プログラミング教育でスクラッチが選ばれる理由とは?教育現場の活用例公開!

Scratch(スクラッチ)は、多くの学校で使われるプログラミング教育の教材です。

Scratchは子供でも簡単に、直感的な操作でプログラミングができるので、世界中で人気です。

この記事では、Scratchの特徴やメリット・デメリット、プログラミング教育の教材に選ばれる理由を紹介します。Scratchの活用方法や実践例も見ていきましょう。

プログラミング教育について、詳しくは下記の記事をご覧ください。

目次

Scratch(スクラッチ)とは?

Scratch(スクラッチ)とは、ビジュアルプログラミング言語のひとつであり、マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボ ライフロングキンダーガーデングループによって開発されました。

Scratchでは、命令が書かれたカラフルなブロックを組み合わせるだけで、簡単にゲームやアニメーションを作れます。

Scratchについては下記の記事でも詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

子ども向けプログラミング言語Scratch(スクラッチ)をかんたん解説
更新日:2022年12月5日

プログラミング教育の教材に Scratch(スクラッチ)が選ばれる5つの理由

Scratchが選ばれる理由

Scratchがプログラミング教育の教材に選ばれる理由は、下記の5つです。

  • 操作が簡単
  • プログラミング的思考力が身につく
  • 表現力が磨かれる
  • 応用力が身につく
  • コミュニケーションスキルを磨ける

ひとつずつ、解説します。

操作が簡単

Scratchがプログラミング教育の教材として選ばれる理由として、操作が簡単という点が挙げられます。

Scratchでゲームや音楽を作るとき、ブロックをマウスや指でドラッグ・アンド・ドロップして組み立てます。

子供でも直感的に操作できるのが、Scratchの特徴です。

プログラミング的思考力が身につく

次にScratchがプログラミング教材に選ばれる理由として、プログラミング的思考力が身につく、という点が挙げられます。

Scratchでは、動きや音楽を実現するためブロックを選んで組み合わせます。このプロセスで、プログラミング的思考が必要になるからです。

表現力が磨かれる

表現力が磨かれる

Scratchは表現力が磨かれることも、プログラミング教材として評価されているポイントです。

ビジュアルプログラミングでは、「やりたいこと」「作りたいもの」を処理ブロックを組み立てて、実際に動くものに形作ります。頭に思い描いたものを、他者に伝える工夫をする過程で、表現力が磨かれます。

応用力が身につく

Scratchを使用した学習で応用力が身につくことも、プログラミング教材に選ばれる理由です。

Scratchにはリミックスという、他人の作品をコピーしてカスタマイズする機能があります。リミックスを活用して、効率的により良い作品を生み出す力は、将来さまざまな職業で活かせます。

コミュニケーションスキルを磨ける

コミュニケーションスキルを磨ける、という点もプログラミング教育の教材として魅力です。

Scratchは作品を公開できます。また、ほかの人が公開した作品に対するリアクションやコメントも可能です。

公開の場における交流で、相手への適切な伝え方や応え方を学べます。

小学校のプログラミング教育における Scratch(スクラッチ)4つの実践例

Scratch(スクラッチ)の実践例

小学校のプログラミング教育において、Scratchはどのように活用されているのでしょうか。

  • 【音楽】スクラッチでリズムを作ろう!
  • 【社会】スクラッチで都道府県を見つけよう!
  • 【算数】スクラッチで正三十六角形を描いてみよう!
  • 【国語】うさぎとかめのCMを作ろう!

上記4つの教科におけるScratchの実践例を、ひとつずつ紹介します。

プログラミング教育の内容や実践例について、詳しくは下記の記事をご覧ください。

【音楽】スクラッチでリズムを作ろう!

大阪市立茨田東小学校では、音楽の授業でScratchを活用しました。

作成した「リズムカード」をつなげて、お祭りの雰囲気がでる音楽を作るというテーマで授業を行っています。

トライ&エラーを繰り返して、自分が納得できる音楽を作ります。

詳細はこちら

【社会】スクラッチで都道府県を見つけよう!

東京学芸井大学附属小金井小学校では、社会の授業でScratchを活用しています。

各都道府県が持ついくつかの特徴をヒントとして、47都道府県の名称や位置を学ぶという内容を実践しています。

授業で使うScratchは、ヒントが用意されています。複数のブロックをつなげると、そのヒントに一致する都道府県の名称や位置が画面上に表示されるようになっています。

試行錯誤しながら学習することで、都道府県の位置や名称に対する理解が深まります。

詳細はこちら

【算数】スクラッチで正三十六角形を描いてみよう!

杉並区立西田小学校では、算数の時間にScratchを利用して正多角形を書いてみる、という授業を行っています。

多角形は定規やコンパス、分度器を活用してかくのが一般的です。しかしScratchを活用することにより、より効率的に、より美しい正多角形をかけます。

詳細はこちら

【国語】うさぎとかめのCMを作ろう!

NHKは、学校教育向けにさまざまな放送を公開しています。

芸人・IT企業役員を務める厚切りジェイソン氏が出演している「Why!?プログラミング」は、プログラミングをテーマとした小学生向けの番組です。

放送回「童話「うさぎとかめ」のCMをつくろう」は、国語でScratchを活用するのがテーマです。Scratchを使ってわかりやすく、インパクトがあるCMを作るための表現方法を学びました。

Scratch(スクラッチ)でできること

Scratchでできること

Scratchでできることは、さまざまです。ここでは主に、下記の4つをピックアップしました。

  • アニメーションや物語
  • ゲーム
  • 音楽
  • 世界に向けて公開

Scratchでできることについてひとつずつ、解説します。

Scratchでどのようなアプリが開発できるかについては、下記の記事でも詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

Scratchでどんなアプリが開発できる?作成事例をまとめて紹介
更新日:2024年6月6日

アニメーションや物語

Scratchを使えば、アニメーションや物語を作れます

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン
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