる作業を自動化できるようにしたのです。
作成したメモの整理や要約を一瞬で行うため、利用者は別の作業に時間を使えます。それ以外にも、文章の添削や修正も自動で行えるため、ヒューマンエラーによるミスも減らせるのです。
なお、Notion AIは基本プランのオプションとして別料金設定ですが、事前に一部機能を無料で利用できます。無料機能以外を利用したい場合、Notionの通常料金+Notion AIの利用料が必要です。年払い契約で月額8ドル、月払いもしくはフリープランは月額10ドルで利用できます。
Notion AIの商業利用に関しては、明確な記載が見つかりませんでした。詳しくは「公式サイト」でご確認ください。
このように、NotionAIはメモの整理や文章作成に便利なAIサイトです。日常的なメモや、仕事のアイデアなどをまとめるなど幅広い使い方ができます。
公式サイトで詳細を見るELYZA Pencil(イライザペンシル)
料金 | |
無料プラン | 無料 |
ELYZA Pencilは、ビジネス向けの文章作成が強みのAIサイトです。
たとえば、
- ニュース記事
- メール文
- 職務経歴書
- SNSの投稿文 など
ビジネスで利用する文章を自動作成できます。キーワードを事前に登録しておき、そのワードからAIが文章を自動生成する仕組みです。実際に使用するときは内容の確認が必要ですが、短時間で文章作成できるのは大きなメリットでしょう。
ELYZA Pencilは無料で利用できるデモサイトのため、費用は必要ありません。ただし、法人のビジネス利用に関しては、費用がかかる可能性があるため、事前にご確認ください。
なお、商業利用に関しては、明確な記載がありませんでした。詳しくは「公式サイト」でお問い合わせをお願いいたします。
このように、ELYZA Pencilはビジネスで使用する文章作成に特化したAI文章作成サイトです。文章作成を効率化したい人は、ぜひ利用を検討してください。
公式サイトで詳細を見るShikaki(シカキ)
料金 | |
無料プラン | 無料 |
Shikakiは、AIを活用して歌詞を自動作成できる無料サイトです。
メロディーの音数や歌詞の方向性(バラード・男性目線など)など、細かい設定をしたうえで作成します。手軽に作詞ができるため、歌詞のアイデアがほしいときに役立つサイトです。
また、行ごとに歌詞を作りなおしたり、AIが生成した歌詞を自分で修正したりできます。作成した歌詞をもとにオリジナル要素を追加する使い方や、作成した歌詞を参考に自分で1から作詞する使い方もできるでしょう。
なお、商業利用に関しては明確な記載はありません。ただし「利用規約」には創作物に関する著作権はユーザーに帰属する旨の記載があるため、商業利用も認められる可能性はあります。詳しくは、公式サイトからお問い合わせください。
このように、Shikakiは歌詞作成のアイデアがほしい人や、手軽に作詞がしたい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見るAI GIJIROKU
料金 | |
チュートリアル | 無料 |
パーソナル(個人利用) | 月額1,500円(年間1万6,500円) |
チーム | 月額2万9,800円(年間32万7,800円) |
ビジネス | 月額20万円(年間220万円) |
AI GIJIROKUは、Zoomでのオンライン会議の議事録作成をサポートするサイトです。Zoomと連携するだけで、音声認識機能を使い発言を自動記録。発言者の特定を含め、自動で議事録を作成します。
また、会議中の自動字幕作成やリアルタイム翻訳など機能もあるため、快適なオンライン会議を実現できるのです。さらに、会議終了後は議事録の要約をAIが自動作成する機能もあり、雑務の時間を減らせます。
チュートリアルは無料で利用できますが、一部機能が制限されています。ビジネスで活用する場合、個人事業主はパーソナル、企業で利用するときはチームもしくはビジネスが良いでしょう。有料プランは、議事録の録音時間や利用できるメンバー数などが異なります。使用人数や頻度に合わせて、プランを選択すると良いでしょう。
なお、商業利用に関しては、ビジネス向けの議事録支援サービスであるため可能です。議事録作成の手間を削減したい場合や、議事録を有効活用したいときに利用を検討してください。
公式サイトで詳細を見る会話ができる無料AIサイト/サービスおすすめ5選
ここでは、会話ができるおすすめの無料AIサイトを5つ紹介します。
なお、先ほど紹介したChatGPTも会話が楽しめるAIサイトです。上記のサイトと同様に利用を検討してください。
Bing AI
料金 | |
全機能 | 無料 |
Bing AIは、マイクロソフトが開発したAIサイトです。
検索エンジンのBingにAI機能を搭載したサービスで、人間とのやり取りを思わせる自然な会話ができます。開発途中であるため、多少違和感のある返答もありますが、従来のAIチャットに比べると自然な文章です。
AIとの会話を楽しむ以外にも、天気やニュース情報などインターネットで検索できる情報も回答をもらえます。参考になるサイトも紹介してくれるため、深く調べたいときに役立つのです。
Bing AIは完全無料で提供されており、Webサイトとアプリで利用できます。現状では回答内容に間違いが含まれる場合もあるため、商業用に回答をそのまま利用するのはやめた方が良いでしょう。
AIとの会話を楽しんだり、情報検索のツールとして利用したりするのがおすすめです。
公式サイトで詳細を見るGoogle Bard
料金 | |
全機能(試験運用バージョン) | 無料 |
Google Bardは、無料で利用できるチャットサービスです。
テキストで質問を入力すると、AIが最適な回答をしてくれます。質問の仕方を工夫すれば、友達と会話しているかのようにチャットを楽しめるのも魅力です。
「20代 男性の友達になりきって回答して。」など設定を追加すると、本当に会話しているような自然な返答をもらえます。まだ試験運用中であるため、返答内容にばらつきはありますが、手軽にチャットを楽しめるのは魅力です。
なお、Google Bardはチャット機能がメインであるため、商業利用には向きません。誰かと会話したいが相手がいないときなど、AIと代わりに会話するのもおすすめです。
公式サイトで詳細を見るPerplexity AI
料金 | |
無料プラン | 無料 |
Proプラン | 月額20ドル(年間契約200ドル) |
Perplexity AIは、機械的に質問に対して回答が得られるサイトです。
AIを活用し、質問に対して適切な回答を自動生成します。正しくない回答をするケースもありますが、インターネット上から短時間で答えを導き出せるのです。
ただし、ChatGPTやGoogle Bardのように、人間と会話するようなやり取りはできません。機械的に質問に答えるだけであるため、会話は一方通行です。しかし、質問には答えてくれるため、悩みの相談をするなど使い方を工夫すれば楽しめます。
料金プランは、一部性能が制限されたものを無料で利用できます。GPT-4へのアクセスや、最新機能を利用するには、月額20ドル(年間払いで200ドル)のProプランを利用しなければいけません。
なお、商業利用に関して、明確な記載を確認できませんでした。詳しくは「利用規約」でチェックしてください。このように、Perplexity AIは情報の入手や悩みの相談などを手軽にしたい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見るAichatting
料金 | |
お試し利用 | 無料 |
チャット利用のためのクレジット | 都度課金 |
Aichattingは、一般的なチャットのやり取り以外に、偉人などキャラクターとの会話も楽しめるサイトです。
「20代男性のように返信して。」など設定を入力すれば、少し砕けた雰囲気の文章生成もできます。また、用意されているキャラクターやシチュエーションに合わせたチャットを楽しめるため、会話の目的に合わせて利用可能です。
たとえば、歴史上の偉人を選択すれば、その人物の性格や経歴に合わせた文章が作成されます。さらに、面接対策やキャリア相談の参考になる選択肢もあるため、ジャンルに特化した返答をもらえるのです。
料金に関しては、5回までのチャット質問は無料でできます。しかし、それ以上利用するには、ログイン後にクレジットを追加しなければいけません。詳しい料金プランや商業利用の可否は、明確に確認できないため「公式サイト」で確認してください。
このように、Aichattingは通常のチャット機能に加え、キャラクターやシチュエーション別の会話を楽しめるサイトです。
公式サイトで詳細を見るChatsonic
料金 | |
AI会話パートナー | 無料 |
Chatsonicは、ChatGPTのようにAIとさまざまな会話を楽しめるサイトです。
知りたい情報を質問すれば、最適な返答をスムーズに返します。また、長文作成やAIアートの作成、パーソナリティアバターの利用が可能です。
パーソナリティアバターは、特定の分野に特化した会話ができる機能で、
- 恋愛の質問
- 数学の課題解決
- 面接の準備
など、幅広い状況に対応しています。最適な回答を得られるようにカスタマイズしながら利用できるため、特定の相手と会話をしたい人に向いています。
料金に関しては、チャットとの会話10,000語まで無料で利用できます。それ以上の会話に関しては記載がないため、詳しくは商業利用を含め「公式サイト」でご確認ください。
Chatsonicは豊富なアバターが用意されており、自分が知りたい情報に特化した会話がしたい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見る動画が作れる無料AIサイト/サービスおすすめ5選
ここでは、動画が作れるおすすめの無料AIサイトを5つ紹介します。
elai.
料金 | |
お試し期間(1分間の動画作成クレジット) | 無料 |
ベーシック | 月額29ドル~(年払い月額23ドル~) |
アドバンス | 月額99ドル~(年払い月額80ドル~) |
カスタム | 企業向けプラン(要お問い合わせ) |
elai.は、テキストとテンプレートを使い、動画を自動作成できるサイトです。作成できる動画は人物が説明する解説動画で、チュートリアル解説やニュース動画などをイメージすると良いでしょう。
テンプレートとして、人物画像や背景素材などが用意されており、利用目的を基に組み合わせられます。テンプレートを決めたら、実際の動画で説明する内容をテキストで入力。あとは、自動で動画形式に変換してくれます。
人物の口元も実際に話しているように動いており、違和感の少ない動画を作成可能です。さらに、ニュース動画や企業の説明動画、ECサイトの利用方法を解説する動画など、ジャンルごとにテンプレートがあります。手軽に企業でも利用できる動画が作成できるのは、elai.の魅力です。
料金に関しては、1分間の動画作成は無料で利用できます。それ以上のサービスを利用するには、有料プランに加入しなければいけません。
有料プランは、月々作成できる動画本数ごとに料金が設定されています。利用できるユーザー数や、動画の画質もプランにより差があるため、作成する動画の種類や目的に合わせて選んでください。
なお、elai.は商業利用も可能です。おもに企業向けのサービスであるため、世界中の企業で動画作成に利用されています。
企業向けの会社説明動画やチュートリアル動画を作成したい人は、elai.が選択肢に入るでしょう。
公式サイトで詳細を見るrunway
料金 | |
ベーシック | 無料 |
スタンダード | 月額12ドル |
プロ | 月額28ドル |
エンタープライズ | 要お問い合わせ |
runwayは、テキストや画像など複数の方法で動画生成が可能なサイトです。
テキストから動画を生成できるだけでなく、画像や動画素材から新しい動画を作成できます。イメージを動画で表現したいときはテキストを用います。
参考にしたい画像や動画があるときは、合成や画像を動かすことでイメージを形にできます。動画生成の方法が豊富なため、クリエイティブな作品やSNSなどへのプロモーションにも使えそうです。
無料で利用できるベーシックプランは月125クレジット、動画生成は最大4秒まで可能です。それ以上の機能や動画生成を希望する場合は、スタンダード以上の有料プランを利用する必要があります。
なお、商業利用に関しては、明確な記載が見つかりませんでした。詳しくは「利用規約」をご確認いただくか、公式サイトよりお問い合わせをお願いいたします。
runwayは幅広い方法で動画生成が可能なため、イメージを効率よく動画にしたい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見るGliaCloud
料金 | |
無料トライアル(14日間) | 無料 |
プロ | 要お問い合わせ |
ビジネス | 要お問い合わせ |
エンタープライズ | 要お問い合わせ |
GliaCloudは、テキスト記事を動画に変換できるサイトです。
ブログやメディアのURLを入力すれば、サイトのテキストを自動で分析して最適な動画を自動生成してくれます。テキストをそのまま利用するのではなく、動画の長さに応じて自動で簡略化。見やすい動画に変換してくれるのです。
また、動画内で使用する画像や動画素材が豊富なため、解説内容と違和感のない動画を作成できます。料金に関しては、14日間の無料トライアルを利用できるため、試しに利用してから有料プランへ移行可能です。
有料プランは3種類ありますが、料金は記載されていません。利用時に見積もりを行い、金額を確認する必要があります。なお、商業利用に関しては明確な記載はありませんでした。詳しくは「利用規約」をご確認ください。
GliaCloudは、サイトURLから手軽に動画を作成できます。今まではテキスト媒体で公開していたコンテンツを、動画でPRしたい人におすすめのサイトです。
公式サイトで詳細を見るsynthesia
料金 | |
デモ動画作成 | 無料 |
パーソナル | 月額22.5ドル(年間270ドル) |
エンタープライズ | 要お問い合わせ |
synthesiaは、テキストを音声に変換して動画を作成できるサイトです。
120言語以上のテキストを動画に変換可能で、動画の多言語配信にも利用できます。おもにビジネスでのプロモーションや、チュートリアル動画の作成が強みです。140以上のAIアバターから目的に合うものを選択でき、撮影や編集なしで簡単に動画を生成できます。
デモの動画作成は無料で利用できますが、本格的に動画を作成するには有料プランを利用する必要があります。少人数で月に数本の動画を作成するならパーソナル、たくさんの動画を作成したい場合はエンタープライズがおすすめです。
なお、商業利用に関しては、明確な記載はありませんでした。ただし、企業で利用することを想定したサービスであるため、利用が可能な可能性はあります。詳しくは「利用規約」でご確認ください。
synthesiaは、テキストで手軽に動画を作成できるサイトです。企業の会社説明動画や、社内広報動画などを作成したい場合に向いています。
公式サイトで詳細を見るlumen5
料金 | |
無料プラン | 無料 |
エンタープライズ向け | 要お問い合わせ |
Lumen5は、素材をドラッグ&ドロップするだけで、直感的に動画を作成できるサイトです。
元素材の動画やイラスト、背景色などが用意されており、好みに合わせて選択するだけで動画が自動生成されます。プレゼンテーション資料を作成するような感覚で操作できるため、はじめて利用する人でも操作しやすいでしょう。
作成できる動画は、おもに企業の説明動画やチュートリアル向けのシンプルなものが多いです。動画制作会社に依頼すると数週間かかっていた動画制作が、数時間で作成できるのは魅力といえます。
Lumen5は無料で利用を開始できますが、たくさんの動画を作成したい人向けにエンタープライズプランも用意されています。エンタープライズは料金が不明なため、事前に問い合わせてください。
なお、商業利用に関しては、明確な記載は確認できません。ただし、企業での使用も想定したサービスであることを考えると、利用できる可能性があるでしょう。詳しくは「利用規約」をご確認ください。
Lumen5は感覚的に利用できるインターフェースが魅力のため、はじめて動画作成をする人や難しいことがわからない人にもおすすめのサイトです。
公式サイトで詳細を見る作曲できる無料AIサイト/サービスおすすめ5選
ここでは、作曲できるおすすめの無料AIサイトを5つ紹介します。
Mubert
料金 | |
無料プラン | 無料 |
クリエイター | 月額14ドル |
プロ | 月額39ドル |
ビジネス | 月額199ドル |
Mubertは、テキストとジャンルを選択して作曲ができるサイトです。
英語で入力した内容に合う作曲や、曲の気分やジャンル、特定の記念日に適した曲など自分好みに曲を作成できます。必要事項を入力・選択すれば自動で作曲できるため、音楽に詳しくない人でも簡単に利用できるでしょう。
作曲できる音楽はボーカルの声は入っておらず、トラックのみです。動画のBGMや、日常生活でのバックグラウンドで流す曲に使用する曲作成に向いています。
Mubertは、月25曲まで無料で作成できます。それ以上作成する場合は、クリエイター以上の有料プランに加入しなければいけません。また、商業利用に関しては、プロ・ビジネスプランを選択すれば可能です。詳しくは「利用規約」に記載があるため、ご確認ください。
Mubertは、動画のBGMを効率よく作成したい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見るCREEVO
無料 | |
無料プラン | 無料 |
CREEVOは、歌詞から作曲できるAIサイトです。
作曲機能は「おまかせ作曲」と「デザイン作曲」があります。おまかせ作曲は、歌詞を入力し読みがなを確認すれば、後は自動でメロディーが作成されます。複数メロディーが作成されるため、自分好みの曲を選択可能です。
デザイン作曲は歌詞を入力後、メロディーのコード進行や雰囲気、伴奏の楽器などを設定できます。音楽に詳しい人や、作曲に精通した人はアレンジも可能です。
CREEVOで作成された曲は作品一覧ページに掲載されるため、他ユーザーの曲も楽しめます。また、完全無料で利用でき、保存された作品は歌詞を含めパブリックドメイン(著作権なし)として扱われます。
パブリックドメインに指定された作品は、基本的に商業利用が可能です。ただし、他のユーザーも利用可能なため、そのまま曲として販売するのは向いていないでしょう。詳しくは「利用規約」を確認したうえで、利用方法を考えることをおすすめします。
CREEVOは、作曲の知識はないけど曲を作りたい人や、はじめて作曲する人に向いているサイトです。
公式サイトで詳細を見るSOUNDRAW
料金 | |
無料会員 | 無料 |
個人プラン | 月額1,990円(年間契約月額1,650円) |
法人プラン | 要お問い合わせ |
SOUNDRAWは、AIで著作権フリーの音楽を作成できるサービスです。
作成したい曲のムードやジャンル、長さを選ぶだけでAIが自動で作曲してくれます。また、作成した曲は、イントロの編集やサビの位置変更なども可能です。
SOUNDRAWはYouTubeなど、動画配信サービスやSNSで投稿する曲の作成を想定しています。著作権侵害に問われないように、作曲できるのが特徴です。
無料会員は、曲数無制限で作曲したり、作成した曲をブックマークしたりできます。しかし、SNSやYouTubeなどで商業利用はできません。
一方個人プランや法人プランであれば、SNSやYouTubeなどでの利用が可能です。他にも、Web広告やゲーム・アプリへの使用もできます。
AIによる作曲を試したい人は無料会員、ビジネスに使用できる曲を求めている場合は有料プランを選択しましょう。商業利用や利用できるコンテンツに関しては、公式サイトや利用規約をご確認ください。
SOUNDRAWは、SNSやYouTube用に曲を作りたい人や、AIによる作曲を試したい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見るAIVA
料金 | |
無料プラン | 無料 |
スタンダード(個人向け) | 月額15ユーロ(年間契約月額11ユーロ) |
プロ(個人向け) | 月額49ユーロ(年間契約月額33ユーロ) |
法人プラン | 要お問い合わせ |
AIVAは、事前に用意された素材を使い、自分好みの曲を自動作成できるサイトです。
作曲に必要な楽器やジャンル情報などが用意されており、作曲の知識が少なくても簡単に曲を作れます。1から作曲できるだけでなく、独自のMIDIファイルをアップロードすれば、好みの楽曲に近づけられる機能も。簡単に自分が求める曲を作れるのは、大きな魅力でしょう。
無料プランは、非商業用の曲を作成できます。毎月ダウンロードできるのは3曲分であるため、あくまでお試しプランです。
一方プロプランや法人プランであれば、YouTubeやInstagramなど、コンテンツの収益化もできます。商業利用もできるため、ビジネスで利用するならプロもしくは法人プランを検討してください。
AIVAは、手軽に作曲を試したい人から、ビジネスで利用する曲を作成したい人までおすすめできるサイトです。
公式サイトで詳細を見るEcrett Music
料金 | |
無料プラン | 無料 |
個人プラン | 月額7.99ドル(年間契約月額4.99ドル) |
ビジネスプラン | 月額24.99ドル(年間契約月額14.99ドル) |
Ecrett Musicは、著作権フリーの曲を自動で作成できるサイトです。
曲のシーンやムード、ジャンルを選択すれば数秒でAIが作曲を開始します。作曲時には、メロディや楽器をカスタマイズできるため、自分好みの曲に仕上げられるのです。
また、作成した曲のお気に入り登録や、動画との相性を確認できる機能があります。曲の管理や活用がしやすいのは、Ecrett Musicの魅力です。
無料プランはお試しでの利用を想定しており、商業利用はできません。個人プランとビジネスプランを選択すれば、商業利用やYouTubeへ投稿する動画への利用が可能です。なお、公式サイトで商業利用やコンテンツの扱い方について詳しい記載があるため、合わせてご確認ください。
Ecrett Musicは、著作権フリーの曲を直感的に作成したい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見るAIサイト/サービスを活用する際の注意点4つ
さまざまなものが自動で作成できるAIサイトは便利な反面、利用規約等を確認しないまま活用しては、予期せぬトラブルや法律違反を犯す可能性もあります。
そこで、ここからはAIサイトを利用するときの注意点を、4つにまとめて解説します。
無料枠の範囲を把握しておく
AIサイトを利用する前に、無料枠の範囲を把握しましょう。今回紹介した無料プランのあるサイトでも、それぞれ無料で利用できる内容は異なります。
無料の範囲 | |
ChatGPT | GPT-3の機能 |
Canva | 一部素材と基本的な画像生成/編集機能 |
bing Image Creator | 完全無料 |
無料プランとは別に有料プランがある場合、一部機能や素材が制限されるケースが多いです。一方、bing Image Creatorのように完全無料で利用できるサイトもあります。
無料の範囲を確認せず利用した場合、自動で課金がはじまり思わぬ支払いが発生するリスクがあります。損をしないためにも、AIサイトごとに無料で利用できる範囲は異なるため、利用前に確認しましょう。
有料時の決済方法を確認しておく
有料プランを利用する場合、支払い時の決済方法を確認しましょう。
各サイトで有料プランが設定されていますが、下記のように決済方法はサイトごとに異なります。
決済方法 | |
AI GIJIROKU | パーソナルプラン ・クレジットカード チームプラン ・クレジットカード ・銀行振込み |
Chatsonic | ・デビットカード ・クレジットカード ・PayPal |
Ecrett Music | オンライン決済 ・Visa/MastarCard/American Express |
とくに海外のサイトでは、決済方法にクレジットカードやPayPalなど、世界的に利用できる決済サービスしか利用できないケースも多いです。
日本のサービスは銀行振込みにも対応していますが、海外サービスを利用するときは支払い方法に注意しなければいけません。
作成物が商業利用できるかをあいまいにしない
AIサイトを利用するときは、作成物が商業利用できるか明確にしましょう。
商業利用に関しては、各サイトの紹介で記載したとおり、利用規約や公式サイトで説明されるケースが多いです。しかし、英語の利用規約やサイトの場合、内容が確実に理解できないこともあります。
英文で内容を理解できないときや、明確な記載を確認できない場合は、商業利用に踏み切るのはやめましょう。許可されないコンテンツを商業利用した場合、著作権違反や知的財産権の侵害につながるリスクがあります。
違反すれば賠償金や刑事罰の可能性もあるため、あいまいな状態で商業利用するのは控えましょう。
公式サイトや利用規約を確認したうえで、理解できない部分は弁護士など専門家に相談することをおすすめします。海外サイトを利用するのであれば、英文の利用規約を理解できる専門家を選びましょう。
個人情報や機密情報は共有しない
AIサイトを利用するときは、個人情報や機密情報は共有しないようにしてください。AIサイトでは、画像やテキストの入力を求められるケースが多いですが、個人情報や機密情報を入力してしまうと情報漏洩のリスクがあります。
前提として、AIサイトを提供する企業はセキュリティ面に注意しています。しかし、予期せぬトラブルで情報漏洩が起こるリスクもゼロではありません。とくにAIサービスは、まだ開発されはじめて年数が浅いため、開発者も予想しないセキュリティの脆弱性が見つかる場合もあります。
リスクを下げるためにも、AIサイトを利用するときは個人情報の特定につながる画像やテキスト、企業の機密情報につながる文章などは入力しないことが大事です。
AIサイト/サービスにまつわるFAQ
最後に、AIサイトにまつわるよくある質問へまとめて回答します。
Webサイト以外にもAIサービスはあるの?
AIサービスは、Webサイト以外にアプリやソフトウェアがあります。AIアプリは、Webサイトと同様に
- 画像生成
- テキスト作成
- 音楽作成
など、おもにクリエイティブな作業を自動化するサービスを提供しています。Webサイトはインターネット環境が必要ですが、アプリであれば外出先などで手軽に利用可能です。
ソフトウェアの場合、クリエイティブなサービス以外に業務効率化につながるツールも提供されています。たとえば、議事録の自動作成や要約機能、メモの翻訳など多くの企業で日常的に実施する業務を自動化できます。
それぞれのサービスでAI活用が進んでいるため、目的に合わせて使い分けると良いでしょう。なお、次の記事ではおすすめのAIアプリを詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。
AIはどんなサービスに使われているの?
AIはクリエイティブな分野や、ビジネスなど幅広い分野で活用されはじめています。具体的には、
- 画像や音楽など作品の自動作成
- 歌詞や小説などアイデア作成
- プレゼンの資料作成支援
- 議事録作成の自動化
などがあります。1から作業を行うより、AIに任せられるところは任せることで、クリエイティブな作業や新しいビジネス創造に力を入れられるのです。
AIを活用したサービスの開発ははじまったばかりであり、今後も新しいサービスが生まれる可能性は高いです。今利用できるAIサービスを活用しつつ、将来の発展に期待しましょう。
まとめ
今回は、無料で試せるおすすめのAIサイトを、活用時の注意点も交えて紹介しました。
AIサイトでは画像や文章、作曲などクリエイティブなジャンルを中心に効率的にコンテンツを作成できます。各サイトでルールはあるものの、無料で利用できるものや商業利用が可能なサイトも多いです。
これからAIサービスを扱うスキルは社会で求められるため、AIサイトに興味がある人は積極的に利用しましょう。