挑戦しないと始まらない!35歳未経験でエンジニア転職を成功させた元営業マンの軌跡

両親の介護をしながらでも仕事が可能なフリーランスという働き方に興味を持った木下さん。

IT業界の成長は今後も期待ができるとプログラマーを目指すも、1人での学習に難しさを感じてSAMURAI ENGINEERに入校。フリーランスコースとオーダーメイドコースの受講を経て、35歳で未経験からのエンジニア転職を実現しました。

未経験からでもITエンジニアに転職できるのかな…
30代で転職がうまくいく自信がない..

と不安を抱えている方は、ぜひ木下さんのエピソードを参考にしてみてください。

木下 真一きのした しんいち
1988年生まれ。両親の介護をしながらでも仕事が可能なフリーランスという働き方に興味を持つ。成長の著しいIT業界は期待ができると感じエンジニアを目指す。SAMURAIでは2つのコースを受講し、IT企業へ就職。現在はネットワーク構築やシステム導入を行いながら、フルスタックエンジニアを目指して勉強中。
選んだコース(受講期間)フリーランスコース(24週間)
オーダーメイドコース(24週間)
学んだ言語/フレームワークHTML/CSS、WordPress、Photoshop、PHP、JavaScript、Laravelなど
受講期間中に学んだこと・WordPressを用いたWebサイト制作
・Photoshpを用いた画像制作
・クラウドソーシングサイトを用いた案件獲得

なお、未経験から案件獲得と転職に成功するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

目次

パソコン1台で仕事がしたい!フリーランスを目指して学習を開始

パソコン1台で仕事がしたい
パソコン1台で仕事がしたい

──プログラミングを学ぼうと思ったきっかけについて教えてください。

木下さん:今後IT業界が伸びると確信したことと、フリーランスになりたいと思ったことがきっかけです。プログラミングができれば、母や父の介護をしながらでもパソコン1台で仕事ができますし、大切な人との時間も増やせると思いました。

──スクールに入学しようと思ったのは、なぜですか?

木下さん:1人ではフリーランスプログラマーを目指すことが難しいと感じたからです。最初は独学をしてみたり、ココナラを利用して学んでみたりしましたが、覚えた知識で何ができるのか具体的なイメージはできませんでした。

フリーランスとしてどう活躍するのか方向性もわからない状態で、かといって相談できる人もいなかったので、スクールのカウンセリングを受けることに決めました。

将来の自分へ投資!卒業後のイメージができたSAMURAIに入学

将来の自分へ投資
将来の自分へ投資

──数あるスクールの中からSAMURAIを選んだ理由について教えてください。

木下さん:フリーランスコースがあったことと、あとはSAMURAIの卒業生が活躍している具体例を見たときに自分も夢を叶えられそうだと感じたのが決め手でした。

スクール選びの際は、自分が思っていることを具現化して提案してもらえるかどうか・話を親身に聞いてくれるかどうか、といった部分を重視していましたね。

──無料カウンセリングで入学前の不安や疑問は解消されましたか?

木下さん:はい。正直カウンセリングを受けるまでは「本当に学べるのか」「他人の目が届きにくいマンツーマンでもキチンと指導してもらえるのか」と不安がありました。

しかし、カウンセリングでは実際のカリキュラムが載った資料を見せていただき、内容が充実しているとわかり、途中で変更できることも教えていただき不安はなくなりました。繰り返し「安心してください」と言ってくれたことが心強かったです。

──学習内容はどのように決めたのですか?

木下さん:インストラクターと相談して決めました。インストラクターに自分が理想とする将来像を伝えたらカリキュラムシートを作成してくれたので、「確認してこれで良ければやりましょう!」とご提案いただきました。カリキュラム内容は私も納得できるものだったので、そのまま入学を決定しました。

──スクールの金額に対しては、どう折り合いをつけたのですか?

木下さん:技術を習得すれば手に職をつけられるので、自己投資と考えれば多少高くてもいいと思っていました。実は独学していた頃からスクールの活用を視野に入れていて、お金はその頃から少しずつ貯めていたんです。

熱心な指導で卒業後も活かせる力が身についた

熱心な指導で卒業後も活かせる力が身についた
熱心な指導で卒業後も活かせる力が身についた

──スクールに通って良かったと思うことを教えてください。

木下さん:一から作り上げる自走力が得られたことです。スクールでは2人のインストラクターにお世話になり、どちらも魅力ある方でした。

自分で調べても解決できないときは都度質問していましたが、すぐ答えを教えるのではなく、検索する際の視点の違いについて指導してくれたのが良かったです。

ほかにはフリーランスコースのとき、実績がない中で案件を獲得するコツも教えていただきましたね。調べながら進める自走力がついたのは、スクールでインストラクターから指導を受けたおかげだと思っています。

──インストラクターとの印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

木下さん:フリーランスコースを卒業する直前にもかかわらず相談に乗ってもらったことがありました。内容としては、まだ習っていない技術が必要な案件を受けてしまい、どうしたらいいかという相談です。

卒業の1週間前なのでメッセージのやりとりしかできない状況でしたが、熱心に調べてくれて無事に解決できたのはとても印象に残っています。

オーダーメイドコースのインストラクターは、私では何を言っているのかわからないほど技術レベルが高い方だったのですが、指導の際は子どもでも理解ができるほど簡単に教えてくれたことが印象的でした。

お2人にはとても感謝していますし、私もインストラクターのように指導ができるレベルの人材になりたいと思っています。

──マンツーマンの体制は木下さんに合っていたということですね。

木下さん:そう思います。案件を獲得する中で苦労した場面もありましたが、週1回あるマンツーマンレッスンのおかげで常にやる気に満ちて、途中で心が折れることはなかったです。

納得できるまで教えてもらえるのは、マンツーマンならではかなと思います。学習の進捗を見て「進んでいますね」と声をかけていただいたこともありました。あと、気軽に雑談ができるのもマンツーマンの良さだと思っています。

──カリキュラムのほかに活用していたサービスはありますか?

木下さん:スクールに通っていたときは、LMSのQ&A掲示板によく質問を投稿していました。答えがすぐに返ってくるし、すぐに答えが出ない質問であっても「いま調べています」という反応をもらえるので安心できました。

LMSは教材の種類が豊富なので、就職した現在もサービスを活用して勉強している状況です。

「損はさせない」案件獲得のコツはお客様に熱量を伝えること

──案件を獲得するために工夫をしていたことは何ですか?

木下さん:ポートフォリオをたくさん作って、クオリティにもこだわりました。プロフィールを充実させたほうがいいとインストラクターに教わっていたので、7〜8個くらいポートフォリオを作りました。

使用する画像もPhotoshopで1から作り、「転用ではない」というのが伝わるように工夫しました。

──初めて獲得した案件の内容について教えてください。

木下さん:「伊豆トゥク」のサイトが最初です。HP作成の相談に対して、即レスで「こういう仕様にもできます」と提案をしたところ、「ぜひお願いします」と依頼をいただきました。HP完成後お客様の元にテレビ取材が入り、そこからアクセスが急増したので、とても記憶に残っています。

木下さんが最初に獲得した案件「伊豆トゥク」のHP
木下さんが最初に獲得した案件「伊豆トゥク」のHP

──在学中の案件獲得の成果は、トータルでどのくらいでしたか?

木下さん:オーダーメイドコースのときは合計10〜15件とれて、金額にすると半年で40万円ほどです。単価が5万円の案件も2000円の案件もあり、平均すると1件3万円くらいですかね。案件が獲得できたときは、WBCで優勝を目指すくらいの意気込みで仕事に臨んでいました。

重視されるのは年齢よりも技術!挑戦する姿勢は内定にもつながった

重視されるのは年齢よりも技術
重視されるのは年齢よりも技術

──フリーランス志望から転職志望に変更したのはどうしてですか?

木下さん:まずは一旦転職してしっかりした技術を身につけたいと思ったからです。案件を獲得する中で、高単価なものほど技術力や経歴が求められることに気づき、それならば転職をしようと決意しました。35歳手前でしたが、受講を始めてから4か月目には転職志望に変更していました。

──内定獲得できたポイントはどんなところだと思いますか?

木下さん:初案件のHP制作実績と積極的な姿勢が評価されたのだと思います。実績に関しては、法人のお客様だったことが大きかったと思っています。フリーランスコースで学習していたことに好印象を持ってもらえたので、勉強時間もポイントになったのかもしれません。

年齢に関しては、スキルや性格でカバーできたように思います。35歳以上の応募者もいて、その方は不採用となってしまったのですが、理由は年齢ではなく知識や技術の不足だったようです。

──現在の業務内容や将来の夢について教えてください。

木下さん:施設へのシステム導入を事業とする企業で、システム導入・ネットワーク構築・運用監視・画面の修正などを行なっています。言われたコードを書くだけでなく、ミーティングをしたり自分で考えてコードを書いたりしなくてはならないので、成長できる環境に就職できたなと感じています。

将来はフルスタックエンジニアになりたいと考えているので、資格取得を目指して現在も勉強を続けています。

踏み出さないと始まらない!自分の可能性を追求できるのは自分だけ

──エンジニアとして働くことで、何か私生活の変化はありましたか?

木下さん:もともと大雑把な性格でしたが、先輩の仕事を見ているうちに一つひとつの事柄に目を向ける細かさが身につきました。仕事以外でも、たとえば料理をするときに食材を吟味してから買うのも良いと思います。

あとは休日が増えて、プライベートの時間もかなり増えたので、充実した毎日を過ごせています。エンジニアになれたことに感謝です。

──プログラミング学習で得たものは、エンジニアでない人にもプラスになると思いますか?

木下さん:プラスになると思います。ITはこの先いやでも関わるものですし、ITの仕組みがわかっていれば他の人と違う物の見方ができるはずです。細かいことに気付ける性格になるので、職業にならなくても問題ないと思います。

──エンジニア転職に興味があるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします。

木下さん:迷っているならまず始めてみることが大切だと思います。無料で始められるサービスもありますし、実際私も月額1000円の学習サイトから始めました。

プログラミングを面白いと思うかどうかは踏み込んでみないとわからないので、無料のサイトでもスクールでも納得がいくまで試したほうがいいと思います!

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    この記事を書いた人

    【プロフィール】
    DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
    累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
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    IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン
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