Cloud9を導入すれば、簡単にPythonの開発環境を構築できます!
そう思ってもプログラミングを始めるところにすらたどり着けないという方もいらっしゃるかと思います。今回はCloud9を導入して実際にプログラミングを開始するところまで紹介しますので、是非Python学習を始めたいと考えている方は一緒にやってみましょう!

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この記事の目次
簡単すぎる環境構築!Cloud9を使う理由とは
Cloud9はプログラミングを行う環境を提供してくれるWEBサービスです。このCloud9は統合開発環境(IDE)と呼ばれるもので、多くの便利機能が詰め込まれている優れものです。
またプログラムを書くだけではなく、テストしたり、実行したりできる環境も統合開発環境のメリットでもあり、特徴でもあります。より詳しいCoud9の機能や使い方は次の記事も参考にしてみてください。
そんな素晴らしいCloud9ですが、もっと詳しく使うメリットについて見ていきましょう。

統合開発環境Cloud9のメリットを知ろう
Cloud9はすごいんだぜ!すげーんだぜ!と聞いても、使ってみようかなとはならないと思います。どうすごいか、どう便利なのかを聞いてもらわなくてはいけない!とそう考えて、メリットがこんなにもあるということを書いていきたいと思います。
メリットを聞いて、Cloud9を使うことに確信を持っていただければ嬉しいです。それでは早速、Cloud9のメリットは以下になります。
- 細かい設定なしで環境構築できる
- クラウド環境なため、どこでも開発ができる
- さまざまな言語やフレームワークに対応しているため、様々なサービス開発ができる
- 共有も簡単で共同開発が簡単にできる
- GitHubやBitbucket、Herokuなどの大手ツールと連携が可能
- コードの公開が気にならなければ、無料で無制限の使用が可能
- 無料でも使える非公開のWorkspaceも1つ用意されている
おおまかにもこんなに多くのメリットがあります。そのためプロのプログラマーでも使用しているユーザーは多いです。簡単にでもメリットが、わんさかあることが伝われば嬉しいです。
では早速、世界一簡単なPythonの開発環境構築3ステップに移りたいと思います。
Pythonの開発環境構築3ステップ
Cloud9を使ってPythonにフォーカスして環境構築をする手順を紹介していきます。
1.Cloud9に会員登録
まずはこちらにアクセスして会員登録を行います。新規会員登録用の"Sign UP"という表記をクリックします。
今回はプログラミングのソースコード共有サービスである「GitHub」のアカウントでアカウントを作成します。もちろんメールアドレスで作成しても問題ありません。
2.ログインしてダッシュボードへ
アカウントが無事に作成できたらダッシュボードに入ることができます。Cloud9のマイページのようなものでここでワークスペースというそれぞれの開発部屋のようなものを管理します。
では実際にPythonの学習をするためのワークスペースを作成していきましょう。
3.WorkSpaceの作成
ワークスペースを作成するためには、まずプラスマークの付いている部分をクリックして、ワークスペース作成画面に移動します。
ワークスペースの各種情報を入力してワークスペースを作成します。
- ワークスペース名を入力します。ここでは"samurai-sample"とします。
- あとで何のために作ったのかわかるようにDiscriptionに説明を入力しておくと良いでしょう。
- 他の人に見えるPublicなワークスペースは無料でもいくつも作成できますのでひとまずPublicを利用します。
- 空っぽの状態から使いたいので、テンプレートはBlankを選びます。
- ワークスペースを作成すると自動的にそちらに移動します。
純粋なPython入門であればテンプレートはBlankを選びましょう。テンプレートとして“Python”やPythonのフレームワークである”Django”を選ぶと、あらかじめ様々なPythonファイル等が展開された状態になります。
Pythonの構文学習レベルでは様々なファイルがあるとややこしいので自分でファイルを作っていくことにします。ワークスペースが作られると以下のようが画面に移動します。
画面下のターミナル(コマンドを打ち込んでコンピュータに指示するところ)に、
python --version
と打ち込むと既にPythonがインストールされていること、およびPythonのバージョンがわかります。
例ではPython 2.7.6がインストールされています。なんと、これだけでPythonの開発環境ができています!!!
PythonでHelloWorld
せっかくなので実際にPythonでHelloWorldを出力してみましょう。
1.Pythonのファイルを作る
画面左のワークスペース名をWindowsなら右クリック、MacならControlキーを押しながらクリックしてNewFileを選択します。名前を"test.py"と変更しておきましょう。ファイル名の最後を".py"としてPythonのファイルであることを表します。
2.命令を書く
作成したPythonのファイルをダブルクリックするとテキストエディタで開けます。そこに print(“Hello World!”) と記述しましょう。Windowsであれば「Ctrl+S」、Macであれば「Command+S」のショートカットで編集したファイルを保存することも忘れないでください。
3.実行する
ターミナルへ pythonと続けて先ほど作成したpythonのファイル名を入力します。enterを押して実行すると、printの命令により、ターミナルに「Hello World!」の文字が出てくることが確認できます。
あとは様々なチュートリアル等を参考にPythonの命令を実行しながら学習していきましょう!無料で学習できるチュートリアルなどもありますので、是非学習を進めてみてください。

まとめ
Pythonの学習環境および方法を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?Cloud9の良さを知り、環境構築はできましたか?Cloud9などを使うと学び始めるハードルがとても下がります。
スムーズにPythonの学習や開発に取り組むことができると最高ですね!是非楽しいPythonライフを過ごしてくださいね!
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