AIを活用した副業おすすめ5選!収入の目安や案件例、難易度も紹介

副業にAIは活用できるの?
副業に活かせるAIツールとかってあるのかな?

近年ではChatGPTを筆頭に、さまざまなAIツールが開発されています。これらのAIツールを副業にも活用したいと考えている人もいるのではないでしょうか。できることなら、AIツールをうまく活用して、業務効率を最適化させたいですよね。

そこで、本記事ではAIを活用してできるおすすめの副業を、案件例も交えて解説します。副業に活かせるおすすめのAIツールや収入を上げるコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

参考:SAMURAIが「DX認定取得事業者」に選定されました

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

AIを活用した副業とは

AIを活用した副業とは「AIツール」を活かした副業を意味します。近年では、プログラミングやイラスト制作、ライティングなど様々な副業があります。これらの副業は人間の手作業で行っていたため、副業として収入を得るためには、スキルが必要でした。

しかし「AIツール」を活用することで、作業を効率化できたり、一部の作業をAIツールに任せたりすることも可能です。例えば、ブログ記事の執筆やキャッチコピー作成などのライティングの副業では、「ChatGPT」を活用することで、文章を自動で生成でき、作業時間を大幅に削減できます。

このように人間の手で行っていた作業を効率化・短縮できるAI副業は、新たな副業のあり方ともいえるでしょう。

本記事を読む前に、AIとは何なのかをおさらいしておきたい人は次の記事を参考にしてください。

人工知能(AI)とは?仕組みやできること、将来展望も紹介
更新日:2024年10月31日

AIを活用した副業の案件例

AIを活用した副業の案件例

AIを活用した副業には、プログラミングやライティング、動画編集、イラスト制作などさまざまな種類があります。ここでは、AIを活用した副業の案件例を、2つにまとめて紹介します。

ChatGPTを活用した記事作成の案件

報酬金額の目安1文字あたり0.2円
案件への主な応募条件・ChatGPTの使用経験
・記事作成プロンプトの知識有無
・記事テーマに関する知識有無

※2024年2月時点にクラウドワークスで掲載されていた案件情報をもとに記載しています。

AIを活用した副業の案件として代表的なものが、ChatGPTを活用した記事作成の案件です。ChatGPTとは、ユーザーが入力した質問に対して、AIが自然な返答をするチャットサービスです。

AIツールを活用しない記事作成の場合、お題の調査や構成作成、本文執筆、文章添削など、さまざまな作業が必要になり、1つの記事を執筆するために多くの時間がかかります。

一方でChatGPTを活用した場合、ChatGPTにキーワードや記事タイトルを与えるだけで、構成作成や本文執筆をした結果が返答されるため、作業時間を大幅に削減できます。また、金融やスポーツ、健康など、ジャンルにとらわれずに多くの記事を執筆できる点もChatGPTの強みでしょう。

AIイラスト画像生成ツールでイラストを制作する案件

報酬金額の目安1ページにつき350円
案件への主な応募条件AI画像生成ツールの使用経験

※2024年2月時点にクラウドワークスで掲載されていた案件情報をもとに記載しています。

AIツールの中には、自動でイラストを生成できるものもあります。AIイラスト画像生成ツール「Stable Diffusion」では、作成したい画像イメージを英単語で入力することで、さまざまな画像を生成できます。

画像イメージの英単語を入力するだけでイラストを作成できるため、イラスト制作の経験がない人でも、簡単に制作可能です。イラスト制作の案件には、漫画に使用するイラストや広告に使用するイラストを作成するものがあります。

これらの案件に対して、クライアントが求めるイラスト像をAIツールに入力するだけで、イラストを制作できます。未経験者でもイラストを制作できるAIツールは、副業のあり方を変える画期的なツールといえるでしょう。

AIを活用した副業おすすめ5選

AIを活用した副業おすすめ5選

ここからは、AIを活用したおすすめの副業を、5つ紹介します。

AI×プログラミング

AIとプログラミングを掛け合わせた副業は、効率的にプログラムを生成できるため、1からプログラム生成の手間を減らしたい方や、簡単にプログラムを書きたい方にはおすすめの副業です。

近年では、ChatGPTなどのAIツールとAPIを連携させて、さまざまなサービスを開発する案件も増加しています。

例えば、ChatGPTを活用してAIチャットボットを作成することも可能です。その他にも、FXのEA自動売買の作成も可能であり、さまざまなジャンルでAIツールを活用できます。

また、AIツールにはプログラムの生成機能も備わっているため、コーディングの手間を削減することも可能です。今まで1からコーディングしていた案件も、AIツールを活用することでコーディング量を減らせ、作業の効率化できます。

クラウドソーシングには、アプリケーションの開発やWebサービスの開発などさまざまな案件があり、これらの案件のコーディングに対してもAIツールを活用できます。

仕事内容単価
決済サービスのサーバーサイド開発100万円
FX自動売買の開発1~5万円
マッチングアプリの開発50~100万円

※2024年2月時点にクラウドワークスで掲載されていた案件情報をもとに記載しています。

今後もAIを活用したプログラミング案件は増えていくことが予想されるため、プログラミングに興味がある人は、挑戦してみましょう。

AI×SNS運用

 AIツールを活用してSNS運用を行うことも可能です。SNS運用とは、TwitterInstagramなどのSNSを通じて、企業や製品の宣伝を行ったり、集客を行ったりする副業です。近年では多くの企業がSNSを活用しており、SNS運用の需要も高まっています。

SNS運用では定期的にSNSに投稿する文章を作成する必要がありますが、AIツールを活用することで文章の作成時間を大幅に短縮できます。

例えばChatGPTを使用すれば、投稿するテーマを指定するだけで、SNSに投稿する文章を自動で生成できます。また、イラストを自動で生成するAIツールを活用することで、Instagramへの投稿時に必要なイラストも生成可能です。

以下のようなInstagram運用案件でも、AIツールを活用することで、インスタの投稿文章や画像作成を自動で行うことができ、作業を効率化できます。

また、企業やインフルエンサーのSNSアカウントを代理で運用する「SNS運用代行」の案件も増えています。SNS運用は今後も需要が高まることが予想されますが、未経験者でも始められる副業なので、興味のある人は挑戦してみましょう。

AI×画像制作

イラスト販売とはゲームや漫画、広告などに使用されるイラストを制作し販売する副業です。本来はペイントソフトを活用しイラストを制作しますが、AIツールを活用することで簡単にイラストを制作できます。

以下のようにクラウドワークスの案件でも、漫画に使用するイラストをAIツールで制作する案件もあります。

また、AIツールで生成されるイラストはクオリティが高く、大手企業でも利用されている実績もあります。「イナズマイレブン」や「レイトン教授」を手がけるゲーム会社「株式会社レベルファイブ」では、ゲーム開発やプロモーション業務でAIを活用していると発表しました。

イラストはゲームや漫画、広告など、さまざまな媒体で利用されているため、今後もイラスト販売の需要は高まると予想されます。AIツールを使用したイラスト制作は、イラスト制作の経験がない方でも実践可能です。

「イラスト制作をしたいけど、経験がないから不安」という人は、AIツールを活用して副業に挑戦してはいかがでしょうか。

AI×プロンプト販売

プロンプト販売とはAIツールに入力する指示文を販売する副業です。AIツールに指示文を与えることで、文章や画像などを生成できます。しかし、与える指示文が的確でなかった場合、意図したものが生成されないケースもあります。

つまり、求める高品質な制作物をAIツールから入手するためには、明確なプロンプト(指示文)が欠かせません。AIツールはライティングや画像生成など、さまざまな業務で使用されているため、各ジャンルで良質な指示文が求められています。

以下のように、クラウドソーシングでもChatGPTのプロンプトが販売されているケースもあり、良質なプロンプトを作成することで収入を上げることも可能です。

ココナラ
出典:ココナラ

プロンプト販売はAIツールの需要が高まったからこそ必要になった副業の1つです。AIツールの需要は今後もさらに高まるため、プロンプト販売の需要も増えることでしょう。

AI×ライティング×ブログ運営

文章を自動生成するAIツールを活用することで、ブログ運営の手間を大幅に省くことが可能です。ブログを運営する場合、テーマを絞りさまざまな記事を作成します。しかし、1つの記事を仕上げるためには、テーマの調査をしてから文章を作成するなど、多くの時間を要します。

AIツールの場合、指示文に記事のテーマや読者像などを入力するだけで、ブログのテーマに沿った記事が生成されるため、調査や文章執筆の手間がかかりません。X(旧:Twitter)には、ChatGPTを活用してブログを執筆している方もいます。

自動生成された文章は完璧とはいえませんが、自身で一度読み直し、少し添削すれば洗練された記事に仕上がるため、少ない手間でクオリティの高いブログ運営が可能となります。副業でブログ運営を始めたい人は、AIツールを活用して効率的に記事を作成してはいかがでしょうか。

AIを活用して副業する3つのメリット

AIを活用して副業する3つのメリット

ここからは、AIを活用して副業するメリットを、3つにまとめて紹介します。

業務効率が上がる

AIを活用した副業では、これまで人の手で行っていた作業をAIツールに代替可能です。そのため、成果物の作成に要していた時間を大幅に短縮できます。

例えば、AIツールを活用したライティング業務では、AIツールに記事のタイトルや読者像を指示するだけで、理想の記事が完成します。本来であれば、調査や構成作成、本文執筆などの作業が必要で、1つの記事の完成までには多くの時間が必要です。

これらの作業をAIツールに代替させることで、業務時間を短縮でき、より多くの記事を執筆することができます。業務効率の向上はAIツール最大の魅力でしょう。

AIを活用するスキルを向上できる

AIツールを積極的に活用することで、AIツールを使いこなすスキルが向上します。近年では、多くの企業でAIツールを活用するシーンが増えており、AIを活用するスキルは今後も需要が高くなるでしょう。

そのため、副業で身に付けたAIスキルが本業で役に立つ可能性もあります。副業だけでなく、本業でも活かせるスキルを身に付けたい人は、積極的にAIツールを活用しましょう。

将来的に事業として独立できる可能性がある

AIスキルを身に付けることで、将来的に事業として独立できる可能性もあるでしょう。AIを活用した副業では、イラスト制作やライティング、動画編集などさまざまなジャンルがあり、副業で収入を得られる機会も多くあります。

AIを活用した案件は今後も増えていくことが予想され、スキル次第ではより多くの収入を得ることも可能です。収入によっては事業として独立できる可能性もあるため、副業からフリーランスや起業まで考えている人は、積極的にAIを活用してスキルを磨きましょう。

AIを活用して副業するデメリット

AIを活用して副業するデメリット

メリットに続き、ここからはAIを活用して副業するデメリットを、2つにまとめて紹介します。

ツールを使いこなすまでに時間がかかる場合がある

AIツールは使いこなすまでに時間がかかる場合があるため、はじめからAIツールを使用して副業を効率化できるとは限りません。AIツールは簡単に制作物を作成できますが、うまく使いこなせないと、求めていた制作物ができ上がらない恐れもあります。

例えば、ChatGPTでライティングを行う場合、指示文に読者像や記事のテーマなどを設定します。しかし、指示文の内容が的確でないと、意図した内容とは異なる記事が作成されるケースもあるため注意が必要です。

AIツールを副業で使用する場合、まずはAIツールに慣れたうえで、副業で活用することをおすすめします。

継続的な学習が必要

AIの分野は技術の進歩が早いため、継続的な学習が必要です。現在主流の技術も、数年後には使用されていない技術になる可能性もあります。AIを活用して収入を得るためには、最先端のAI技術を使いこなさなければなりません

例えば、AIエンジニアの場合、データ分析や機械学習など新しい技術を常に学び続けなければ、最新の技術を使った開発についていけなくなります。

AIを活用して活躍の機会を増やしたい人は、継続的な学習を心がけましょう。

副業に活かせるAIツールおすすめ5選

AIツールには文章を作成できるもの、イラストを制作できるものなど、多くの種類があります。

ここでは、副業に活かせるおすすめのAIツールを5つ紹介します。

ChatGPT

ChatGPT
出典:ChatGPT

ChatGPTとはOpenAI社が開発した質問に対して自動で返答するチャットボットです。会話形式で質問できるため、機械的な回答ではなく、自然な受け答えが可能です。

ChatGPTのユーザー数は1億人を突破しており、数多くのユーザーに利用されている人気AIツールといえます。国内でも「株式会社サイバーエージェント」や「パナソニック ホールディングス株式会社」などの大手企業が導入しています。

ChatGPTでは質問の受け答え以外にも、文章作成やプログラミング、翻訳などが可能であり、幅広い活用方法がある点が特徴です。

NotionAI

NotionAI
出典:NotionAI

NotionAIとは「Notion Labs社」が提供するAIツールです。文章作成やプログラミング、翻訳など幅広い作業をサポートできる点がNotionAIの特徴です。また、スケジュール管理やタスク管理などビジネスシーンでも活用できる機能も備わっています。

国内企業では「NTTデータ」がNotionAIを活用して会議の議事録を作成するなど、導入実績もあります。NotionAIには有料プランと無料プランがあるため、無料でツールを使用することも可能です。

AI Programmer

AI Programmer
出典:AI Programmer

AI Programmerとは、プログラミングに特化したAIツールです。日本語で実装したいプログラム内容を入力すると、プログラミング言語に翻訳されたコードが返答されます。

例えば、「Ruby」で「文字列の長さを求める」とAI Programmerに入力した場合、文字列の長さを求めるRubyのコードが自動生成されます。その他にも、「SQL」で特定のデータを取得する、「Python」でCSVファイルに変換するなど、さまざまな言語にも対応可能です。

Stable Diffusion

Stable Diffusionとは画像生成AIツールです。Stable Diffusionに生成したい画像イメージを英単語で入力することで、自動で画像が生成されます。入力する英単語を増やすことで、よりイメージに近い画像を生成可能です。

また、Stable Diffusionでは漫画やゲームなどで使用するイラストも生成できます。Stable Diffusionは「イナズマイレブン」や「レイトン教授」を手がける「株式会社レベルファイブ」で活用されるなど、大手企業への導入実績もあります。

Moribus Navi

Moribus Navi
出典:Moribus Navi

Moribus NaviとはAIQ株式会社が提供するInstagram分析用のAIツールです。Moribus Naviを使用することでアカウントを分析ができ、フォロワーを増やすための投稿を作成できたり、人気投稿の参考パターンを見える化したりできます。

その他にも、上位表示されそうなハッシュタグの提案や競合アカウントの分析など、Instagram運用に欠かせない機能が多く搭載されています。

近年では、Instagramを活用して集客や商品の販売をする企業も増えているため、SNS運用の需要も高まるでしょう。SNS運用の副業を行いたい人は、Moribus Naviを活用するのもおすすめです。

AIを活用した副業で収入を上げるコツ

AIを活用した副業で収入を上げるコツ

もちろん、AIを活用すれば誰もが必ず副業で収入を上げられるとは限りません。

そこで、ここからはAIを活用した副業で収入を上げるコツを、2つにまとめて紹介します。

最新情報を常に追う

AI分野では常に新しい技術が開発されているため、最新情報を追い続けることが重要です。特にAI分野の開発を行うAIエンジニアの場合、最新技術の学習は必須でしょう。

最新技術についての知識や経験がない場合、活躍の場が狭まってしまい、担当できる案件も制限されます。また単価が高い案件では、より専門的な知識が必要です。副業で収入を上げたい人は、最新技術を常に追い、情報を常にアップデートしましょう。

効果的なプロンプトを常に追求する

AIツールを活用する場合、プロンプト(指示文)の内容が重要です。プロンプトが的確でないと、求めているものとは違う成果物が生成される可能性もあります。

例えば、ChatGPTを活用してライティングする場合、読者像を深掘りして、明確なテーマをChatGPTに与えなければ、高品質な記事は出来上がりません。

効果的なプロンプトは成果物のクオリティに直結します。AIツールを使いこなすためにも、常に効果的なプロンプトについて追求しましょう。

プロンプトエンジニアリングとは?必要性や出力例、学習方法も紹介
更新日:2024年11月5日

AIを活用した副業の探し方

AIを活用した副業の探し方

なかには「AIを活用して副業したいけど、案件の探し方がわからない…」という人もいますよね。

そこで、ここからはAIを活用した副業の探し方を、3つにまとめて紹介します。

知り合いから紹介を受ける

AIを活用した副業案件を見つけられない人は、知り合いに案件がないか聞いてみましょう。知り合いに尋ねる場合、同じ業界で働く人の方が案件が紹介される可能性は高くなります。

例えば、イラスト制作の副業を探す場合、イラスト制作をしている知り合いに尋ねることで、AIを活用した案件の紹介を受けられることがあります。

また、実際に案件が見つからなくても、案件が見つかりやすいコミュニティやクラウドソーシングなどを紹介してくれる可能性もあるため、積極的に知り合いに相談してみましょう。

異業種交流会などに参加する

異業種交流会では、さまざまな業界に携わっている人たちが集まります。多くの業界人と人脈を作れる点は、異業種交流会の最大の魅力です。人脈が増えるほど、案件に出会える可能性も高くなるため、AIを活用した副業を探している人にもおすすめです。

また異業種交流会では業界のリアルな情報を入手できます。業界ごとの最新情報を入手することで、副業に活かせる技術や知識を学べます。人脈作りや情報収集のためにも、異業種交流会には積極的に参加しましょう。

クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングではAIを活用した副業案件が多くあります。副業のジャンルごとに案件を検索できるため、担当したい案件をすぐに見つけられる点がクラウドソーシングのメリットといえます。

クラウドワークスランサーズでは、利用者も多く、さまざまなジャンルの案件を取り扱っているため、AIを活用した副業案件を探している人にもおすすめです。

クラウドソーシングでは、自身の強みや成果物を掲載したポートフォリオを用意すると、より案件を獲得しやすくなります。クラウドソーシングで案件を取りたい人は、ポートフォリオを用意してから案件に応募しましょう。

AIを活用して副業する際の注意点4つ

AIを活用して副業する際の注意点4つ

何も知らずにAIを活用して副業を始めれば、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

AIを活用して副業する際は、下記の4つに注意しましょう。

それぞれ詳しく解説します。

1.権利侵害になるポイントを押さえておく

AIツールを活用して文章やイラストを生成した場合、生成物が著作権を侵害する恐れもあります。生成物がAIツールを活用して生成されたものでも、著作侵害の対象者はあくまでAIツールの使用者です。

例えば、ChatGPTでライティングした場合、プロンプトの内容によっては既存の記事と酷似した内容の記事が生成される恐れもあります。生成された記事をそのままブログに掲載したり、クライアントに納品した場合、著作権の侵害として訴えられる可能性もあります。

そのため、AIツールを活用する際には、権利侵害になるポイントを抑えることが重要です。ポイントを抑えた上で、生成物が知的財産権の侵害に該当しないかを判断してから使用しましょう。

2. AIが答える情報を鵜呑みにしない

AIツールが回答する情報を鵜呑みにしてはいけません。AIツールが回答を生成するために、多くの書籍やWeb上の情報を入手しており、それらの情報を活用してユーザーの質問に応えています。

そのため、入手する情報に誤りがあった場合、生成される回答も正しくない情報が含まれている可能性があります。AIツールを活用する際には、AIツールが生成した内容が正しいものかを判別することが重要です。必ずファクトチェックを行い、誤った生成物を使用しないよう心がけましょう。

3.セキュリティ管理に気を付ける

AIツールではプロンプトに入力した内容が漏洩する恐れもあります。AIツールでは回答を生成するために、過去に入力された情報を活用するケースもあり、入力された情報が第三者への回答として使用される場合もあります。

過去には韓国の大手電子部品メーカー「サムスン電子」で、ChatGPTに入力した社外秘の内容が漏洩した事故もありました。AIツールを利用する際には、セキュリティ管理に注意し、個人情報や企業情報などは入力しないようにしましょう。

4.AIに依存しすぎず目的から逆算する意識を持つ

AIを活用して副業を行う際には、AIに依存しすぎず目的から逆算する意識を持ちましょう。例えば、AIでブログの記事を執筆する場合、目的は読者にわかりやすい記事を提供することです。良質な記事を多く執筆するためにAIを活用するのであり、AIを活用するために記事を執筆しているわけではありません。

AIは目的を達成するための1つの手段です。目的によってはAIを活用しないケースもあるでしょう。常に目的から最適な手段を逆算する意識を持ち、必要に応じてAIを活用しましょう。

副業で活かせるAIスキルの学習方法

副業で活かせるAIスキルの学習方法

ここからは、副業で活かせるAIスキルの学習方法を、3つにまとめて紹介します。

本や書籍を活用して情報収集する

AIについて未経験の人は、書籍を活用して情報を収集しましょう。AIの書籍では、未経験者向けの書籍から上級者向けの書籍まで幅広く取り揃えられています。自分のレベルにあった書籍を選ぶことで、効率よくAIスキルを学習できます。

また、記載されている内容の信ぴょう性が高い点も書籍のメリットです。内容も章立てて解説されているため、未経験の人でも学習しやすいでしょう。AI学習におすすめの書籍を知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。

YouTubeを活用して学習する

YouTubeを活用するメリットは、実際のプロンプトやコードなどを見ながら説明してくれるため、解説内容がわかりやすい点です。コードを見ながら学習でき、書籍と比較して理解するスピードも早くなります。

またYouTubeの場合、完全無料で学習できるため、学習費用を抑えたい人にもおすすめです。AIツールの使い方の動画などもYouTubeにアップロードされているため、これからAIを活用した副業を始めたい人は、YouTubeで学習するのも1つの手段です。

例えば、YouTubeの「ウェブ職TV」チャンネルさんでは、ChatGPTを活用して記事を書く方法や画像生成AIの使い方などを解説しています。解説内容が分かりやすいため、AIツールを使ったことがない人は参考にしてはいかがでしょうか。

オンラインスクールを活用して学習する

オンラインスクールでは、講師がAIスキルについて解説するため、内容がわかりやすく効率的に学習できます。不明点があった際にもすぐに質問できる環境が整っている点もオンラインスクールの強みです。

講師に質問することで不明点が解決するため、「途中で挫折しないか心配」という人にもおすすめです。

なお、オンラインスクール選びでお悩みの人は侍エンジニアの「AIアプリコース」がおすすめです。

AIアプリコースでは、受講を通じて下記スキルの習得が目指せます。

  • 実務で必須となるデータ収集や分析のスキル
  • Pythonでのプログラミングスキル
  • オリジナルアプリの開発

現役エンジニアと学習コーチの2名体制でAIスキルの習得をサポートしてもらえるため、途中で挫折する心配はありません。「受講生の学習完了率98%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境で学習を進められるといえます。

学習サポートが手厚い侍エンジニアなら、未経験からでも安心して副業での収入獲得に必要なAIスキルを習得できますよ。

公式サイトで詳細を見る

まとめ

AIを活用することで、これまで人の手作業で行ってきた作業を自動化できます。ライティングやイラスト制作、プログラミングなど、さまざまなジャンルでAIを活用でき、これからもAIを活用した副業は増えていくでしょう。

今後AIを活用して副業に挑戦したい人は、以下のジャンルに挑戦してはいかがでしょうか。

各ジャンルでAIを活用することで、副業収入を上げることも可能です。特にプログラミングは急成長している業界であり、今後も需要が高まることが予想されます。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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