【Node.js入門】Ubuntu(16.04)にNode.jsをインストールする方法まとめ!

こんにちは、ライターのマサトです!

今回は、UbuntuのOSにNode.jsをインストールするさまざまな方法についてまとめましたので、一緒に学習を進めていきましょう!

この記事では、

・Node.jsインストールの基本

という基本的な内容から、

・「NVM」によるインストール
・nパッケージによるインストール

などの応用的な使い方に関しても解説していきます。

この記事で、UbuntuへNode.jsをインストールする方法をしっかり学習して自分のスキルアップを目指しましょう!

目次

Node.jsインストールの基本

この章では、もっとも基本となる一般的なUbuntuへのNode.jsインストール手順について見ていきましょう!

主に、「apt-get」「PPA」を利用したインストール方法について学んでいきます。

「apt-get」を使ったインストールについて

まずは、基本となる「apt-get」コマンドからNode.jsをインストールする方法について見ていきましょう!

最初に「update」でパッケージマネージャを更新してからNode.jsをインストールすると良いでしょう。

$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get install nodejs

これで Node.jsをインストールできますが、パッケージの管理を行える「npm」も一緒にインストールしておきましょう!

$ sudo apt-get install npm

これで、「Node.js」「npm」の両方がインストールできました。

これらのコマンドを1つにまとめて次のように実行しても同じ結果になります。

$ sudo apt-get install nodejs npm

この場合は、「Node.js」「npm」の2つがまとめてインストールされます。

「PPA」を使ったインストールについて

次に、「PPA」を利用したNode.jsのインストール方法について見ていきましょう!

「PPA」とは、Personal Package Archiveの略でNodeSourceによって管理されているアーカイブのことです。

こちらをインストールすることで、より最新版のNode.jsをインストールすることができるわけです。

curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_10.x | sudo -E bash -

sudo apt-get install -y nodejs

これによりNode.js V10がインストールできます。

ちなみに、バージョンを任意の数値に変えることで指定したバージョンのNode.jsをインストールすることもできます。

「NVM」によるインストール

「NVM」を使ってNode.jsをインストールすると、複数のバージョンが混在していても効率よく管理することができます。

まず、NVMを使ってインストールできるNode.jsのバージョンを次のコマンドで一覧表示することができます。

$ nvm ls-remote

この一覧からインストールしたいNode.jsを見つけたら、次のように「install」コマンドを使いましょう!

$ nvm install v9.3.0

これで指定のバージョンのNode.jsをインストールできます。

もし、複数のバージョンがインストールされている場合には、「ls」コマンドが便利です!

$ nvm ls

このように実行すると、現在インストールされているNode.jsのバージョンが一覧表示されます。

いずれかのバージョンのうち、1つだけをデフォルトで利用できるようにするには次のようにします。

$ nvm alias default v9.3.0

特定のバージョンを指定することで、次回より任意のバージョンのNode.jsがデフォルトで利用できるようになるわけです。

ちなみに、NVMについてインストール方法から基本的な操作についてを次の記事でまとめているので参考にしてみてください!

nパッケージによるインストール

UbuntuにNode.jsをインストールする方法として「nパッケージ」を導入する方法があるので合わせてご紹介しておきます!

nパッケージはNVMの操作感に似ているので、誰でも簡単に扱えるのが特徴です。

nパッケージを導入する方法ですが、npmコマンドから簡単にインストールできます。

$ sudo npm install n -g

nパッケージを使って、Node.jsの最新版もしくは安定版をインストールするには次のように実行します。

$ sudo n latest

$ sudo n stable

「latest」を付与すると最新版のNode.jsがインストールできて、「stable」を付与すると安定版になります。

また、特定のバージョンをインストールしたい場合は、数値でバージョンを指定するだけでOK!

$ sudo n 9.3.0

複数のバージョンが混在している場合は、「use」コマンドを使って任意のバージョンを利用できます。

$ sudo n use 9.3.0 sample.js

コマンドの最後に実行したいNodeファイルを指定することで、特定のバージョンのNode.jsを利用してファイルを実行できるので便利です。

また、特定のバージョンのNode.jsを削除したい場合には「rm」コマンドを付与するだけです!

$ sudo n rm 5.2.0

まとめ

今回は、UbuntuへNode.jsをインストールするさまざまな方法についてまとめて学習しました!

最後に、もう一度ポイントをおさらいしておきましょう!

・基本的なインストール手段としては「apt-get」「PPA」が利用できる
・Node.jsのバージョン管理も可能な定番ツールとしては「NVM」がある
・簡単に扱えるNode.jsの管理ツールとして「nパッケージ」がある

上記内容を踏まえて、ぜひ自分でもプログラミングに取り入れて活用できるように頑張りましょう!

この記事を書いた人

フリーランスのIT系ライターを10年従事する兵庫県出身の40歳。侍ブログ編集部としては、これまで270記事以上を執筆。
30歳を過ぎてから独学でJavaScript, Node.js, Linuxを習得した経験を活かし、初心者が迷わない記事作成を意識しながらプログラミングの楽しさを知ってもらうために活動しています。趣味はキャンプと登山です。

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