Markdownが書ける「簡単・高機能・OS依存なし」のエディタ厳選4選!

Markdownが書ける おすすめエディタ4選!

皆さんは、Mark式を知っていますか? Markdownとは、文章を書くルール記述方法です。

使い方を覚えることで、次のようなメリットがあります。

  • 文章を見やすくまとめることができる
  • 簡単にHTML形式に表現できる
  • PDF等に変換して共有しやすくなる


控えめに言って、覚えておいて損はない技術なので、使い方を覚えておくと便利です。

そこで今回は、

  • Markdownとは
  • Markdownを使うメリット


といった基礎的なことから、

  • Markdownを書くためのエディタの選び方
  • Markdownが書けるおすすめのエディタ


といった応用的な方法まで、徹底的に解説します!

目次

Markdownとは

Markdownとは、文章の記述方法です。

といってもよくわからないと思うので簡単に、Markdownで書いた文字と、変換されたデータをご紹介します。

Markdownで書いた文字:

# 条件を分岐させるためのIF文の使い方とは?
## 条件分岐って何?
条件分岐とは、指定した条件で処理を分ける方法

***
- 請求書の締め月が上期だった場合は、〇〇を使って計算する
- 部署コードがA0001の場合は開発部、B0001の場合はWEBマーケティング部
- 処理月が2014年4未満だった場合は消費税5%、それ以外は8%で計算
***
## IF文の基礎的な使い方
### 条件が1つのみ
```vb
IF 条件 Then
    '条件に一致したときの処理をここにかく
End if
```

Markdownで見やすく変換した例:

このように簡単に見やすく変換することができます!

Markdownを使うメリット

次に、Markdownを使うメリットについて簡単に解説します。

メリットは大きく分けて、次の3つです。

  • 文章を簡単に見やすくまとめることができる
  • HTMLタグを書く必要がないため、速くまとめることができる
  • PDF化HTML化もできるので情報を共有しやすい


速く見やすく簡単に共有しやすい形でまとめることができるので、とてもおすすめです!

Markdownを書くためのエディタの選び方

ここまで聞いて、「書き方に慣れるまで大変そうルール覚えるとかできるのだろうか」と思った方もいるのではないでしょうか?

でも、初心者未経験でも使えるような簡単なツールが多いので、心配しなくても大丈夫です!

ただ、Markdownがつかえるエディタは世に溢れかえっています。なので、エディタを見極めるポイントをいくつかご紹介します!

複数環境で使えるエディタか

まずは、「複数環境で使えるエディタか」についてです。

Windows、MacなどOSによって使えないツールもあるので、どちらでも使えるツールを選ぶのがおすすめです! エンジニアの場合iOSアプリ(iPhoneアプリ)を開発するときにMacを使いますし、VBAの開発をするときはWindowsを使うことが多いです。

そんなときに、パソコンによっていちいちマークダウンエディタを調べるのはめんどくさいですよね。できれば、慣れたツールを使いたいはずです。

なので、どちらでも使えるマークダウンエディタを選ぶのが重要です!

プレビュー機能の有無

次に、「プレビュー機能の有無」についてです。マークダウンエディタの機能の一つに、プレビュー機能があります。

プレビュー機能は大きく分けて、2種類あります。

リアルタイムプレビュー機能

1つ目は、リアルタイムプレビュー機能です。名前の通り、リアルタイムで書いた内容を見やすく表示できる機能です。

たとえば、次のように左で書いたMarkdown形式の文字を、右でプレビューしてみることができます。

マークダウンを修正すると、右のプレビューもリアルタイムで更新されるので、見た目を意識しながらマークダウンを書いていくことができます。

即時プレビュー機能

2つ目は、即時プレビュー機能です。先ほどのリアルタイムプレビューと異なり、書く場所は1つのエリアのみです。

ただ、マークダウン形式で書いてエンターキーを押すと、整った見た目に自動変換されるのが、即時プレビューです。

書いてすぐ見やすくなるので、直感的に書くことができます。

Markdownを書いたことがない方は、即時プレビュー機能があるエディタを選ぶのがおすすめです!

Markdownが書けるおすすめエディタ厳選4選

次に、Markdownが書けるエディタについて、解説します。

これから紹介するエディタは全て、WindowsMacどちらでも使えるエディタかつ無料なので、気になったらインストールして使ってみるのがおすすめです!

Typora

まずは、「Typora」です。


引用元:https://typora.io/

即時プレビュー機能がある、唯一のマークダウンエディタです。Markdownを初めて使う方も、直感的に使うことができるのでおすすめです!

おすすめポイントまとめ:

  • 即時プレビュー機能が備わっているため、直感的に操作できる
  • アウトライン機能があるため、書いた文章を更に見やすくできる
  • テーブル書く便利機能があり、Excelコピペでも作れる
  • ドラッグアンドドロップで画像が挿入できる
  • プラグインの追加が不要で、そのまま使える

Atom

次は、「Atom」です。


引用元:https://atom.io/

2015年にリリースされた、GitHubの創業者が「Web技術を用いて、Emacsのように自由にカスタマイズできる新世代のエディタを開発する」という思いで作った、無料のエディタです。

作業を効率化するための機能が豊富なので、Markdown以外で使う時もおすすめのエディタです。

おすすめポイントまとめ:

  • リアルタイムプレビュー機能が備わっている
  • タブ機能があるため複数ファイルを同時に開いて編集出来る
  • 拡張機能が豊富なので、カスタマイズができる
  • Markdown以外にもプログラミング言語が書ける

Visual Stuido Code

次は、「Visual Stuido Code」です。


URL:https://code.visualstudio.com/

Atomと同じく、2015年にリリースされた開発用のエディタです。

2018年10月24日時点で、Stack Overflowの開発エディタランキング1位になっており、とても人気の高いエディタです。(参照元⇨ マイナビニュースの記事

拡張機能がとても豊富で使いやすさを意識した機能が多いので、初めて開発エディタを使う方にもおすすめできるエディタです。

おすすめポイントまとめ:

  • リアルタイムプレビュー機能が備わっている
  • タブ機能があるため複数ファイルを同時に開いて編集出来る
  • 拡張機能が豊富なので、カスタマイズができる
  • Markdown以外にもプログラミング言語が書ける
  • 開発エディタランキング1位

【Chrome拡張機能】Markdown New Tab

次は、「Markdown New Tab」についてです。


Markdown New Tabは、WebブラウザChromeの拡張機能です。Web上でマークダウン書くことができるなので、PCにソフトをインストールしなくてもすぐ使えるブラウザエディタです。

「マークダウンで書く書いたデータをプレビューする」のシンプル機能しかないので、はじめて使う人にもおすすめです!

おすすめポイントまとめ:

  • Chromeの拡張機能を追加するだけですぐに使える
  • 余計なソフトを入れる必要がない
  • 機能がシンプルなので、マークダウン初心者にもおすすめ

その他のMarkdownが書けるエディタまとめ

ここまでおすすめのマークダウンエディタについて解説してきましたが、既に開発エディタを持っている人、他にもエディタを知りたい人もいると思います。

そんな方向けに、とてもわかりやすくまとまっているMarkdownエディタのまとめて記事があったので、ご紹介します!

Markdownで記述できる無料のテキストエディタ15選(UX MILK)

まとめ

今回は、Markdownが書けるおすすめのエディタについて解説しました。

Markdownが書けるようになると、情報整理力が上がり、良質なインプットアウトプットができるようになります

今回紹介したエディタは全て無料簡単に使えるので、ぜひ使ってみてくださいね!

この記事を書いた人

北海道出身の30歳で、フリーランスエンジニア兼テックライターとして活動中。新卒入社したメーカー系のIT企業で、システムエンジニアとして約5年勤務。

Webアプリ、業務アプリ開発において、要件定義 ~ 運用保守まで様々な経験あり。また3歳の娘がいる1児のパパで、日々娘との時間を確保するために仕事を頑張っています!
侍エンジニアでは、【誰でもわかるレベルのわかりやすさ】を意識して、記事を執筆中。

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