プログラミングバイトの探し方と選び方【未経験者/在宅者向け】

プログラミングバイトは、飲食店や倉庫などのバイトと比べ時給が高い傾向にあるため、相性が合えば効率よく稼げます。

ただ、興味がある一方で、

プログラミングを活かしたバイトってどんな仕事するの?
時給ってどれくらい?
たくさんありすぎて選べない……

と悩んでいる方もいますよね。

そこで今回は、プログラミングバイトの仕事内容を、探し方や選び方も交えてご紹介します。この記事を読めば、あなたに最適なプログラミングバイトを選ぶことができますよ。

この記事の要約
  • プログラミングのバイトは求人サイトやクラウドソーシングで探せる
  • プログラミングのバイトはスキルアップしやすい仕事がおすすめ
  • プログラミングのバイトは働く目的を明確にしてから挑戦しよう

なお、1人で学習が進められるか、途中で挫折しないか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。

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本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

未経験からでもプログラミングバイトはできる

未経験からでもプログラミングバイトはできる

未経験でもプログラミングバイトをすることは可能です。ただし未経験でもできる仕事の場合、事務作業などプログラミングと関係のない仕事を任される場合もあるため注意が必要です。

ここではプログラミングバイトを始めるに当たって気をつけることを3つ紹介します。

仕事の内容や難易度で報酬は異なる

プログラミングバイトの仕事は、内容や難易度により報酬が違います。

例えばサイト制作やコーディングがメインの業務は、HTML/CSSの習得さえできていればこなせる仕事が多く、比較的簡単な仕事といえるでしょう。そのため、報酬も安価なものが多いです。

しかしPHP言語などを主軸とした現場では、基礎だけでなくLaravelCakePHPなどのフレームワークを使用し、MySQLなどのデータベースを使える人材を求めているケースも多いです。

また、必要とされる専門性が高ければ高いほど、報酬が上がる傾向にあります。

現場で使われる言語によって報酬が変わるケースもあるため、バイト先を探す際は最低限求められるスキルや使用言語を把握することが大切です。

スキルの有無で選べるバイトの幅が広がる

プログラミングバイトはスキルの有無によって、バイトの幅が変わります。

基本的なプログラミング知識があれば、データ入力や簡単なウェブサイトの修正などの仕事に携われるでしょう。

しかし、高度なスキルを持っていれば、より専門的で高収入の仕事にも挑戦できます。例えば、アプリ開発やAIモデルの構築、サーバーの管理などです。これらの仕事は技術力が求められるため、報酬も高く設定されています。

このようにスキルの有無によって選べるバイトの幅が広がり、キャリアの可能性も広げることが期待できます。

効率よく稼ぐならスクールでのスキル習得がおすすめ

プログラミングバイトで効率よく稼ぐためには、スクールの活用が有効です。

特にオンラインスクールを選べば、通学にかかる時間を節約でき、効率的に学習を進められます。さらに、弊社SAMURAI ENGINEERのオンラインスクールでは、個別にカリキュラムを組んでおり、自分の目標に合わせたスキルを集中的に学べます。

オリジナルサービスの開発まで指導を受けられるほか、面接に必要なポートフォリオの作り方までサポートしています。作成したポートフォリオは面接時に実績としてアピールできるため、高時給の仕事に就くことが期待できるでしょう。

次に、実際にSAMURAI ENGINEERでプログラミングを学んで仕事に結び付けた卒業生の体験談を3例紹介します。

【大学在学中にプログラミングを学んで案件獲得】

オーダーメイドカリキュラムと、チャットやQ&Aで疑問をすぐに解決できるサポートシステムが魅力でSAMURAI ENGINEERを選んだという山口さん。大学生だったので、学割でリーズナブルに学習を始められました。

アプリをリリースするという目標に向かって学習を進め、最終的にはオリジナルアプリの開発・リリースを達成。さらには、数百万円規模の案件を獲得という大きな成果を収めました。

そんな山口さんの体験談を詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。

大学在学中にプログラミングでアプリ開発&案件獲得成功!体験談公開
更新日:2023年7月6日

【47歳からの学習でも案件獲得!女性らしい働き方とは】

子育てをしながら在宅でHP作成をしてみたという松下さん。しかし、当時は思うようなページが作れずに挫折してしまったということです。その後、アルバイトを経てあらためて自分の働き方をみつめなおしたとき、「フリーランスに再挑戦したい」と感じて、SAMURAI ENGINEERでの学習をスタートしました。

SAMURAI ENGINEERを選んだ理由は、オーダーメイドカリキュラムと専属の講師がつくこと。専属講師の丸山さんと二人三脚で学習を進めていったということです。

受講中に2件の案件を獲得した松下さんは、今後、知人などを中心に深く相手のことを理解したサービスの提供をしていきたいと語ってくれました。

そんな松下さんの体験談を詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

47歳主婦が在学中に案件獲得&約30万円の売り上げ!数々のライフイベントから学ぶ「女性らしい働き方」
更新日:2024年5月6日

【20代で銀行員からフリーランスに転向して成功を収める】

ウェブ制作やメディア運営を行っている北野さんは、安定的な仕事である銀行を5年で退職。自分らしく働けるフリーランスの道に飛び込みました。ブロガーとして活動していた北野さんですが、フリーランスとしても将来的に安定して稼げるスキルを身に付けるために、SAMURAI ENGINEERに入校しました。

当初から「稼ぐためにプログラミングを勉強する」という目標がはっきりしていた北野さんは、SAMURAI ENGINEERでも、稼ぐためにはどうすればいいのかを主眼においた学習を行いました。最初はどの言語を勉強するかも決まっていなかった北野さんですが、1年でプログラミングで月120万円を稼ぐという大きな成功を収めています。

北野さんの体験談を詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。

元銀行員が未経験から4ヶ月で15万のフリーランス案件獲得を成功するまで
更新日:2024年5月6日

プログラミングバイトの基礎知識

プログラミングバイトの基礎知識

ここでは、プログラミングバイトを始めるにあたって、必要な2つの基礎知識を紹介します。

仕事内容

プログラミングバイトの具体的な内容として、下記の例があります。

仕事内容給与(月額)使用言語解説
Web開発・管理10万~30万円HTML/CSS,PHP,Javascript等企業のLPの作成やECサイトの管理
バックエンド開発・管理30万~50万円PHP,Ruby,Pythonデータベース構築やサーバー管理
モバイルアプリ開発30万~50万円Java,SwiftiOSやAndroid向けのアプリ開発
ゲーム開発10万~30万円C++,C#,Java,Swiftスマホゲームアプリ開発

Webサイト開発の現場でのプログラミングバイトの内容は、主に企業のホームページやLPの作成、ECサイト管理業務などです。クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングで募集されていることが多く、初心者でも契約しやすいのが特徴です。

バックエンド開発と管理の職場では、主にWebサイトのサーバー管理、データベースの構築などの仕事を任されることが多いです。バックエンド開発はホームページの更新やLPを作成するフロントエンドの業務より、多くのタスクを依頼される可能性があります。

モバイルアプリの開発は、iOSやAndroidなどのモバイル向けアプリを制作する仕事です。Androidでは「Java」、iOSでは「Swift」などの言語が使われています。

ゲーム開発の現場では、モバイル向けからPCゲーム向けまであらゆる仕事が求人サイトに掲載されています。未経験者の場合、始めはデバッグ作業などの簡単な業務に携わることが多いです。

ゲーム開発では主に、「Unity」や「UnrealEngine」が使われるため「C++」「C#」などの言語を使えると採用される可能性がより高くなるでしょう。

報酬は現場によって違いますが、多くの現場で使われているのが「Java」や「Swift」です。プログラミングバイトに応募する際は、現場でどの言語が使われているのか、あらかじめ調べておきましょう。

報酬相場

プログラミングバイトの時給目安は、おおよそ1,100円~2,000円程度です。ただし経験者の場合は、3,000円以上の高時給を狙うことも十分可能でしょう。

参考までに、求人サイト上における東京都のプログラマーバイトの最安・最高時給を紹介します(2024年6月20日時点)。

求人サイト案件例最安最高
タウンワークRubyエンジニアプログラミング講師時給 1,200円時給 1,500円
マイナビバイトWEBプログラマーNETプログラマ時給 1,150円時給 3,200円
Indeedプログラミング講師WEBエンジニア時給 1,200円時給 2,500円

参考として、東京都の最低賃金が1,113円です。低いものはほぼ最低賃金、高いものは3000円オーバーという極端な結果になりました。やはり、スキル等によってかなり時給の差があります。

プログラミングバイトは時給が高いものもありますが、バイト先を決めるときは給与だけでなく、現場で使われている言語や勤務時間、通勤の有無や通勤時間なども考慮に入れておきましょう。

プログラミングバイトのメリット3つ

プログラミングバイトのメリット3つ

ここでは、未経験者や大学生がプログラミングバイトをするメリットを3つご紹介します。

在宅で取り組める

プログラミングバイトのメリット1つ目は、在宅向きの仕事が多いことです。

プログラミングバイトは、オンラインで完結するものも少なくありません。なかにはセキュリティ上の問題で、在宅ワークができず勤務先に常駐する場合もありますが、在宅で引受られるものも数多くあります。

ただし在宅向けの案件は、すでにある程度の実務経験を持っている人向けの仕事が多いです。未経験の人が案件取得に挑む場合、自分のスキルをクライアントに知ってもらうためのポートフォリオを制作しておきましょう。

すきま時間に取り組みやすい

プログラミングバイトのメリット2つ目は、すきま時間に取り組みやすいことです。

プログラミングは基本的にパソコン一台あればどこでも作業ができるため、特定の場所や時間に縛られず、自分のペースで仕事を進められます。

また、多くのプログラミングバイトはリモートワークを前提としているため、自宅で快適に仕事ができます。これにより、移動時間や交通費を節約できるのも大きな利点です。

さらに、プロジェクトごとにスケジュールを調整できるため、他の仕事や学業と両立しやすく、自分のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が実現できます。このように、プログラミングバイトはすきま時間を有効活用しながら働けるため、子育て世代の主婦などにもおすすめです。

就業活動でのアピール材料になる

プログラミングバイトのメリット3つ目は、現在就活中の大学生であればアピール材料になることです。

学生にとって、プログラミングバイトは実践的なスキルを習得できる場であると同時に、「自分にプログラマーの素質があるか」を試す機会にもなります。仕事の流れを把握し、就職活動でバイト経験を「実績」としてアピールできます。

即戦力が求められる職場では、インターンやアルバイトで人柄を見られたのち、そのまま内定を貰える可能性もあります。独学でプログラミングを学んだだけでは、自分にとって本当に必要なスキルや不足している点が見えにくいでしょう。

将来エンジニアを目指すなら、プログラミングバイトで現場の経験を積み、就業活動でアピールすることもおすすめです。

プログラミングバイトのデメリット

プログラミングバイトのデメリット

ここでは、プログラミングバイトをするデメリットを2つご紹介します。

納期前はシフトの自由が利きにくい

プログラミングバイトのデメリット、1つ目は納期前にシフトの自由が利きにくい点があります。

プロジェクトには必ず納期が設定されており、その期限内に成果物を完成させる必要があります。納期が近づくと、予期せぬトラブルやバグの修正が増えることがあり、そのため多くの作業時間が必要になることがよくあります。

これにより、予定していたシフトを変更し、残業せざるを得ない状況が発生します。大学生アルバイターの場合、学業に専念できる時間が減ってしまうこともあります。

このような納期前の忙しさと自由が利きにくさは、プログラミングバイトの1つのデメリットといえるでしょう。

覚えることが多い

プログラミングバイトのデメリット2つ目は、覚えることが非常に多い点です。

プログラミング自体がとても複雑な作業であり、つねに新しい技術やツールが登場するため、プログラマーやエンジニアは学び続けることが求められます。

未経験者は、基本的なプログラミング言語だけでなく、フレームワークや開発環境の設定、バージョン管理システムの使い方など、多岐にわたる知識を習得する必要があります。

その他にも、プロジェクトごとに異なる技術や規約、管理ツールを使うことが一般的です。新しいプロジェクトに参加するたびに、新たな知識やスキルを覚える必要があります。

プログラミングバイトは多くの時間と労力がかかり、慣れるまでの間はストレスを感じることもあります。

このようにプログラミングバイトは、学習負担が大きいというデメリットもあることが特徴です。

プログラミングバイトの探し方

プログラミングバイトの探し方

プログラミングバイトは、さまざまな方法で探せます。ここではプログラミングバイトの探し方を5つ紹介します。

求人サイトを活用する

プログラミングバイトを探す方法1つ目は、求人サイトを活用する方法です。ここでは、よく利用されている4つのサイトをご紹介します。

マイナビバイト

マイナビバイトは、地域や職種、こだわり条件などで絞り込みができるバイト検索サイトです。プログラミングバイトの求人数も多く、在宅案件や高時給案件なども見つけやすいでしょう。

マッハバイト

マッハバイトは路線やエリアなど、細かく絞り込んだ検索で自分の地域の仕事を見つけやすいサイトです。プログラミングバイトの求人数はそれほど多くありませんが、ほかにない仕事が見つかることもあります。

タウンワーク

タウンワークは、全国のバイト情報のほか、バイトをする上で知りたい情報などもチェックできるバイトの総合サイトです。大手サイトですから求人数が多く、未経験者でもできるプログラミングバイトの求人なども比較的出やすいといえるでしょう。

indeed

indeedは、さまざまな求人情報を検索できる検索エンジンです。さまざまな求人サイトに掲載された募集広告をまとめてチェックできるので、効率よく仕事を探せます。

クラウドソーシングに登録して応募する

プログラミングバイトを探す方法2つ目は、クラウドソーシングに登録して応募する方法です。

ここでは、クラウドソーシングサービスでとくに利用されている2つのサイトを紹介します。

クラウドワークス

クラウドワークスは、クラウドソーシングサービスのひとつで、主にワーカー側が掲載されている求人案件に応募するスタイルです。仕事はオンラインで完結するため、プログラミングバイトの募集がない地方でも仕事を見つけることができます。

ランサーズ

ランサーズは、クラウドソーシングサービスのひとつです。クライアント側がワーカーに案件を依頼したり、ワーカー側が掲載されている求人に応募したりすることが可能です。

クラウドワークスと比べ、ポートフォリオを多く見せることができるため、クライアントとワーカーの意向の食い違いを減らせます。

有給型のインターンシップに参加する

プログラミングバイトを探す方法3つ目として、有給型のインターンシップに参加する方法が挙げられます。とくに就活前の大学生におすすめの方法です。

インターンシップとは、学生が本格的に企業に就職する前に、実際に会社で働き職場を体験することができる制度です。

インターンシップ先を探すには、学校や大学などの学生支援課から求人を探せます。その他にも、Infraなどのインターン紹介サイトを使うことで見つけることが可能です。

知人や友人からの紹介してもらう

知人や友人がプログラミング関連の仕事をしているのであれば、勤務先を紹介してもらえる可能性があるでしょう。

とくに規模の小さい会社の場合、求人サイトなどに広告を出す予算があまり取れないことから、「募集はかけていないけれど、人がいるなら仕事をお願いしたい」ということもあります。また、「ちょうど会社のHPをつくれる人を探していた」といったケースもあるので、「まずは声をかけてみる」というのは有効な手段です。

「仕事ないですか」と人に聞いて回るのはあまり印象がよくないかもしれませんが、「プログラミングのスキルを活かせる仕事先を探している」「プログラマーを目指している」などと日ごろから話しておくと、思わぬところから話をもらえることもあるでしょう。

SNSで探す

プログラミングバイトを探す方法として、SNSを活用することも効果的です。

X(旧Twitter)やLinkedIn、Facebookなどのプラットフォームでは、企業や個人事業主が求人情報を投稿していることがあります。Xで「#エンジニア募集」などのハッシュタグで検索することで、求人情報では載っていない案件を見つけられます。

その他にも、Facebookのプログラミング関連グループに参加するのもおすすめです。

SNSを活用することで、一般の求人サイトでは見つけられない隠れた求人情報をキャッチできます。

プログラミングバイトの選び方

プログラミングバイトの選び方

ここでは実際に働くときに失敗しないための、プログラミングバイトの選び方を3つご紹介します。

在宅か出勤か

具体的なプログラミングバイトの選び方、1つ目は在宅で仕事できるか出勤が必要かです。

プログラミングバイトは在宅で勤務するか、会社に出勤し常駐するか、2パターンが存在します。「在宅」または「常駐」どちらにもメリットとデメリットがあり、自分のライフスタイルや働き方の希望によって選択する必要があります。

在宅のプログラミングバイトは、自宅の快適な環境で働ける点が魅力です。通勤時間を節約でき、自分のペースで仕事を進められるため、集中しやすく、効率的に作業できます。

ただし、在宅での勤務は高い自己管理能力が求められます。また、関わる人が少ないため、孤独感を感じることもあります。

一方、出勤勤務のプログラミングバイトは、直接顔を合わせてコミュニケーションを取れるため、チームとの連携がスムーズです。先輩や同僚から直接指導を受けやすく、学習やスキルアップの機会が増えることも常駐型のメリットです。

しかし、通勤時間や交通費がかかるため、その点も考慮する必要があります。

このように、在宅か出勤かを選ぶ際には、自分のライフスタイルや働き方の好みに合わせて選ぶことが大切です。

今のスキルレベルにあうか

具体的なプログラミングバイトの選び方、2つ目は今のスキルにあう仕事かどうかです。

プログラミングの基礎的な部分だけを習得しただけでは、仕事先で活躍できない場面も多々あります。例えば、Web開発の基礎であるHTML/CSSなどのフロントエンドだけ学んでいても、バックエンドで使われるような動的なWebサービスは作ることができません。

家電製品も含めたIoTサービスを開発するには、JavaやC/C++などの言語習得が必要です。また、AIやビッグデータを取り扱うには、Pythonなどの言語に加えデータベースについても学ぶ必要があります。

正社員のプログラマーは「未経験可」の求人もありますが、プログラミングバイトの場合、即戦力が求められることが多いです。プログラミングバイトに応募する際は、今のスキルレベルにあうかどうかを確認しましょう。

バイト先の評判が良いか

具体的なプログラミングバイトの選び方、3つ目はバイト先の評判が良いかという点です。

まず、インターネット上のレビューサイトを活用して、面接を受けるバイト先の評判をリサーチしましょう。

評判の良いバイト先では、無理なタスクが少なく成長できる環境であることが多いと考えられるため、満足度の高い経験が得られるでしょう。indeedなどに掲載されている、過去や現職の従業員の口コミを参考にすると、会社の文化や働きやすさ、サポート体制についてのリアルな情報を得ることが可能です。

その他、気になる会社で実際に働いている人に直接話を聞くのも良いでしょう。SNSなどのネットワークを通じて接触し、実際の勤務環境や仕事の内容について質問してみましょう。

バイト先の評判をしっかりと確認することで、安心して働ける環境を選び、充実した実務経験を積むことができます。

プログラミングバイトに採用される3つのコツ

プログラミングバイトに採用される3つのコツ

ここでは、プログラミングバイトに採用されるコツを3つ紹介します。

未経験歓迎の求人に応募する

プログラミングバイトに採用されるコツ、1つ目は未経験歓迎の求人に応募することです。未経験歓迎の求人は、比較的初心者に対して寛容であり、基本的なスキルや学ぶ意欲を重視する傾向があります。

実務経験がなくても、採用後に研修制度がある企業もあるため、自分の学習意欲をアピールすることで採用される可能性が高まります。一方で、未経験歓迎と書いていても「実務経験は未経験はOK、プログラミング初心者はNG」というケースもあるので注意が必要です。

応募する前に基本的なプログラミングスキルを身に付けておき、自分のスキルをアピールできるポートフォリオを持って、未経験歓迎の求人に応募することをおすすめします。

コミュニケーションスキルをアピールする

コツの2つ目はコミュニケーションスキルをアピールすることです。

プログラマーは技術的なスキルが求められるため、コミュニケーションは二の次と思われがちですが、実際はチームでの協力が欠かせません。作業を分担して、個々のプログラマーでコードを書き、最後に各々のプログラムを統合してシステムにすることもあります。

このとき、チーム内で必要な情報が共有できないと、プロジェクトがスムーズに進行しません。

そのためコミュニケーションスキルの高さを示すことは、自身のプロジェクトでの有用性を示すことでもあり、採用担当者に好印象を与えるポイントとなります。

履歴書や面接でアピールするときは、過去の経験から具体的なエピソードを挙げ、チーム内でどのようにコミュニケーションを取ってきたかを説明しましょう。とくにリーダー経験や、アルバイトでの顧客対応経験などを具体的に述べると効果的です。

こうしたコミュニケーションスキルのアピールによって、プログラミングバイトに採用される確率が上がります。

志望動機を明確にする

プログラミングバイトに受かるコツ、3つ目は志望動機を明確にすることです。明確で具体的な志望動機は、自身の熱意をアピールする有力な手段となりえます。

まず、自分がその会社にどんな価値を提供できるかを考えましょう。例えば、その会社のビジョンに共感し、それまで学んだスキルを活かしてプロジェクトに貢献したいなど具体的な理由を述べると効果的です。

また、プログラミングバイトを通じて達成したい目標や、学びたいことを明確にすることも重要です。例えば、「実際のプロジェクトを通じてスキルを向上させたい」や「チームでの開発経験を積みたい」といった具体的な目標を示すことで、自身の成長意識を伝えられます。

このように明確な志望動機を持つことで、採用担当者に好印象を残し、プログラミングバイトに採用される確率を高めることが可能です。

まとめ

プログラミングバイトは、未経験者でも挑戦できる仕事です。とはいえ、プログラミングの勉強をするつもりが一切ない未経験者の場合、採用される確率は低く、「なぜプログラミングの仕事を選んだのか?」と思われても仕方ありません。

プログラミングの仕事を目指すのであれば、自ら学ぶ姿勢を持つことが大切です。将来のキャリアも踏まえて、自己の成長につながる仕事を探しましょう。

なおSAMURAI ENGINEERでは、プログラミングを教えるだけでなく、講師の募集もしています。

SAMURAI ENGINEER講師の中には過去にスクールを卒業した卒業生もいますから、スクールの受講から仕事につなげることも可能です。仕事につながりやすいスクールを探している方は、ご検討ください。

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更新日:2024年6月28日

この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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