38歳・未経験からエンジニア転職成功！キャリアと子育てを両立できた学習の秘訣

このような悩みの答えになるような経験をされ、38歳・未経験ながらエンジニア転職に成功し、収入が現職比150%になった沢村さんにインタビューを行いました！

沢村さんが転職を成功させた経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んで転職を目指したいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	オーダーメイドコース（24週間）
学んだ言語/フレームワーク	AWS、Java
受講期間中に学んだこと	・AWSの資格取得（2種） ・Javaを用いたWebアプリ制作

なお、30代後半・未経験でも転職成功するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

自分の市場価値を高められると感じた！SAMURAIへの入学を決意

ーーープログラミングにふれる前までの職歴を、簡単にお願いします。

沢村：私は新卒で食品メーカーに入社し、ずっと営業をしていました。ただ、結婚と同時に夫の転勤に伴い退職することになったんです。

転勤に伴う引越しを繰り返しながら非正規で働いていましたが、30代後半で自分のキャリアを考えた時に、「このままでいいのか？」とモヤモヤするようになりました。

キャリアも構築したい、子どもとの時間も取りたい、家族みんなで一緒に住みたい、という3つの願望があったんですよね。地方移住が可能で、フルリモートなど柔軟な働き方ができる求人が多いのはエンジニアだと思い、挑戦することに決めました。

ーーー最近はWebデザイナーを目指す女性も多いですが、開発エンジニアを目指そうと思った理由はありますか？

沢村：私の中では、課題解決をしていく仕事をしていきたいというのが根本にあったんですよ。プログラミングでクライアント様の役に立つような、仕事の効率化が図れるようなものを作りたいと思いました。

ーーー独学はしてみましたか？

沢村：独学はせず、最初からスクール学習を選びました。自分の場合は年齢の懸念があり40歳までに就職したいと考えていたので、就職に求められるレベルに到達するにはスクールのほうが手っ取り早いと思ったんです。

ーーーなぜSAMURAIを選びましたか？

沢村：「いかに市場価値を高められるか」を基準に選んでいった感じですね。

実際に4社ほどオンラインスクールの無料カウンセリングを受けましたが、どこのスクールもさほど料金が変わらない中で、SAMURAIはオリジナルカリキュラムであるという点に惹かれました。

ーーー安くない受講料への折り合いはどうやってつけましたか？

沢村：確かに私にとっては高額でしたが、今ここで100万円弱を支払っても、のちのち何百万円という年収を稼ぐなら、コスパの良い投資だと認識していました。少し先のことを考えて、気持ちの折り合いをつけたという感じですね。

ーーー無料カウンセリングではどんな提案をされましたか？

沢村：そもそも私は30代後半かつ未経験であり、未就学の子どもがいる中でも就職ができるのかという不安があったんですよ。プログラミング自体にも苦手なイメージがあったので、企業から求められるレベルまで到達できるか不安だったので、カウンセリングで相談しました。

担当コンサルタントは、30代後半かつ未経験からの転職なら「作戦のある転職活動が必要」と教えてくれたのが印象に残っています。さらに、年齢や生活面を考慮した現実的な進め方を提案してくれたので、安心できました。

また、今はクラウドエンジニアの数が少なく需要が高いということも教えてもらえたので、戦略的に学習すれば自分の市場価値を高められると感じて入学を決めました。

「答え」ではなく「ヒント」をくれた！

ーーースクールで学んで、得られたものは何ですか？

沢村：技術はもちろん、教えてくださるインストラクターは現役のエンジニアなので、疑問をダイレクトに聞くことができました。エンジニアの働き方だったり、気持ちや姿勢などについても色々教えてくれました。

ーーー勉強する中で、つまずいた点は何かありましたか？

沢村：Javaにはかなり苦戦しましたね。わからない部分については、本を読むなど自分なりに勉強してみたのですが、理解できなかったのでインストラクターに質問していました。

インストラクターは、あえて答え（正解）をすぐ教えるのでなく、「こういうものがあるよ」とヒントを教えてくれたんです。自分で調べないといけないので解決までに時間はかかりましたが、おかげでより深い知識を得られたと感じています。

ーーーインストラクターはどんな人でしたか？

沢村：インストラクターも転職を経験している方だったので、実際にエンジニアが働く現場の雰囲気などを教えてくれたのを覚えています。自分が実際に働くイメージについて現実的に想像するきっかけになりました。

ーーー育児・仕事・学習を両立するにあたり、学習時間はどう確保しましたか？

沢村：現職ではフルタイムで働いており、夕方に子どもを保育園に迎えに行った後もかなり忙しくなる状況だったんですよね。さらにそのあと夜間に勉強するというのは無理だと思い、生活リズムを朝方に変えたんです。

例えば、まず私だけが朝5時に起きて、子どもが起きてくるまでの時間に勉強するようにしていましたね。

「ママだから」は言い訳！一歩を踏み出したから理想の仕事に出会えた

ーーーポートフォリオはどんなものを作りましたか？

沢村：簡易的なものですが、「体重管理アプリ」を作成しました。毎日の体重を目視で確認して、変化を確認する簡単なアプリです。

制作テーマにした理由としては、コツコツ続けて変化を感じつつ目標に向かう部分が、エンジニアの勉強と似ていると感じて興味を持ったんですよね。インストラクターからは、自分が興味持っているものをテーマにするのがいいと聞いていたので、作りたいものを題材にした形です。

受講期間のうち最初の2か月間は言語の勉強をしていたので、このアプリ制作は残りの2か月間で取り組みました。

ーーー工夫した点を教えてください。

沢村：自分のテンションが上がったり、続けたくなったりする画面作成を意識し、とにかく見た目を可愛く仕上げましたね。

あとは、体重管理のモチベーションが続くようにするため、体重に変化があったとき「頑張っていますね」など応援コメントが表示されるようにしました。

ーーー転職活動はどう進めましたか？

沢村：半年間のコースを受講していたので、転職活動は卒業後から本格的に始めました。卒業前からある程度の会社選びはしていたので、卒業後に応募と面接を始めた感じですね。

ちなみに、私は30代後半かつ未経験ということなので、大手の転職エージェント4社ほどから担当を断られました。その時は少し落ち込みましたが、「しょうがない」と割り切るようにしていましたね。

ーーー38歳かつ未経験ながら、内定を獲得できたポイントは何だったと思いますか？

沢村：エンジニアとしてのスキルレベルは基礎程度しかありませんが、過去の仕事に対する姿勢を評価してくれたと考えています。特に、法人営業をしていた部分は大きく評価してもらえました。

エンジニアにはコードを書く能力だけでなく、打ち合わせの実施や報告・連絡・相談・共有などコミュニケーション能力が必要なので、前職におけるマネジメント経験を評価してもらえたのだと思います。

ーーー転職先はどのような企業ですか？

沢村：転職先の会社はいわゆるSIerです。事業のベースは受託開発で、クライアントのIT技術を使ったサポートを行います。基本的には、自社で打ち合わせをしながら開発を進めていくイメージですね。

ーーー転職したことで、収入に変化はありますか？

沢村：予定では、初任給の段階で現職の1.5倍になる予定です。現在は非正規で働いてるので、収入差はかなり大きくなります。頑張った成果だという思いもありますが、まずは金額に見合う仕事をしていきたいですね。

ーーーエンジニアになって、生活面で変化を感じる瞬間はありますか？

沢村：1つ目は生活リズムが改善したことですね。朝方になり、早起きで体調が整いやすくなったと感じています。

2つ目は勉強習慣が身についたことです。その副産物として、子どもが朝起きると母親が勉強している姿を見ることになるため、子どもが自ら勉強することが増えた点が非常に良かったと思います。

ーーープログラミングで得た物は、エンジニアを職業としない人にとってもプラスになると思いますか？

沢村：私の現職は事務職ですが、受講期間が終わってからは、日々の業務で「こういうアプリがあれば改善できる」と感じることが増えました。実際に会社に提案して動いてもらったこともあります。

このように、仮にエンジニア職でなく事務職であったとしても、プログラミングができるだけで会社からの評価は上がると実感しました。

ーーー今後の目標を教えてください。

沢村：30代後半で子どもがいると、仮にやりたいことがあっても「ママだから」と、できない理由を並べてしまいがちです。しかし今回、悩みながらも一歩を踏み出したことで、理想の仕事ができる会社に入れたんですよね。

今後も自分のキャリアを自分で構築し、子供から「カッコいい」と言われる母親になりたいと思います。

ーーープログラミングに興味があるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします！

沢村：今回思ったのは、「とりあえずやってみることが大事」だということです。

今はSNSなどで情報が溢れているので、隣の芝生が青く見えてしまうこともありますが、とりあえずやってみるだけでも価値観が広がると思います。とにかく「気になるならやってみる」というのが大切です！

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