初心者でも理解できるIoT入門!仕組みや活用事例&おすすめ本を解説

こんにちは!侍エンジニア編集部ライターのTAKUMAです。最近話題のIoT

学んでみたいけど、どのように学習すれば良いのか分からない
IoTについて分かりやすく知る方法が知りたい
今後の日本のテクノロジーについて詳しく知りたい

と思っている方は大変多いはず。今回はそんな方のためにこの記事では、IoTに関する概要を、初心者の方でも分かりやすく解説してみました!

今後10年で私たちが行っている仕事の77%が失くなると言われていますが、IoTの技術も深くそれらに関わりがあるので、今のうちにしっかりと学習しておきましょう。

IoTの入門!IoTって何?

画像:Shutterstock

IoTとは「Internet of Things」の略称であり、モノがインターネットに接続される技術です。

コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。

引用元:IT用語辞典 e-Words IoT(モノのインターネット)とは http://e-words.jp/w/IoT.html

もう少し具体的に言うと、モノにセンサー等の通信機能をつけ、通信機能が取得した情報を活用できるようにすることです。

普段、私たちの身の回りのモノがインターネットに接続されるようになることで、遠隔操作したりモノ自体がデータ収集したりとそれまでの役割にプラスして効率よく仕事をしてくれるようになります。

また、これが進むと「モノ」が「モノ」に指示を出して間に人間がいらなくなる技術「M to M(Machine to Machine)」も利用可能に。こうなってくると「AI」などに管理させることで、人間が考えることもなく全ての作業がモノによって完結します。私たちの仕事が失われる恐れがあるのは、この「M to M」の技術が普及したときだと言われているのです。

オックスフォード大学と野村総研の共同調査結果によると、M to Mが発達することによりAIと関連付けて利用することが可能となり、今ある私達の職業の49%は奪われると予測されています。

身近なIoTの活用事例について解説!

画像:Shutterstock

私たちの身の回りの身近なIoTの活用事例について、以下から分野別にみて行きましょう。

自動車分野

自動車分野でのIoTで大きな注目を集めているのが、自動運転技術です。

例えば、位置情報や走行状況などのデータを取得するためのセンサーを取り付けるIoTがあります。センサーで取得したデータをクラウド上に集約し、その情報を基に自動車の走行実績や急ハンドル・急ブレーキ発生時の位置情報登録を分析し安全運転に繋げるのです。

自動運転には、渋滞を緩和させたり居眠り運転や操作ミスによる事故を防止する効果が期待できます。IoTを使うと、自動運転技術を飛躍させることが可能なのです。

医療分野

医療分野でも、かなり前からIoT技術が活用されています。

心拍数や脈といった生体情報や消費カロリーや睡眠といった運動情報を取得する機器を身につけることで、より正確な診断や適切な治療に結びつけられリスク軽減が期待できるのです。

また、医療データをデジタル化することによって、複数の医療機関で患者の情報を簡単に共有できるようになります。さらに膨大な検査データを分析・活用すれば、新たな研究に役立てることも可能です。

農業分野

少子高齢化でかなり深刻な問題となっている農業。日本の食料自給率も年々減少傾向にある中で、IoTによる農作業の効率化が叫ばれていますよね。IoTと農業を掛け合わせた取り組みはすでに行われており、そのような取り組みをスマート農業と呼びます。

代表的なものでいえば、和歌山県のみかん農家等では気温や降水量を全てデータ管理し、最適な肥料の散布や収穫時期などをデータを見て判断したりする取り組みが行われています。従来であれば、管理している農家さんの長年の経験や勘を頼りにやる作業を決めていましたが、これからは全てデータ管理しそのデータに元ずいて作業を行うことで、より効率的に農業を行うことができるのです。

それ以外でも農地ではなく、ビル内で全てコンピュータ管理して野菜を栽培し、同じビル内のレストランでそれを直接使用したりといった取り組みも、すでに日本やオランダ等の国で行われています。その他の詳しいIoT技術の活用事例に関しては、以下の記事で詳しくご紹介しています。

【IoTとは?】活用事例を分野別に分かりやすくご紹介!
更新日 : 2020年5月26日

IoTを実現するインターフェース入門

続いて、IoTを実現するインターフェースをいくつか紹介します。

インターフェースとは、二つのものが接続・接触する箇所や、両者の間で情報や信号などをやりとりするための手順や規約を定めたものを意味する。

簡単にまとめると、モノに付けたセンサー等の通信機器と通信機器からのデータを集約するクラウドを繋げるために使うソフトウェアやハードウェアのことです。

awsを使ったIoT入門

引用元:AWS IoT https://aws.amazon.com/jp/iot/

AWS IoTは、Amazonが提供しているクラウドサービスの1つです。

AWSがもつリソースや特徴を使って、IoTデバイスからのデータをAWSクラウドに繋ぐ部分やデバイス管理といった部分を繋ぐ手助けをするサービスです。さまざまなデバイスとAWSをセキュアに接続して、デバイスデータの集約や分析、デバイスをリモートで制御することが可能になります。

pythonとラズパイを使ったIoT入門

引用元:RS正規代理店 株式会社ケイエスワイ https://raspberry-pi.ksyic.com/

個人でIoTを試してみたいという方におすすめなのが、「Pythonとラズパイ」の組み合わせ。簡単にIoTがはじめられます。

ラズパイ(Raspberry Pi)はカードサイズの小型コンピュータで、教育用コンピュータとして開発されたため、非常にリースナブルな価格で購入できます。プログラミング言語Pythonとの相性がよく、データベースの接続やラズパイをコントロールするためのシステムなどがPythonだけで開発可能です。

Pythonとラズパイを使ったIoTの例

  • ラズパイにカメラを接続して一定時間おきに室内の様子を撮影し、その画像をチャットツールのSlackに投稿する

arduino(アルドゥイーノ)を使ったIoT入門

引用元:arduino公式サイト https://www.arduino.cc/

arduinoはラズパイと同様の小型コンピュータです。センサー等を自由に付けてオリジナルのIoTデバイスが作成できます

arduinoの開発では、arduino言語と呼ばれるオリジナル言語を使用します。C言語に似ているため、C言語を使用しているエンジニアであればすぐに使いこなせるでしょう。

arduinoを使ったIoTの例

  • 湿度温度センサーとメールを組み合わせて、植物の土が乾いたことを検知して自動的にメールを送信する

IoT入門者におすすめのセミナー・講座が探せるサイト

IoTはさまざまな分野で注目されている技術とあって、セミナーや講座が多数開催されています。本記事では代表的なセミナーを4つほど紹介します。

TECH PLAY

引用元:TECH PLAY https://techplay.jp/

TECH PLAYは、テクノロジーに関わる様々なイベント・勉強会・セミナーなどの情報を集約して掲載しているサイト。「IoT」という単語でサイト内を検索すると、IoTに関する様々なセミナーや勉強会の情報が一覧で出てきます。

例えば以下のようなセミナーがあります。

日経イベント&セミナー

引用元:日経イベント&セミナー https://events.nikkei.co.jp/

日経イベント&セミナーは、日経グループが主催する様々な分野のセミナーが検索できるサイトです。最新技術の5G関連から業種別のIoTやAI活用など、多くのセミナーや勉強会が開催されています。

例えば以下のようなセミナーがあります。

IoT研究所

引用元:IoT研究所 https://iot-kenkyujo.com/

IoT研究所では、IoTを学習・体験・作成できるIoTに特化したセミナーを提供しています。1日かけて、IoTに必要となる基本的な知識や仕組み、センサーやネットワークの種類と構築方法の学習からセンサーやカメラ等を用いた実際の構築までを習得します。

IoTを入力から出力まで自己完結できるようになりたい方に最適です。

日本能率協会(JMA)

引用元:日本能率協会 https://www.jma.or.jp/

日本能率協会は企業の規模問わず、役職別の能力開発研修、人事・教育、マーケティングなど専門領域のスキルアップ研修など様々なセミナーを提供しています。

IoTに関する以下のようなセミナーが受講できます。

IoTの入門書としておすすめの本をご紹介!

もっとIoTに関して知りたい方のために、数ある中からおすすめの本を3つに絞ってご紹介してみました。数あるIoT関連書籍の中からおすすめを紹介します。それぞれ「ビジネス」に絞って書かれている本なので、かなり参考になるでしょう。

知識ゼロからのIoT入門

IoTについて、全ての人が理解できるようにわかりやすく解説している書籍です。

IoTとは、という基礎部分から構成要素や事例など、IoTに関する知識を広く網羅しています。社会人はもちろん、学生の方や今までITには無縁だった方も、この本を読めばIoTの理解に役立つ知識を得られます。

ビジュアル解説 IoT入門

IoTの全体像が知りたい方に最適な書籍です。IoTの仕組みや本質と、それらが暮らしにどうかかわってくるのか図を多く用いて解説しています。

IoTまるわかり

IoTについて全くの初心者でも読んだ後にはまるわかりの状態になっているように、分かりやすく解説してあるのがこちらの「IoTまるわかり」。私達の日常からイメージしやすいようにIoT技術を紹介しており、理解を深めたい人にはうってつけの本となっています。

価格もかなり安いので入門書としてはコスパ最高ですね。

図解でわかるIoTビジネス いちばん最初に読む本

「IoTって一体なんなの?」といった人でも、とても分かりやすく解説してあるのがこちらのビジネス書です。IoTの活用事例に関してとても豊富に書かれており、IoTの基礎から丁寧に解説してあるため、初心者の方が最初に読みたいおすすめの本です。

60分でわかる! IoTビジネス最前線 (60分でわかる! IT知識)

IoTに限らず、AIやVRといった技術までビジネス書を販売しているこちらのシリーズは、図解や表を豊富に活用しているため大変理解しやすいと評判です。

現在使われているIoT技術から最新のものまで概要を全て網羅しているため、サクッと短時間で読みたい方にはおすすめ。難しい解説等はなく、イラストなどが使われているところもおすすめのポイントですね。

IoTビジネス入門&実践講座

IoTビジネスに絞って詳しく解説してあるこちらの本は、これからどのようにIoTが活用され、私たちの生活にどのように影響を与えていくのか、事細かに書かれています。

本書では「人、住宅、車両、都市、商業、産業」の各分野別に紹介しているので、自分が関わっている分野のことに関して詳しく知ることができます。内容は前の2つに比べると難しめですが、かなり詳しいところまで知りたい方には大変おすすめです。

まとめ

画像:Shutterstock

IoTについて解説してきました。IoTは幅が広くさまざまな切り口で語られるため、全体像が掴みにくいです。

本記事でも紹介しているのもIoTの入門。正直、IoTエンジニア以外の方がインターネットで調べるだけでは、全てを理解し難いです。IoTについてもっと知りたい方は、本記事で紹介したセミナーや書籍を併用して、自己学習を進めてみてください。

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書いた人

Takuma Oka

Takuma Oka

クラウドワークスを中心にライターをやっています。海外ノマドワーカーに憧れて公務員を辞めて、勢いでフリーランスになりました。

カフェめぐりや海外旅行が大好きです!

元航空自衛官。辻調理師専門学校caféクラス卒業生。飲食歴4年程度。コンテンツマーケター。プログラマー(Progate歴2年)