Google Homeで音楽を楽しむ!基本の操作から無料で使う方法まで紹介

皆さんGoogle Homeを活用してますか?

Google Homeの基本的な機能といえばスピーカー。

スピーカーを有効活用する方法といえば音楽。

そこで今回はGoogle Homeの基本的な操作から利用可能な音楽配信サービス、それらを無料で使う方法まで紹介します。

さっそくいってみましょう!

目次

Google Homeの基本操作一覧

まずは基本的な操作を一覧でみていきましょう。

Google Homeは「OK グーグル」もしくは「ねえ グーグル」以降に発音したものをコマンドとして受理します。

以下の説明では「」で囲まれた部分がコマンドになります。

基本的な操作

コマンド効果
「〇〇(曲名)かけて」〇〇を再生します
「一時停止」「止めて」「ストップ」曲を一時停止します
「再開して」「リジューム」「レジューム」曲を再開します
「音量上げて」「音量下げて」音量を1レベル上げ/下げます
「シャッフルして」「ランダムにして」次の曲からシャッフル再生します
「次の曲再生して」「スキップして」次の曲にスキップします
「曲名教えて」曲名を教えてくれます

覚えておくと便利な応用操作

「〇〇な感じの曲再生して」

〇〇に入る単語の守備範囲が広く、Google Homeがどんな返しをしてくるのか楽しめるコマンドです。

・静かな感じ・うるさい感じ・泣ける曲・元気のでる歌

・クリスマスソング・正月っぽい曲・運動会で使われるクラシック・千葉の曲(BUMP OF CHICKENが再生されました)

・CMの曲・などなど

なんだそりゃ?な選曲も多いですが、無視せず、固まらず、何かしらの曲を返してくる様に感動すら覚えました。

また、「(アーティスト名)の曲」「(年代)の曲」「(ジャンル)の曲」「(作品名)の曲」などかなり幅広く対応してきます。

作品名はタイタニック、ドラゴンクエスト、キテレツ大百科、鉄道員、真昼の決闘、バーフバリ、レッドクリフなどなど古今東西の娯楽作品に対応している模様。

「音量を最大にして」「音量を最小にして」

音量を一気に最大/最小にします。最大はかなり音が大きいので注意

有料アカウントでないとできない操作

有料アカウントでないとできない操作がいくつかあります。

音楽配信サービスによってできる、できない操作が異なりますが、「前の曲を再生して」「(指定秒数)秒戻して/飛ばして」といった操作は有料アカウントでないとできないことが多い印象です。

細かな違いは次章を参照してください。

Google Homeで使える音楽配信サービス

この章ではGoogle Homeで利用可能な音楽配信サービスを紹介していきます。

Spotify

スマホの無料音楽再生アプリとしてもおなじみのSpotify。

Google Homeでももちろん無料で利用可能です。

ただ、無料だと少し使いづらい部分も散見されました。

「前の曲再生して」「最初から再生して」「x秒飛ばして」「戻して」「この曲リピートして」などの操作系コマンドがプレミアム専用になっているようで、実行するとアップグレードしろといわれてしまいます。

あと、Spotifyの無料アカウントで30分ほど再生したのですが定番のプレミアム加入の広告が入ってきませんでした。

以前は1-3曲ごとに入ってきた記憶があるんですが……

もしかしたらスマホとGoogle Homeで仕様が違うのかもしれません。

Google Play Music

Googleが公式に提供している音楽配信サービス。

意外とマイナーだけど重要な機能として、Google Play Musicは自分が持っている曲を50,000曲までアップロードして、端末を問わずに再生することが可能です。

5万曲って凄まじい数ですよね。

使い切った方はいるんでしょうか?

そして、アップロードした曲は当然Google Homeでも再生できます。

ただ、Google Homeで使うにはコツがいるので、それは最終章でお伝えします。

YouTube premium

ついに待望のサービスが日本でもスタートしました!

YouTube PremiumはYouTubeの広告を非表示にできるのが主なサービスなのですが、その中にYouTube Music Premiumというサービスが含まれています。

これは、Google HomeからYouTubeにアップロードされている曲が再生できる、という機能なんです。

他にも様々な機能がありますが、詳しくは公式サイトをご参照ください。

(将来的にはGoogle Play Musicがこちらに統合されるとの噂も……)

いままでは動画をテレビに無理やりキャストしながら音楽を楽しむ、という方法もありましたが、これからはGoogle Home単体でYouTubeの音楽を楽しむことができるようになりました。

1分あたり約100時間分とも300時間分ともいわれる動画がYouTubeにアップロードされている昨今。

探せない音楽は無い、と言っていいレベルではないでしょうか。

また、この他にも邦楽が好きな方やau契約者で既に利用している方向けにうたパスも利用可能です。

Google Homeで音楽を無料で楽しむ方法

この章では極力費用をかけずにGoogle Homeで音楽を楽しむ方法を見ていきます。

Spotify・Google Play Musicを使う

SpotifyとGoogle Play Musicは音楽を聞く”だけ”ならば無料で使うことができます。

ただし、有料アカウントでないと曲名を指定した再生ができなかったり、再生できないアルバム、できない操作など、いろいろな制限があります。

基本的に選曲はGoogle Homeまかせになります。

ピンポイントにあの曲が聞きたいんだ!という欲求を満たしたいならば、有料アカウントになるか、次の方法で対応できます。

Play Musicのプレイリストを使う

先に紹介したようにGoogle Play Musicは50,000曲まで手持ちの曲をアップロードできる機能があります。

これを利用して手持ちの曲をGoogle Homeで再生してしまおう、というのがこの方法です。

ただ、この方法にはけっこうな弱点があります。

それは、再生したい曲をGoogle Homeに認識させるのがかなり大変、ということです。

たとえば、君が代をPlay Musicにアップロードしたとして、単純に「OK グーグル、君が代再生して」というと、殆どの場合、「新日本フィルハーモニー交響楽団 小澤征爾の君が代」が再生されるはずです。

どうやら検索の優先順位として、自分のライブラリよりもPlay Musicの無料再生音楽枠が上位にきてるみたいで、なかなかうまく行きません。

そこで、かなり無理矢理ですが、プレイリストをつくり、そのプレイリストを世の中のほとんどの曲と被らない独創的な名前にすることでこの問題を回避します。

筆者の環境で実験したところ、プレイリストを「2018年11月29日」とすることで80%ほどの確率で再生したいプレイリストを再生してくれるようになりました。

コマンド例「OK グーグル、プレイリスト「2018年11月29日」再生して」

このようにある程度の長さがあり、他の曲と迷いようがない、かつ覚えやすい名前をつけてあげることで、快適に好きなプレイリストを無料で再生させることができます。

ちなみに残りの2割ほどはthe peggies / 君のせい Music Videoが再生されました。

なぜだ……

なお、デフォルトの音楽プロバイダをGoogle Play Musicに設定すると更に確実です。

設定方法はスマホのGoogle Homeアプリ起動後、右下のアカウントマーク→全般設定内の設定→サービスタブの音楽から設定することができます。

上手に活用してプレイリストを再生しましょう。

YouTube Musicをお試し契約する

無料とは言い難い方法ですが、最後に少しお得なキャンペーン情報を。

YouTube premiumが日本で始まったのを機に、2018年11月末現在、お試しキャンペーンが各所で開催されています。

よくある〇〇日間無料、というやつですね。

スマホからの登録では3ヶ月間が限度なのですが、Google Homeからの登録だと、2019年4月8日まで、と固定期間でお試しができるキャンペーンを展開しています。

ですので、早く買えば買うほどお試し期間が長く取れるわけですね。

12月中に契約すれば、最大4ヶ月近くも無料でためせるので、気になる方はぜひともご検討ください。
参照元: Google Home のプロモーション クーポンと条件 – Chromecast ヘルプ

まとめ

いかがでしたか?

今回はGoogle Homeについて、基本となる音楽の再生の仕方を基礎から応用までさっくりとみてきました。

無料でも意外といろいろとできることに驚いた方もいるのではないでしょうか。

なによりも、Google Homeの言葉へのレスポンスの良さはただただ驚くばかりです。

ぜひ皆さんもGoogle Homeを有効活用して、日々の生活に音楽の潤いを加えてみてください。

この記事がGoogle Home活用の一助となれば幸いです。`

この記事を書いた人

フリーのエンジニア・ライター。
プログラミング、ライティング、マーケティングなど、あらゆる手段を駆使して、
ハッピーなフルリモートワーカーを目指し中。

最近興味がある分野は深層強化学習。
積みゲー、積ん読がどんどん増加しているのがここ数年の悩み。
実は侍エンジニア塾の卒業生だったりします。

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