プログラミングの考え方とは?基本のロジックや鍛え方を紹介

プログラミングの考え方が知りたい
プログラミングとは何なのか知りたい

これからプログラミングについて学ぶ方のなかには、プログラミングの考え方を基礎から知りたい方もいますよね。

この記事では、プログラミングとは何かを解説したうえで、初心者が知っておきたいプログラミングの考え方を紹介します。また、プログラミングの考え方を鍛える方法やおすすめの本なども解説します。

プログラミングを学ぶ前に基礎知識を学ぶことで、スムーズに学習に入ることが可能です。

この記事の要約
  • プログラミングは順序立てて論理的に物事を考えること
  • フローチャートを作成するとプログラミングの考え方が身につく
  • お手本コードを写経することで考える力が身につく

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目次

プログラミングとは?

プログラミングとは

プログラミングは、人間が理解できる言語(プログラミング言語)を使ってコンピューターを動かす指示(プログラムコード)を作る作業です。

コンピューターは、指示を出せばそのとおりに実行してくれます。規則に沿ったコードを書くことで、コンピューターが理解できます。

便利なシステムやサービスを正しく動かすためには、プログラミング言語を使って正しくコードを書く必要があるのです。

初心者が知っておきたいプログラミングの考え方

プログラミングの考え方といっても実は幅広く、すべてを説明するのは難しいです。あえて簡単にいうなら、順序立てて論理的に物事を考えることといえます。

この考え方は、ロジカルシンキング(論理的思考)と呼ばれます。

プログラムを作成するためには、プログラムが行うべき仕事の手順を論理的に分割して、それぞれを順序立てる必要があります。これを、ロジック化とも呼びます。

料理の手順で考えると分かりやすいかもしれません。カレーライスを例に挙げると、一般的な作り方は下記のとおりになりますよね。

  • 具材を切る
  • 具材を炒める
  • 水を入れて火を通す
  • カレールーを入れる

カレーを作るとき、手順を入れ替えるとうまく作れません。

プログラミングでも、このように正しい手順に分けて(ロジック化して)プログラムを作成する必要があります。

最初に決められた目標を達成するには、何が必要なのかを順序立てて考える力がないとうまくいきません。

プログラミングの考え方は目的達成に向けて順序立て、論理的に手順を考えることです。プログラミングを習得するにはロジカルシンキングが必須といえます。

プログラミングの考え方を鍛える3つのコツ

プログラミングの考え方を身につけたいけど、どうしたらよいか分からない方も多いですよね。

ここでは、プログラミングの考え方を鍛える3つのコツを紹介します。

  • プログラミングの工程を考える癖をつける
  • フローチャートを書いてまとめる癖をつける
  • コピペではなく写経を心がける

プログラミングの仕様を考える癖をつける

プログラミングの考え方を鍛えたいなら、仕様を考える癖をつけると良いです。

例えばWebサイトを作成したい場合、漠然と作業を始めるのではなく最初にどのような機能が必要なのか、どのような構造で作るかを予め検討することをおすすめします。

どんなWebサイトにしたいのか、Webサイトに実装する機能などを決めてからコーディングを開始します。

何度も仕様を考えていると自然に順序立てて考える癖が身につき、改善ポイントも見えてくるはずです。プログラミングの考え方と同時に、開発経験も詰めるため一石二鳥ですね。

フローチャートを書いてまとめる癖をつける

プログラミングの開発現場では、機能を分かりやすくするためにフローチャートを作成します。

フローチャートを作成することで手順をはっきりさせ、順序立てる癖をつけられます。

フローチャートはプログラミング以外にも、仕事や資格取得などの計画を立てるときにも便利です。日ごろから計画を立てるときにフローチャートを作成していれば、少しずつ論理的に順序立てて考える力が身につきます。

プログラミングフローチャートとは?書き方・アプリ・ツールまとめ
更新日:2024年4月29日

コピペではなく写経を心がける

プログラミングでは、よくあるコードや参考コードをコピペして使用する場合もあります。しかし考える力を身につけたいなら、コピペより写経を心がけるのがおすすめです。

もちろんコピペが完全に悪いわけではないです。ただ、毎回コピペで済ませてしまうと正しく動作したとしても自分で考える力が身につきません。

また万が一エラーが出たときに、自分で考えていないとエラーが出た理由が分かりにくいのです。

初心者のうちはどうしてもコピペが多くなりがちですが、できるだけ丸々コピペするのではなく、写経するように心がけると考える力を養えます

プログラミングの考え方を学習する方法

プログラミングの考え方を学習する方法

プログラミングの考え方を習得したい方もいますよね。ここでは、プログラミングの考え方を学習する方法を紹介します。

無料学習サイトで学ぶ

プログラミングの考え方は、無料学習サイトで簡単に学習できます。

最近ではProgateやドットインストールなど無料学習サイトが増えており、手軽に学習できます。無料学習サイトなら、動画やイラスト、スライドなどを使用しながら分かりやすくプログラミングと考え方が学べるのです。

また短いコードを使った学習ができるので、初心者でもプログラミングの仕組みが分かりやすいです。

少しずつ学べば未経験者でも挫折しにくいため、まずは無料学習サイトを使って基礎学習をしっかり行ってみてください

参考本で学ぶ

プログラミングの考え方は、初心者向けの参考本でも学べます。

参考本には大きくわけると2種類があり、1つ目はプログラミング言語やプログラミングの仕組みと一緒に考え方が学べるものです。2つ目はまだプログラミング学習をスタートしていないが、プログラミングに興味がある方向けに解説された本です。

1つ目の本はプログラミング言語と考え方が学べるため効率がよく、2つ目は未経験者でも分かりやすくスラスラ読めます。プログラミングを学習する意思が固い方は1つ目の参考本、悩んでいる方は2つ目を選ぶのがおすすめですね。

プログラミングのロジック・考え方の学習法は、下記の記事でも詳しく解説しています。

プログラミングのロジック勉強法おすすめ8選と身につく成果5選を紹介
更新日:2024年4月29日

プログラムはこうして作られるプログラマの頭の中をのぞいてみよう

プログラミング初心者に向けて、プログラムを根本から理解し考え出す能力を身につける方法が書かれた本です。

一般のプログラミング入門書は、「プログラムを自分で作るにはどのように頭を動かせばいいのか」という考え方を教えてくれません。

この本では、プログラミングの未経験者や基本をやり直したいと考えている人のために、簡単なゲーム制作をとおして、どのように頭を働かせればいいのかを学べるように工夫されています。

世界が変わるプログラム入門

『世界が変わるプログラム入門』はプログラミングの考え方と併せて、プログラミングの考え方を身につけるメリットも解説しています。

例えば、プログラミングの考え方を日常生活や仕事にどう活かせるかが紹介されているため、学習のモチベーションにもなりますね。

プログラミング初心者の場合、考え方が分かってもどう活用したらよいいか分からない方もいるはずです。この本を読めば活用法も知ることができるため、考え方を身につけた後のことを知りたい方におすすめです。

プログラミングスクールで学ぶ

プログラミング言語と考え方の両方を学ぶなら、プログラミングスクールの利用もおすすめです。

スクールなら、未経験者にも分かりやすくプログラミングの仕組みを解説してもらえます。また、学習のサポートやカリキュラムも充実している点も魅力です。

SAMURAI ENGINEERでは、現役エンジニアのマンツーマンサポートや、完全オーダーメイドカリキュラムを採用しています。分からないところや悩みを相談しながら学習できるため、初心者でも理解しやすいです。

無料カウンセリングで話を聞くこともできます。興味がある方はぜひ、参加を検討してみてください。

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まとめ

今回はプログラミングの考え方や学習方法などを紹介しました。

プログラミングでは、論理的に順序立てて物事を考える力が必要です。論理的な考え方は日常生活のなかでも鍛えられるため、普段から順序立てて物事を考えることを実践してみましょう。

この記事のおさらい

プログラミングの考え方とは?

プログラミングの考え方を簡単にいうと、物事を論理的に順序立てて考える考え方をいいます。プログラミングのコーディング作業はもちろん、開発業務全般でも必要な考え方です。

プログラミングの考え方を鍛えるには?

プログラミングの考え方は無料学習サイトや参考本を使って低コストで学習できます。また、プログラミング言語といっしょに学びたい場合は、スクールの利用も選択肢になります。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン
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