VBAのツールボックスとは?要素を新しく追加する方法も解説!


ユーザーフォームのツールボックスの使い方がわからない・・・
ツールボックスを使って画面を作る方法が知りたいな・・・
できれば、おすすめの使い方も知りたい・・・

ユーザーフォームを使いこなすと、画面を使った便利ツールが作れるようになるためとても便利です。ただ、Excelのシートのみで処理を作っていた人がユーザーフォームを使うと、わからないことが多いのではないでしょうか。

空のユーザーフォームを作った時に表示されるツールボックスの使い方からよくわからず、ググってやってみてもいまいち使い方がわからない・・・という方も多いですよね。

こんにちは!フリーランスエンジニア兼テックライターのワキザカです。

この記事では、VBAでユーザーフォームを使いこなすためのツールボックスの使い方について解説します!

基礎的なツールボックスの使い方だけでなく、便利なコントロール・コントロールの追加方法についても解説しているので、ぜひ見てみてくださいね!

この記事はこんな人のために書きました。

  • VBAのツールボックスの使い方を知りたい人
  • VBAでユーザーフォームを使ったアプリを作りたいと思っている人

目次

VBAでツールボックスを使って画面を作る方法

はじめに、VBAでツールボックスを使って画面を作る方法について解説します。

VBAでは、VBAではユーザーフォームを使って次のような画面を作ることができます。


請求データ登録画面

ユーザーフォームで画面を作るときに、テキストボックス、ラベル、ボタンなどを追加していくためのツールが、ツールボックスです。


ツールボックスを使って画面を作る例

これだけでは作り方がわかりづらいので、簡単にユーザーフォームにテキストボックスを作る方法を解説しますね。

1. 挿入タブからユーザーフォームを選択

ユーザーフォームの選択

2. ツールボックスからテキストボックスを選択

ツールボックス

3. ユーザーフォームにドラッグしてサイズを決めて配置

ユーザーフォーム

これでテキストボックスの追加が完了です。このように、簡単に画面にコントロールを追加することができます。

ユーザーフォームの作り方については、以下で詳しく解説しています。一度もユーザーフォームを使ったことがない方は、以下を見てみてくださいね!

VBAのユーザーフォームにある各コントロール使い方

次に、VBAのユーザーフォームにある各コントロールの使い方について解説します。

ユーザーフォームにただテキストボックス、ラベル、ボタンなどを置くだけでは見た目が見づらかったりしますよね。見た目だけでなく、細かい設定ができるのがプロパティウィンドウです。

テキストボックスのプロパティの例:

テキストボックスのプロパティの例

項目が多いですが、各コントロールごとに最低限使う項目は少ないです。それぞれ以下で詳しく解説しているので、使うコントロールに合わせてみてみるのがおすすめです!

VBAのツールボックスにコントロールを追加する方法

次に、VBAのツールボックスにコントロールを追加する方法について解説します。

初期状態では、以下のコントロールしか表示されていません。


初期状態のツールボックス

これだけでも画面は作っていけますが、ほかにも便利なコントロールがたくさんあります。たとえば次の画面は、コントロールを追加しないと作ることができません。


処理経過を表示する画面

そのため、コントロールの使い方を覚えておくことがおすすめです!

コントロールの追加方法

それでは、コントロールの追加方法について解説します。

コントロールの追加方法は、次のとおりです。

次に、プログレスバーを表示するためのコントロール追加方法について解説します。プログレスバーコントロールの追加方法は、次のとおりです。

1. ツールボックスのコントロールで右クリックし、その他のコントロールをクリック

画像:ツールボックス

2. 「Microsoft ProgressBar Control version X.X」にチェックを入れてOKボタンをクリック

画像:コントロールの追加

追加すると、次のようにプログレスバーのコントロールがツールボックスに表示されます。

画像:ツールボックス
詳細はこちら

「画面にこんなコントロールがあれば・・・」みたいなときは、ググって追加していくのがおすすめです!

VBAのツールボックスに追加するとおすすめのコントロール

次に、おすすめのコントロールについて紹介します。

先ほど紹介した処理経過を表示するための「プログレスバー」と、データ一覧を使って処理を作るときにおすすめの「ListView」です。

1. プログレスバー:

プログレスバーを使った画面

2. ListView:

ListViewを使った画面

使い方については、それぞれ以下で詳しく解説しています。コントロールの追加方法から解説しているので、ぜひ以下を見て使ってみてくださいね!

まとめ

今回は、VBAのツールボックスの使い方・要素を新しく追加する方法について解説しました。

基礎的なコントロールの使い方を覚えたら、コントロールを追加して思い描いた画面を作ってみることがおすすめです。

ぜひ、ツールボックスを使いこなせるようになってくださいね!

この記事を書いた人

北海道出身の30歳で、フリーランスエンジニア兼テックライターとして活動中。新卒入社したメーカー系のIT企業で、システムエンジニアとして約5年勤務。

Webアプリ、業務アプリ開発において、要件定義 ~ 運用保守まで様々な経験あり。また3歳の娘がいる1児のパパで、日々娘との時間を確保するために仕事を頑張っています!
侍エンジニアでは、【誰でもわかるレベルのわかりやすさ】を意識して、記事を執筆中。

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