Java Bronze試験におすすめの問題集！過去問と合わせた勉強方法も解説

Java Bronzeを受験予定で、問題集を探している人は多いですよね。Java Bronze試験に合格するには、参考書などでインプットするだけでなく、実際に問題を解くアウトプットも欠かせません。

この記事では、次の教材別でJava Bronzeの試験対策におすすめの問題集を紹介します。

Java Bronzeの取得に向けた問題集の上手な使い方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

Java Bronzeの問題集（書籍）おすすめ2選

Java Bronze試験に合格するには、質の高い問題集で効率的にアウトプットするのが重要です。ここでは、Java Bronzeのおすすめ問題集を2つ紹介します。

徹底攻略Java SE Bronze問題集

徹底攻略Java SE Bronze問題集は、Java Bronze問題集の中では定番といえる1冊です。Java Bronze試験の対策において高い評価を誇り、通称「黒本」と呼ばれるほど定着しています。

教科書以上の丁寧な解説で、順に解き進めるだけで自然と知識が身に付く構成となっており、初心者でもスムーズに学習を進められます。巻末とWebあわせて2回分の模擬試験が収録されているので、本番さながらの環境で問題を解けるのも魅力でしょう。

インプット・アウトプットどちらも効率的にできる内容で、「買っておけば間違いない」といえる1冊です。

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Bronze SE スピードマスター問題集

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Bronze SE スピードマスター問題集は、Java Bronze試験を徹底的に分析し作られた問題集です。模擬試験が2回分収録されているだけでなく、分野ごとの練習問題も140問以上と充実しています。

また、問題も解説もすべて紙面に掲載されており、図解や表が多いため初心者でも直感的に理解しやすいのも特徴です。問題ごとに重要度がわかるアイコンが付いているので、効率的に学習を進められる1冊です。

Java Bronzeの問題集サイトおすすめ2選

Java Bronzeの問題集は、書籍だけでなくWebサイトにもあります。ここでは、Java Bronzeのおすすめ問題集サイトを2つ紹介します。書籍とあわせてより効率的に学習を進めましょう。

無料問題集模擬試験サイト Your Tester（仮）

無料問題集模擬試験サイト Your Tester（仮）は、Java Bronzeの模擬試験を無料で受けられるWebサイトです。試験時間と問題数を自分で設定できるほか、問題数に応じて正解率も確認できるため、知識の定着度を確認するにはぴったりでしょう。

また、無料で何度でもチャレンジできるのが魅力で、気が済むまで学習可能です。さらに、Java Bronzeだけでなくオラクルマスター ブロンズやLPIC 1の問題もあるので、それらの受験を検討している人にとっても、うってつけのWebサイトです。

2016年4月以降は更新されていないものの、会員登録なしですぐ使えるうえに無料で利用できるので、ほかの問題集とあわせて活用するとよいでしょう。

All One’s Life

 All One’s Lifeは、現役プログラマーが運営する個人ブログです。Java Bronzeの問題と回答が1つのページ内でまとめられており、無料で手軽に学習することができます。掲載されているのは問題と解答のみで解説はないものの、複数の問題集をもとにまとめられています。そのため、書籍と並行して網羅的に問題を解きたい場合にぴったりでしょう。

また、このサイトはコメントに積極的に返信しているのも特徴です。問題や解答に誤りがあれば迅速に修正してくれます。Java Bronze以外に関連資格の問題集も投稿されているので、あわせて確認するとよいでしょう。

Java Bronzeの参考書おすすめ2選

Java Bronze試験に合格するには、問題を解くアウトプット以前にインプットも徹底するのが重要です。ここでは、Java Bronzeの学習におすすめの参考書を2つ紹介します。

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Bronze SE

オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Bronze SEは、通称「紫本」と呼ばれ、オラクル認定資格用の参考書として高い評価を得ている1冊です。人気講師によるわかりやすい解説と、模擬試験2回分含め豊富な練習問題が収録されており、効率的に学習を進められます。

また、プログラミングやオブジェクト指向の基礎から丁寧に解説されているので、Java Bronzeの学習をゼロからスタートする人にはぴったりです。さらに、書籍内にあるサンプルコードはすべてダウンロードできるので、自分の手で動かしながらの学習も可能。要点チェックシートも付いており、Java Bronzeの学習には必須といえる参考書です。

2週間でJava SE Bronze の基礎が学べる本

2週間でJava SE Bronze の基礎が学べる本は、その名の通り2週間でプログラミングの考え方や仕組み、オブジェクト指向までを学べる1冊です。丁寧かつ細かく解説されているので、初心者でも腹落ちできる内容となっています。

下記ポストのように、実際に購入した人からの評価も高く、Java Bronzeの学習が初めてでもしっかりと基礎を身に付けられるでしょう。

なお、Amazonの書籍読み放題サービスKindleunlimited対象なので、会員であれば追加料金なしですぐに読める点も魅力です。

Java Bronzeの勉強方法4ステップ

Java Bronzeは、難易度が低めで初心者向けの資格ですが、しっかりと知識を身に付けなければ合格は困難です。

そこで、ここからはJava Bronzeの取得に向けたおすすめの勉強方法を、4つのステップにまとめて紹介します。

参考書を1周通しで読む

まずは、参考書を1周通しで読みましょう。はじめに全体を通して読むことで、Java Bronze試験の内容や押さえるべきポイントなど大枠を捉えられます。

参考書を読む際のコツは、わからない箇所や完全に理解できない箇所があっても、立ち止まらず手を止めず最後まで読むことです。特に、初心者で知識がないうちは考えても答えがでないことが多いです。そのため、まずは1周止まらずに読み、全体像を把握しましょう。

問題集を3周する

参考書を1周したら、続いて問題集を3周しましょう。Java Bronzeの知識を定着させるには、参考書を読むインプットよりも、問題を解くアウトプットのほうが重要です。参考書を読むよりも時間と回数をかけて問題を解きましょう。

また、2周目以降は1周してから少し時間を空けるのがおすすめです。すぐ2周目に突入した場合、答えをそのまま覚えている問題も多く、考えずに正解できることで単なる作業になってしまいやすいです。そのため、1周目から2周目、2周目から3周目は数日程度の期間を空け、できる限りフラットな状態で問題を解くようにしましょう。

3周しても間違えている箇所をさらに3周する

問題集を3周したら、その時点で間違えている箇所をさらに3周しましょう。問題集を3周もすれば、正解できる問題が増え知識も定着していきます。しかし、逆に3周しても間違えてしまう問題はしっかりと理解できていないので、さらに3周することで理解できるでしょう。

このフェーズでの学習のコツは、間違えた問題を理解できるまで次に進まないことです。3周した時点で自然と問題の多くを覚えてしまうので、単に回数を重ねるだけでは力になりません。3周しても間違えた問題だけであればあまり時間もかからないので、一つひとつの問題に集中して取り組みましょう。

問題集サイトや模擬問題を解く

問題集を計6周したら、続いて問題集サイトや模擬問題を解きましょう。問題集サイトでは、基本的に無料で問題にチャレンジできます。これまで使っていた問題集とは違う問題にも取り組むことで、応用力が身に付くでしょう。

また、模擬問題を解くと、試験本番の緊張感やスピード感を経験できるため、試験当日に落ち着いて受験できます。スマートフォンの電源を切る、ストップウォッチで時間を計るなど、できる限り本番に近い状態で模擬問題に挑戦するのがおすすめです。

番外編　スクールで相談する

問題集や問題集サイト、模擬問題を解くだけでなく、専門のスクールで相談するのもおすすめの方法です。

Java Bronzeは初心者でも独学で合格を目指せる試験ですが、ゼロから学習を始めた場合はどうしてもつまずくポイントがあるはずです。初心者向けに細かく解説している参考書や問題集がほとんどですが、それでも理解できないことがあるでしょう。

スクールによっては、専門の講師に質問や相談ができるものがあり、自分だけでは理解できない点も解決できる可能性があります。

侍テラコヤは、月額2,980円〜と格安料金でプロ講師のレッスンを受講できます。数多くの教材をそろえているほか、Q&A掲示板の回答率は100％なので、気になる点もしっかりと解決できるでしょう。無料体験プランもあるので、気になる方はぜひご検討ください。

合格に近づくJava Bronzeの問題集の上手な使い方

なかには、Java Bronzeを取得できるか不安な人もいますよね。

そこで、ここからはJava Bronze問題集の上手な使い方を、3つにまとめて紹介します。

わからない時はすぐ答えを見て覚える

問題集を進めている中で、わからない時は長時間考えずすぐに答えを見て覚えましょう。初めて問題を解くタイミングは知識がほとんどない状態なので、考えても答えにたどり着かない可能性が高いです。そのため、少し考えてわからない問題は答えを見て理解しましょう。

ただし、2周目以降でわからない時にすぐ答えを見るのはおすすめできません。1度挑戦している問題であれば、少し考えることで答えにたどり着ける可能性があります。2周目以降もすぐ答えを見ていては、問題を解くことが目的になってしまい、本番で解けなくなるおそれがあります。

すぐに答えを見るのは1周目だけにして、2周目以降はしっかりと考えるようにしましょう。

4択問題は間違っている理由まで即答できるレベルに仕上げる

Java Bronzeの問題の中で、4択問題は間違っている理由まで即答できるレベルに仕上げましょう。間違っている理由まで理解できていれば、応用問題にも対応できるようになります。逆に、間違っている理由がわかっていなければ、問題集で正解した問題でも本番の試験で間違ってしまうおそれがあります。

問題集を解く目的は試験に合格するためなので、解くこと自体が目的になってはいけません。本番の試験で対応でき、ひいては実務で活かせるレベルまで到達することが重要です。応用力をつけ知識を活かすためにも、4択問題は間違っている理由まで細かく理解できるように仕上げましょう。

誰かに宣言する

Java Bronzeに合格するには、友人や家族・SNS上のコミュニティなど誰かに宣言するとよいでしょう。自分1人だと甘えてしまう人でも、誰かに宣言することで逃げ場がなくなり、自然と学習ができるようになります。

学習を進める中で、挫折しそうになったりモチベーションが低くなったりしたら、周りに宣言したことを思い出しましょう。途中で投げ出してしまっては、自分の周囲からの評価が低くなる危険性があります。そのため、誰かに宣言することで逃げられなくなり、辛い時もモチベーションを高く保って学習に取り組めるようになるでしょう。

Java Bronzeの問題集に関するよくある質問

最後に、Java Bronzeの試験や問題集に関するよくある質問へまとめて回答します。

Java Bronze黒本だけで受かる？

Java Bronzeは、黒本だけでも合格できる可能性があります。通称「黒本」と呼ばれる徹底攻略Java SE Bronze問題集は、初心者でもわかりやすい丁寧な解説で、順に解き進めるだけで自然と知識が身に付く定番の1冊です。

解説をよく読み考えながらコツコツ学習を進めることで、ゼロからでも十分に合格が見込めます。とはいえ、より効率的に合格を目指すには、黒本以外の問題集や問題集サイト、参考書も活用するのがおすすめです。

Java Bronzeは自宅受験できる？

Java Bronzeは、自宅では受験できません。全国の指定の受験会場で試験が実施されます。自宅では受験できないものの、CBT方式で受験日時を任意に指定できるので、スケジュールを組みやすい試験ではあります。

Java Bronzeに落ちたんだけどどうすればいい？

Java BronzeはCBT方式で随時試験を実施しているので、スケジュールと学習計画を立てたうえで再挑戦しましょう。Java Bronzeの受験費用は13,300円と安くはありませんが、自分の都合に合わせて受験日時を決められるため、気軽に再挑戦できます。

Java Bronzeの問題集を使った勉強時間はどのくらいですか？

Java Bronzeの勉強時間の目安は、参考書や問題集を使っておよそ50時間です。学習期間が1ヶ月であれば1日あたり2時間弱、3ヶ月であれば1日あたり30分ほどの時間で合格を目指せます。

ただし、あくまでも目安なので、前提知識や理解度のレベル、学習の進め方などによって勉強時間は変わります。50時間を参考に、自分に必要な時間を考え余裕を持って学習計画を立てましょう。

まとめ

この記事では、Java Bronzeの学習におすすめの問題集の書籍やサイト・参考書を紹介し、効率的な学習方法を解説しました。おすすめの問題集がわかり、ポイントを押さえて効率的に合格できるコツがわかりましたね。

Java Bronze合格におすすめの問題集は、次の2つです。

なお、侍エンジニアでは、Java Bronzeの上位資格Java Silverの合格を目指す「Java資格対策コース」をご用意しています。現役のプロエンジニアからマンツーマンで学べるうえに、徹底したサポートを受けられる環境が整っています。

Java Bronzeに続きJava Silverの取得も目指している人は、検討してはいかがでしょうか？気になる方は、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。