C++が学べる無料学習サイトおすすめ5選!勉強のコツも紹介

無料でC++が勉強できる学習サイトってあるの?
無料の学習サイトでC++のスキルは身につけられるかな…

無料でC++が勉強できる学習サイトは数多くあるため、どれにしようか悩む人は多いですよね。

学習サイトによって、学べる内容や特徴は異なります。詳細を確認しないまま学習サイトを選んでしまうと「他のにすればよかった…」と後悔しかねません。

そこで、この記事ではC++が学べるおすすめの無料学習サイトを紹介します。C++の学習につまずいた時の対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

目次

無料サイトを活用したC++の習得には「明確な学習目的」が不可欠

無料サイトを活用したC++の習得には「明確な学習目的」が不可欠

無料サイトを活用してC++の習得を目指す以上「明確な学習目的」は不可欠です。

基本、無料の学習サイトには不明点を質問・相談できるようなサポートはありません。そのため、わからないことが出てきた際は自力で解決する必要があります。

しかし、目的があいまいな状態では根気よく取り組む理由が薄いため、解決できない不明点が出てきた際にあきらめてしまう可能性が高いです。なんとか解決できたとしても、上記のケースが習得まで何度も続くことを想像すれば、モチベーションの維持は難しくなります。

あらかじめC++を学ぶ目的を明確にしておけば、独学でもモチベーションを維持しやすくなります。その結果、最後まで学習を継続できる可能性が高まります。

なお、次の記事ではプログラミング学習において目的が重要な理由を、明確にする手順も交え詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

目的がないプログラミング学習は挫折する!目的を決める3つの手順
更新日:2024年4月29日

無料学習サイトの特徴もおさえておこう

無料学習サイトは、インターネット環境とパソコンやスマートフォンさえあれば、いつでも好きなときに好きなだけ学べる点がメリットです。

一方で、学習中に不明点や疑問点が発生しても、質問や相談をできる機能やサポートは提供されてないことが多い点が特徴といえます。そのため、疑問点は自力で解決しなければならない点には注意が必要です。また、無料学習サイトの多くはC++の基本的な構文などの学習が中心であり、練習問題や実践的な課題にも取り組めません。

このような特徴を踏まえると、無料学習サイトはC++の基礎を身につけたい人、問題解決能力が高い人にはおすすめといえます。

学習途中で挫折しないか不安な人にはスクールもおすすめ

不明点や疑問点を質問できない無料学習サイトの特徴から、独学でC++を習得できるか不安な人もいますよね。

実のところ、C++といったプログラミング言語の学習途中で挫折する人は多くいます、事実、弊社の調査では

  • 不明点を聞ける環境になかった
  • エラーが解決できなかった
  • モチベーションが続かなかった

などの理由から、87.5%がプログラミングの学習途中に「挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。

プログラミング学習における挫折率の調査
プログラミング学習者の87.5%が挫折を経験したことがある

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

上記より、学習途中で挫折しないか不安な人はプログラミングスクールで勉強するのが賢明といえます。

スクールを活用すれば、効率的に学べるように工夫されたカリキュラムで実践的なC++スキルを習得可能です。さらに疑問点はいつでも講師に質問可能なため、挫折せずに最後まで学習を継続できます。

なかでも、侍エンジニアは学習面と金銭面の双方をサポートしてもらえるオンラインスクールです。

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分割料金一括料金受講期間
4,098円~16万5,000円~1ヶ月~
  • 累計指導実績4万5,000名以上
  • 大学生は学割料金(10%OFF)で受講可能
  • 受講生の学習完了率98%

侍エンジニアでは、C++を学ぶ目的や理想の生活・仕事像をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でも必要なスキルを効率的に習得できます。

また、現役エンジニア講師による個別レッスン以外の時間でも

  • 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でC++の学習を進められるといえます。

なお、侍エンジニアでは最大70%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してC++を習得できますよ。

公式サイトで詳細を見る

C++が学べる無料学習サイトおすすめ5選

ここからは、C++が学べるおすすめの無料学習サイトを5つ紹介します。

一週間で身につくC++言語の基本

一週間で身につくC++言語の基本」は、シフトシステム株式会社が運営する無料のC++学習サイトです。

このサイトは初心者が1週間でC++を習得することを目指しています。基本編ではC++の概要からはじまり、継承やポリモーフィズムとよばれるオブジェクト指向の概念を学びます。発展編ではクラス間の相互参照やSTL(Standard Template Library)など、応用的なスキルも学習対象です。

実際のコードはもちろん、イラストなども多用されており、初心者でもC++の基礎をわかりやすく学べます。

さらに本サイトは、練習問題やVisualStuioなどの統合開発環境に関するコンテンツも用意されているため、実践的なスキル習得も期待できます。

短期間でC++を学びたい人には、一週間で身につくC++言語の基本がおすすめです。

公式サイトで詳細を見る

ゼロから学ぶ C++

ゼロから学ぶ C++」は、株式会社Hacobuの井田 献一朗氏が運営しているC++学習サイトです。

この学習サイトは次のような人を対象としています。

  • C++初心者
  • プログラミング言語を1つ以上経験したことがある人

「ゼロから学ぶ C++」は関数やクラスをはじめ、オブジェクト指向に対する一定の知識があることを前提としている点には注意が必要です。

コンテンツは「1.C++をはじめる」にはじまり「12.メモリレイアウト」にいたるまで、C++に関する知識を網羅的に学べます。さらに、単体テスト(Google Test)やデバッグをはじめ、ビルド自動化などの知識も習得可能です。

C++に関する幅広い知識を身につけたい人にはおすすめの学習サイトです。

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Paizaラーニング

Paizaラーニング」は、就職および転職サイトやプログラミング事業を手掛けるpaiza株式会社が運営しています。

独学でプログラミングを学ぶとき、環境構築が上手くいかず挫折する人は少なくありません。Paizaラーニングは、Webブラウザ上でプログラミングしながら学べるため、すぐに学習に取り組める点が魅力です。また、動画は3分という短い時間にまとめられているので、日常のすきま時間でC++を学べます。

Paizaラーニングが提供する「C++体験編」は、全16チャプターで構成されています。このコースでは、四則演算や標準入出力をはじめ、条件分岐やループ処理など基本的な構文を習得可能です。それぞれのチャプターには演習課題があるため、こまめに実力を確認できます。

すきま時間を有効活用したい人には、Paizaラーニングがおすすめです。

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WisdomSoft C++入門

WisdomSoft」はさまざまなプログラミング言語の解説を公開している学習サイトです。

C++入門はC言語の経験者を想定しているため、やや難しい内容となっています。C++の仕様が全44ページにまとめられており、それぞれサンプルコードやイラストなどを交えて解説しています。すべてのコンテンツはテキストでまとめられているので、教科書を読み進めるような形式で学習を進めていくのが特徴です。

一定のプログラミングスキルを有している人、C++の仕様をピンポイントで調べたい人にはおすすめです。

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ロベールのC++教室

ロベールのC++教室」も、無料でC++を学べる学習サイトです。

この学習サイトは、過去に書籍化された実績を有しています。主なコンテンツは次のとおりです。

  • イントロダクション
  • 第1部 先ずは基本から
  • 第2部 クラスを知ろう
  • 第3部 さらなる高みへ…
  • 第4部 ライブラリを使おう

第1部から第3部はそれぞれ50〜80章で構成されているため、豊富な知識を習得できます。なお、ロベールのC++教室は学習サイトのページをHTMLファイルでダウンロードできるサービスも提供しています。そのため、インターネットに接続できない状態でも学習可能です。

C++の豊富な知識を身につけたい人にはおすすめの学習サイトといえます。

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無料サイトでのC++学習中につまずいた時の対処法

無料サイトでのC++学習中につまずいた時の対処法

最後に、無料サイトでのC++学習中につまずいたときの対処法を、2つにまとめて紹介します。

質問用サイトで相談してみる

C++の学習につまずいたときは、質問サイトを活用しましょう。

質問サイトとは、不明点や疑問点を質問すると現役エンジニアなどの有識者が回答をしてくれるサービスを指します。学習中に1人で不明点を解決できないときはもちろん、実際の開発で行き詰ったときに利用可能です。質問サイトは「無料サイト」と「有料サイト」の2つにわけられます。それぞれ向いている人の特徴は次のとおりです。

無料の質問サイトが向いている人・できるだけコストを抑えたい人
・質問頻度が高くない人
・C++スキルの習得を急いでいない人
有料の質問サイトが向いている人・ひんぱんに質問したい人
・できるだけ親身なサポートを希望する人
・早く問題を解決して学習を進めたい人

無料質問サイトは回答者に特別な報酬はなく、善意で対応しています。そのため、回答を得るまでに時間を要したり、考え方などのアドバイスだけで詳細な回答を教えてくれなかったりする場合も少なくありません。一方で有料サイトは、短時間で回答をもらえる点、不明点を解消してくれるまで対応してくれる点が特徴です。

例えば無料の質問サイトはterateil、有料の質問サイトは侍テラコヤなどがあります。あまり質問をしない人や費用をかけたくない人は無料質問サイト、不明点が解消するまでしっかりとサポートしてほしい人は有料質問サイトを選ぶとよいでしょう。

なお、不明点が発生した場合、すぐに質問サイトで質問するのは控えましょう。不明点を自分でかみ砕きながら考える時間も、C++スキルの向上に必要不可欠だからです。まずは自分で30分程度考え、1人では解決できない場合は質問サイトを活用するという方法がおすすめです。

次の記事ではおすすめの質問サイトについて紹介しています。質問サイト選びの参考にご活用ください。

悩める初心者の味方!プログラミング質問サイトおすすめ10選
更新日:2024年4月29日

無料のAIチャットツールに聞いてみる

AIチャットツールも、C++の学習につまずいたときにおすすめの対処方法です。

昨今、生成AIの進化により、言語の処理能力が飛躍的に向上しました。次のようなAIチャットツールを利用すれば、人に話すような言葉で質問しても適切な回答をしてくれます。

C++などの質問もわずか数秒でサンプルコードを示してくれるため、いつでも短時間で疑問点を解消可能です。

なお、AIチャットツールが生成する回答は常に正しいわけではない点には注意が必要です。AIチャットツールは、インターネットなどから収集した膨大な情報をもとに回答していますが、一見適切な回答にみえてもその真偽は自分自身で確認する必要があります。そのため、AIチャットツールは参考情報として活用することをおすすめします。

次の記事では無料で利用できるおすすめのAIチャットツールを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

無料AIチャットサイトおすすめ10選!利用時の注意点も紹介
更新日:2024年4月29日

まとめ

今回はC++を学べる無料の学習サイトを、学習につまずいた時の対処法や効率的に勉強するコツとあわせて紹介しました。

C++は汎用性が高く、パフォーマンスが求められるアプリケーションの開発を得意としています。1983年のリリース以来、現在もなお開発現場で利用されており、今後も需要が見込まれるプログラミング言語です。しかし、オブジェクト指向をはじめ、仕様はやや複雑な点には注意しましょう。

これからC++を学ぶ初心者は、まず今回紹介した無料の学習サイトで学ぶことをおすすめします。その後、学習につまずいた時にはプログラミングスクールの活用をご検討ください。

この記事を書いた人

【プロフィール】
Webライター8年目。IT企業でPM(プロジェクトマネージャー)として複数プロジェクトの管理を行う傍ら、2017年からWebライター活動を開始。IT分野を中心に、オウンドメディアの記事執筆を担当。2021年から侍エンジニアブログの記事制作を務めており、現役エンジニアならではの視点を意識し、読者に有益な情報提供を心掛けています。
【専門分野】
Web開発/プロジェクトマネジメント
【保有資格】
基本情報技術者試験
応用情報技術者試験
AWS Certified Developer - Associate認定

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