「WEBアプリ、作ってみたい!」という方が最近増えてきたように思います。フレームワークの普及やプログラミング学習の敷居が下がってきつつある現代では、個人でも短期間でWEBアプリケーションを構築できる時代になりました。
それでも全く知識がない方からしてみれば、やはり未知の世界であることは間違いないでしょう。
今回は、WEBアプリケーション開発を始めて試みる方に向けたオススメ書籍をご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
Webアプリエンジニア養成読本
編集部コメント
Webアプリケーションは、プログラミングができれば作れるわけではありません。
形にするには、プログラム、データベース、サーバなどを含む様々な要素を理解し、構築しなければなりません。初心者にとっては、なかなか全体像が見えてこないのはそのためかもしれません。
本書では、こうしたWebアプリケーション開発の基礎を、「前提知識」、「開発」、「デプロイ」、「運用」の各フェーズに分けて解説し、全体像の体系的な理解ができるようになっています。
Webサービスのつくり方
編集部コメント
さまざまなサービスをつくり出してきた和田裕介氏が、Webサービスづくりにおける「心構え」「下準備」「企画」「設計」「開発」「プロモーション」「運用」という各過程について、33本のエッセイを通じて紐解いています。
比較的、簡単に読むことができます。技術書ではなく、あくまでエッセイなので、そこは勘違いしないようにしたいです。
演習で学ぶWebサイト・Webアプリケーション制作入門
編集部コメント
本書は、本格的なWebサイト制作の前段階として基礎を学ぶための教科書のようなイメージです。
WEBサイト制作に必要な技術である、「HTML」、「HTML5」、「CSS」、「JavaScript」、「jQuery」、「Ajax」といった要素技術、さらには簡単なサーバー通信を実装する「PHP」や「Cookie」などについて、基本的な部分のみを厳選し、コンパクトにまとめられています。
「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか
編集部コメント
Webアプリケーション開発の「基礎の基礎」をしっかり学べる入門書です。通信技術とソフトウェア開発技術の両面から、Webシステムのしくみをひとつひとつ確実に解説されています。
Webエンジニアの教科書
編集部コメント
Webエンジニアとして押さえておきたい技術や知識を各分野ごとにわかりやすく解説されています。
「Ruby on Rails」、「PHP」、「NoSQLデータベース」、「フロントエンド」、「ログの取り扱い」、「可視化」、「環境構築の自動化」といった技術的な点や、便利な外部サービスについても紹介されています。
Webサービス開発徹底攻略 (WEB+DB PRESS plus)
編集部コメント
WEBアプリケーション開発者がノドから手が出るほど知りたいような、超有名アプリケーションの裏側が大公開されています。
「クックパッド」、「ニコニコ動画」、「ライブドア」、「pixiv」、etc....の構築ノウハウが詳しく紹介されています。一冊まるごと、アプリケーション開発のすべてを知るための本です。
まとめ
インターネットの普及や情報拡散、情報収集の簡易化により、WEBアプリケーション開発はもはや誰にでもできることとなりました。
しかし、日本ではまだまだハードルが高くなっているのが現状。
今回ご紹介した書籍を読んで、WEBアプリケーション開発の全体図を俯瞰してみれると、かなりハードルが下がるかもしれません。