大学生におすすめな起業例7選!アイデアの見つけ方まで解説

あなたも大学在学中に起業し、ビジネスを始めてみたいと思いませんか。しかし、一体何を事業にしたら良いのか悩んでいる人も多いでしょう。

本記事では、起業する際のアイデアの見つけ方や失敗しないための注意点に触れつつ、実際に大学生で成功したおすすめの起業例を7選ご紹介します。大学生で起業しようと計画している方はぜひ参考にしてくださいね。

目次

大学生におすすめな起業例7選

世界中で当たり前のように使われているサービスや商品は、経営者が大学生のうちに閃いたアイデアを活かして起業し、成功させたものが多いです。

また、「大学生のうちに起業したい」と考えている方は増えていますが、何をビジネスとして始めればよいのか悩んでいませんか。

そこで今回は大学生でも始められるおすすめの起業例を7選ご紹介します。自分にはどの起業スタイルが合っているのか判断するための参考にしてください。

アプリ開発

スマートフォンに対応したアプリを開発して、便利なサービスを提供できれば大学生でも起業できます。一方で、「アプリ開発は難しい」「自分には無理だ」と感じる人も多いですが、思っているほど難しくないので大丈夫です。

確かに一定のITに関する知識は求められます。しかし、プログラミングを習得してなくても「こんなアプリを作りたい」というアイデアをまとめて、プログラマーに外注すれば理想のアプリは作れるのです。

プログラミング

アプリ開発にも必要なプログラミングですが、大学生がビジネスを始める際にも有益な知識です。iPhoneのiOSであれば「Xcode」「Swift」、Androidだと「Kotlin」「Android Studio」を使ってWebサービスを開発できます。

また、プログラミングで起業すると別のビジネスと比べて、費用がかからないのが特徴です。お持ちのPCを使ってサービスを作成し提供すれば、店舗や設備を整える必要がないので大学生でも簡単に始められます。

Webデザイン

Webデザイン
Webデザイン

絵を描くことやデザインが好きで、美術大学や専門学校に進学した大学生におすすめです。また、美術系の大学には進まなかったけれども、イラストを描いたり美術が好きだったりする学生でもチャンスはあります。

Webサイトをお客様に喜んでもらえるデザインにするには、独特のセンスや美術に関する知識が必要とされることがあります。

また、「Illustrator」のようなグラフィックソフトを操作する際には、「HTML」「CSS」のコーディングだけでなく、「JavaScript」のようなプログラミングの知識も理解しておくのがおすすめです。

オンラインショップの開設

ヤフーショッピングや楽天、BASEなどを利用すればオンラインショップで起業することが簡単です。

自身の経験や、特技を活かして「これなら他の人には真似できない」と思えるものを商品として販売できれば多くの人に求められるサービスになります。

さらに、オンラインで販売を継続していれば、たくさんのマーケティング情報が手に入るため、どのような商品が効率良く売れているのか分析ができます。

また、オンラインショップを開設し市場を分析していくことで、起業に求められる顧客数の把握や競合の多さを意識できるようになるので有益です。

動画編集

スマートフォンやタブレットを介して、動画を見てもらう機会がどんどん増えています。そのため、有名なインフルエンサーや動画配信者にとって、撮影した動画を編集して価値提供してくれる人は貴重な存在です。

また、動画編集はスキルを習得すれば未経験からでも始めやすく、時間と労力をかけやすい大学生には最適です。さらに、スキルを身につけていくことで、たくさんの案件を受注できるため高収入を得やすくなります。

独学でも動画編集スキルは習得できますが、一定の時間が必要となるので継続して学習することが求められます。

SNS運用

SNS運用
SNS運用

大学生でも自身のSNSアカウントを活用して集客・商品販売したり、企業やインフルエンサーのSNS運用を代行したりすることで起業できます。

SNSは世界中のあらゆる場所や人と簡単に繋がれるため、情報の発信力を身につければ、便利なサービスや商品を展開していくのに効率が良いです。

また、Instagramの「シェア」やTwitterの「リツイート」機能で投稿が幅広く届けられるため、広告費をかけず、顧客間で情報を共有してくれる宣伝効果もあります。そのため、ご自身が想定していなかったユーザー層以外にアプローチできます。

YouTube

自分の得意なジャンルや趣味などをYouTubeチャンネルにアップロードして、集客して販売する方法があります。趣味や人気のあるジャンルの内容を動画配信することで、共感してくれる視聴者を集められるのでおすすめです。

また、スマートフォンやタブレットの普及率が高い日本では、広告費を抑えながら多くの人に宣伝する効果も期待できます。ただし、視聴者の感覚とズレた内容や自己満足のコンテンツになってしまうと、視聴してもらえないケースがあるので注意しましょう。

大学生が起業する際のアイデアの見つけ方は?

大学生が起業する際のアイデアの見つけ方

大学生でいる間に「起業するぞ」と思い立っているけれども、実際に何をすればよいのかわからなかったり、ビジネスを始めるためのアイデアを探したりするのに困りますよね。

学生である皆さんの場合、時間に余裕があったり、労力をかけられたりと積極的に行動できるメリットがあります。

そのため、日常生活の中で困ったことや失敗したことにアンテナを張り巡らせ、同じような悩みを経験した人の課題を解決できる方法はないのか考えることが重要です。

また、ご自身が今まで経験してきたことや得意なことを振り返り、何か人の役に立つ情報やサービスが作れないのかとアイデアを集めてみましょう。実際に大学生が起業するまでにできるアイデアの見つけ方を3つご紹介します。

自分の得意分野や興味を持っていることを深堀する

今までに、スポーツや音楽などの部活動や趣味などで、時間を忘れてしまうくらい何かに没頭したことはありませんか。そこで、自信の得意分野やでどのようなジャンルに興味を持って、何に取り組んできたのか分析しましょう。

例えば、音楽やイラストデザインなどに深く関わってきた経験があれば、Webデザインや動画編集などで、独特の芸術的センスや知識が活かされます。

また、ゲームやパソコン操作が得意でIT知識が好きな人であれば、アプリ開発やプログラミングを使ったサービス提供し起業をするキッカケになります。

つまり、自分が得意でのめり込めて、興味を持って取り組めるジャンルを深掘りしていきアイデアを集めていくのが有効です。

素朴な疑問を深堀し問題解決できる方法を探る

日常生活の中で何気ない疑問をメモしておき、それを解決するためにはどのような方法があるのかアイデアを集めてみましょう。そのため、何気なくやり過ごしているような慣習を見直し、「こんな物があれば良いのに」という発想を溜め込んでおけば、ビジネスを始める大きなキッカケになります。

また、実際に使っている商品やサービスに対して素朴な疑問があった場合、様々なツールを利用して問題を解決する方法を見つけるのも有効です。そのため、Googleで調べるとどのような情報でもすぐに見つかる便利な時代ですが、中には足を運んで情報を集めることも必要です。

しかし、疑問を解決するため行動する回数を増やせれば、アイデアを多く集められるキッカケにもなります。

アイデアスケッチをする

自分の得意なことをまとめたり、素朴な疑問に気づいたりしていると様々なアイデアが思いつくことでしょう。

そこで、思いついたアイデアを箇条書きにしてメモするのも良いのですが、アイデアの繋がりを感じられずビジネスのキッカケになりにくいです。

そのため、疑問や閃きを中心に配置し、それに関わる問題点や解決方法などをスケッチしておくと関連した情報が一度に得られます。

また、テキストで表現しにくいことがアイデアで浮かんだ場合にも、スケッチを活用すればイラストや図でメモを残せるのでおすすめです。

さらに、思いついたアイデアを忘れないうちに素早く保存できるというメリットもあります。

大学生が起業するメリットは?

大学生が起業する3つのメリット

実際に大学生が起業するメリットは具体的にどのようなことがあるのでしょうか。大学生は時間と体力があるから有利だと聞いても、起業を経験することで得られるものは具体的に想像しにくいでしょう。

そのため、大学生が起業を経験したことで、貴重な経験や知識をご紹介します。また、大学生という立場や環境を活かして起業しておくと、卒業までの時間を有意義に使えるのでおすすめです。

将来のキャリアにつながる

その1つに起業を目指して実践したことや経験したことは、就職活動をする際にも人事担当者からの評価が高まります。

なぜなら、事業を進めていくと組織が機能せず、思ったような利益が出なかった時、どのように乗り切ったのかという経験は貴重だからです。そのため、アイデアを生み出しビジネスを実現しようとした大学生は、行動力があり課題に対処できるという評価をされます。

また、事業を立ち上げた人であれば、人員確保や資金調達、マーケティング戦略や組織運営などを考えた経験から、経営者に近い視点で物事を考えられる傾向が多いです。

さらに、起業を経験した学生の場合、会社員になってもお金の管理や事業を計画した経験は活用できます。

学びとビジネスを両立できる

大学生の場合、キャンパスで学んだことをビジネスですぐに活用しやすいのも起業するメリットです。

また、大学では初めての知識や情報を授業で知る機会があり、柔軟な思考で物事を考えられる大学生だとスムーズに取り入れられます。

また、日頃の学習から得た知識を発展させることで、今までになかったサービスや商品が開発されビジネスへと繋がることにもなります。さらに、実際にビジネスで様々な経験をしておくと、大学で得た情報と知識を確証を持って学ぶことになるので有効です。

大学で単位を得るためだけに学習しているよりも、将来のキャリアに向けて明確な目標を持って学業にも取り組めるので起業を始めるのがおすすめです。

多くの時間と労力をかけてビジネスができる

あらゆる人に満足してもらえるサービスや商品を開発して起業するには、とても多くの時間が必要になります。そのため、数ヶ月や何年もかかって何とか事業が順調に進み出すことも多いです。

つまり、成果が出るまでに売り上げがなくても、仕事を毎日続けていく体力と時間がなくてはなりません。長い期間をビジネスの準備や、日々の取り組みに時間を割ける大学生は起業をするのにとても有利です。

また、起業が上手くいかず失敗しても、課題を分析してやり直したり、別の事業を新たに立ち上げたりする時間的余裕があります。

そのため、「大学に入学したのは良いけど将来を迷っている」という方に就職以外の選択肢として起業をおすすめします。

大学生が起業する際に注意することは?

大学生が起業する際に注意する4つのこと

たくさんの時間や労力をかけられる大学生が起業を成功させようと、日々試行錯誤を繰り返しています。大学生のうちに起業を試みて、成功してきた経営者たちでも失敗を経験しています。

起業をして得られるメリットも多いですが、気をつけて進めていかなければリスクを負ってしまい危険です。せっかく順調に進めてきたビジネスが台無しになったり、面倒な手間を被ったりすることは絶対に避けたいことでしょう。

また、あらかじめ大学生が起業する際の注意点を知っておけば、スムーズで安心して起業が始められます。

さらに、大学生が起業をする際に注意しておくことは、すぐに取り組めるものから習得するのに一定の時間が有するものまで様々です。

時間管理を徹底する

ビジネスをするのであれば相手は社会人であり、タイトなスケジュールで仕事をしています。

クライアントと約束した期限までに商品やサービスを納品できなければ、会社にとっては大きな損害を与えることになります。「試験の勉強をする必要があり仕事ができませんでした」という言い訳は通用しません。

また、時間の管理を徹底しておけば、無駄な時間をビジネスと学業どちらにも活用できます。スケジュール管理をいい加減にしてしまうと貴重なビジネスチャンスを逃してしまうので、日々の時間管理を徹底するよう心がけましょう。

リスクマネジメントを考える

起業を決意する際に、資金面や法的な知識を身につけてリスクマネジメントをしっかり考えておきましょう。

大学生であっても、事業を立ち上げると責任や負債を負ってしまうことがあります。そのため、軽い気持ちや遊び感覚で起業を始めるのはリスクがあり危険です。

生半可なモチベーションで始めてしまうと、挫折を経験した時にすぐに諦めてしまったり、明確な目標を持って事業を成功させようという気持ちが続かなかったりします。

若くして成功している経営者の華やかなSNS投稿を見ていると、「自分もお金持ちになって遊びたい」と思いますよね。

バイトよりも稼げる程度で起業を考えている方は、一旦落ち着いてリスクマネジメントを確認してください。

自分の強みと弱みを知る

経験と知識も少ない大学生が起業するのであれば、得意なジャンルや好きなものをビジネスにすると経営を有利に運べます。「儲かりそうだから」という理由で、全く知らない業種や分野に参入してしまうと、市場を理解できず予測するのが難しいです。

まずは、得意なことや好きなジャンルの中でアイデアを見つけ出し、事業にしてお金を稼ぐ方法はないのか探るのがおすすめです。そのため、自分が今まで好きで没頭してきたことや経験を振り返りながら、自身の強みと弱みも分析しましょう。

自分の性格や癖も見直すことで、ビジネスを進めて課題に出会った時に適切な対処もできます。大学生で起業するのであれば、自分の強みと弱みはきちんと把握し理解しておきましょう。

法的な問題について知識をつける

起業を始める際は、ビジネスに関する法律の知識を身につけてください。

なぜなら、事業を立ち上げ経営者となったら、法律を「知らなかった」では済まされないからです。しかし、法律の何が必要でどこまで知っておくと良いのか、全てを把握するのは難しいですよね。

そのため、民法・著作権法・労働基準法・下請法の4つは最低限、知識を身につけておいてください。

また、大学生が起業をするのは、法的に全く問題ありません。しかし、年齢が未成年である場合、成人より手続きが多いため、注意して取り掛かりましょう。

未成年者が発起人となるには親権者の同意が求められるうえ、戸籍謄本や同意書、本人以外の親権者の印鑑証明が必要です。

まとめ

起業を決意して事業を立ち上げる際は、とにかく時間と体力が求められます。そのため、比較的時間と労力をかけられる大学生が起業をするのはおすすめです。

また、大学で何となく勉強しているよりも、自分のやってみたいことに挑戦できる経験はとても貴重です。

そして、起業で得た知識や人脈は、社会人になった時に必ず役に立ちます。

そのため、自分の得意分野を分析して、リスクマネジメントを考えたうえで、ぜひ起業に挑戦してくださいね。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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