データベースについて詳しくなりたい…!
自分が持っているデータベースの知識は正しいのかな…?
データベースについての知識をつけることは、仕事の幅を広げる、業務の効率化を図る上で重要なことです。
この記事では、データベースに関する知識を得られる書籍を初心者向け、中級者向け、上級者向けという3つのレベルに分けてご紹介していきます。
データベース操作初心者向けのおすすめ本
データベースについての知識を持っていない人でも、データベースへの知識を得る事ができる書籍を2冊紹介します。
マンガでわかるデータベース
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編集部コメント
データベースの基本部分をマンガのストーリーに合わせて学習できる書籍です。
マンガ形式の書籍なので、文字だらけの本を読むのは苦手という方でもストーリーを楽しみながらデータベースについての知識を深めることができます。
また、読みやすいだけでなく、情報処理技術者試験に向けた練習問題も掲載されているため、基礎だけでなく今後のステップアップにも役立つ内容です。
おすすめポイント
- 活字を読むのは苦手だけど、データベースに興味がある方におすすめ
- マンガを楽しみながらデータベースの知識を深められる
- 基本情報技術者試験の学習のお供もなる
SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作
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編集部コメント
データベースの知識が0という人に向けたデータベース操作の基礎を学べる書籍です。初心者には難しいポイントは、図でわかりやすく解説されていて最終的にはアプリケーションの利用方法まで解説されています。
プロのデータベースエンジニアである著者から、現場で生きるデータベース操作の基礎知識を学ぶことができる初心者向けの書籍です。
おすすめポイント
- データベースが知識ない方向けのデータベース操作の入門書
- 図とサンプルプログラムが豊富でわかりやすい
- 現場でデータベースがどのように利用されているか学べる
データベース操作中級者向けのおすすめ本
ここからは、データベースについての基礎知識と、それを操作するSQLについての基礎知識を持っている人が読むべき書籍を2冊紹介します。
達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ
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編集部コメント
初心者向けの書籍で紹介した『SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作』と同じ著者が著作したSQL中級者向けの書籍です。基礎的な説明が少ない分、実際の現場で使えるSQLの知識が得られる構成になっています。
SQLの原理や仕組みやデータベースの歴史なども網羅しており、データベースについての知識をより深めることのできる書籍になっています。
おすすめポイント
- データベース操作に慣れた方がぜひ読んでほしい一冊
- SQLの仕組みを学ぶことでより効率のよいSQLを書くヒントになる
- SQLの原理からデータベースの歴史・現場で使えるノウハウまで網羅的に解説している
SQLアンチパターン
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編集部コメント
データベース設計やSQL記述の際に避けるべき事柄に焦点を当てて著作された書籍です。
データベースやSQLを使いこなせるようになった中級者がまずやるべきことは、ミスをなくすことです。ある程度の仕事を任されるようになると、一つのSQL記述ミスが大きな問題につながりかねないからです。
SQLを使いこなせるようになったらこの書籍を読んでデータベース管理で起こり得るミスを未然に防ぎましょう。
おすすめポイント
- データベース設計やSQLでやってはいけないことに焦点を当てた一冊
- SQLを使いこなせるようになった中級者がつまずきやすい点を解説している
- アンチパターンを実行した場合の例も解説しているので、より理解しやすい
データベース操作上級者向けのおすすめ本
ここからは、実際にデータベースを活用した仕事をしている人が辞書替わりに使える書籍や、データベースに関する知識をより深めたいという方におすすめの書籍を2冊紹介します。
ビッグデータ分析・活用のためのSQLレシピ
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編集部コメント
合同会社DMM.comブロックチェーン研究室 室長である加嵜 長門氏とデータコンサルタントの田宮直人氏が実際に作成しているレポートやSQLコードをレシピ集としてまとめた書籍です。
データベース操作の仕事に直接生かせる汎用性の高いSQLコードが載っているため、業務の合間に確認するマニュアルや辞書のように利用できます。データベースの操作はできるが、いつも同じようなコードばかり書いているという人にもおすすめです。
おすすめポイント
- 合同会社DMM.comの研究室 室長が実際に使っているレシピを紹介した一冊
- 現場に活かせる汎用性の高いSQLがサンプルとして掲載されている
- 業務の合間にSQLの書き方を確認する仕事の相棒
データベースパフォーマンスアップの教科書 基本原理編
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編集部コメント
データベースのパフォーマンスを上げるということに焦点を当てて著作された書籍です。
データベースに対する知識を十分に持っていても、読むのが難しく感じるほどデータベースの本質について細かく記述されています。
データベースの本質を理解しておくことで、システムの改善や開発に生かすことができるため、システム開発の責任者を務めるようなエンジニアであれば読んでおくべき書籍です。
おすすめポイント
- データベースのパフォーマンス向上を解説した良書
- データベースの基本原理からノウハウ・テクニックまで幅広く解説している
- 例題も豊富で要件定義やアプリケーションの設計で参考になる
まとめ
現代ではデータベースのない企業は存在しないと言っても過言ではありません。
データベース管理の仕事を急に上司から任されたという事例もあります。そんな時に慌てないように、データベースに対するある程度の基礎知識は持っておくことをおすすめします。
特にIT企業で働いている社員なら今後のキャリアアップも考えるとデータベースに関する知識は必須でしょう。
そんなデータベースに関する知識のない人が書籍から学習する際は、必ずデータベース初心者向けの書籍を選ぶようにしてください。初心者が上級者向けの書籍を読むと挫折の原因になりかねません。
また、データベースを活用した仕事をしたいと考えている人は、まずは自分がデータベースに対してどの程度の知識を持っているか考えることが大切です。
さらにデータベース操作の上級者になれば、現場で使えるコードが載った書籍を辞書代わりに持っておくのもオススメです。
是非この記事を参考に自分の今までの実績と照らし合わせて、自分に合った書籍を探してみてください。
最後に、この記事の要点をまとめておきます。
- 今後のことも考えるとデータベースの基礎知識は持っておくべき
- 自分に合ったレベルの書籍で学習を始める
- ある程度の知識が得られたら辞書替わりに使える書籍を選ぶ