【年収の高い仕事5選】働きやすさ抜群で資格なしでもOK!

もっと給料がほしい!年収の高い仕事って何なんだろう?

医者やパイロットが高年収なのは知ってるけど、でもそれじゃ転職・就職するにも難しいし激務だからなりたくない…

できれば特別な資格が必要なくて、働きやすい環境の職業がいいな…

そんなふうに思っているあなたに、なるのに特別な資格が要らず高年収が見込め、かつワークライフバランスの取れた職業をご紹介します。平均年収はもちろん、業務内容や、その職業につくためのスキルやなり方までご紹介しますので、ぜひご参考に。

目次

年収の高い仕事トップ50は?

ではます、東京経済オンラインが発表した129の「職業別年収ランキング」から、上位50個の高年収の仕事をご紹介します。

順位 職業 年収(単位:万円)
1 医師 1232.7
2 航空機操縦士 1192.1
3 大学教授 1051.3
4 公認会計士、税理士 1042.5
5 弁護士 1029.0
6 大学准教授 861.8
7 記者 822.1
8 不動産鑑定士 777.7
9 歯科医師 757.1
10 大学講師 708.4
11 自然科学系研究者 674.0
12 高等学校教員 662.3
13 電車運転士 643.2
14 一級建築士 642.6
15 電車車掌 584.4
16 技術士 572.4
17 掘削・発破工 571.2
18 システム・エンジニア 550.8
19 航空機客室乗務員 544.4
20 薬剤師 543.8
21 発電・変電工 540.1
22 社会保険労務士 526.2
23 獣医師 525.5
24 旅客掛 524.3
25 自動車組立工 522.8
26 港湾荷役作業員 517.2
27 各種学校・専修学校教員 509.4
28 自動車外交販売員 507.6
29 診療放射線・診療エックス線技師 503.4
30 鉄鋼熱処理工 502.5
31 一般化学工 499.4
32 化学分析員 498.9
33 電気工 496.7
34 型鍛造工 494.6
35 クレーン運転士 491.0
36 看護師 478.3
37 機械修理工 477.9
38 測量技術者 476.2
39 非鉄金属精錬工 473.1
40 臨床検査技師 468.3
41 機械製図工 466.6
42 圧延伸張工 465.6
43 フライス盤工 459.3
44 精紡工 458.4
45 製紙工 457.1
46 営業用バス運転者 456.8
47 営業用大型貨物自動車運転者 454.0
48 オフセット印刷工 451.3
49 配管工 451.2
50 製鋼工 444.6

以上のようになっていまして、上位には医師や弁護士、大学教授や飛行機のパイロットなど年収の高いイメージのある職業が並んでいます。また同時にこれらは、特別な資格や訓練、スキルが必要になる職業ばかりで、転職するには困難で多忙なイメージもありますよね。

日本人の平均年収

では、続いて日本人の平均年収ですが、doda調べによる2017年9月~2018年8月の1年間の年齢別平均年収は以下の通りです。

年代 平均年収(単位:万円)
全体 男性 女性
20代 346 367 319
30代 452 487 382
40代 528 583 413
50代以上 645 690 442

大体、400万円~500万円の間が平均となっており、この金額を超える層がどれだけいるかが、「年収の高い仕事」の基準となりそうです。

働きやすさ抜群で資格なしでもOK!年収の高い仕事おすすめ5選

では、ここからは上記のデータも踏まえつつ、

  • なるのに特別な資格が要らない
  • 高年収が見込める(年収400~500万円以上)
  • 残業が少ない等、ワークライフバランスが取れている

という条件の職業をご紹介していきます。

プログラマー

画像:shutterstock

プログラマーは、プログラミングの技術は身につけてしまえば、資格は一切必要なく高単価の仕事が期待できます。また、短期間で結果を出すことも可能で、最短3ヶ月ほどでWebサイトやアプリなどの開発に携わることも十分に可能です。

プログラマーの平均年収

doda調べによるプログラマーの平均年収は20代が383万円、30代で482万円、40代では570万円と高額です。

30代以降になれば年収600万円以上稼ぐ層が一気に増え、40代に至っては全体の半数近くが年収600万円以上を稼ぎ出しています。またフリーランスとしても仕事を受けることも可能で、その場合は一か月の単価が80万円を超えるものも珍しくない、高収入の仕事の代表格です。

プログラマーの労働環境

残業が多く家にも帰れないことがあるイメージの強いプログラマーですが、現在は労働環境がかなり改善。

基本的に残業のない企業も増えてきましたし、フリーランスで仕事を受けることが可能なため、自分で仕事のペースを調整することができるのもプログラマーの強みです。

必要なスキルは?

プログラマーに必要なスキルは何と言ってもプログラミングです。プログラミングを身につけるには独学でも可能ですが、おすすめはスクールに通うこと。独学はモチベーションの維持が難しく、基礎的な技術が身につきづらいという問題点があるからです。

スクールに通えば、短期間で実践的なスキルを講師から直接学ぶことができるため、モチベーションの維持にも効果的で、かつ効率よく学習できます。

初心者におすすめのプログラミングスクールは以下の記事にまとめてありますのごお読みください。

社内SE(システムエンジニア)

画像:shutterstock

きつい仕事のイメージのあるSE(システムエンジニア)ですが、実は「社内SE」はワークライフバランスと高年収を兼ね備えた人気の職業です。

こちらも特に転職するのに資格は必要はありませんが、SEとしての経験値は必要とされる場合が多いようです。

社内SEの平均年収

dodaによれば社内SEの平均年収は全年代で466.1万円。さらに年収600万円以上も全体の2割と、高年収が期待できる職業といえます。

社内SEの労働環境

一般的に安いは客先に常駐して開発などの業務を行うことが中心になりますが、社内SEの場合は、読んで字のまま、自社内での業務が中心。開発や補修のようなのが主な業務になります。そのため勤務時間も勤務する場所も一定なので、有給も取得しやすく定時に帰ることも十分に可能。

同じくdodaによる調査では、一か月当たりの平均残業時間は23.1時間。年間休日数は120.5日です。

必要なスキルは?

サーバーやネットワークなど幅広いITの知識スキルはもちろん、コミュニケーション能力も重要視されます。

また最近では、システムを構築するためにプログラミングスキルも求められるようになってきており、身につけておくことで年収アップのチャンスも増えるため、最低限の知識は身につけておくと良いでしょう。

※以下の記事も合わせてお読みください。

MR

画像:shutterstock

Medical Representatives(医療情報提供者)の略で、医師や薬剤師などの医療関係者に対して自社の医薬品を提案する、いわば医療業界の営業職です。

医薬品を扱うので資格がなければなれないイメージがありますが、実は医大などを出ている必要もなく、就職するのに医大などを出るのも、特別な資格も必要ありません。

MRの平均年収

dodaによるMRの平均年収は701.1万円とかなり高額です。最も多いのが年収500万~700万円の層ですが、それに次いで多いのは年収1000万円以上の層。

逆に最も低いのは年収300万円未満なので、かなり高収入が見込める職業だと言えます。

MRの労働環境

これだけ稼げる職業でしかも営業職ということで多忙に思えますが、実は月の平均残業時間は17.8時間。年間休日も122日。さらに土日出勤もほぼなく、働きやすい環境が整っているようです。

必要なスキルは?

資格は必要ないとはいえ営業職ですので、何かしらの営業経験は必要なようです。

また、就職するにあたっては資格は必要ありませんが、入社後にはMR認定資格試験を受験する必要があり、試験に合格し6ヶ月間の実務を経験する必要があります。

ただし、この試験の合格率は7~8割とのことで決して難しいものではありません。

機械学習エンジニア

画像:shutterstock

機械学習エンジニアとはAI開発に特化したシステムエンジニアのことで、ZDNetJAPANが選ぶ「2020年に需要が高まるIT職種トップ10」にもランクインするほどの話題の職業です。

後述するように専門知識・スキルが必要にはなりますが、特別な資格は一切必要ありません。現在、まだまだAIを適切に扱える人材が少ないため需要が高く、平均年収も他のエンジニアに比べて高い傾向にあります。

※機械学習エンジニアについては以下の記事もご覧ください。

機械学習エンジニアの平均年収

機械学習にはPythonというプログラミング言語が最もよく使われますが、ビズリーチが運営する求人検索エンジン「スタンバイ」によれば、プログラミング言語別年収ランキング2018でPythonは中央値「575.1万円」で第3位。

さらに、最大で約1500万円にもなっており、今後AIの普及が進むにつれ、さらに高年収が期待できると予想できます。

機械学習エンジニアの労働環境

AIは新しい業界で、かつ人材不足で需要が高いだけに、労働環境もきちんと整備されている会社が多いようです。

残業が少ない他、フレックスタイム制を導入していたり、服装自由、リモートワークを許可する企業もある等、自由な働き方ができる環境が用意されています。

必要なスキルは?

AIのプログラミングに用いるPythonなどのプログラミング言語は必須です。他にも、企業の持つビッグデータを適切に扱うためのデータベースの知識や、統計学などの数学的な知識が必要とされます。

ただ、専門の大学などを出る必要はなく、AIのプログラミング等を学べるスクールに通えば、スキルや専門知識をきちんと学ぶことができます。

リサーチ/市場調査

画像:shutterstock

リサーチ/市場調査は、企業などのマーケティングのため、自社の商品・サービスの満足度やイメージの分析や調査を行う職業です。

企業が顧客となり、様々な調査を行うため、年収は高い傾向にあるようです。

リサーチ/市場調査の平均年収

dodaの調査によれば、平均年収は486.4万円です。全体の4割が年収500万円以上を稼いでおり、1割近くは800万円以上の高水準。さらに転職会議の口コミを見ると、大企業になると年収1000万円を超えているケースも珍しくありません。

リサーチ/市場調査の労働環境

同じくdodaの調査では、平均残業時間は25.4時間、年間休日数は124.9日です。

また転職会議の口コミでも「比較的残業は少なくて、仕事の仕方も自由度が高い」や「残業代がきちんと支給される」との記述もあり、ワークライフバランスに優れた職業であることがわかります。

必要なスキルは?

理工系の大学を卒業した人は専門家として重宝されるケースはあるようですが、特別な資格は一切必要なく、また文系・理系も特に重要視されません。

各転職サイトを使い、リサーチ/市場調査の企業を探し、応募してみましょう。

まとめ

以上のように、なるために特別な資格などが必要なく、かつ残業が少ない等、ワークライフバランスが取れている高年収の仕事は以下の5つがおすすめです。

 

  • プログラマー
  • 社内SE(システムエンジニア)
  • MR
  • 機械学習エンジニア
  • リサーチ/市場調査

 

自分の経験や興味・関心やキャリアプランも検討しつつ、選んでみましょう。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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