仕事がばかばかしいと感じるときの10つの原因と対処法を徹底解説

なぜ今の仕事がばかばかしいと感じるのだろう
仕事がばかばかしいと感じたときはどのような対策をすれば良いの?

このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、今の仕事がばかばかしいと感じている方の悩みを解決します。今の仕事にやりがいを感じられずモチベーションが上がらないのであれば、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

目次

仕事がばかばかしいと感じる10つの原因

仕事をしていると「自分は一体何のために仕事をしているのだろう」と、ばかばかしさを感じる方も多いのではないでしょうか。

仕事がばかばかしいと感じる主な原因は、以下の10点です。

仕事がばかばかしいと感じたら、まずは原因を解明することが大切です。そうすれば、今の自分にやるべきことは何なのか、対処法が明確になりますよ。

将来性がない

仕事への将来性を感じなければ、今自分が取り組んでいる仕事に対して前向きになれないでしょう。

あなたが取り組んでいる仕事に対する需要が少なく、将来的に仕事がなくなる可能性が高いと、なぜ今自分は将来性がない仕事をしているのかと思い悩んでしまいます。

今あなたが仕事に対してばかばかしさを感じているなら、一度客観的にその仕事に将来性があるか見つめ直しましょう。

給料が少ない

どのような方でも、給料が高いと仕事に対する充実感を得られやすくなるのではないでしょうか。

しかし、なかには給料が少ない職業もあります。

「長時間仕事に取り組んでいるのにもかかわらず、給料は生活費を賄える程度…」

このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

給料の少なさは、仕事がばかばかしいと感じる大きな要因です。

人間関係が悪い

人間関係が悪い
人間関係が悪い

組織の中で仕事をしていると、あなたと相性が合わない人とも業務を進めなければいけません。

人間関係が悪いと、「なぜこの人たちと一緒に仕事をしなければいけないんだろう」とばかばかしさを感じます。もしあなたが所属している企業で、言葉に棘がある同僚や上司がいる場合、注意が必要です。

組織の方針や理念に共感できない

組織の方針や理念に共感できなければ、仕事に対して積極的に取り組めません。

その理由は、あなたが所属している組織の方針や理念に納得できないと、なぜ与えられた仕事に取り組まなければいけないのか理解できないからです。

仕事に対して前向きに取り組む上で、所属している組織の方針や理念は非常に重要です。今あなたが勤めている企業の仕事がばかばかしいと感じるなら、まずはその企業の方針や理念に共感できるか客観的に向き合いましょう。

業務内容がルーティンワークばかり

会社によっては、毎日決められた業務内容に取り組むだけで仕事が成り立つところもあります。

業務内容がルーティンワークばかりだと、何のために仕事をしているかわからなくなり、マンネリ化してしまいます。その結果、仕事に対する充実感を得られなくなってしまうのです。

変化のない毎日を過ごしていると刺激もなくなり、仕事に対してばかばかしいと感じることが多くなります。

もし今勤めている会社の業務内容がルーティンワークばかりであれば、少しでもマンネリ化を防げるよう新しい仕事を教えてもらうのはいかがでしょうか?

意見やアイデアが反映されない

意見やアイデアが反映されない
意見やアイデアが反映されない

どれだけがんばって自分なりのアイデアや意見を主張しても、全く反映されない会社もあります。

仕事に対して前向きに取り組んでいるにもかかわらず、それを受け入れてられない環境だと、仕事に対するモチベーションも下がってしまうものです。

仕事での意見やアイデアが反映されないときは、あなたの意見やアイデアに無駄な発言は一つもない意識を持てば、少しは気持ちが楽になります。たとえ意見やアイデアが反映されなかったとしても、発言をしないよりはマシです。

とはいえ、もし今の環境ではあなたの意見やアイデアが反映されにくいのであれば、転職も視野に入れて働きやすい環境に移ることがおすすめです。

残業が多い

会社によっては、残業をしないと一日の仕事が終わらないところもあります。

残業が多くて、今の仕事を辞めたいと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。残業ばかりしていると、ワークライフバランスが崩れてしまい、何のために働いているのかわからなくなってしまいます。

残業が多いことは心身ともに大きな負担となるため、仕事に対する充実感にも影響します。

まずは残業を減らすためにはどうするべきか自身で考え、周囲と相談してみましょう。

やりたくない仕事をやらされている

会社組織の中で仕事をしていると、やりたくない仕事に取り組まなければいけないときもあります。

それが一時的であれば問題ありませんが、長期間にわたってやりたくない仕事をやらされてしまっていると、仕事での楽しさを感じられなくなります。

もしあなたがやりたくない仕事をやらされているのであれば、まずはやりたい仕事を上司に相談しましょう。上司に相談しても環境が変わらない場合は、転職や副業でやりたい仕事にチャレンジするのも1つの手です

仕事のやり方やプロセスに不満がある

仕事のやり方やプロセスに不満がある
仕事のやり方やプロセスに不満がある

「もっと効率的に業務を遂行できるやり方があるのに、会社のマニュアル通りにしか働けない…」

このように、結果的に会社の利益に貢献することでも、結果にたどりつくまでの過程に不満があると悩む方は多いのではないでしょうか。

あなたが「こうした方が良い」と感じた仕事のやり方でも、マニュアル通りのやり方に従わなければいけない会社だと自由に働けません。

もし仕事のやり方やプロセスに不満があるなら、一度上司にやり方を変えることは可能か相談しましょう。万が一上司が聞く耳を持ってくれない場合は、同僚や信頼できる友人などに相談することも対処法として視野に入れておくと良いです。

がんばってても評価されないとき

会社によっては、頑張りを正当に評価してもらえないところもあります。

どれだけ前向きに仕事に取り組んでいても、評価してもらえないと仕事をしていることがばかばかしく感じます。

正当な評価をしてくれない会社で働いていても、時間と労力を無駄遣いしてしまうだけです。もしあなたががんばっても評価されないのであれば、あなたが取り組める範囲で新しいことに挑戦すればモチベーションを維持しやすくなりますよ。

仕事がばかばかしいと感じたときの10つの対処法

仕事がばかばかしいと感じる原因がわかったら、次に今のあなたがやるべき対処法を明確にしましょう。正しい対処法を行うことで、仕事に対するモチベーションを維持できます。

取り組むべき対処法は人それぞれ異なりますが、以下の方法を参考にすると良いです。

目標を設定する

仕事に対するモチベーションを維持するためには、あらかじめ目標を設定することが大切です。目標を設定する方法はいくつかあり、具体例は以下4点です。

  • 収入を上げること
  • 役職に就く
  • スキルアップする
  • 制限時間内にタスクをやり遂げる

あなたにとって設定しやすい目標を立てることで、ばかばかしいと感じていた仕事へのモチベーションを向上させられます。

まずは比較的簡単な目標から設定し、少しずつ目標のハードルを上げましょう。

自己分析をする

今の環境での仕事がばかばかしいと感じるなら、一度自分と向き合ってあなたにとっての適職を見つけましょう。

過去の取り組みや経験からどのような仕事が向いているかを改めて振り返り、モチベーションを維持できる職業は何なのかを見つめ直すことで、あなたに向いている仕事が見つかりやすくなります。

自己分析する際、以下3点を意識すると良いです。

  • 過去の経験から何を得られたか
  • どのような仕事をしているときが一番やりがいを感じるか
  • 苦手な分野の仕事は具体的に何なのか

今働いている環境が向いていないと感じるなら、一度自己分析をして適職を見つけることが重要です。

スキルアップをする

skill
スキルアップをする

スキルアップをすることで、仕事への充実感を得られやすくなります。

今の仕事では身につけられない他業種のスキルを習得することで、これまであなたが気づかなかった新しい発見があるかもしれません。さらにスキルアップをすることで、今までできなかった仕事をスムーズに進められるようになったり、社内で評価されたりしやすくなります。

スキルアップに取り組む際は、少しずつハードルを上げることが大切です。初めは難易度の低いスキルの習得を目指し、徐々に難易度の高いスキルの習得に取り組むことで、モチベーション維持ができます。

今の仕事へのモチベーションが見つからずばかばかしいと感じているなら、スキルアップを目指してはいかがでしょうか。

今の仕事の中で新しい仕事や課題を見つけ出す

あなたが取り組んでいる仕事にマンネリを感じたら、新しい仕事や課題を積極的に見つけ出しましょう。新しい仕事や課題を見つけ出すことで、マンネリを感じ始めていた仕事に刺激を与えられるため、モチベーション向上が期待できます。

新しい仕事や課題を見つけ出すコツは、以下3点です。

  • あらゆる物事に対して関心を持つ
  • 上司に直接聞く
  • 自分で試行錯誤して試してみる

仕事がマンネリ化するとばかばかしく感じてしまうことにつながるため、積極的に新しい仕事や課題に挑戦しましょう。

副業にチャレンジする

今あなたが働いている本業が不完全燃焼の状態であれば、副業にチャレンジすることで新しい刺激を得られます。

副業にチャレンジすることで、副収入を得られるだけでなくスキルアップも期待できます。

副業で得たスキルは、将来的に仕事選びの選択肢を広げることにもつながります。副収入で生活が豊かになるだけでなく、将来のキャリアアップを目指せるため、今の仕事では物足りないと感じているなら副業に挑戦してはいかがでしょうか。

自分自身のやり方を見直す

自分自身のやり方を見直す
自分自身のやり方を見直す

ルーティンワークをこなす毎日であったり、自分の仕事のやり方に満足いかなければ、仕事に対してばかばかしさを感じることにつながります。

もしあなたが今の仕事のやり方に満足していない場合は、一度やり方を変えて仕事に取り組みましょう。仕事のやり方を変えることで新しい発見ができるため、やりがいを感じられやすくなります。

あらゆる方法を試し、あなたが一番モチベーションを維持できる仕事のやり方を見つけることが重要です。

定期的な休息をとる

仕事にばかばかしさを感じている場合、心身ともに大きなストレスを抱えている可能性があります。

ストレスを抱えてしまうと、仕事にも前向きに取り組めなくなるため、モチベーションを維持することが難しくなります。

もしあなたが今の仕事にばかばかしさを感じているなら、定期的に休息を取るよう心がけましょう。定期的に休息をとることで仕事にメリハリをつけられるため、モチベーションを維持できます。

「お金のため」と割り切る

つらい業務をこなす日々を過ごしていると、何のために仕事をしているかわからないと感じます。

何のために仕事をしているかわからないと悩んでいる方は、仕事を「お金のため」と割り切ることで精神的な負担を抑えられます。仕事に対する目的を明確にすることで、仕事に対して前向きに取り組めるようになります。

今の仕事に対する目的が曖昧で、何のために仕事をしているかわからないと感じているなら、「お金のため」と割り切ることでモチベーションを維持しましょう。

別の部署へ移動する

今の部署での仕事にやりがいを感じられなかったり、仕事仲間との方向性などが違うことでばかばかしさを感じているなら、別の部署へ移動することをおすすめします。別の部署へ移動することで、新しい仕事にも挑戦できるため、仕事におけるやりがいを感じられます。

また、人間関係の悩みに対する解決も期待できるため、仕事が馬鹿馬鹿しいと感じるなら別の部署へ移動することも視野に入れましょう。

転職をする

転職をする
転職をする

今の仕事にばかばかしさを感じるなら、転職をして他業種に挑戦するのも良いでしょう。

転職をすることで、今まで取り組んだことのない仕事に挑戦できたりキャリアアップができたりします。また、ばかばかしいと感じるほどくだらない仕事環境を変えることで、精神的な負担を軽減できます。

今では多くの転職エージェントが存在しているため、今の仕事にばかばかしさを感じているなら転職を視野に入れてはいかがでしょうか。

仕事を変えたことで新たなキャリアを掴んだ事例を紹介

ここでは、実際に仕事を変えたことで新たなキャリアをつかんだ事例を紹介します。

転職をすることで、仕事に対する考え方が良い方向へと変わり、今まで埋もれていた新たな自分への発見が期待できます。もしあなたが今の仕事にばかばかしさを感じ、転職を視野に入れようと考えているなら、ぜひ参考にしてください。

残業ばかりの工場勤務を脱出した渡邊さん

渡邉さんは、もともと鉄骨会社で残業をこなす毎日を過ごしていましたが、趣味として書いていたブログをきっかけにHTML/CSSと出会い、SAMURAI ENGINEERでプログラミング学習に取り組みました。

そしてプログラミング学習に取り組んでいく中でエンジニア業界に興味を持ち、スクールで学んだ経験を活かして残業ばかりの工場勤務から脱出し、転職に成功しました。

渡辺さんの詳しいインタビュー内容はこちら

9年間勤めた会社への将来性に対する不安を解消した阿部さん

阿部さんは、BtoB企業で広報販促系の仕事を9年間勤めていましたが、仕事に対する将来性に不安を感じていました。

そんな中で自社サイトのサーバーサイドに触れる機会と出会い、プログラミングの面白さとエンジニア業界に興味を持ち、SAMURAI ENGINEERでプログラミング学習に取り組み転職に成功しました。

阿部さんの詳しいインタビュー内容はこちら

まとめ

仕事へのやりがいや達成感、充実感を感じられないと仕事がばかばかしく感じます。

仕事がばかばかしいと感じないためには、あなたなりに働き方を変えるなどして仕事へのやりがいを見出すことが重要です。

あらゆる対策をしても仕事に対するモチベーションが上がらないのであれば、転職も視野に入れましょう。スキルを身につけられれば、やりがいを感じられる仕事に出会えるかもしれません。

今ではオンラインでもスキルを身につけられるスクールが存在しているため、一度利用してはいかがでしょうか。

公式サイトで詳細を見る

無理のない範囲で働き方を見つめ直し、仕事に対するモチベーションを維持しましょうね。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

目次