
【5分でわかる】Javaフレームワーク「Spring Framework」とは
こんにちは!インストラクターの佐野です。
Javaでよく使われるフレームワークに「Spring Framework」というものがあります。
フレームワークって何?
Spring Frameworkってどんな特徴があるの?
Spring Frameworkはどういったことができるの?
Spring Frameworkってどんな特徴があるの?
Spring Frameworkはどういったことができるの?
など、様々な疑問が浮かんできますよね。
そこで今回は、Javaの主要フレームワークといわれている「Spring Framework」について解説します。Spring Frameworkの意味や特徴がつかめるでしょう!
Spring Frameworkの基礎知識
フレームワークとは
フレームワークについて簡単に解説します。フレームワークはアプリ開発をする際に、開発の効率を上げるために便利な機能がたくさん詰まったツールです。
WEBアプリ開発に用いるフレームワークは、とくに「WEBフレームワーク」と呼ばれています。「Spring Framework」もこのWEBフレームワークの1つです。
WEBフレームワークについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
現代の開発では、他社との競争が激しくなってきておりスピードが求められます。
おすすめフレームワークを言語別に解説!Webアプリを開発しよう
更新日:2022年12月5日
ですので、開発効率が重要視されているため、アプリ開発の効率を上げることができるフレームワークの利用はもはや当たり前となっています。
JavaのWEBフレームワークは、「Spring Framework」以外にもたくさん種類があり、仕事によっても用いるフレームワークは変わってきます。
そのためJavaでWEBアプリ開発を行う場合は、いかに素早くフレームワークを使いこなすかが鍵になってきます。
SpringFrameworkを使うために必要な知識
基本的にJavaの基礎知識があれば使いはじめることができます。
ただ、Javaを学ぶことと、Javaのフレームワークを学ぶことは明確に違います。
Javaを学習することは「プログラムの作り方や組み立て方」、一方でJavaのフレームワークを学ぶことは「WEBアプリの作り方」を学ぶことになります。
本格的にWEBアプリを作るためには「Javaのフレームワークを学習すること」が必要です。

Spring Frameworkとは
引用元:spring http://spring.io/projects/spring-framework]
Spring Framework(単にSpringとも呼ばれます)は、JavaのWEBフレームワークで、WEBアプリを作ることができます。
従来のWebアプリケーションにおける様々な問題を解決しており、非常に有力なフレームワークとして、長い間注目されてきています。
具体的にどのような問題を解決しているのか、なぜ使われるのかを解説します。
なぜSpring Frameworkを使うのか?
変更に強い
Spring Frameworkでは、DI(Dependency Injection)と呼ばれる仕組みが導入されています。日本語でいうと、「依存性の注入」です。
Javaを使ったアプリ開発は大規模なものが多く、途中で修正や変更などが入ることも多いです。以前までは変更に弱く、変更が入るたびかなりの時間を費やす必要がありました。
しかし、依存性のあるプログラムは外部から取り入れるようになっているので、1つ1つのプログラムを独立させやすくなります。
そのため、変更する場合も最低限の変更で済むので開発が楽になるのです。
テストが簡単
「Spring MVC Test」という専用のテストプログラムを使うことができます。
これは、1つ1つの処理がうまくいっているかをテスト(単体テストと呼ばれます)するのではなく、無事に一連の処理を終えるかどうかをテスト(結合テストと呼ばれます)することができます。
それによって、バグの混入を最小限におさえ、安全に開発をすすめることができるようになりました。
特徴
画像:スクリーンショット
続いてどのようにしてWEBアプリ開発の効率化を実現しているか、Spring Frameworkの特徴を解説します。
拡張性が高い
フレームワークの基本的な機能の大部分が「インターフェース」として提供されています。必要な機能だけを外部から使うことができるので、無駄がありません。
また必要となる機能がある場合は、あとから簡単に追加することができます。オブジェクト指向の基本原則を徹底して、Javaを最大限に生かすことができるように設計されています。
オブジェクト指向って何?という方はこちらの記事をご覧ください。
【10分でわかる】Javaにおけるオブジェクト指向を徹底解説
更新日:2022年11月14日
保守性が高い
「AOP(Aspect Oriented Programming)」というプログラミングを用いることができます。
これは、クラスには「本質的な処理」のみを書いて、「本質的ではない処理(共通化出来る処理)」を別に書くといった具合です。主に必要となる処理とそうではない処理を分けることで、コードをわかりやすくする効果があります。
それによって、何かバグや不具合があった場合にも原因を特定しやすくなるのです。
再利用性が高い
先ほどの「AOP」の仕組みにより、共通のプログラムをまとめやすくなるので、再利用することも容易になります。プログラムを再利用することで、プログラムを書く量が減り、修正する場合も最低限の修正で済むようになります。
これは、とくに長期のアプリ開発でものすごく効率に差がつく部分です。
再利用性の高いプログラムを、プログラマーの腕ではなく仕組みで解決しているのです。
Spring Frameworkで作る最適なアプリ
画像:shutter stock
プログラミング言語もそうですが、フレームワークにも作ることが得意、不得意な分野があります。
SpringFrameWorkは、ほとんどの種類のWEBアプリを作ることができますが、特に向いていると思われるものをご紹介します。
WEBシステム
WEBシステムは大規模なものが多く、開発にある程度の時間を要します。
そのため、フレームワークの選択は、日々の開発効率が著しく変える要素であるため、非常に重要な選択になります。
Spring Frameworkは、開発を柔軟に行える数少ないフレームワークです。柔軟性や拡張性が高いので、大規模な開発や仕様変更に対応しやすいため、WEBシステムの開発に向いているといえます。
WEBサービス
WEBサービスも得意です。WEBサービスは初期のころは小さく、そして顧客が増えるにつれてどんどん規模が大きくなっていきます。
臨機応変に開発をすばやく行っていく必要がありますが、Spting Frameworkであれば機能がまんべんなく提供されているので柔軟に対応できるでしょう。
もっと効率よく学習したい方へ
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ただし、実際の学習期間中はつまづいている時間がほとんどです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今では、Javaで主要なWEBフレームワークとなっている「Spring Framework」。
海外でも使われることが多いので、特徴をつかんでぜひ使いこなしたいですね!