テーマパークでの清掃業からエンジニアへ!学習障がいを抱えながらの転職成功ストーリー

今のキツい仕事から脱却したい…
障がいを持ちながらでも転職できるの?

このような悩みの答えになるような経験をされ、未経験から見事エンジニアに転職した森山さんにインタビューを行いました!

森山さんが転職を成功させた経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んで転職を目指したいという人は、ぜひ参考にしてください。

森山智裕もりやまともひろ
1997年生まれ。肉体的に厳しいテーマパークでの清掃業から脱却すべく、就職に舵を切る際の選択肢としてプログラミングの学習を開始。片耳の聴覚障害と学習障害を抱えながらも、SAMURAI ENGNEER在学中から転職活動を始めて内定を獲得。現在は医療機器などを作っている企業のエンジニアとして活躍中。
選んだコース(受講期間)オーダーメイドコース(24週間)
学んだ言語/フレームワークHTML/CSS、PHP、JavaScript、Laravel
受講期間中に学んだこと・Webサイト制作

なお、未経験から転職成功するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

目次

人生を変えるのなら「安い自己投資」
プログラミング学習を決意!

ーーープログラミングにふれる前までの、職歴を簡単にお伺いしたいです。 

森山:兵庫県のテーマパークで、ホテルとアクティビティがある複合施設の従業員として働いていて、主にベッドメイキングや部屋の清掃をしていました。

ーーープログラミングを勉強しようと思ったきっかけは何でしたか?

森山:前職がいわゆるブラック企業だったため、忙しすぎて職場で倒れてしまい「ここではダメだ」と思ったのがきっかけでした。「お金をかけてでも転職したい」と考え、プログラミングを始めてみようと思いました。

ーーー最初は、独学で始めましたか?

森山:参考書を読んだりインターネットで調べたりしましたが、全く分からずに「これはダメだ」と思い、スクールに入ることを決めました。

ーーースクールを選ぶ際、1番の基準は何でしたか?

森山:SAMURAI以外にも3~4社のレッスンを見ましたが、口コミの多さや卒業生の就職実績を加味して、『自分が1番最短で多く学べるスクール』であることを重要視しました。

入学前は何も分からなかったので、「本当に将来役に立つのかな」「難しいかな」など、すごく不安でした。でもコンサルタントと話してみて「スキルをつけたほうがいい」「不安があるならやってみたほうがいい」という言葉がグサっと刺さったので、とりあえずやってみようと思いました。

ーーー受講料は安い金額ではないですが、抵抗はありましたか?

森山:僕の場合は貯金が足りなかったので、銀行の教育ローンを申請してお金を返済していく形にしました。結局50~60万円ほど借りましたが、「自分の人生変えるなら安い自己投資だ」と決断しました。

インストラクターにもらったアドバイスでモチベーションアップ

ーーー学習中、どんな点でつまずきましたか?

森山:プログラミング自体の部分だと、特に文法が難しく、また動作してほしいのとは違う動作になってしまう点でもつまずきました。そして、その解決策を調べることも難しいなと感じましたね。

あとは、時間の確保がすごく大変でした。働きながら学習していたので、毎日仕事が終わって疲れてしんどい中、眠気と闘いつつ継続するのに苦労しました。

ーーー働きながらだと大変ですよね。その辺りはどう工夫して解決しましたか?

森山:「この時間までに帰宅する」と決めてご飯やお風呂はすぐ済ませ、テレビも携帯も触らず、「この時間はしっかりやる」と区切りをつけていました。休日も「ここまで絶対やる」「ここまでのノルマは達成しよう」という思いで乗り切りました。

ーーーインストラクターのサポートで、印象に残っていることはありますか?

森山:質問をたくさんしてしまったために、レッスンが30分伸びてしまったことがありました。そのときに「僕はこういう仕事をしているんだよ」と、仕事の体験談を話してもらったんです。

「僕はこういうふうに学んだ」「こうしたら覚えやすいんじゃないか」など、授業外にも実用的なアドバイスをもらえたことが嬉しかったですし、内容としても非常に助かった部分でした。

「このままじゃダメだ」と思った時は挑戦してほしい

ーーー転職活動は、どのように進めましたか?

森山:SAMURAIの受講期間が終わる2ヶ月前から転職活動を始めて、2ヶ月後に決まりました。これだけお金かけて学んだので、「プログラミング関係の仕事につけたらいいな」と思い、とにかく数多く求人を探していました。

結果的に20社ほど受けて今の会社に内定をもらい、転職活動を終了できました。

ーーー未経験からの面接で、アピールしたポイントはありますか?

森山:やってきたことをそのまま伝えて、「将来こうしたい」ということを会社にしっかり伝えました。働きながらプログラミングをしっかり勉強したことや、継続力や情報収集力をアピールしました。

ーーー現在の月収は、どれくらいですか?

森山:前職とほとんど変わりませんが、基本給18万5千円とまだまだ少ない状態です。

ただ前職は肉体的な疲労でしんどかったですが、今はそれがほとんどなく休みもしっかりあります。また、しっかり自分のやりたいことやスキルアップを後押ししてくれるので、「前職とは全然違う」なと思います。

ーーープログラミングに興味はあるけど、学習に踏み出せない人へメッセージをお願いします。

森山:僕は大学時代からスキルもなく、勉強も特に頑張ってこれませんでした。しかし前職のテーマパーク系の仕事の中で、「人生をガラッと変えたい」「このままじゃダメだ」という思いが強くなりました。

この先ここで30年40年働くのは、無理だと思ったんですよね。でも僕自身が何かを変えないと、何も生まれないと思いました。

僕の場合は最終的に、将来を見据えた時にプラスになるものとしてプログラミングを選択しましたが、何かを変えるきっかけはプログラミング以外でもいいと思います。学んだことは絶対にマイナスにはならないですし、ぜひ初心者の方もやってみて欲しいと思います。

僕は障がい者ということで片耳が聞こえなかったり、小さい頃は学習障がいで勉強が苦手で覚えが悪かったりしました。そんな障がいのある僕でもできたので、全然勉強ができない方でも必ずできるようになると思います!

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    この記事を書いた人

    【プロフィール】
    DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
    累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
    【専門分野】
    IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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