【Node.js入門】バージョン管理と確認方法のまとめ!

こんにちは、ライターのマサトです!

今回は、Node.jsのバージョン管理と確認方法について学習をしていきましょう!

この記事では、

  • 「NVM」を使った管理について
  • 「nodebrew」を使った管理について
  • Node.jsのバージョン確認方法
  • 「npm」を使ったパッケージ情報の確認方法

などの基礎知識から、バージョン確認手法についても解説していきます。この記事で、Node.jsのバージョン管理・確認方法をしっかり学習して自分のスキルアップを目指しましょう!

目次

Node.jsのバージョン管理

この章では、Node.jsのバージョンを管理する方法について見ていきましょう。主に、「NVM」「nodebrew」を活用した方法について学んでいきます。

「NVM」を使った管理について

まずは、Node.jsのバージョン管理ツールとしてもっとも定番となる「NVM」を使った手法から見ていきましょう。例えば、Node.jsのリリースされているバージョンをすべて列挙するには次のコマンドを実行します。

$ nvm ls-remote

もっとも古いバージョンから最新版まで、どのようなバージョンが存在するのかを把握するのに役立つでしょう。そして、インストールしたいバージョンが例えば「v9.3.0」の場合は次のようにコマンドを入力します。

$ nvm install v9.3.0

直接バージョンを指定するだけで、目的のNode.jsをインストールできるので便利です。さらに、バージョンを切り替える場合は次のように実行します。

$ nvm use v9.3.0

「use」を使うことで、さまざまなバージョンのNode.jsを瞬時に切り替えることができるのです。ちなみに、NVMのインストールから基本操作については次の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

「nodebrew」を使った管理について

今度は主にMacを利用している方がよく使う「nodebrew」について見ていきましょう!

おおよそ基本的な操作は「NVM」とよく似ているのが特徴です。例えば、インストール可能なNode.jsのバージョンをすべて列挙するには次のコマンドを実行します。

$ nodebrew ls-remote

そして、Node.jsをインストールする前に必要な環境を自動でセットアップしてくれるように次のコマンドを実行します。

$ nodebrew setup

これで、ディレクトリ構成などを自動生成してくれます。あとは、インストールしたいバージョンが例えば「v9.3.0」の場合は次のようにコマンドを入力します。

$ nodebrew install-binary v9.3.0

バージョンを切り替える場合は次のように実行します。

$ nodebrew use v9.3.0

「use」を使うことで、インストールされているNode.jsのバージョンを切り替えることができます。

Node.jsのバージョン確認

この章では、Node.jsのバージョンを確認する方法について見ていきましょう。基本となるNode.js本体のバージョン確認からパッケージのバージョンを確認する方法について学びます。

Node.jsのバージョン確認方法

まずは、基本的なNode.js本体のバージョンを確認する方法について見ていきましょう。と…言っても方法は簡単で、次のコマンドを実行するだけです。

$ node --version

また、省略形として次のコマンドでも同様にバージョンを確認できます。

$ node -v

これにより、現在利用しているNode.js本体のバージョンを確認することができるわけです。

「npm」を使ったパッケージ情報の確認方法

今度はnpmを使って、パッケージのバージョンを確認してみましょう!

一般的なコマンドは【 npm info パッケージ名 version 】のように入力します。例えば、「express」のバージョンを確認したければ次のように実行します。

$ npm info express version

このように入力して実行すると、expressの最新バージョンを取得することができます。

ちなみに、「version」ではなく「versions」のように末尾へ「s」を追記することですべてのバージョン情報を出力することも可能です。また、グローバルにインストールされたパッケージがどのくらいあるのかを確認するには次のコマンドを実行します。

$ sudo npm ls -g

実行するとパッケージのリスト一覧が表示されます。

まとめ

今回は、Node.jsのバージョン管理と確認の方法について学習しました。最後に、もう一度ポイントをおさらいしておきましょう!

  • 一般的なバージョン管理には「NVM」「nodebrew」を利用する
  • 「-v」「–version」でNode.jsのバージョンを確認できる
  • 「npm」コマンドでパッケージのバージョンも確認可能

上記内容を踏まえて、ぜひ自分でもプログラミングに取り入れて活用できるように頑張りましょう!

この記事を書いた人

フリーランスのIT系ライターを10年従事する兵庫県出身の40歳。侍ブログ編集部としては、これまで270記事以上を執筆。
30歳を過ぎてから独学でJavaScript, Node.js, Linuxを習得した経験を活かし、初心者が迷わない記事作成を意識しながらプログラミングの楽しさを知ってもらうために活動しています。趣味はキャンプと登山です。

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