LPIC講座のおすすめ3選!LPICを取得すべき3つの理由も紹介

LPICはどのサイトを見て練習すればいいの?
LPIC取得のロードマップを知りたい!
そもそもLPICを取得すべきなの?

このように、LPICを練習する際には、多くの疑問があり練習が進まないのではないでしょうか。

Linuxの技術力を示せる資格、LPIC。LPICを取得して「将来性の高い技術を身につけたい」「エンジニアとしてスキルアップしたい」「転職を有利に進めたい」などと思っている人が多いでしょう。

そこでこの記事では、LPICを練習したい人に向けて以下の内容を解説します。

ぜひ最後までご一読ください。

この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

目次

【事前知識】LPICとは?

LPIC(Linux Professional Institute Certification)は、世界中のIT専門家にとって重要な資格とされ、Linuxの専門知識を公式に証明する手段を提供します。

この資格は、基本的なシステム操作から高度なネットワーク管理、セキュリティ対策まで、Linuxに関連するあらゆる技術領域を網羅しています。

LPICを取得すると、技術者はその専門性を世界的に認められ、競争力のある就職市場で自己の差別化が可能です。

また、継続的な学習とスキルアップを促すこの資格は、技術者のキャリアパスにおいて重要なマイルストーンとなり、プロフェッショナルとしての成長を加速させます。

LPIC練習ができるおすすめサイト3選

LPIC練習におすすめのサイトは次の3つです。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

侍テラコヤ

侍テラコヤ
引用:侍テラコヤ

LPICを取得してエンジニアとしてスキルアップしたい、転職を有利に進めたい!

そんな人には、登録無料ではじめられる「侍テラコヤ」がおすすめです。

「侍テラコヤ」のおすすめポイント
  • いつでも好きな時に現役エンジニアとオンラインレッスン可能
  • 回答率100%のQA掲示板で質問し放題
  • 実践的な教材で着実にスキルアップができる

LPIC学習で挫折したくないなら「侍テラコヤ」を選ぶと間違いないでしょう。

項目概要
学習サイト名侍テラコヤ(SAMURAI TERAKOYA)
教材形式ZOOMレッスン、動画
対象レベル初心者~上級者
費用月額0円~(有料プランは2,980円~)

2024年2月時点の公式サイトの情報をもとに掲載しています。
料金には税込み価格を掲載しています。

Udemy

Udemy
引用:Udemy

買い切りの教材を購入し、自分のペースで学習したい!

そんな人には自分の気になった教材を購入し、学習できる「Udemyがおすすめです。

Udemy」では以下のように、さまざまな講座が用意されています。

  • 20時間でLinuxをマスターする講座
  • LPIC試験対策の講座
  • Linux入門講座(LPIC試験対策あり)

自分の興味ある分野を学びたいなら「Udemy」を選ぶと間違いないでしょう。

項目概要
学習サイト名Udemy
教材形式動画、テキストなど
対象レベル初心者~上級者
費用1講座1,800円~

2024年2月時点の公式サイトの情報をもとに掲載しています。
料金には税込み価格を掲載しています。

Ping-t

Ping-t
引用:Ping-t

LPICレベル1の教材を無料で学びたい、とにかく練習問題を解きたい!

そんな人には、1,000問以上の問題が解ける「Ping-tがおすすめです。

Ping-t」のおすすめポイント
  • 各レベル1,000問以上の問題あり
  • 基本的な知識や、コマンドラインでの基本操作を学べる
  • 無料の問題多数

とにかく練習問題を解きたいなら「Ping-t」を選ぶと間違いないでしょう。

項目概要
学習サイト名Ping-t
教材形式テキスト
対象レベル初心者~上級者
費用1ヵ月2,640円

2024年2月時点の公式サイトの情報をもとに掲載しています。

LPIC取得のロードマップ

LPIC取得のロードマップ

LPICの取得は次の4手順で行ってください。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

1. 目標レベルを決める

まずは目標のレベルを決めましょう。LPICは、レベル1からレベル3までの3段階に分かれています。

レベル1の内容は、Linuxシステムのインストール、初期設定、日常的な管理作業、基本的なトラブルシューティングに必要な知識などです。

一方、レベル2は、より複雑なシステムとネットワーク管理、セキュリティの概念、スクリプティングと自動化に焦点を当てています。

最高位のレベル3は、エンタープライズレベルのLinuxシステム管理、セキュリティ、コンサルティング、アーキテクチャ設計など、特定の専門分野に深い知識が必要です。

自分の現在のスキルレベルとキャリア目標を考慮して目標レベルを選択し、その達成に向けての体系的な学習計画が、成功への鍵となります。

2. 学習計画を立てる

次に学習計画を立てましょう

学習計画を立てる際には、目標レベルに合わせた資料選定に留意し、実際に試験で出題される可能性のあるトピックの網羅が欠かせません。具体的には、公式の学習ガイドやオンラインの教育プラットフォーム、参考書、実践的なシミュレーション環境の利用が推奨されます。

また、学習時間の割り当ては、日々の忙しさを考慮しつつ、継続的かつ一定のペースで進められるよう計画を立てましょう。

進捗管理には、学習目標を短期的なマイルストーンに分けて設定し、定期的に自己評価を行うと、モチベーションの維持と計画の調整を図ります。

3. 実際に学習する

学習計画を立てたら、それに沿って学習を進めてください

学習を進める際は、実際にLinuxシステムを操作すると、理論だけでなく実践的な技術の習得ができます。仮想マシンやクラウドサービスを使用して実際のLinux環境を構築し、日常の管理タスクを実行すると、コマンドライン操作の習熟度を高められます。

さらに、セキュリティの設定やシステムの最適化、障害発生時のトラブルシューティングなど、より高度な技術に段階的に挑戦すると、応用知識のより深い理解が可能です。

このようにして、実践的な演習と理論学習をバランス良く組み合わせると、実務で直面する可能性のある様々な状況に対応できる能力を養えます。

4. 試験を受ける

学習が完了したら、試験を受けましょう。

試験を受ける際には、LPICの試験形式に慣れていることが非常に重要です。

実際の試験では、複数選択問題だけでなく、記述式問題や実際のコマンドライン操作を模した問題も出題される可能性があります。そのため、過去の試験問題を解いたり、模擬試験を受け、試験の流れや問題の形式に慣れてください。

また、時間管理のスキルも試験の成功には欠かせません。限られた時間内で効率的に問題を解くためには、実践を通じて速読やキーワード抽出の技術習得が有効です。

試験当日は、落ち着いて問題に取り組むためにも、事前に試験会場の場所を確認し、必要な持ち物を準備するなど、万全の体制で臨みましょう。

これらの準備を整えることで、試験の難易度に対する不安を軽減し、自信を持って試験に挑めます。

LPICを取得すべき3つの理由

LPICを取得すべき3つの理由

LPICを取得すべき理由は次の3つです。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

1. Linux技術者としてのスキルを証明できる

LPICの取得は、Linux技術者としてのスキルを証明する最も効果的な方法の1つとされています。なぜなら、この資格を取得していると、個人の技術的能力が国際的な基準に達していると証明されるからです。

LPICでは、Linuxシステムの

  • インストール
  • 設定
  • 管理
  • トラブルシューティング
  • セキュリティ強化

といった広範な技術領域を網羅しています。これらの能力を有すると、多くの企業や組織にとって非常に価値が高いと考えられるでしょう。

LPICの取得は自身のスキル証明に役立ちます。

2. 就職や転職が有利になる

LPIC資格を持つと、Linux技術者は就職市場において顕著な競争力を持てます。

なぜなら、この資格は、候補者がLinuxシステムの設定、管理、セキュリティ対策に関する深い知識を持つ証明になるからです。特に、データセンター、クラウドインフラストラクチャ、エンタープライズ環境の管理など、Linuxが中心的な役割を果たす業務領域では、LPIC資格を持つ技術者は大きな需要があります。

技術者は自己のスキルを客観的に証明し、キャリアアップやより良い就職が可能でしょう。

このように、LPICは就職や転職における有利な立場を確保するための強力なツールとなり、技術者のキャリアを次のレベルへと押し上げる効果を持ちます。

3. キャリアアップに役立つ

LPIC資格の取得は、技術者が高度なLinuxスキルを持つことを証明するだけでなく、キャリアの可能性を広げるための確固たる基盤を提供します。

この資格は、特に技術の急速な進化を追い続けるIT業界において、専門知識を最新の状態に保つことの重要性を強調します。

LPICを取得すると、技術者は自己のスキルを継続的に更新し、業界の変化に適応する能力を持てるでしょう。これは、昇進やより専門的な役割への移行、高い報酬を交渉する際の強力なバーゲニングチップとなります。

さらに、LPIC資格は、プロジェクト管理、システムアーキテクチャ、セキュリティコンサルタントなど、より高度な専門職への道を開きます。

このようにLPICは、技術者のキャリアアップと専門性の向上をサポートし、長期的な職業的成功への道を築く重要なステップです。

LPICを練習する際によくある質問

LPICを練習する際によくある質問は次の3つです。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

LPICの試験は難しいの?

LPICの試験は確かに、Linuxの管理、セキュリティなどのさまざまな分野の深い理解を求めるため、一部の受験者には難易度が高いと感じられるかもしれません。

しかし、この試験は単に知識を問うだけでなく、実際の環境での問題解決能力も評価するため、実務経験がある受験者には有利に働く場合が多いです。

また、正確な学習資料を選び、個人の学習スタイルに合わせた効果的な学習計画を立てると、試験の内容を徹底的に理解し、成功に繋げられます。実際に業務で使われるコマンドや設定を練習し、模擬試験で自身の弱点を特定し克服することも、合格への重要なステップです。

このように、適切な準備と継続的な努力によって、LPICの試験を乗り越え、Linux技術者としての資格を得ることは十分に可能です。

LPICの試験勉強にかかる時間は?

LPICの試験準備に要する時間は、受験者の既存のLinux知識の深さや、学習資料の理解速度、そして取り組むLPICレベルの難易度によって大きく変わります

例えば、Linuxの基本操作にまだ不慣れな初学者は、基礎から応用レベルの知識を習得するためにより多くの時間を必要とするでしょう。これに対し、既に日常的にLinuxを使用している経験豊富なプロフェッショナルは、特定の高度なトピックを強化するために短期間の集中学習で済む場合もあります。

具体的には、LPICレベル1の準備には100時間から200時間、レベル2やレベル3ではそれ以上の時間を見積もると良いでしょう。

LPICの試験勉強は独学でもできる?

LPICの試験勉強は独学でも可能です。なぜなら、インターネット上には、LPIC試験に特化した無料の教材や有料のコースが豊富にあり、これらを上手く組み合わせると、教室での学習に匹敵する知識を獲得できるからです。

特に、侍テラコヤUdemyPing-t、公式ドキュメント、そして実際のLinuxシステムでのハンズオン演習は、理論と実践の両方を深く理解するのに役立ちます。また、オンラインコミュニティやフォーラムへの参加は、学習中に遭遇する障壁を乗り越えるためのサポートシステムとして機能します。

独学には確かに高い自己管理能力と自己モチベーションが要求されますが、適切なリソースとコミュニティのサポートを活用すれば、LPIC試験の準備を自宅で効率的に行うことが十分に可能です。

独学での成功は、個人の学習計画に合致したリソースの選択と、持続可能な学習習慣の確立に依存します。

まとめ

この記事では下記の点について紹介してきました。

LPICを取得すると「キャリアアップ」「スキルアップ」「転職を有利に進める」などが可能になります。

なお、どの講座で学べばいいの?と迷っている人に一押しの講座は、登録無料で利用可能な「侍テラコヤ(SAMURAI TERAKOYA)」です。

  • いつでも好きな時に現役エンジニアとオンラインレッスン可能
  • 回答率100%のQA掲示板で質問し放題
  • 実践的な教材で着実にスキルアップができる

など「侍テラコヤ」なら、高いモチベーションを維持しつつ、学習が可能です。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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