Ruby講座のおすすめ6選!無料で受講できるオンライン講座は?

Rubyを学ぶためにRuby講座を受講してみたい
無料で受講できるRuby講座はある?
初心者だけどどうやって学習していけばいいの?

さまざまな機能を効率よく実装できるRubyは、数あるプログラム言語の中でも人気のプログラム言語です。

そんなRubyを学習するにあたり、まずは無料でRuby講座を受講してみたいという方も多くいます。

そこでこの記事では、Ruby講座を無料で受講できるサイトや、Ruby講座受講により得られるメリット、初心者がRubyを習得する際のロードマップなどについて詳しく解説していきます。

この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

目次

無料で受講可能なオンラインRuby講座6選

オンライン上でRuby講座が受講できるサイトの中には、無料で受講できるものもあります。

そこでここからは、無料で受講可能なオンラインRuby講座をおすすめ順で6つ紹介していきます。

それぞれ順番に解説していきます。

1.侍テラコヤ

侍テラコヤ
出典:侍テラコヤ
学習サイト名侍テラコヤ(SAMURAI TERAKOYA)
教材形式オンライン学習
対象レベル初心者~経験者
費用月額0円~、有料プランは2,980円(税込)~

※2024年1月時点の公式サイトの情報をもとに掲載しています。

侍テラコヤ(SAMURAI TERAKOYA)は、Rubyを含む多様なプログラミング言語を学べるリーズナブルなオンラインスクールです。

無料プランでは基本的な教材にアクセスでき、学習ログ機能も利用可能。また、完全な教材アクセス、Q&A掲示板での質問、課題機能、現役エンジニアによるレッスンなどは有料プランでのみ利用できます。

侍テラコヤは、低コストで自分のペースで学習できる点が魅力的なスクールです。料金体系はサブスクリプション方式で、最安のライトプランは月額2,980円からとなっています。

2.ドットインストール

学習サイト名ドットインストール
教材形式オンライン学習
対象レベル初心者~中級者
費用月額0円~、プレミアム会員は¥1,080(税込)

ドットインストールは初心者向けのオンラインプログラミング学習サービスで、主な特徴は約3分の短い講義動画を視聴できる点です。これにより、忙しい人でも簡単に学習を進められます

コースは非常に豊富で、RubyやJavaScript、PHPなどのメジャーな言語からフレームワーク、アプリ開発方法まで幅広くカバーしています。無料プランでは基本的なコースが提供されますが、応用編は有料プラン(月額1,080円)でのみ利用可能です。

難易度はやや高めで、文法の基本を理解した後に利用するのが推奨されます。

プログラミング環境の構築が必要となるため、初心者にとっては学習の壁になり得ますが、プログラミング基本概念の理解には適しています。

3.CODEPREP

CODEPREP
出典:CODEPREP
学習サイト名CODEPREP
教材形式オンライン学習(ブック)
対象レベル初心者~中級者
費用月額0円~、プレミアム会員は¥980(税込)

CODEPREPは、プログラミング初心者向けのオンライン学習サイトです。

100冊以上のプログラミング学習コンテンツを提供し、基本から実践的な内容まで幅広く学べます。HTML、CSS、JavaScriptからPythonなど、多様なプログラミング言語の学習が可能です。

穴埋め方式を採用しており、初心者でも手軽にプログラミングを学べる仕組みです。ディスカッションボードを利用し、他のユーザーと交流や相互支援が可能で、学習中の不安や挫折を軽減できます。

基本的に無料で利用可能ですが、一部有料コースもあります。

2017年のリニューアルで、実践的なプログラミング学習サービスへと進化しました。

4.Schoo

Schoo
出典:Schoo
学習サイト名Schoo(スクー)
教材形式オンライン学習(動画)
対象レベル初心者~経験者
費用月額0円~、有料プランは¥980(税込)

Schoo(スクー)は、多様な分野のオンライン授業を提供する動画学習サービスです。

無料登録のオープン会員では、生放送授業の大部分を受講でき、一部のアーカイブ授業も利用可能です。有料のプレミアムプランは月額980円で、生放送授業や録画授業を無制限に受講できます。

Schooの授業は専門家によって行われ、内容が濃く、理解しやすい点が評価されています。動画を通じての学習は、本を読むのが苦手な人にも適しています。

5.Codecademy

Codecademy
出典:Codecademy
学習サイト名Codecademy
教材形式オンライン学習
対象レベル初心者~経験者
費用月額0円~、プラスコースは月額$14.99、プロコースは月額$19.99

Codecademyは、ブラウザ上で学べるオンラインプログラミング学習プラットフォームです。

PCブラウザがあれば学習でき、教科書とエディタが同時に表示されるため、初心者でも学習が実践につながりやすいです​​。入力したコードは画面右で即時に反映されるので、何をやっているかを直感的に理解できます。

進捗状況が可視化されているため、達成感を味わいながら学習が可能です。各課題にはヒント機能が用意されており、行き詰まりにくい学習環境が整っています​​。

日本語対応は後退しており、現在は主に英語版を利用する必要があります​​。

有料プランでは月額19.99ドルで、個別学習サポートや実践的なプロジェクトに挑戦可能です​​。

6.Let’sプログラミング

学習サイト名Let’sプログラミング
教材形式オンライン学習(テキスト・画像)
対象レベル初心者~上級者
費用無料

Let’sプログラミングは、RubyおよびRuby on Railsの入門から学べる無料のオンライン学習サイトです。テキストと画像を用いた学習方法により、初心者でも段階的にプログラミングスキルを身につけられます

主要なコンテンツには「Ruby入門」「Ruby正規表現の使い方」「Ruby on Rails入門」が含まれ、全て無料でアクセス可能です。

このサイトは特に、自分のペースで学習を進めたい方や、基本からしっかり学びたい方に適しています。ただし、質問や相談ができる機能がないため、自己解決能力が求められます

また、実務への応用には別途学習が必要になる場合がある点には注意が必要です。

Ruby講座の受講で得られる3つのメリット

Ruby講座の受講で得られる3つのメリット

Rubyを習得するにあたり、Ruby講座の受講には多くのメリットがあります。そこでここからはRuby講座の受講で得られるメリットについて解説します。

Ruby講座受講による主なメリットは次の3つです。

それぞれのメリットについて順番に解説します。

1.基礎から応用までの包括的な学習

Ruby講座を受講することで、基礎から応用までの包括的な学習が可能です。

このアプローチにより、変数やループなどの基本的なプログラミング概念から始めて、徐々にオブジェクト指向プログラミングやデータベース連携などの高度なトピックに進めます。実際のプロジェクトを通じて、理論的な知識を実践的なスキルに転換することが可能です。

このように、Rubyの全面的な理解を深めることで、実際の問題解決能力を養い、キャリア機会の拡大にもつながります

2.実践的なスキルの獲得

Ruby講座を受講することで得られる大きなメリットの一つは、実践的なスキルの獲得です。

Ruby講座では、単に理論を学ぶだけでなく、実際の問題解決やプロジェクト開発に直接応用できるスキルを段階的に構築できます。具体的には、コーディングの基礎から始め、エラー解決やデバッグ技術、データベース連携、ウェブアプリケーション構築など、現代のソフトウェア開発に必要な多岐にわたるスキルを習得可能です。

これらの実践的スキルは、プロジェクトで即戦力として活躍する基盤を築き、プログラミングキャリアにおける雇用機会や昇進のチャンスを増やします

3.キャリア機会の拡大

Ruby講座を受講することで、キャリア機会が大幅に拡大します。

Rubyは多くの企業やスタートアップで重要な言語であるため、Rubyの習得はウェブ開発、ソフトウェアエンジニアリングなど多様な職種へのアクセスを可能にします。

また、Rubyのスキルはキャリアアップにもつながり、昇進や新たなプロジェクトリーダーへの道を開くことも可能です。さらに、フリーランスとして独立する際にもRubyの知識は非常に有効で、多様なクライアントからのプロジェクト獲得に役立ちます。

これらの機会はプロフェッショナルとしての選択肢を広げ、キャリアの充実に寄与します。

Rubyの初心者向けロードマップ5ステップ

Rubyの初心者向けロードマップ5ステップ

Rubyの知識やスキルを習得する際、どのようなステップを踏めば効率的に学べるのでしょうか。ここからはそんな疑問に応えるべく、初心者がRubyを習得する際のロードマップを、5つのステップに分けて解説していきます。

初心者向けのRuby習得のロードマップは次の5つのステップで構成されます。

各ステップについて詳しく解説します。

1.基本概念と文法の習得

Rubyプログラミングの初学者向けロードマップの第一ステップは「基本概念と文法の習得」です。

この段階では、Rubyの基本的な構文規則、変数、データ型、演算子などの基礎を学びます。条件文やループなどの制御構造についても理解を深め、プログラムの流れを制御する方法を習得します。

メソッドの基本、その定義や使用方法、引数の扱い方も重要な学習内容です。加えて、エラーの種類と例外処理の方法を学び、基本的なエラー対応能力を身につけます。

この初期段階での学習は、Rubyのより高度なトピックへ進むための土台となり、プログラミングスキルを実際の課題に応用する基盤を作ります

2.オブジェクト指向プログラミング(OOP)の原則の理解

Rubyの初心者向けロードマップの第二ステップは「オブジェクト指向プログラミング(OOP)の原則の理解」です。

この段階では、Rubyにおけるオブジェクト指向の基本概念、特にオブジェクトとクラスに関する理解を深めます。オブジェクト指向の三大原則である継承、多様性、カプセル化について学び、これらを効果的にRubyで実装する方法を習得します。

また、モジュールとミックスインの概念も重要で、これによりメソッドや定数の再利用性を高めることが可能です。

このステップをマスターすることで、Rubyに限らず他のプログラミング言語におけるオブジェクト指向プログラミングの理解が深まります。

3.高度なRuby機能の学習

高度なRuby機能の学習
高度なRuby機能の学習

Rubyの初心者向けロードマップの第三ステップは「高度なRuby機能の学習」です。

この段階では、Rubyのメタプログラミング能力を学び、プログラムが実行時にその構造を変更したりコードを動的に生成する方法を習得します。また、ブロック、プロック、ラムダを使用してコードの再利用性とモジュール性を向上させる方法についても学びます。

さらに、並行処理とスレッドの利用方法を理解し、複数の操作を同時に行うアプリケーションの開発技術を習得可能です。効率的なデータ処理やアルゴリズムの実装、複雑なデータ構造の操作に関する知識も深めます。

これらの高度な機能の習得により、Rubyでのプログラミングスキルが向上し、より専門的なプロジェクトへの対応が可能になります。

4.Web開発とフレームワークの利用

Rubyの初心者向けロードマップの第四ステップは「Web開発とフレームワークの利用」です。

この段階では、Webアプリケーションの基本構造やHTTPプロトコルの理解から始まります。特に重要なのがRuby on Railsフレームワークの学習で、効率的なWebアプリケーション開発のためのMVCアーキテクチャ、ルーティング、データベース操作が非常に重要です。

API開発についても学び、外部サービスとのデータ連携方法を理解します。さらに、Webアプリケーションの品質を保証するためのテストとデバッグ技術も重要な学習ポイントです。

このステップを通じて、Rubyを使用した現代的なWeb開発の技術を身につけ、実践的なプロジェクトに取り組む基盤を築きます。

5.実践的なプロジェクトの実施と継続的な学習

Rubyの初心者向けロードマップの最終ステップは「実践的なプロジェクトの実施と継続的な学習」です。

この段階では、これまでに学んだRubyの知識とスキルを実際のプロジェクトに応用し、実践的な経験を積みます。個人またはチームでのプロジェクトを通して問題解決能力やコーディングスキルを実際に試し、強化します。

また、技術の進化に追いつくために継続的な学習を行い、最新のトレンドやツールに精通することも重要です。そのほか、プロジェクトのレビューやフィードバックを通じて、自己評価を行い、スキルをさらに磨きます。

このステップを経ることで、Rubyプログラマーとしての実践的な経験を深め、継続的な成長を実現します。

オンラインのRuby講座を選ぶ3つのポイント

オンラインのRuby講座を選ぶ3つのポイント

いざRuby講座を受講しようと思っても、多くの講座がオンライン上で開講されており、どの講座を選べばいいのか迷うこともあります。そこでここからは、オンラインのRuby講座を選ぶ際のポイントを解説します。

オンラインRuby講座を選ぶポイントは次の3つです。

順番に1つずつ解説していきます。

1.受講スタイルの適合性

オンラインのRuby講座を選ぶ際、受講スタイルの適合性を考慮することが重要です。

まず、自分が自学自習型か、指導が必要なタイプかを把握し、それに合った講座を選びましょう。自学自習型は自分のペースで進められますが、指導型では質問やフィードバックを受けられます。

また、自分のライフスタイルに合った時間配分が可能な講座を選ぶことも大切です。例えば、自由なスケジュールのオンデマンド型や定期的なオンラインセッションがある講座などがあります。

さらに、ビデオレクチャー中心か、インタラクティブな演習が多いか、テキストベースの学習が中心かなど、コンテンツの形式も重要です。

自分に合った学習スタイルを選ぶことで、Ruby学習の効率と効果を高められます。

2.カリキュラムの内容

オンラインのRuby講座を選ぶ際には、カリキュラムの内容が重要です。カリキュラムがRubyの基本から応用まで幅広くカバーしているか、また初心者に適した段階的な進行であるかを確認しましょう。

理論だけでなく実践的な演習やプロジェクトが含まれているかどうかも重要なポイントです。また、自分の現在のスキルレベルや学習目的に合った進行度や特定のトピックに焦点を当てたカリキュラムを選ぶことも効果的です。

これらを考慮して、自分に最適なオンライン講座を選ぶことが、Ruby学習の成功に繋がります。

3.サポート体制

オンラインのRuby講座を選ぶ際、サポート体制の確認は重要です。質問やフィードバックの機会が提供されているか、リアルタイムの応答やフォーラムがあるかを確認しましょう。

メンタリングや個別コーチングが提供されている講座は、特に初心者にとって学習を効果的に進めるのに役立ちます。学習者同士の交流が可能なコミュニティの存在や、追加学習資料の提供もサポート体制の重要な要素です。

これらのサポート体制が整っている講座を選ぶことで、学習過程がスムーズに進み、より深い理解とスキル習得が可能になります。

まとめ

この記事ではRuby講座の受講にあたり、次のポイントについて詳しく解説しました。

Rubyを習得することで、現場で即戦力となる実践的なスキルが得られ、キャリアアップにもつながります。

Ruby講座の受講には、低コストで始められ自分のペースで学習できる侍テラコヤがおすすめです。まずは、侍テラコヤの無料カウンセリングからRuby学習をスタートしてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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