Linuxを学ぶのにオススメの本10冊をレベル別に紹介

こんにちは!エンジニア兼ライターのヤマシタです!

サーバサイドやサーバの扱い方を学ぶときLinuxの勉強は避けて通れない道ですね。

しかし、実際に勉強しようとなると、 どう勉強して良いかわからなかったり、書籍もいっぱいあるけど結局どれが良いのかわからなかった、という人は多いです。

そこでそんなLinuxを学ぶ人たちに向けて結局どれが良いのか自分にあった本はどれなのかという記事があれば役に立つかと思い、記事を作成してみました。

linux_book

この記事で紹介している書籍を読めば、Linuxの学習効率をグンとあげられるので、是非参考にしてみてください。


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目次

Linuxとは

と、まあ書籍の紹介に移る前に、かるーくLinuxとはなにかということにも触れておきましょう。

LinuxとはOSの種類です。

MacのPCであれば、Mac OS X、WindowsであればWindows10などと同じように大別できます。

で、OS毎にもちろん違いがあり、良し悪しがあるのですが詳しいことが気になる人はこちらの記事で解説されているのでぜひ参考にしてみてください。

Linuxを使うメリットとは?Windows/Macとの違いを徹底比較
更新日:2024年4月29日

Linuxの中にもCentOSUbuntuなど色々な種類があるのですが、このような名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

OSってなんだっけという用語の意味や基礎から理解したいという方はこちらの記事を一通り読んでおくと理解が進みやすいと思います。

Linux初心者を脱却できる基礎知識まとめ!学習に便利なサイトも解説
更新日:2024年5月21日

これらを読破すれば一通りLinuxがどういうものかわかったと思うので、それでは実際に本の紹介をしていきます!

【入門編】Linuxおすすめの本

まずは、入門編からです。

【ここで紹介する書籍】
・Linuxって何?
・はじめてOSについて勉強する
・ITには苦手意識がある

という初心者にオススメの書籍を紹介していきます。

ゼロからわかる Linux超入門

ここがおすすめ!

こちらは、Linuxの入門書として有名な一冊ですね。

やはり、多くの人に読まれているだけあって、丁寧に初心者にもわかりやすいように書かれています。

Linux書籍の中では内容量が薄めではありますが、サクッと手軽にLinuxの概要を把握したいという初心者の方にはおすすめです。

1週間でLPICの基礎が学べる本 第2版

ここがおすすめ!

こちらは、LPIC資格の取得などの対策本としても活用されている一冊です。

初心者にも分かりやすいように体系的にまとめられているので、資格を取得するためでなくても勉強になります。

OSは深いところまで学ぼうとすると躓きやすいのでこの本くらいの内容が初心者には丁度よく躓くことなく進められますね。

Linuxの絵本 サーバーOSが楽しくわかる9つの扉

ここがおすすめ!

「Linuxの絵本 サーバーOSが楽しくわかる9つの扉」は、初心者向けにLinuxの基本的な機能や操作方法を楽しく学べる書籍です。分かりやすいイラストや説明を通じて、Linuxの専門知識がなくても理解しやすい内容になっています。

本書では、Linuxの基本的な概念から始まり、ファイル操作やプロセス管理、ネットワーク設定など、サーバーOSとしてのLinuxの基本的な機能を解説しています。また、Linuxを楽しく学ぶためのユニークなアプローチや、実際の運用に役立つノウハウも紹介しています。

初心者やLinuxに興味がある方にとって、入門書として理解しやすい内容となっています。

イラストでそこそこわかるLinux コマンド入力からネットワークのきほんのきまで

ここがおすすめ!

「イラストでそこそこわかるLinux コマンド入力からネットワークのきほんのきまで」は、初心者向けにLinuxの基本的な操作からネットワークの基礎までをイラストを使ってわかりやすく解説した書籍です。著者の河野寿氏は、Linuxの専門知識がない方でも理解しやすいように、具体的な操作手順やコマンドの説明を丁寧に記述しています。

本書では、Linuxの基本的なコマンド操作から始まり、ファイル操作やプロセス管理、シェルスクリプトの作成方法など、実践的な内容が豊富に取り扱われています。また、ネットワークの基本的な知識や設定方法も解説されており、Linuxを使ったネットワーク構築や管理にも役立つ内容となっています。

初心者やLinuxに興味がある方にとって、入門書として役立つ一冊です。

Linux+コマンド入門 ——シェルとコマンドライン、基本の力

ここがおすすめ!

「Linux+コマンド入門 ——シェルとコマンドライン、基本の力」は、Linuxのシェルやコマンドラインの基本から応用までを解説した書籍です。著者の西村めぐみ氏は、初心者向けにわかりやすくLinuxの基本を解説しています。

本書では、Linuxの基本的なコマンドやシェルの使い方から始まり、ファイル操作、プロセス管理、ネットワーク設定など、実用的な内容が丁寧に説明されています。さらに、シェルスクリプトの作成や活用方法も解説されており、Linuxを効果的に使いこなすためのヒントやテクニックが満載です。

Linux初心者やコマンドラインの使い方に慣れたい方にとって、非常に役立つ一冊となっています。

【中級編】Linuxおすすめの本

次は中級編ですね。

【ここで紹介する書籍】
・初心者ということはないけどまだあまり自信がない
・基本的なことはわかっているけど、よく理解していないところがある
・Linuxは初めてだけどITについてはある程度知識がある

という方は、こちらで紹介する本が薄すぎず、難しすぎず丁度良いのではないでしょうか。

まんがでわかるLinux シス管系女子 (日経BPパソコンベストムック)

ここがおすすめ!

こちらは漫画形式で学べる書籍です。

中級編で漫画かよ。

なるほど、あなたの心の声は聞こえました。

しかし、漫画だからいって侮ってはいけません。

基礎だけど意外と知らない知識や抜けがちな知識細かいオプションなど中級者に相応しい内容をカバーしてくれます。

独習Linux 第2版

ここがおすすめ!

こちらは、基礎固めをしたい人に丁度良い一冊でしょう。

入門書としても活用できますが、Linuxについては一通りしっていて、尚基礎をより固めたいという人に最適ですね。

仕事として扱う場合だいたいのことはまとまっているので、仕事で使う人などにも参考になるでしょう。

Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応

ここがおすすめ!

「Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応」は、Linuxの基礎から応用までを網羅した教科書です。著者の中島能和氏と監修の濱野賢一朗氏によって執筆され、LPICレベル1 Version5.0に対応しています。

本書では、Linuxの基本的な概念からシステムの管理やセキュリティまで、幅広いトピックを詳細に解説しています。特にLPIC認定試験を目指す人にとっては、試験範囲を網羅した内容が大変役立ちます。

また、実務でも活用できるように、シェルスクリプトやネットワーク設定、セキュリティ対策などの実践的な内容も豊富に取り入れられています。

豊富な図表や実際のコマンド例も多数掲載されており、わかりやすい解説と実践的な内容が特徴です。Linuxを学びたい初心者から、LPIC認定試験を受験する方まで幅広い層におすすめの一冊です。

本気で学ぶ Linux実践入門 サーバ運用のための業務レベル管理術

ここがおすすめ!

「本気で学ぶ Linux実践入門」は、サーバ運用における業務レベルの管理術を学ぶための実践的な入門書です。著者の大竹龍史氏と山本道子氏によって執筆され、Linuxを用いたサーバ運用に必要な知識やスキルを体系的に学ぶことができます。

本書では、Linuxシステムの設計、構築、運用、保守に必要な基本的な知識から始まり、実際の運用業務に役立つテクニックやツール、監視やトラブルシューティングなどの応用的な内容まで幅広くカバーしています。さらに、実際の事例やベストプラクティスなども豊富に取り入れられており、理論だけでなく実務での活用も意識した内容となっています。

Linuxを使用したサーバ運用に興味がある方や、サーバ管理者としてスキルを高めたい方にとって、非常に役立つ一冊となっています。

【上級編】Linuxおすすめの本

最後に上級編も1冊だけご紹介しておきます。

【ここで紹介する書籍】
・Linuxを極めたい!
・初心者向けの本では内容が薄すぎる!

という方にオススメの本ですね。

詳解 Linuxカーネル 第3版

ここがおすすめ!

ちょっと古いですが、深いところの情報までしっかり詰まった玄人向けの一冊です。

玄人向けと言っても説明が雑とかそういうことはなく、丁寧な説明がなされているところもオススメポイントですね。

情報量の多い本ですので、上級者の方は手元に置いておくとより洗練された技術が増えていきそうですね。

本以外でLinuxを学ぶなら侍テラコヤがおすすめ

侍テラコヤ
出典:侍テラコヤ

侍テラコヤはオンラインで利用できるLinux講座プラットフォームです。

侍テラコヤの特徴は、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しており、丁寧なカリキュラムで段階的に学習できます。料金はリーズナブルで、無料コンテンツも提供されており、予算に合わせて選択できます。

また、実践的なプロジェクトやラボ演習が豊富に用意され、実際のスキルを磨くのに役立ちます。専門の講師からのサポートやコミュニティへのアクセスもあり、学習体験が充実しています。

認定資格の取得も可能で、Linuxを学びたい人にとってメリットが豊富なプラットフォームです。

項目概要
学習サイト名侍テラコヤ
特徴・日本最安級のサブスク型オンラインITスクール
・50種類以上の教材が学び放題
・Python、Java、Ruby、PHP、C言語、JavaScriptなどの言語や、Webデザイン、ゲーム開発、AWSなどの分野を学べる
・現役エンジニアとのマンツーマンレッスンやQ&A掲示板で質問し放題
・全額返金保証に対応
・転職・就職サポート
対象レベル初心者〜
費用月額0円〜(有料プランは税込2,980円〜)
公式サイトで詳細を見る

まとめ

ここでは、レベル別にLinuxの書籍を紹介させていただきました。

Linuxは奥が深く、さまざまな分野で使われているOSです。

どれも良書ですので、自分のレベルに合わせて最適な一冊をみつけてLinuxをマスターしましょう!

公式サイトで詳細を見る

この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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