歯科助手・20代女性が未経験から半年でスキルを習得！給付金で実現したWeb制作への道

このような悩みの答えになるような経験をされ、未経験からWeb制作スキルを習得した、山崎さんにインタビューを行いました！

山崎さんがWebデザインを学ぶに至った経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからWeb制作スキルを習得したいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	フリーランスコース（24週間）
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS、JavaScript、PHP、WordPress、figma
受講期間中に学んだこと	・HTML/CSS、JavaScriptを用いたコーディング ・WordPress(PHP)を用いたWebサイトの構築 ・Figmaを用いたWebサイトのデザイン

なお、未経験から半年でWeb制作スキルを習得するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

友人のWebサイトを作ってあげたい！Webデザインに見出した理想の働き方

ーーープログラミングを学び始めたきっかけを教えてください。

山崎： 高校卒業後、アパレル業界で4年間働いていました。その後、ご縁があって現在の歯科助手の仕事に転職し、3年ほど勤務しています。

プログラミングやWebデザインに興味を持った一番の理由は、将来への備えです。いずれ家庭を持ったり子育てをしたりする時、歯科助手の仕事だとどうしても現場に通わなければなりません。

妊娠中や育児中でも、自宅で無理なく働ける環境が欲しいと考え、在宅ワークが可能な仕事を探していたときに、Webデザインやプログラミングが目に留まりました。

パソコンが1台あれば、すぐに始められるという「入りやすさ」が大きかったです。最初は最低限の機材で始めて、できることが増えたら少しずつ環境を整えていけばいい。その段階の踏みやすさが魅力的でした。

また、未経験からでも学べるスクールが多く存在することや、もともとデザインが好きだったことも、背中を押してくれた理由です。

ーーー独学ではなくスクールを選んだのはなぜですか？

山崎： まずは書店で本を買い、独学から始めてみました。当時は自分のパソコンさえ持っていなかったので、友人に借りて見様見真似でコーディングをやってみたんです。

そうしたら、思いのほか面白くて。「これならスクールに通って本格的に学べば、きっとできるようになる」という手応えを感じました。

ーーースクール選びで重視したポイントは何でしたか？

山崎： 「マンツーマンであること」が絶対条件でした。

実は友人が「1ヶ月で習得できる」という別のスクールに通っていたのですが、そこはインストラクター1人に対して生徒複数の形式でした。授業がどんどん進んでしまい質問もできず、消化不良のまま終わってしまったという話を聞いていたんです。

人によってつまずくポイントは違うので、自分のペースで学べるマンツーマン指導は外せませんでした。

また、給付金制度（リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業など）の対象講座だったことも大きいです。厚生労働省などの認定を受けている講座なら信頼できると感じましたし、費用の不安も取り除かれました。

ーーー受講料はどのように捉えていましたか？

山崎： Webデザインを学びたいと1年半ほど悩み続けていたので、スクール選びの時間は十分にかけました。その間、友人が自分のお店を開くなど、周りの環境も変化し、「友人のWebサイトを作ってあげたい」と思う機会が増えていたんです。

給付金を利用しても自己負担は発生しますが、タダで学んでしまうと失うものがないため、甘えが出てしまう気がしました。

「お金を払っているからこそ、絶対に回収したい！」という気持ちを原動力にして、これを投資と捉えて仕事につなげようと決心しました。

孤独な独学とは違う！「聞ける人」がいる圧倒的安心感

ーーー実際に入学してみて、独学との違いやスクールのメリットはどう感じましたか？

山崎： やはり現役のインストラクターから直接学べる点は大きいです。本には基本的な使い方は書いてあっても、「実務ではこの機能をよく使う」「これはあまり使わない」といった現場の温度感までは載っていません。

そうした生きた知識を得られるのはスクールならではだと思います。

ーーー勉強する中でつまずいた点は何かありましたか？

山崎： 全てが初めての経験だったので、一つのやり方を覚えても、応用となるとすぐにつまずいていました。

しかし、週に1回のマンツーマンレッスンで疑問を全て解消できたので、挫折することはありませんでした。事前に質問事項を箇条書きにして提出しておくと、インストラクターがそれを確認した上でレッスンを進めてくれます。

私が焦っている時には「一度休憩しようか」と声をかけてくれるなど、常に余裕を持って接してくださったので、学習が苦になることはありませんでした。

ーーーポートフォリオはどのようなものを作りましたか？

山崎：自分がフリーでやるとなった時の宣伝になるサイトだと思うので、自分ができることや好きなデザインが伝わるように、ファーストビューの画像を作りました。

自由だからこそ時間の使い方が重要！まずはスモールスタートで挑戦してみて

ーーープログラミングを学んで生活や考え方に変化はありましたか？

山崎： 時間の使い方が劇的に変わりました。フリーランスや副業は自由だからこそ、自分が怠ければ収益になりません。「ダラダラしていても何も進まない」と実感し、30分の隙間時間でもあれば学習や作業に充てるようになりました。

ーーー興味はあるものの、いざ勉強へ踏み出せない人にメッセージをお願いします。

山崎： 迷っているなら、まずは中古の本でもいいので一冊買って、実際に手を動かしてみることをおすすめします。少しでも触れてみて「楽しい」「興味がある」と思えたなら、それは向いている証拠です。

いきなり大金を払う必要はありません。まずは小さく試して、自分の気持ちを確かめてからスクールなどを検討してみても遅くはないと思います！