営業職からITエンジニアに転身!システム部への異動を果たした女性の学習体験記

働きながらでもプログラミングスキルは身につけられるの?
独学とスクールのどちらで学ぼうか迷ってる…

このような悩みの答えになるような経験をされ、働きながらプログラミングスキルを習得し、ITエンジニアとして働く部署に異動を果たした堤さんにインタビューを行いました!

堤さんがプログラミングを学習した経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学びたいという人は、ぜひ参考にしてください。

堤 遥つつみ はるか
1987年生まれ。15年営業マンとして働くなかで仕事へのマンネリや「副業やフリーランスとして稼げるようになれば、金銭面以外の理由で働き方を選べる」と感じ、プログラミング学習を決意。その後、効率を求め侍エンジニアに入学。9ヶ月の受講を経て、実案件やポートフォリオ制作に挑戦。現在はシステム部へ異動し、ITエンジニアとして活躍中。
選んだコース(受講期間)フリーランスコース(36週間)
学んだ言語/フレームワークHTML/CSS、JavaScript、PHP など
受講期間中に学んだことポートフォリオ制作、実案件への挑戦 など
目次

「働き方の選択肢を増やしたい」稼ぐ力を身につけるためプログラミング学習を決意

ーーープログラミングを学び始めたきっかけを教えてください。

堤:「副業やフリーランスとして稼げるようになれば、金銭面以外の理由で働き方を選べる」と感じたのが、プログラミングを学び始めたきっかけです。

これまで15年の間、営業の仕事をしていました。やりがいは感じていたものの、正直なところ仕事内容には飽きている部分も感じていました。

このまま営業の仕事を続けていくとしても「次がないな」「女性も管理職を目指そう」みたいな空気がある中で、ゴルフに行ったり、残業したりという働き方が本当に自分に合っているのか不安だったんです。

そんななか、学生時代Web制作に興味があったことを思い出したんです。「ちょっとやってみたいな」と思い調べ始めてから、プログラミングに惹かれるようになりました。収入が得られるほどのプログラミングスキルを身につけられれば、今の年収を気にせず働き方が選べるのではないかと感じたんです。

「何か新しいことにチャレンジしたい」という気持ちも大きかったと思います。

ーーーなぜプログラミングスクールを受講することにしたのですか?

堤:本気でスキルを身につけるなら、学習環境が整っているスクールで勉強した方が良いと感じたからです。

はじめは独学するつもりで、YouTubeやネットから勉強方法を調べていたんです。そんななか、独学を経てスクール活用した人の体験談も出てきたため見ていると「独学途中に挫折する人は多い」ということに気がつきました。

その後、少しProgateといった学習サイトに触れてみましたが、本気で学ぶなら「環境を整えた方が早い」そう思い、スクールでの受講を決意しました。

「このなら自分のやりたいことに合わせて学習を進められる」カウンセリングでの印象が侍エンジニアを選んだ決め手に

ーーー数あるスクールの中で侍エンジニアを選んだ理由を教えてください。

堤:「このスクールなら自分のやりたいことに合わせて学習を進められる」と感じたのが、侍エンジニアを選んだ決め手です。

私の場合、スクールに通ううえで「絶対に転職したい、エンジニアになりたい」といった明確な目的や強い気持ちはなく、少し興味を抱いたくらいの感覚だったんです。だからこそ、自分のペースや考えに寄り添ってくれるスクールを探していました。

ただ、他スクールのカウンセリングでは「年収アップ」「旅しながら働いてます」といった話が多く、自分の求めている方向とちょっとズレを感じていたんです。

そんななか、侍エンジニアはカウンセリングの際コンサルタントの方がとても親身に話を聞いてくれました。方向性を定めきれていない状態でも、「転職ならこう、副業ならこう」と選択肢を示してくれたんです。その説明が非常にわかりやすく「ここなら自分のペースで学べそう」と感じました。

侍エンジニアは私の気持ちに一番フィットしたスクールだと思い、受講を決意しました。

ーーースクール受講は安い金額ではなかったと思いますが、どう折り合いをつけましたか?

堤: 正直、金額を見たときは「高いな」と思いました。ただ「逆にこれだけ払うんだから、絶対に元を取ろう」と思えたんです。私の場合、副業で案件を獲得したいという思いがあったため「本気で力をつけて、案件を取って回収しよう」と前向きに考えるようにしました。

やっぱり自分でお金を出すとそれだけで覚悟が決まるというか、途中で投げ出せなくなるんですよね。「この投資を無駄にしないためにやり切ろう」という気持ちで、受講に踏み切りました。結果的に、この決意は身を結んだと思っています。

「やっぱり独学では続けられなかった」インスタラクターと二人三脚でスキルを習得

ーーー侍エンジニアを受講して良かったことは何ですか?

堤: 一番良かったのは、プログラミングの知識がしっかりと身についたことです。

今まで何気なく見ていたホームページも「この構成にはどういう意味があるんだろう?」と、考えるようになりました。普段の生活で触れる身近なものから学びが得られるようになったのは、大きな変化だと思います。

また、受講して改めて「やっぱり独学では学習は続かなかった」と感じました。働きながら学習するのは大変でしたたが、毎週のレッスンやメンターさんとの面談・コーチングがあることで「ちゃんとやらなきゃ」と思い、いい意味で追い込まれましたね。

受講を機に自分の時間を意識して使うようになり、残業を減らしたり、プライベートでも付き合い方を見直したりしたことで、学習に集中できるようになりました。

「ただ学ぶ」だけでなく「どうやって時間を使うか」「自分の優先順位は何か」といった、人生全体のバランスを考えられるようになったのも、侍エンジニアを受講して得られた大きなことだと思います。

ーーー学習する中でつまずいた点はありましたか?

堤: レッスンの序盤はほとんどつまずきませんでした。むしろ「わからないことが楽しい!」くらいの勢いで学習を進められていました。ただ、終盤でのポートフォリオ制作に入ったあたりからつまずくことが多くなりましたね。

それまでの学習は「答えがある」ものでしたが、ポートフォリオ制作には正解がない。自分で考えて自分なりの答えを出す必要がある、というのが非常に難しかったです。「これで本当にいいのかな?」と悩む時間も長くなり、なかなか手が進まなくなりました。

しかし、そんな状況でインストラクターに相談したところ「正解がないからこそ、自分なりの理由を持って選べばいい」と声をかけてもらいました。この言葉にはとても救われましたね。「何となく」ではなく「こういう理由でこうしました」と自分で説明できればそれがその人にとっての正解になる、と思えるようになってから気持ちが切り替わり前に進めました。

インストラクターがかけてくれた言葉は今でも強く怯えています。あのタイミングで声を変えてくれて本当に良かったです。

ーーー担当インストラクターはどんな人でしたか?

堤: インストラクターはとにかく優しい方でした。侍エンジニアでは、メンターやコーチ・コンサルタントとも関わりますが、なかでもインストラクターは一番やわらかく、安心感のある方だったと思います。

ご自身で何十年も個人事業をされているベテランの方で、知識も非常に豊富でしたし、教材に書かれていないような実務での経験もたくさん教えていただきました。「クライアントへの提案はこうするといいよ」「実際はここが緊張する」といった実務ならではのリアルな話は今でもとても印象に残っています。

「ちょっとくらいできない日があっても大丈夫ですよ」と、プレッシャーを感じないような雰囲気で接してくれた、その優しさがとてもありがたかったです。ただ知識を教えてもらうだけでなく、気持ちの面でも支えになってくれるそんな存在でした。

「オシャレなデザインよりも伝わることが大事」案件獲得に役立つポートフォリオを作成

ーーーポートフォリオはどのようなものを作りましたか?

堤:クラウドソーシングサイトでの案件獲得に活用できる、そんなポートフォリオを作成しました。

単価が高くなればなるほど、掲載案件には「ポートフォリオを見せてください」といった条件を設けている仕事が多かったんです。そのため「自分に何ができるか」をしっかり伝えられる内容にしようと意識して作りました。

インストラクターからは「オシャレなデザインよりも、相手に伝わることが大事」とアドバイスをもらっていたため、見た人にとってわかりやすくシンプルで機能的な構成を心がけました。

デザイン面ではすごく悩みましたね。参考にしようといろいろんなサイトを見ましたが、触れれば触れるほど「あれも良い、これも良い」となり、逆に混乱してしまいました。最終的には「とにかく一旦形にして、ダメだったらまた作り直そう」という気持ちで、思い切って前に進めました。

ーーー受講中には副業にも挑戦されたとのことですが、実際にどのくらいの案件を獲得されたのですか?

堤:受講中に獲得した副業案件は全部で8件ほど、金額で言うとトータル5,000円くらいです。はじめから大きな案件を狙ったわけではなく「まずはやってみよう」という気持ちで、小さい案件から取り組み始めました。

案件の内容は、PhotoshopやIllustratorでの画像加工やWordPressへの組み込む作業「WordPressの記事のここを修正してほしい」といった、比較的簡単なものが中心でした。

はじめのほうは応募してもなかなか返事が来ず、やっと取れたと思ったら音沙汰がなくなったりと、うまくいかないことも多くありました。

しかし、数をたくさん応募してみる中で、少しずつコツがつかめてきたんです。納期を前倒しで提出したり、しっかり報告をするように心がけると「次もお願いします」と言っていただけるようになりました。

小さく一歩ずつでしたが「実際にお金をいただいて仕事をした」という経験は、大きな自信につながりました

受講を機に営業部から異動!システム部門で働くITエンジニアに

ーーー受講中に学んだことが現職の実務で「活きたな」と感じたシーンはありますか?

堤:はい、想像していなかった形で活かせたことがありました。

侍エンジニアで受講を始めたタイミングで、たまたま社内のシステム部門で公募をしていたんです。もちろん、はじめは異動なんて全く考えていませんでした。しかし、学んでいた内容が活かせそうだと感じ「出すだけ出してみよう」と思い立ち、応募してみたんです。結果、営業部から異動が決まり、今はシステム部門で働いています

今は会社のホームページにある「お客様のよくある質問」ページを改良するプロジェクトに関わっており、ヘッダーのボタン配置やユーザー動線の設計について外部業者とやり取りしているんです。これがまさに、受講中に学んだHTML/CSSやWeb制作の知識が役に立つ仕事なんです。

「見た目」だけでなく「ユーザーにとってどう見えるか、どう操作しやすいか」を意識して提案できるようになったのは、まさに侍エンジニアで学習した成果だと感じています。自分でも「学んだことがしっかり実務に活かせている」と実感でき、とてもうれしかったです。

ーーープログラミングを学んで生活や考え方に変化はありましたか?

堤:とてもたくさんの変化がありました。まず一番大きかったのは、視野が広がったことですね。

長い間、営業職をしていたため、これまでは毎日同じような人と同じような話ばかりしていたんです。しかし、侍エンジニアでインストラクターやコンサルタント、他の受講生の方々と話すなかで「こんなにいろんな働き方や考え方があるんだ」と刺激を受けました。

また、精神的にも安定しました。営業はどうしても月末になると成績のことで不安になったり、気分が落ち込んだりすることが多くありました。しかし、学習を始めてからは「今月は営業がイマイチでも、学習は進んだ」「今週はポートフォリオの作業ができた」などと、営業成績以外のことで気持ちが切り替えられるようになったんです。

仕事のことだけで一喜一憂しなくなったのは、自分にとって大きな変化だと感じています。

今は自然と、自分の時間をコントロールしたいという意識も芽生えていますね。前はお客様と食事に行ったり、後輩の相談に乗ったり、なんとなく「断れないから」と自分の時間を削っていたんです。しかし今は「自分がやりたいことのために時間を作るのは悪いことじゃない」と思えるようになり、優先順位を考えて動けるようになりました。

学んだこと自体ももちろん大切ですが、それ以上に自分の生き方や働き方を見直すきっかけになったことが、本当に良かったなと思います。

ーーー今後の目標を教えてください。

堤: 今の会社でさらに経験を積み、いずれはフリーランスとして独立することが目標です。

これまで会社員として働いてきたため正直、私にとってフリーランスは「夢の世界」みたいな存在でした。しかし、プログラミングを学び、実際に副業案件を取ったり、社内でも新しい業務にチャレンジしたりするなかで「自分で稼ぐ」ことが現実的に感じられるようになったんです。

もちろん今すぐ独立、というわけではないですが「会社に依存せず、自分の力で仕事を選べるようになる」そんな働き方に少しずつ近づいていけたらいいなと思っています。

今は改めていろいろな働き方があるなかで、会社で働くことも悪くないと思っています。その選択肢を自分で選べるようにしておきたい。そのために、今できることを一つひとつ積み重ねていくつもりです。

ーーープログラミングで得た物は、エンジニアを職業としない人にとってもプラスになると思いますか?

堤: はい、絶対にプラスになると思います。たとえエンジニアを職業にしなくても、プログラミングを通じて得られるものは本当に多いです。

まず「自分でできた」という達成感が得られるのが非常に大きいです。達成感は自信につながりますし、何か新しいことに挑戦するハードルが下がります。学習を進めるなかで自然と鍛えられる計画を立てる力は、どんな仕事にも活かせるスキルだと思います。

私の場合は部署異動にもつながったように、プログラミング的な考え方や知識は他の仕事にも十分応用できると感じました。プログラミングを学んだことで、何か問題があったときに「どうやって分解して、どこから手をつけるか」みたいなロジック的な考え方が自然と身につき、それが実務の中で役立っていると実感しています。

学んだ今だからこそ、プログラミングが「エンジニアになるためだけのもの」とは思いません。どんな職種の人にも、自分の世界を広げる手段として、ぜひ触れてみてほしいなと思います。

ーーー最後にプログラミングに興味があるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします。

堤: やる前は本当に不安しかないと思うんです。私もそうでしたし「自分にできるのかな?」と何度も思いました。しかし、始めてみたら、想像していた以上に世界が広がりました

プログラミングは転職だけでなく副業にも活かせます。仕事でなくとも日常のなかで「知っててよかった」と思える瞬間がたくさんあります。やってみて「合わないな」と思ったらやめてもいいと思います。やらないで迷い続けるよりは、やってみてから悩んでも遅くないです。

少しでも「気になる」「興味がある」と思っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。やった分だけ、きっと自分の中にプラスが残ると思います!

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    この記事を書いた人

    【プロフィール】
    DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
    累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
    【専門分野】
    IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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