仕事にしてみたい!
と思っている方も多いのではないでしょうか。
でも、いざAR開発を仕事にしたいと思っても、どんな技術が必要で、どう勉強したらいいかわかりませんよね。
そんな時に検討していただきたいのがスクールです。
スクールはプロが教えてくれるので、効率よく学習を進められるだけでなく、モチベーション維持にも効果的です!
そこでこの記事では、話題のAR開発のスキルを学べるおすすめのスクールをご紹介します。ご参考いただき、あなたにぴったりのスクールが見つけてみてください!
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
なお、本記事で紹介するプログラミング講座の紹介順ならびに選定基準の詳細は「SAMURAI ENGINEER Blogに掲載するスクールの選定基準およびランキングの根拠について」を、記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
はじめに:ARとは?
まずはじめに「AR」という言葉がどんな意味なのかを解説します。
ARとは「Augmented Reality」の略で、日本語では「拡張現実」と訳されます。実際の風景に仮想現実(バーチャル)の映像などを重ねて表示する技術のことで、自分がいま見ている現実世界をバーチャルの技術で拡張します。
代表例は「ポケモンGO」
この代表的な例が2016年にアメリカを皮切りに世界中で大ブームとなったスマホゲーム「ポケモンGO」です。
スマホ画面を通して見ると、現実世界の公園や道路などさまざまな場所にポケモンが重なって表示され、まるで現実世界にポケモンが現れたような錯覚を覚え、まさに「現実世界を拡張」したかのようなワクワク感がありましたよね。
よく聞くVRとの違いは?
ARと似た言葉で、私たちが普段よく耳にするのか「VR」ですが、ARとVRの違いは「現実世界を主体としているかどうか」の違いです。
ARは目の前にある現実世界にバーチャルの技術で映像を重ね合わせており「現実世界」が主体になっています。
これに対しVRはディスプレイ等に映し出された仮想現実の世界に、自分が溶け込んでいるように見せる技術のことですので、あくまで主体は「仮想現実の世界」です。
- AR(拡張現実)=現実世界が主体
- VR(仮想現実)=仮想世界が主体
両者はなんとなく似ているように思える技術ですが、考え方の面ではまったく別の、むしろ対照的な技術と言っても差し支えないでしょう。
初心者でも安心!AR開発スキルが学べるスクール3選
では、ここからはAR開発のスキルが学べるスクールをいくつかピックアップしてご紹介していきます。
VRプロフェッショナルアカデミー
VRプロフェッショナルアカデミーは、日本初・唯一のVR・AR・MRのプログラミングスクールです。
2018年4月からはAR専門の「ARプロフェッショナルアカデミー」がオープンし、VR・ARの先進企業で働くプロが講師を務め、即戦力でコンテンツ開発ができるエンジニアを、育成することを目的としています。
学習方式にも仮想プロジェクトを応用した実践スキル学習「クエスト方式」を導入する等、専門的かつ先進的な取り組みをしているスクールです。
しかも企業からの奨学金システムを採用していて、なんと入学金・授業料が無料。AR専門のスクールの中でも飛び抜けた存在です。
このスクールの特徴
受講形式 | 通学式(東京都内) |
対応時間 | 平日10時~21時 |
講師の質 | VR・ARの開発企業で働く現役のエンジニア |
アミューズメントメディア総合学院
アミューズメントメディア総合学院はゲーム、アニメ、声優などのクリエイターの専門学校です。ゲームプログラマー学科では、ゲームプログラミングを軸としてVR・AR技術を学べるコースが設立され、VR・ARエンジニアを要請する取り組みが行われています。
講師はいずれもゲーム業界での勤務経験・制作実績をもつ専門家揃いで、初心者の方でも安心。
さらに、同学校内には一般ユーザー向けの商用ゲームを開発する機関「AMG GAMES」があり、即戦力を養成。その結果、就職率は驚異の98%を誇り、セガゲームスやアトラスなどの有名ゲーム制作会社で働く卒業生を輩出しています。
このスクールの特徴
受講形式 | 通学式(東京都内) |
対応時間 | 平日9時15分~17時30分 |
講師の質 | ゲーム業界での勤務経験・制作実績を持つ専門家 |
FCA福岡デザイン&テクノロジー専門学校
FCA福岡デザイン&テクノロジー専門学校は、福岡県にあるクリエイター養成専門学校です。
「1300社を超える企業と共に、産学連携で在学中から学ぶ実践教育」をコンセプトにしており、卒業後の進路も安心で、かつ入社後すぐに使えるスキルが身につくカリキュラムが魅力です。
VR/ARクリエーターが目指せるスーパーCG&映像クリエーター専攻コースが用意されており、最新のVR・ARビジュアル制作の知識と、企画から制作までの一連の流れを、各分野の専門家から学べます。
また、就職サポートも充実しており、ビジネスマナーや身だしなみが学べる学内セミナーの他、企業との共同プロジェクトも多く実施していることからスカウトを受ける場面もあり、卒業後もサポートが受けられる等、安心の体制が整っています。
このスクールの特徴
受講形式 | 通学式(福岡市) |
対応時間 | 月~土 9時~18時 |
講師の質 | 各分野の専門家 |
AR開発の仕事の今と将来性
では、スクールでAR開発のスキルを身に着けたあと、実際に仕事の需要はあるのでしょうか?
現在の求人数
まずは求人数から見ていきましょう。Indeedで「AR開発エンジニア」と検索した結果「660件」の求人がありました。
まだまだ新しい分野であることから、一般的なWeb系エンジニアに比べれば案件数はかなり少なめですが、現在も一定数の募集はあるようです。
AR開発の将来性
一方、AR開発の将来性は非常に高く、アメリカのAR・MR開発会社のHoloNext社によれば、AR市場は今後以下のように拡大する見込みとのことです。
今日、AR(Augmented Reality)市場は2018年に111億1000万ドルと評価され、2023年までに605億5000万ドルに達すると予想されており、CAGRは40.29%に成長しています。 (MarketsandMarkets) 一方、VR市場の期待を足し合わせると、ARとVRの市場規模の合計は合計で1000億米ドルを超えることになります。
まとめ
以上のように、日本におけるAR開発市場はまだまだ発展途上でスクールの数もまだまだ多くはありません。
とはいえ今後10年間で一気に需要が高まる市場とも予想されており、AR開発のスキルは重要視され、それに伴いスクールも一気に増えると思われます。
ARの今後の動向が楽しみですね!
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
【プロフィール】 DX認定取得事業者に選定されている 株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。 「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。 累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、 累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、 2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。