Rails未経験からフリーランスとして仕事を獲得するまでに大切なこと


Rails未経験だけど仕事がとりたい
未経験からどのような流れで仕事とるのだろう
Railsをマスターしてフリーランスになりたい

Railsを学習しようと考えている方の中には上記のように考えている方も多いのではないでしょうか?

こんにちは!現役エンジニアのかいです。

今日はRails未経験からどのような過程経ることによってフリーランスとして独立できるかということについて、Railsの学習法からフリーランスでの仕事の取り方などを簡潔に解説していきます!

スキルをつけてフリーランスとして自由に働きたいという方はぜひ参考にしていただければ幸いです。

この記事はこんな方のために書きました

  • Rails未経験だけどIT会社に就職したい
  • Rails未経験だけどフリーランスになりたい
  • 未経験からのの仕事の取り方が知りたい

目次

Railsとは

本題に移る前にRailsとはどんなものなのかということについて今一度簡単に勉強しておきましょう。

Railsの正式名称はRuby on Railsで、RubyのWebフレームワークですね。Rubyの作者が日本の方ということもあり、現在日本のモダンな会社では多く用いられています。

Railsは、開発のスピードが早いことと、初心者でも学びやすいことで様々な現場で取り入れられ、多くの人が利用しています。多くの人が書いているということで、文献の量や教材の量も多く、より初心者が学びやすい環境が整っていっています

Railsの仕事は現在とても多いのでマスターしてしまえば、フリーランスとして独立することは十分考えられるスキルですね。学ぶコストと、報酬のコストが報酬に寄っているのでコスパの良いスキルとも言えますね。

Railsについて詳しく知りたいという方は以下の記事を参考にしてみてください。

Rails未経験から仕事につなげる為に何をする?

未経験から仕事を獲得するまでにどのくらいの期間を目標とするか?これは人それぞれの現在の状況によって異なります。そして、その期間によって取るべき戦略は異なります。

この章では期間によってオススメの戦略について解説をします。

仕事を得るまでに1年と決めた場合

もし、あなたが期間を1年と決めた場合、時間としては充分に作ることが可能な環境かと思います。例えば、1日平均して3時間程度、学習や準備に時間をかけるとすると1年でおよそ1000時間を捻出することができます。

それだけの時間があれば、コンピュータそのものの基礎的な学習に丁寧に時間を費やすことも可能です。その様な基礎的な学習により土台がしっかりと深くできていることで、将来的にその土台があらゆる応用に活かせることになります。

そして、プログラミング学習においては、HTML、CSS、JavaScriptなど比較的習得が簡単な言語から始めて、プログラミングの大まかな流れを掴むことにも時間を充分に使うことができるでしょう。

そして、Rubyを学び、さらにRailsの学習を進め、そこからポートフォリオを作り仕事獲得の為のアピール材料の質を高めていくことに時間をかけることが可能でしょう。

1年という期間を最初からかけることができる方は、上記のそれぞれの段階で丁寧に時間をかけることができることで、その後の応用への習得が簡単になりやすいメリットがあります。

仕事を得るまでに半年と決めた場合

もし、半年と期間を決めた場合は、1年と考えたときよりも取るべき戦略は当然異なります。1年の時には、ある程度自分で考え、迷いながら進むことも許される時間がありましたが、半年の場合は、もっと効率的に学習を進める必要があります。

そこで有力な学習方法の一つとしてあがるのが、プログラミングスクールで学ぶことです。

既に試行錯誤しながら、うまくいかなったことやうまくいったことを知っている先輩エンジニアやスクール講師に質問をしながら学習を進めることで、一人で学習を進めるときよりも効率的に時間を使うことができます。

仕事を得るまでに3ヵ月と決めた場合

3ヶ月と期間を決めた場合は、選択と集中、そして時間管理が大事になります。

まず、仕事を得る為に、未経験でも採用OKの企業を探し、その企業が求めている最低限のプログラムスキルは何かを把握することが大事です。そして、限られた時間の中で、何を学び、何を学ばないで実戦で後から学ぶかを決めることも大事なポイントです。

当然3ヶ月の場合も期間は短いので、プログラミングスクールで学ぶことが半年と決めた場合よりもさらに有力な方法の一つであることは間違いありません。

未経験から最短でRailsを学ぶ

さて、そんなRailsを学んでフリーランスや、IT就職を考えている方は最短で学んでいきたいところですね。基本的には、基礎はいつまでやっても基礎なのでほどほどわかるようになったら、実務に移行してしまうのがスキルアップとしては一番確実です。

そのための最低限のスキルを最短で学んでいきましょう。以下記事で土台作りを最速で行うベストプラクティス(筆者調べ)をまとめているので確認しておいてください。

Railsはどのように記述するの?

ここまでくると、RailsRailsとは言っているけど、一体全体実際にはどのようなコードを書くの?と思う方も中にはいるかもしれませんね。実際にコードをみてみて、直感的にわかりにくかったり、開発の流れが全然わからなかったら見通しがたちませんよね。

そこで以下の記事にて、開発の流れを実際のコードを用いて説明しているのでRailsのコード見せろ!という方はぜひ目を通してみてください。

アルバイトや社員として働くにはどれくらいの実力が必要?

それでは次にRailsをどのくらい学べば、またどのくらい理解すればアルバイトや社員として仕事できるのだろうかということについて解説していきます。

業界では完全に初心者であれば1000時間と言われています。しかし、この時間というのは目安であって個人差がかなりあるので特に気にする必要はありません。

筆者の就職できる基準としては、上記にも挙げた以下の記事をみてもらえればわかりますが、

  1. Progateやドットインストールなどを使いHTML, CSS, Ruby, Railsの基礎を学んだのち
  2. Rails Tutorialを2周ほど行い、簡易でも良いので自分でWebアプリを作成してみる


というステップを終えた人ですね。最後の自分で作成してみるというステップが一番大切なので、ここを確実に行い面接などでアピールすれば初心者として就職させてくれる会社もそれなりにはあると思います。

なので目安は1000時間と言われていますが、時間にこだわらずこれらのステップを着実に一歩ずつ踏んでいきましょう。

Railsの将来性や求人数は?

求人サイト大手のindeedにて2020年7月現在のRailsの求人数を確認してみました。

Rails 2104件
Rails かつ 未経験 419件

引用:https://jp.indeed.com/

その中には、例えば以下の様な案件があります。


上記の案件は未経験可となっており、Rails開発にチャレンジしたいWebエンジニアが対象となります。

また、レバテックキャリアが2019年6月に発表しているプログラミング言語別求人ランキングでは3位となっています。


Java,PHPの求人数には及ばないものの、TOP3に入っており、対象期間は2017年から2018年の推移になりますが、求人数は増加しています。


Rubyは求人数が多いことの他に、そのフレームワークの一つであるRailsはスタートアップ企業や初期のプロダクト開発によく採用される言語です。様々なビジネスが今後も生まれていく中で、Railsエンジニアが活躍できる場もそれに併せて生まれることが予想される為、将来性のある言語であるといえるでしょう。

フリーランスとして仕事をとるにはどうしたらいい?

最低限の知識をマスターしたのち、就職ではなくてフリーランスとして仕事がしたいという方もいますよね。

ただ、いきなりフリーランスと言われても「どこでどうやって仕事をとれば良いのか」、「営業大変そう」など、そのいろはがよくわかりませんよね。なので最後にサクッとフリーランスエンジニアとしてどのように仕事を取るのが良いのか説明しておきます。

エージェントを利用する

まず一番良いのはエージェントを利用することです。もちろんマージンはとられますが、営業する必要なく割と簡単に仕事が取れるのでおすすめです。

どこが良いなど具体的な名前は伏せますが、エージェントを通していろいろ探してみて条件に合うものを探していきましょう。

常駐型や、半リモート、完全リモートなど種類はありますが、技術が浅いうちに完全リモートの案件が取れるということはあまりないので最初は常駐などが基本になってきます。

スクールなどのツテを利用する

次におすすめなのはスクールや知人などのツテを使うことですね。知人にツテなどないよ、という方で技術が浅い方はスクールに通うのも手ですよね。

スクールもたくさんありますが、卒業生に案件を投げてくれたり、スクールが一つのチームになって仕事を回していたりするスクールもあるので学んだところで紹介してもらうというのはありだと思います。

クラウドソーシングを利用する

最後にあまりおすすめはできませんが、クラウドソーシングを利用するという手もなくはないです。ただクラウドソーシングは価格破壊がおきているので非常に単価が低く、発注者のリテラシが低いことも多いのでトラブルが発生しやすいです。

また、少し難しい話をすると、請負契約という成果物に対しての報酬という形態となっているので納品時にもトラブルが起こりやすいですね。エージェントを通す場合は準委任契約となることが多いので時間に対して報酬が払われるのでトラブルは起こりにくいです。

とはいえ、クラウドソーシングは完全リモートでできることが多いですし、良いクライアントに恵まれればトラブルもおきませんし、何より実績作りなどであれば責任も薄いので条件が合う方は視野に入れるのもありかもしれません。

まとめ

Rails未経験から、フリーランスやIT業界の就職などのプロセスを紹介してきました。リンクされている記事もどれも関係してくるものですのでなるべく目を通していただいて、なんとなくわかっていただければ幸いです!

それでは!!

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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