jQuery練習をしたいけどどこでできるのかわからない
jQuery練習を効果的に行うには？
jQueryを習得すると何に役立つの？
Web開発で広く利用されている軽量なJavaScriptライブラリのjQuery。そんなjQueryを学習する場合、どこでjQuery練習をスタートさせれば良いか、迷ってしまうことも多くあります。
そこでこの記事では、jQuery練習におすすめのサイトや練習問題が解けるサイトなど、jQueryの習得におすすめのサイトを詳しく紹介していきます。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor（スーパーバイザー）、楽天株式会社（ディレクター）、アスキーソリューションズ（PM）などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
jQuery練習や問題集があるおすすめサイト7選
1.侍テラコヤ
侍テラコヤは、Web開発スキルを身につけたい人向けのオンライン学習プラットフォームです。プログラミング初心者から中級者までを対象に、jQueryを含む幅広い言語の学習コースを提供しています。
実践的なプロジェクトを通じて、即戦力となる技術を習得できるのが大きな特徴です。料金体系はコースによって異なり、一定期間のアクセス権を購入する形式が一般的です。
メリットとしては、プロの開発者による丁寧な指導が受けられる点、実践に即したカリキュラム、そして柔軟な学習スケジュールを組める点が挙げられます。
これらにより、効率的にjQueryをはじめとするプログラミングスキルを習得することが可能です。
2.Codejump
Codejumpは、プログラミング学習をゲームのように楽しめるオンラインプラットフォームです。
このサイトでは、特にJavaScriptやjQueryを含む多様なプログラミング言語に焦点を当てています。学習者はレベルアップすることで新しい課題に挑戦でき、実際のコーディングスキルを身につけることが可能です。
料金体系はサブスクリプションモデルで提供され、月額または年額でアクセス可能なコースが異なります。
Codejumpのメリットは、プログラミングを学ぶ過程を楽しくすることで継続的な学習意欲を促す点です。また、実践的な問題を解決しながら学べるため、理論だけでなく実際の開発スキルも向上させられます。
このように、Codejumpは特にエンゲージメントを重視した学習方法を求める人に適しています。
3.ポンクソフト
ポンクソフトは、特に初心者向けのプログラミング学習サイトです。
jQueryをはじめとするWeb開発技術の基礎から応用までを学べます。サイトは日本語で提供されており、わかりやすい解説が特徴です。
料金については、無料で利用できるコンテンツも多く、初心者が気軽に始められる点が魅力です。
ポンクソフトのメリットは、段階的に学習できるカリキュラムが整っている点にあります。また、実際に手を動かしながら学べるプラクティスが豊富に用意されているため、理論だけでなく実践的なスキルも身につけられます。
これにより、プログラミングの基礎を固めつつ、自分でアプリケーションを作成できる力を養うことが可能です。ポンクソフトは、実践を通じて学びたい初心者に最適な学習サイトと言えるでしょう。
4.W3Schools
W3Schoolsは、Web開発を学ぶための広範囲にわたるリソースを提供するオンラインプラットフォームです。
このサイトでは、HTML、CSS、JavaScript、そしてもちろんjQueryを含む多くのプログラミング言語や技術に関するチュートリアルが提供されています。特に初心者にとって分かりやすく、順を追って学べる内容が整理されているのが特徴です。
W3Schoolsの大きな利点は、完全に無料でアクセスできることです。また、理論だけでなく、インタラクティブなエクササイズや例を通じて実際にコードを書き、結果を即座に確認できる環境が用意されています。
これにより、実践的なスキルを効率的に身につけられます。さらに、W3Schoolsは非常にナビゲートしやすく、必要な情報を迅速に見つけることが可能です。
これらの特徴が、Web開発の基礎を学ぶ上でW3Schoolsを非常に有用なリソースとしています。
5.ドットインストール
ドットインストールは、プログラミング初心者に向けたビデオ学習サイトです。
短い動画を通じて、jQueryを含む多様なプログラミング言語やツールの基礎を学べます。各レッスンは数分間で、特定のトピックに焦点を当てて解説されるため、忙しい人でも学習を進めやすい環境です。
基本的なコンテンツは無料でアクセス可能であり、さらに深い学習を求めるユーザーのためのプレミアムプランも用意されています。
ドットインストールのメリットは、短時間で効率的に学べる点と、実践的なスキルが身につくカリキュラムが整っている点です。また、日本語で提供されているため、英語が苦手な方でも安心して学習を始められます。
このサイトは、基礎からしっかりと学びたい初心者に最適な選択肢の一つです。
6.jQuery入門道場
jQuery入門道場は、jQueryの学習に特化したサイトです。
ここでは、基本的な使い方から応用技術まで、幅広いトピックをカバーしています。特に日本語でのリソースを探している学習者にとって、分かりやすい解説が魅力です。
サイトの利用は無料で、豊富なサンプルコードと共に具体的な実装方法を学べます。
メリットとしては、初心者から中級者までの幅広いユーザーが、自分のペースでじっくりと学習できる環境が整っている点です。また、実際のプロジェクトで使えるような実践的な知識を得られるため、即戦力としてのスキルアップが期待できます。
このサイトは、jQueryの基礎を固めたい方や、実務での応用力を高めたい方に最適です。
7.CODEPREP
CODEPREPは、初心者から経験者まで向けのプログラミング学習サイトで、HTMLやCSS、JavaScript、jQueryなどの言語学習が可能です。
このサイトは穴埋め形式の課題を通じて、実際にコードを書きながら学習を進めることが特徴です。
ユーザーはディスカッションボードを使って他の学習者とコミュニケーションを取りながら疑問を解決できます。主に無料で提供されており、2017年のリニューアルにより、さらに実践的な学習体験が提供されるようになりました。
短時間の学習コンテンツが豊富で、利用者は隙間時間を活用して効率的にプログラミングスキルを身につけられます。
jQuery練習を効果的に行う7つのステップ
jQuery練習を行う場合、次のステップを意識することで効果的に学習が行えます。
それぞれのステップについて、詳しく解説していきます。
1.基本から始める
jQueryの学習を始めるにあたって、まずはその基礎から理解することが重要です。
jQueryは、HTMLの文書トラバーサルと操作、イベントハンドリング、アニメーションとAjaxに関する簡単なAPIを提供しています。これらの基本的な機能を理解することから始めましょう。
公式のjQuery Learning Centerやオンラインのチュートリアルサイトは、この基礎を学ぶのに非常に役立ちます。
基本的なセレクタの使い方から始め、イベントの扱い方、さらにはDOM要素の操作方法を一つ一つ確実にマスターしていきましょう。
2.プロジェクトを作成する
プロジェクトを作成することは、jQueryを練習し習得する上で非常に効果的な方法です。実際に手を動かしてみることで、理論だけでは得られない実践的な経験を積めます。
小さなウェブアプリケーションから始めて、徐々に複雑さを増していくことをお勧めします。例えば、簡単なTODOリストや画像ギャラリー、フォームのバリデーションなど、日常的にウェブサイトで見かける機能の実装を試みると良いでしょう。
これらのプロジェクトを通じて、DOM操作、イベントハンドリング、エフェクトの追加など、jQueryの基本的な使い方を学べます。
また、プロジェクトをGitHubなどのプラットフォームに公開することで、他の開発者からフィードバックを得る機会も持てます。
このプロセスを繰り返すことで、jQueryに関する知識だけでなく、プロジェクト管理やコードの公開といった、開発者としての幅広いスキルを身につけることが可能です。
3.コードを読む
コードを読む、書く、デバッグするプロセスは、jQueryを学ぶ上で非常に重要です。このアプローチを通じて、プログラミングの理解を深め、問題解決能力を養えます。
まず、他の開発者が書いたコードを読むことから始めます。これにより、異なるコーディングスタイルやアプローチを学び、新たな技術やベストプラクティスに触れることが可能です。
次に、自分でコードを書いてみることで、理論を実践に移し、知識を実際のスキルに変換します。そして、バグやエラーに遭遇した際には、デバッグのプロセスを通じて原因を究明し、解決策を見つけるのに有効です。
このデバッグプロセスは、論理的思考能力を高め、より効率的なコードを書くための洞察を与えてくれます。
コードを読み、書き、デバッグする習慣を身につけることで、jQueryに限らず、あらゆるプログラミング言語において柔軟かつ効果的に対応できるようになります。
4.公式ドキュメントを利用する
公式ドキュメントを利用することは、jQueryを学ぶ上で非常に効果的な方法です。
jQueryの公式ドキュメントは、ライブラリの使い方、API、機能について詳細に説明しており、最新の情報を提供しています。これを活用することで、正確な構文、使用可能な関数、メソッドのオプションなどを直接学べます。
また、公式ドキュメントは具体的な使用例も豊富に含んでおり、実際のコードを見ながら理解を深めることが可能です。初心者がつまずきやすいポイントや、より高度なテクニックについても、公式ドキュメントを参照することで解決策や新たなアイデアを得られます。
さらに、公式ドキュメントを読むことは、プログラミングにおけるドキュメントの読み方を学ぶ良い機会となるでしょう。
この習慣は、jQueryだけでなく、将来的に他の言語やライブラリを学ぶ際にも大いに役立ちます。
5.コミュニティに参加する
コミュニティに参加することは、jQueryを学ぶ過程で重要な役割を果たします。開発者同士で知識を共有し、疑問を解決する場として、多くのオンラインフォーラムやQ&Aサイトが存在します。
これらのプラットフォームでは、初心者から上級者までが技術的な課題について議論し、互いに助け合う文化が根付いているのが特徴です。
特に困難に直面したとき、経験豊富な開発者からの具体的なアドバイスや解決策を得られるため、学習のスピードが格段に上がります。また、コミュニティに積極的に参加することで、最新のトレンドやベストプラクティスについても学べ、技術的な視野を広げることが可能です。
さらに、プロジェクトに関するフィードバックを受けたり、コラボレーションの機会を見つけたりすることもできます。
このように、コミュニティへの参加は、技術的な成長だけでなく、キャリアを通じてのネットワーキングにも寄与するのです。
6.チュートリアルやコースを活用する
チュートリアルやコースを活用することは、jQueryの習得において非常に効果的です。これらのリソースは、基礎から応用まで段階的に学ぶことを可能にし、自学自習の過程を構造化してくれます。
オンラインには無料または有料の多くのチュートリアルやコースがあり、自分の学習スタイルやレベルに合わせて選べます。ビデオレッスン、インタラクティブな演習、プロジェクトベースの課題など、さまざまな形式で提供されており、実践的なスキルを身につけることが可能です。
また、一部のコースでは、専門家による個別のフィードバックやサポートが得られる場合もあり、学習過程での疑問や困難を解決する手助けとなります。
このように、チュートリアルやコースを利用することで、独学よりも迅速かつ効率的にjQueryを習得することが可能となります。
7.小さな機能から始める
小さな機能から始めるアプローチは、jQueryの練習において特に効果的です。この方法では、初心者でも扱いやすい簡単なタスクから取り組み、徐々により複雑な機能へとステップアップしていきます。
例えば、ページの特定の要素を隠したり表示したりする簡単なスクリプトから始め、その後、フォームの入力検証や画像スライダーのような複雑なインタラクティブ機能に挑戦できます。
このプロセスを通じて、基本的なセレクタの使い方、イベントの取り扱い、エフェクトの追加方法など、jQueryの核となる概念を実践的に学ぶことが可能です。また、小さな成功体験を積み重ねることで、学習者のモチベーションを維持し、より高度なテクニックへの挑戦を促します。
このように、小さな機能から始めることで、段階的に知識を拡大し、実践的なスキルを効率的に身につけることが可能になります。
jQuery練習によりjQueryを習得するメリット
jQuery練習を重ねることにより、jQueryを習得することでさまざまなメリットを得られます。ここからはjQueryを習得するメリットについて解説していきます。
jQuery練習によりjQueryを習得するメリットは次の3つです。
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
1. 開発効率の向上
jQueryを習得することで、開発効率の大幅な向上が期待できます。
このライブラリは、JavaScriptでのプログラミングをよりシンプルにし、コードの記述量を減らすことが可能です。
例えば、複雑なDOM操作やAJAXコールを、わずか数行のコードで実行できるようになります。これにより、開発者は同じ作業にかかる時間を削減し、より重要な機能開発に集中できるようになるのです。
さらに、jQueryの直感的なAPIは、新しい開発者でも迅速に学習し、プロジェクトに貢献しやすくなるという利点もあります。これらの特性が、プロジェクトの納期を短縮し、生産性を高めることに直接寄与します。
結果として、チーム全体の開発スピードが向上し、より効率的な開発プロセスが実現されるのです。
2. クロスブラウザの互換性
jQueryの習得は、さまざまなブラウザ間での互換性を確保する上で大きなメリットをもたらします。
Web開発において、異なるブラウザでの一貫した動作を実現することは非常に重要です。jQueryは、この問題に対処するために設計されており、開発者が複雑なブラウザ固有のコードを書く必要性を減少させます。
それにより、Internet Explorer、Firefox、Chrome、Safariなど、主要なブラウザで一貫したユーザー体験を提供することが可能になります。この互換性は、特に古いバージョンのブラウザをサポートする必要があるプロジェクトで有効です。
また、jQueryを使えば、ブラウザ間の違いに関連する問題を解決するための時間と労力を大幅に削減できます。
結果として、より迅速にプロジェクトを完成させられ、開発プロセスの効率化を実現します。
3. 豊富なプラグインの取得
jQueryを学ぶことの大きなメリットの一つは、豊富なプラグインと強力なコミュニティのサポートです。このライブラリは、世界中の開発者によって幅広い用途で使用されています。
その結果、スライダー、フォームバリデーション、画像ギャラリーなど、さまざまな機能を追加するためのプラグインが豊富に提供されています。これらのプラグインを利用することで、開発プロセスが速くなる点は大きなメリットです。
また、jQueryのコミュニティは活発で、オンラインフォーラムやQ&Aサイトでは、技術的な問題に対する解決策やアドバイスが共有されています。困ったときには、このコミュニティから迅速なフィードバックを得られるでしょう。
プラグインとコミュニティのサポートは、jQueryを使った開発をよりスムーズに、そして効果的に進めるための強力な資源です。
jQuery練習を行う際の注意点
jQuery練習を行う際には、次の3つのポイントに注意して行いましょう。
それぞれ順番に解説します。
1.最新バージョンのjQueryを使用する
最新のjQueryバージョンの使用は、安全で効率的なWeb開発において非常に重要です。
jQueryの新しいリリースでは、セキュリティの改善、バグの修正、新機能の追加が行われています。
古いバージョンを使い続けることで、Webアプリケーションが不必要なリスクにさらされることがあります。また、最新のWeb開発の潮流やブラウザの更新に対応するためにも、最新バージョンの利用がおすすめです。
開発を始める前に、公式のjQueryウェブサイトを訪れ、最新バージョンを確認する習慣をつけましょう。これにより、あなたのプロジェクトが最新の標準に沿ったものになり、将来的な互換性の問題を避けられます。
最新の技術を取り入れることで、より高品質で安全なウェブサイトやアプリケーションの開発が可能になります。
2.生のJavaScriptとのバランスの確認
jQueryを学ぶ際に、生のJavaScriptとのバランスを取ることは非常に重要です。
jQueryはJavaScriptを簡略化し、多くの処理を簡単に実装できるようにしますが、その背後にあるJavaScriptの基本的な原理を理解することが不可欠です。
生のJavaScriptを学ぶことで、DOM操作、イベントハンドリング、変数スコープなどの基本的な概念を深く理解できます。また、jQueryが内部でどのように機能しているかを知ることで、より効率的でパフォーマンスの高いコードを書けるようになります。
jQueryに頼りすぎずに、生のJavaScriptの学習にも時間を割くことで、より強固なWeb開発スキルを構築可能です。
このアプローチにより、ライブラリやフレームワークを超えた汎用的なプログラミング能力を身につけられます。
3.過度な依存を避ける
jQueryは非常に強力であり、Web開発を容易にする多くの便利な機能を提供しますが、すべての場面でjQueryに頼るべきではありません。特に最近では、生のJavaScriptが多くの機能をネイティブでサポートしており、jQueryを使用せずとも実装できる場合が多くあります。
パフォーマンスの観点からも、必要以上にjQueryを使用することは避け、ケースバイケースで最適なアプローチを選択することが重要です。
プロジェクトの要件に応じて、生のJavaScriptとjQueryのバランスを取りながら開発を進めましょう。
まとめ
jQueryを学ぶことは、Web開発のスキルセットを大幅に拡張し、よりインタラクティブでユーザーフレンドリーなウェブサイトやアプリケーションの構築が可能です。
この技術をマスターすることで、フロントエンド開発の求人市場での競争力が高まり、プロジェクトの生産性とクリエイティビティが向上します。さらに、jQueryはコードのシンプリシティとクロスブラウザ互換性を提供し、開発プロセスを効率化します。
プログラミング学習を始めるにあたり、侍テラコヤは、実践的なプロジェクトを通じて学べるプラットフォームとして最適です。初心者から中級者までを幅広くサポートし、日本語でのわかりやすい解説があるため、学習のハードルが低く、継続しやすい環境が提供されます。
侍テラコヤで学ぶことを選ぶことは、jQueryの技術を効率的に身につけ、将来的にWeb開発のプロフェッショナルとして活躍するための確かな第一歩となります。
侍テラコヤでjQuery学習をスタートしてみてはいかがでしょうか。
