フリーランスエンジニアになるにはどうすればいいの?
フリーランスエンジニアってどんな働き方をするの?
これからフリーランスエンジニアにキャリアチェンジを検討している方は、このような悩みを持たれることが多いのではないでしょうか?
エンジニアといってもさまざまな職種がありますし、働き方も異なります。
そこで、ここではフリーランスエンジニアやエンジニアの概要から、実際にフリーランスエンジニアになる方法までを業界歴13年の現役のエンジニアがわかりやすく解説いたします。
この記事が、あなたが決断する選択の一押しになれば幸いです。
この記事の目次
フリーランスエンジニアとは
そもそもフリーランスエンジニアって何?
フリーランスエンジニアは組織に属さず1人で仕事を請け負って、クライアントに成果物を納品していくエンジニアです。
契約形態も会社員と異なり、業務委託契約を結んで契約期間ごとに作業範囲や単価などを取り決めます。
フリーランスエンジニアの収入は会社員より多いイメージを持たれている方も多いと思いますが、実際は会社員と同程度、または少ない場合もあります。
また、仕事の種類や難易度によっても報酬が異なります。より高い収入を目指したいなら相応のスキルを取得する必要があります。
エンジニアの種類
エンジニアと一言でいってもさまざまな種類があります。ここではエンジニアの種類をおさらいしておきましょう。
・システムエンジニア
システムの開発や設計などに携わるエンジニアです。
コーディングやテストまで一貫して行うこともあります。
・プログラマ
設計書に基づいてプログラミングや単体テストを行います。
また、システム試験で発生した不具合の修正なども行います。
・組み込みエンジニア
家電や自動車などに組み込まれるソフトウェアを開発します。
・Webエンジニア
WebサービスやWebアプリなどの開発を行います。
場合によってはデザインまで一貫して行うこともあります。
・ネットワークエンジニア
システムを動かすためのネットワークの設計や設定を行います。
システム運用後はネットワークの保守・監視などを行います。
・フロントエンド・バックエンドエンジニア
Webサービスにおいてフロントエンド(ユーザーからの入力する部分)、とバックエンド(サーバサイド・データベースなど)をそれぞれ担当し、設計・開発を行います。
・データベースエンジニア
その名のとおりデータベースの設計・開発・運用を行います。
フリーランスエンジニアの求人数
フリーランスエンジニアの求人はどれくらいでしょうか?
フリーランス向けの案件情報サイトであるレバテックフリーランスで確認してみると、2019年8月現在で7930件の案件が存在します。
言語別ではJavaが最も多く1644件、次いでJavaScript、PHPの案件が多いですね。
また、フリーランスエンジニア向けの案件紹介サービスはたくさんあるので、仕事はたくさんあると思っていただいて大丈夫です。
未経験からフリーランスエンジニアになるには
やりたいことを決めよう
まずはフリーランスエンジニアになって、
どんな働き方がしたいか?
どんなものを作りたいか?
を考えておくことが大切です。
たとえば、フリーランスエンジニアの働き方としては、大きく分けて、
- 客先常駐型
- 在宅勤務型
があります。それぞれメリット・デメリットも異なります。
あなたのその後のキャリアに直結するので「フリーランスエンジニアになって何をしたいか?」は、最初にしっかりと決めておきましょう。
在宅勤務型のメリット
- クライアント先に毎日通勤しなくて済む
- ネットが繋がれば好きな場所で働ける
- 複数案件を掛け持ちしやすい
在宅勤務の最大のメリットとしては、ネット環境さえ整っていれば好きな場所で働けることが挙げられます。また、単発案件を複数請け負うことも可能ですので働いた分だけ収入に直結します。
しかし、常駐型と比べると案件数はまだまだ少なく、仕事の内容もWebサービスやスマホなどのアプリ開発などに限定されます。
客先常駐型のメリット
- 安定して働きやすい
- 大企業のSlarなら半年〜数年単位で働けることも
- 正社員と同様の働き方ができることも
- 単価も在宅勤務型に比べて高い
客先常駐型は大企業のSlerの案件が多く、比較的規模の大きな開発案件に関わることも可能です。大型案件はシステムの完成まで数年を要する場合が多く、継続して仕事を受注できる可能性が高いため、在宅型と比べても長い期間安定して働くこともできます。
在宅勤務型を目指したい場合
在宅勤務型を目指したい場合、個人でも仕事が受注しやすいWebサービス、Webアプリが開発できる言語のスキルを習得することをおすすめします。
Webサービス、Webアプリが開発できる言語としては、Ruby・PHP・JavaScriptなどがあります。
これらの言語は学習コストも低く、独学でも比較的習得しやすいと言えるでしょう。
筆者としても、まずは覚えやすい言語から習得することを強くおすすめします。いきなり難易度の高い言語から初めて挫折してしまっては元も子もありませんので。
もちろんWeb系の開発案件は常駐型の仕事もたくさんあります。まずは客先常駐で経験を積んでキャリアアップしてから、在宅勤務として個人で仕事を請け負うといった手段を検討してみても良いでしょう。
Ruby、PHPについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
・Ruby
・PHP
客先常駐型を目指したい場合
客先常駐型を目指したい場合は、大企業の大型案件で採用されやすいJavaやC++などの言語スキルを取得しておくことをおすすめします。
しかし、Java・C++は初心者には難易度が高く、本来なら経験を積んでからフリーランスになるのが理想です。
独学でもスキルを身につけることはできますが、つまずいても教えてくれる人もいないので、もしこれらの言語のスキルを取得したいならスクールに通ってしっかりと勉強することをおすすめします。
Java,C言語、C++については以下の記事で詳しく解説しています。
・Java
・C++
また、AI(人工知能)の分野のエンジニアを目指したい場合は、Pythonがおすすめですが、機械学習も独学では難易度が高いためおすすめできません。
Pythonについては以下の記事で詳しく解説しています。
・Python
プログラミングを学べるおすすめのサービス
プログラミングを効率よく学ぶには、ブラウザ上で完結する学習サービスを利用することをおすすめします。
以下の記事では、無料でさまざまな言語で使える学習サービスを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスの仕事の探し方
実際にスキルを磨いたらフリーランス向けの求人を探してみましょう。
以下の記事ではフリーランスに向けて仕事の探し方を網羅的に解説していますので、ぜひ一読してください。
短期間でフリーランスデビューするには
この記事を読んでいる人の中では、独学でしっかりと勉強してスキルを身に着けてから、仕事獲得や転職などにつなげたいと考えている人もいるのではないでしょうか?
そんなあなたは、プログラミングスクールに通って学習を進める事をオススメします。独学では開発環境の構築から、実際に実務で通用するスキルまで高めるためにはかなりの時間を要します。
また、プログラミングは初心者には難解な部分も多く、非常に奥の深いものなので、完全に理解しようと思ったら案外大変です。
仕事などにつなげる事を考えると、独学だけでなくプロの力を借りた方が確実なのです。
例えば弊社「侍エンジニア」では、現役エンジニアがあなただけのオリジナルカリキュラムを作成し、完全なマンツーマンで指導させていただいています。
また、転職サポートはもちろん、独立支援もしているのでフリーランスとして仕事を獲得したいという人にも最適です。
もちろん、いきなり入会するのは不安もあるかと思うので、まずは無料体験レッスンを活用してみてください。プログラミングやキャリアの見識を備えたコンサルタントが、あなたの学習における不安や悩みを解消し、学習プランなどを提供します。

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まとめ
ここでは、フリーランスエンジニアになるための方法を紹介しました。
フリーランスエンジニアと一言で言ってもさまざまな職種があります。したがって、事前にしっかりとやりたいことを考えてからスキルを身に着けることが大切です。
ぜひこの機会にフリーランスエンジニアになるための最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。