ネットワークエンジニアに転職したいけど何から始めればいいかわからない…
そもそも未経験からネットワークエンジニアに転職できるの?
と疑問に感じていませんか。
エンジニアのなかでもネットワークエンジニアはITインフラを支える重要な役割を持ち、需要が高い職種です。転職をスムーズに進められるよう、転職市場や転職方法などを押さえておくのがおすすめです。
そこで、今回は
- ネットワークエンジニアへ転職する前に知っておきたい基礎知識
- ネットワークエンジニアにおける転職市場の動向
- ネットワークエンジニアに転職するメリット・デメリット
- ネットワークエンジニアへの転職で求められるスキル
- ネットワークエンジニアへの転職で役立つ資格
- ネットワークエンジニアへの転職方法・手順
という流れで、ネットワークエンジニアへの転職について解説します。
記事の後半では、ネットワークエンジニアへの転職を成功させるポイントや、おすすめのプログラミングスクール・転職サービスについてもまとめています。「ネットワークエンジニアへの転職について知りたい!」という方は、ぜひ最後までお読みください。
なお、未経験からネットワークエンジニアへの転職を目指す場合は、プログラミングスクールの無料カウンセリングがおすすめです。転職に必要なスキルやポートフォリオの相談など、以下から相談してみてはいかがでしょうか。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
この記事の目次
- 1 ネットワークエンジニアへ転職する前に知っておきたい基礎知識
- 2 ネットワークエンジニアにおける転職市場の動向
- 3 ネットワークエンジニアに転職する5つのメリット
- 4 ネットワークエンジニアに転職する2つのデメリット
- 5 ネットワークエンジニアへの転職で求められるスキル
- 6 ネットワークエンジニアへの転職で役立つ資格
- 7 ネットワークエンジニアへの転職方法・手順
- 8 ネットワークエンジニアへの転職を成功させるポイント
- 9 【未経験】ネットワークエンジニアへの転職におすすめのプログラミングスクール4選
- 10 【未経験】ネットワークエンジニアへの転職におすすめのエージェント・サイト3選
- 11 【経験者】ネットワークエンジニアのキャリアアップにおすすめの転職エージェント・サイト3選
- 12 ネットワークエンジニアへの転職にまつわる3つの疑問
- 13 まとめ
ネットワークエンジニアへ転職する前に知っておきたい基礎知識
ネットワークエンジニアの基礎を知らずに転職すると、転職後に「思ったような仕事と違った」などミスマッチが起きてしまうこともあります。
まずは、ネットワークエンジニアの基礎について見ていきましょう。
仕事内容・平均年収・将来性の3つの観点からご説明します。
- 1. 仕事内容
- 2. 平均年収
- 3. 将来性
主な仕事内容は「ネットワークの構築」
ネットワークエンジニアの主な仕事内容は、コンピューターや電子機器同士を接続して、最適なネットワーク環境を構築・運用することです。
具体的な仕事として、以下の4つがあります。
他のエンジニアのように、プログラミング知識をそこまで求められません。
なお、ネットワークエンジニアと近い職種に「インフラエンジニア」があります。両者の違いは下記の通りです。
ネットワークエンジニア | 主にネットワークの構築・運用・保守を行う |
インフラエンジニア | ネットワークやサーバー、OSなどシステムの基盤となる領域を扱う |
インフラエンジニアの仕事は多岐にわたるため、ネットワークエンジニアの仕事も含まれます。ネットワークエンジニアのキャリアパスとしてインフラエンジニアを選ぶことも可能なので、覚えておくといいでしょう。
平均年収は「455万円」
マイナビAGENTのデータによると、ネットワークエンジニアの平均年収は455万円です。国内の平均年収が443万円なので、全国平均と比べると高めといえます。
参考:マイナビAGENT、国税庁 令和3年分民間給与実態統計調査
しかし、IT・ネットワーク・通信の業種のなかでは低い方です。原因の1つとして、下表のようにネットワークエンジニアの平均年収が「20代と30代で大きく差がある」ことが挙げられます。
参考:マイナビAGENT
30代の平均年収は554万円であることから、キャリアが収入に大きく影響するといえます。
将来性は「高い」
ネットワークエンジニアは将来性が高い職種です。最近はあらゆる業界で、企業のIT化が推進されています。
特に「IoT(インターネットを介してモノ同士が通信する技術)」や「M2M(特定のネットワーク内でモノ同士が通信する技術)」といった技術にはネットワークの知見が欠かせません。
ただし、従来のようにネットワークだけを扱うのではなく、クラウドサービスの活用やマネジメントスキルを兼ね備えた人材の需要が高まっています。
今後はクラウド化が主流になる見込みのため、クラウドの知識があるネットワークエンジニアになることで長期的に活躍できるでしょう。
ネットワークエンジニアの将来性については、以下の記事で解説しています。より詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

ネットワークエンジニアにおける転職市場の動向
ネットワークエンジニアの基礎知識をおさらいしたところで、ここからは3つのポイントに分け、ネットワークエンジニアの転職市場の動向を紹介します。
- 1.求人数は増加傾向の売り手市場
- 2.未経験採用も積極的に実施
- 3.最先端技術の知見がある人材の需要が拡大
1.求人数は増加傾向の売り手市場
ネットワークエンジニアの求人数は増加傾向にあり、求職者に有利な売り手市場です。

※対象:2021年9月~2022年2月におけるdodaの求人件数と登録者数
※9月の数値を「1」とした場合の変化
ネットワークエンジニアの求人が増加傾向にある要因は、下記のとおりです。
- クラウド化により、クラウドの知識を持つネットワークエンジニアの需要が拡大しているため
- 新型コロナウイルスにより中途採用を停止・縮小していた企業が、採用を再開・活発化しているため
従来のオンプレミスでのネットワーク構築は需要が低下しているものの、ネットワーク自体の需要がなくなることはありません。
今後主流になるクラウドサーバーのネットワーク構築は、高い需要が見込まれています。クラウドの知識を身につけることで、就職・転職活動をより有利に進められるでしょう。
なお、各転職サービスに掲載されている「ネットワークエンジニアの公開求人数」は、下記の通りです。
転職サービス | ネットワークエンジニアの求人数 |
doda | 905件 |
リクナビNEXT | 236件 |
ワークポート | 515件 |
レバテックキャリア | 359件 |
Geekly | 271件 |
リクルートエージェント(IT) | 1,095件 |
※2022年11月現在
それぞれ数百件〜1,000件前後の求人があることがわかります。さらに各転職サービスが保有している非公開求人も含めれば、ネットワークエンジニアの求人はかなり多いことがわかるでしょう。
2.未経験採用も積極的に実施
ネットワークエンジニアの転職市場では、未経験採用も積極的に実際されており、幅広い求職者に向けてチャンスが開かれています。
企業がネットワークエンジニアの未経験採用に積極的な理由は、下記の通りです。
- クラウド等のスキルがあるネットワークエンジニアの需要が高いため
- プログラミングによるコードを書く機会が少ないため
- 保守や監視などのロースキルな業務から担当できるため
クラウド等のスキルがあるネットワークエンジニアは、需要の高さに対して不足しています。また、ほかのエンジニアと比較してプログラミング言語を扱う機会が少ないため、保守や監視などの業務から始めやすいのが特徴です。
そのため自社で人材を育てようとする企業によって、未経験者の採用が進んでいます。
3.最先端技術の知見がある人材の需要が拡大
ネットワークエンジニアの転職市場では、クラウドなど最先端技術の知見がある人材の需要が拡大しています。
近年はネットワークのクラウド化を進める企業が増加しており、ネットワークエンジニアに「クラウド化」や「仮想化」の知識が求められるようになりました。
ネットワークエンジニアのなかでもクラウドの知識に特化した「クラウドエンジニア」という職種も現れており、キャリアパスの選択肢が増えています。
ネットワークエンジニアに転職する5つのメリット
続いて、ネットワークエンジニアへの転職を検討している方に向けて、メリットを5つ紹介します。
- 【メリット1】文系・未経験でも転職しやすい
- 【メリット2】将来性が高く仕事が安定しやすい
- 【メリット3】インフラエンジニアといったキャリアパスも築ける
- 【メリット4】AWS認定やCCNPなどの資格取得次第で高収入を目指せる
- 【メリット5】リモートワークが可能で仕事と生活のバランスがとりやすい
順番に見ていきましょう。
【メリット1】文系・未経験でも転職しやすい
ネットワークエンジニアに転職するメリットとして、文系や未経験でも転職しやすいことが挙げられます。
エンジニアと聞くと理系なイメージから、「文系の私には無理そう」と尻込みしてしまう人もいるのではないでしょうか。
しかし、ネットワークエンジニアの場合、プログラミング言語を使ってコードを書く機会は少ないです。また、統計のような数学的な考えが必要になる場面もあまりないため、文系でも比較的業務を進めやすいといえます。
また、ネットワークエンジニアの業務には、保守や監視など未経験からでもできるものがあります。そのため、最初から専門的なスキルがなくても転職が可能です。
「未経験OK」「異業種・異職種からの転職歓迎」などの求人も多いので、文系や未経験でも安心して転職に挑戦できます。
【メリット2】将来性が高く仕事が安定しやすい
将来性が高く仕事が安定しやすいことも、ネットワークエンジニアに転職するメリットの1つです。
ネットワークエンジニアはITインフラを支える仕事なので、需要が全くなくなるということはありません。安定的に働ける仕事の1つといえます。
また、近年はコンピューターネットワークのクラウド化や仮想化に伴い、知識やスキルがあるネットワークエンジニアの需要が高いです。
「将来性が高く、長期的に安定して働ける仕事」を探している人は、ネットワークエンジニアを検討してみましょう。
【メリット3】インフラエンジニアといったキャリアパスも築ける
ネットワークエンジニアに転職すると、下記のように幅広いキャリアパスを築けるメリットがあります。
- インフラエンジニア
- クラウドエンジニア
- プロジェクトマネージャー
- フルスタックエンジニア
- セキュリティエンジニア
- ネットワークスペシャリスト
まず「インフラエンジニア」や「フルスタックエンジニア」のように、ゼネラリスト(広範囲の知識やスキルを持っている人)として業務の幅を広げる道があります。
また「セキュリティエンジニア」や「ネットワークスペシャリスト」のように、スペシャリストとして特定分野の専門性を高めることも可能です。
あらゆるキャリアの可能性が広がっていることは、ネットワークエンジニアの大きな魅力でしょう。
ネットワークエンジニアのキャリアパスについては以下の記事で詳しく解説しています。よろしければあわせてご覧ください。

【メリット4】AWS認定やCCNPなどの資格取得次第で高収入を目指せる
ネットワークエンジニアへの転職では、資格次第で高収入を目指せることも大きなメリットです。
平均年収の際にお伝えしたように、ネットワークエンジニアは資格取得等の積み重ねによって、30代の収入を大きく伸ばすことができます。
たとえば下記の資格が挙げられます。
スキルアップに努めることで高収入を狙えるので、「エンジニアに転職して年収をアップしたい」という方の希望にもあった職種といえるでしょう。
【メリット5】リモートワークが可能で仕事と生活のバランスがとりやすい
ネットワークエンジニアに転職するとリモートワークが可能なので、仕事と生活のバランスがとりやすいこともメリットです。
ネットワークエンジニアの業務のうち、「構築業務」以外はリモートワークが可能です。
リモートワーク可 | 要件定義、設計業務、運用業務、保守業務、監視業務 |
リモートワーク不可 | 構築業務 |
リモートワークができることで通勤時間や手間を削減でき、効率的に時間を使えます。仕事をする環境にもこだわれるため、自分次第で業務効率を高められるでしょう。
また、リモートワークができることで生活とのバランスもとりやすくなります。友人や家族と過ごす時間も増えるので、プライベートが充実するのも嬉しいポイントです。
ネットワークエンジニアに転職する2つのデメリット
次に、ネットワークに転職するデメリットをお伝えします。
- 【デメリット1】障害発生など急なトラブル対応がある
- 【デメリット2】夜間や休日にバッチ処理を行うこともあり夜勤や休日出勤がある
よくない部分も把握したうえで、ネットワークエンジニアへの転職を検討することが大切です。1つずつ見ていきましょう。
【デメリット1】障害発生など急なトラブル対応がある
ネットワークエンジニアに転職するデメリットとして、障害発生など急なトラブル対応があることが挙げられます。
ITインフラを支えるネットワークエンジニアは、障害発生が起こるとただちに対応しなければなりません。対応が遅れるほど各所で大きな被害が発生するからです。
そのため休日に職場から連絡がくるなど、不規則なタイミングで仕事するケースも多くあります。
「急な対応が入るのは苦手だ」「予定が急に変わるのがストレスだ」という方には、負担が大きいでしょう。
【デメリット2】夜間や休日にバッチ処理を行うこともあり夜勤や休日出勤がある
ネットワークエンジニアは夜間や休日にバッチ処理を行うこともあります。夜勤や休日の出勤を要求されるため、精神的に負担がかかることもデメリットです。
バッチ処理とは、決められたスケジュール時に実行するプログラムのことです。リアルタイムにデータを更新するとシステムが重たくなってしまうなどの利便性を考慮して、夜間などにまとめて処理を行います。
しかし、バッチ処理が必ずしも上手く行くとは限りません。正常に実行されなかった場合「当日のデータが反映されていない状態」となってしまうこともあり、対応が必要となってしまいます。
それに備えて夜勤や休日出勤が必要になることも多いです。
「夜勤は生活リズムが崩れるので苦手だ」「休日に出勤したくない」という方は向いていないでしょう。
ネットワークエンジニアへの転職で求められるスキル
ネットワークエンジニアへ転職するためにはスキルが必要です。ここでは「必須スキル」と「歓迎スキル」に分けて説明します。
実際の求人でも、必須スキルと歓迎スキルの両方が記載されていることが多いので、ぜひ参考にしてみてください。
必須スキル
ネットワークエンジニアへ転職する際に必須のスキルとして、下記が挙げられます。
- ネットワーク全般の知識
- ネットワーク中継機器(スイッチ、ルータなど)の知識
- Linux全般の知識(コマンド、シェル、OSの知識など)
- サーバーの知識
- セキュリティの知識
上記のスキルを効率的に習得するには、資格の勉強やスクールでの学習が効果的です。
ネットワークエンジニアへの転職活動を始める前に、必須スキルを習得するための行動を起こしましょう。
歓迎スキル
ネットワークエンジニアへの転職で歓迎されやすいスキルは、下記の通りです。
- クラウドの知識(Google Cloud Platform、Microsoft Azureなど)
- ネットワーク仮想化の知識
- プログラミングスキル(Ruby、Pythonなど)
- マネジメントスキル
特にクラウドは今後のネットワークで主流になることが予測されるため、身につけておいて損はありません。
新たに需要が高まっているスキルを身につけることで、転職活動で有利になるだけでなく、ネットワークエンジニアとして将来的に大きく活躍できるでしょう。
ネットワークエンジニアへの転職で役立つ資格
ネットワークエンジニアへの転職では資格取得が役立ちます。代表的な2つの資格を見ていきましょう。
- 1.ネットワークの知識を証明できる「CCNA」
- 2.Linuxの知識を証明できる「LPIC」
いずれも世界的な資格で、ネットワークエンジニアとしての知識習得にも役立つため、積極的な取得をおすすめします。
1.ネットワークの知識を証明できる「CCNA」
CCNAは、ネットワークエンジニアの技能を認定する試験です。業界最大手のシスコシステムズ社が実施しており、世界標準のネットワークエンジニア技能認定試験として知られています。
シスコシステムズ社の試験は以下の5段階でレベルが上がり、最初の「エントリー」は未経験者でも受験可能です。
- 1.エントリー
- 2.アソシエイト
- 3.プロフェッショナル
- 4.エキスパート
- 5.アーキテクト
学習期間の目安は、未経験の場合だと約半年、ネットワークの業務経験がある場合だと1ヶ月程度です。
初心者向けの参考書や学習サイトを活用して集中して学習に取り組めば、独学でも取得を目指せます。
2.Linuxの知識を証明できる「LPIC」
LPICは、Linux技術者の技術者認定資格で、世界基準の認定資格です。日本語で受験可能で、資格階級がレベル1からレベル3まで3段階あります。
レベル1は未経験でも独学で十分に取得が可能です。市販の参考書や問題集を活用してチャレンジしましょう。
なお、LPICでは資格認定後、5年経つと更新しなければなりません。「再受験」か「上位レベルの資格受験で合格して再認定を受ける」必要があるため、注意しましょう。
ネットワークエンジニアへの転職方法・手順
ネットワークエンジニアに転職する際は、下記の手順で進めることが一般的です。
- ステップ1:知識・スキルを習得する
- ステップ2:資格を取得する
- ステップ3:ネットワークエンジニアの求人を探す
まずは、ネットワークエンジニアに必要なスキルの習得を目指しましょう。未経験者・初心者向けの学習教材やスクールは豊富にあります。
「専門用語をわかりやすくかみ砕いて説明しているか」など、自分にあったものを選んで学習を開始しましょう。
また、ネットワークエンジニアとしての知識やスキルを転職活動でアピールするなら、資格を取得することが大切です。一定の能力があることを証明できます。
準備が整ったら、ネットワークエンジニアの求人を探して応募しましょう。
ネットワークエンジニアへの転職を成功させるポイント
ネットワークエンジニアへの転職方法についてお伝えしましたが、「うまく転職を成功させられるか不安だ」という方もいるでしょう。
そこで、ネットワークエンジニアへの転職を成功させるポイントを2つご紹介します。
- 1.転職支援が充実したプログラミングスクールで学習する
- 2.転職エージェントや転職サイトを活用する
さっそく見ていきましょう。
1.転職支援が充実したプログラミングスクールで学習する
ネットワークエンジニアへの転職を成功させる1つ目のポイントは、転職支援が充実したプログラミングスクールで学習することです。
特にネットワークエンジニアへの転職に特化したプログラミングスクールなら、必要なスキルを効率的に学習できます。
教材や講師の存在など学習に集中できる環境が整っているので、モチベーションも維持しやすいです。
また、下記のような転職サポートも受けられるため、転職の成功可能性を高められます。
- コンサルタントから、あなたにあった企業の紹介を受けられる
- 企業分析、選考書類の添削、面接練習などをサポートしてもらえる
「自分一人では学習や転職活動ができるか不安」な人こそ、一気通貫でサポートしてくれるプログラミングスクールがおすすめです。
2.転職エージェントや転職サイトを活用する
下記に当てはまる場合、転職エージェントや転職サイトを活用することも、転職を成功させるポイントです。
- ネットワークエンジニアに必要な知識やスキルを独学した
- 転職サポートがないスクールで学習した
選考書類の添削や面接練習などの転職サポートを受けられるため、採用担当者に効果的にアピールできます。
なお、それぞれのサービスには以下の違いがあります。
- 転職エージェント:あなたにあった求人を紹介してくれる
- 転職サイト:求人の閲覧・応募ができる
特に転職エージェントは客観的なプロの視点からあなたの市場価値を判断し、転職活動を支えてくれるので、活用しない手はありません。
転職サービスの多くは無料で利用できるので、気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
【未経験】ネットワークエンジニアへの転職におすすめのプログラミングスクール4選
未経験者向けに、「ネットワークエンジニア転職でおすすめできるプログラミングスクール」を4つまとめました。
「どのプログラミングスクールを選べばいいかわからない」という方は、ぜひ参考にしてください。
- SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)
- KENスクール
- ネットビジョンアカデミー
- エンジニアカレッジ
それぞれのスクールについて、特徴や評判などを詳しく解説します。
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)
SAMURAI ENGINEERのおすすめポイント
- 転職成功率99%という高い転職実績
- 現役エンジニアによるマンツーマンレッスン
- オーダーメイドカリキュラムで効率的にスキルを習得
月分割4,098円から学べる侍エンジニアは、現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスンとオリジナルカリキュラムが特徴のオンラインプログラミングスクールです。
侍エンジニアでは、一般的なスクールのように既存のカリキュラムでレッスンを進めていくわけではありません。事前のカウンセリングにて、
- ネットワークエンジニアに転職したい
- 本業のすきま時間に副業で収入を得たい
などといった、プログラミングを学ぶ目的や理想の生活・仕事像をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でも理想の実現に必要なスキルを効率的に習得できます。
侍エンジニアのカリキュラム例
また、レッスン以外の時間でも
- 疑問点を質問できるオンラインQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。
侍エンジニアのサポート体制
学習とメンタル面をどちらもサポートしてくれるため「途中で挫折しないか心配...」と不安な未経験の方でも、安心してネットワークエンジニアへの転職に必要なスキルを習得できますよ。
公式サイトで詳細を見る運営会社 | 株式会社SAMURAI |
実績 | ・累計指導実績3万5,000名以上 ・受講生の学習完了率98% ・無料カウンセリングの満足度98% ・受講生の転職成功率99% ・転職成功後の平均年収65万円UP ・転職成功後の離職率3% |
受講形式 | オンライン ・マンツーマンレッスン |
担当講師 | 現役エンジニア |
対応時間 | 全日8~22時 |
特典 お得な制度 | ・転職活動で内定が獲得できなければ受講料を全額返金(転職保証コース) ・学割(通常の受講料から10%OFFで受講可能) ・小/中/高校生は全コースを25%OFFで受講可能 ・女性の方は全コースを5%OFFで受講可能 ・シングルマザーの方は全コース25%OFFで受講可能 ・障がいをお持ちの方は全コース25%OFFで受講可能 ・50歳以上の方は全コース10%OFFで受講可能 |
アクセス | 完全オンライン |
備考 | 他の受講生と交流できる「もくもく会」や「オンライン自習室」を開講中 |
次の表に、侍エンジニアの各コース料金をまとめました。
・各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
・入学金を含む税込みの一括/分割料金を掲載しています。
・2023年3月時点の情報を掲載しています。
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)の評判・口コミ
調査概要:「SAMURAI ENGINEER」に関する意識調査
調査期間:2021/10/28~11/11
対象者:「SAMURAI ENGINEER」の受講生・卒業生
調査媒体:クラウドワークス
掲載媒体:SAMURAI ENGINEER Blog
KENスクール
KENスクールのおすすめポイント
- 開校33年の実績豊富なスクール
- 複数の校舎を利用して学習可能
- 資格取得講座はすべて合格サポート制度つき
KENスクールのネットワークコースでは、ルータやスイッチなどのネットワーク機器を使って、実機での研修を行っています。採用担当や現場の声をカリキュラムに反映しているため、より実務に近い形での学習が可能です。
個別指導にこだわっており、授業の間は1人の講師がついて教えてくれるので、未経験でも安心して受けられます。また、フリースタイル制のため通学日や時間の規制はなく、好きな日時に好きな校舎を選んで通えるのも特徴です。
公式サイトで詳細を見る運営会社 | 株式会社シンクスバンク |
実績 | ・卒業生7千人以上 ・受講生の就職率83% |
受講形式 | 教室/オンライン ・集団/個別授業 |
担当講師 | 現役エンジニア |
対応時間 | 平日10時~13時/14時~19時 |
特典 お得な制度 | ・スクール提携企業特別割引 ・学割プラン ・お友達紹介キャンペーン ・厚生労働省 一般教育訓練給付金制度 |
アクセス | ※校舎名をタップすると、Google Mapが表示されます。 ・新宿本校 東京都渋谷区代々木2-9-2 久保ビル4F ・池袋校 東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル20F ・北千住校 東京都足立区千住旭町4-12 桜テラス 3F ・横浜校 横浜市西区高島2-19-12 横浜スカイビル 20F ・名古屋校 名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ42階 ・梅田校 大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト11F ・札幌校 札幌市中央区北5条西2-5 JRタワーオフィスプラザさっぽろ19F ・福岡校 福岡県福岡市中央区天神1-1-1 アクロス 福岡ビル2階 |
備考 | ・JavaやPHPなど、特定の言語が学べる単一講座あり ・分割支払いは要お問い合わせ |
次の表に、KENスクールの各コース料金をまとめました。
・各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
・入学金を含む一括での税込み価格を掲載しています。
・2023年3月時点の情報を掲載しています。
KENスクールの評判・口コミ
調査概要:「KENスクール」に関する意識調査
調査期間:2021/10/28~11/11
対象者:「KENスクール」の受講生・卒業生
調査媒体:クラウドワークス
掲載媒体:SAMURAI ENGINEER Blog

ネットビジョンアカデミー
ネットビジョンアカデミーのおすすめポイント
- 完全無料でネットワークエンジニアを目指せる
- CCNAの資格を取得して就職活動ができる
- 上京支援サポートがあり、提携シェアハウスに最大2ヶ月無料で住める
ネットビジョンアカデミーは、ネットワークエンジニアを目指す方向けの完全無料スクールです。資格を取得してからの就職活動を支援しているため、CCNAの資格を取ることができ、合格率・就職率ともに高いのが特徴です。
また、上京支援サポートがあり、提携シェアハウスに敷金・礼金・仲介手数料なしで最大2ヶ月間も住めます。地方在住の方でも安心してスクールに通えるのがメリットです。
公式サイトで詳細を見る運営会社 | ポート株式会社 |
実績 | 就職率100% |
受講形式 | スクール/オンライン ・集団授業 |
担当講師 | エンジニア経験者の講師 |
アクセス | ※校舎名をタップすると、Google Mapが表示されます。 ・新宿校 東京都新宿区西新宿6丁目26-12 ITOビル 4F |
・各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
・2022年12月時点の情報を掲載しています。
ネットビジョンアカデミーの評判・口コミ
2021年以降に投稿されたGoogle検索時の口コミ内容を掲載しています。
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エンジニアカレッジ
エンジニアカレッジのおすすめポイント
- 完全無料でITエンジニアを目指せる
- 転職できなくても違約金0円でリスクなし
- 就職するまで徹底サポートを受けられる
エンジニアカレッジは就職支援に強いスクールです。面接対策や履歴書・職務経歴書の作成、服装や言葉遣いなどのビジネスマナーまで同時に習得できます。
教材の読み込みや講座などの一方的な研修ではなく、アウトプットを重視したメソッドで、より実践に近い技術を習得できます。
もし転職できなかった場合でも違約金はなく、完全無料のスクールです。
公式サイトで詳細を見る運営会社 | インターノウス株式会社 |
実績 | ・就職率98.3% ・平均内定獲得数3.7社 |
受講形式 | スクール/オンライン ・マンツーマンレッスン |
担当講師 | 現場経験が豊富な講師 |
アクセス | ※住所をタップすると、Google Mapが表示されます。 東京都港区六本木1丁目9-9 六本木ファーストビル 17F |
・各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
・2022年12月時点の情報を掲載しています。
エンジニアカレッジの評判・口コミ
2021年以降に投稿されたGoogle検索時の口コミ内容を掲載しています。
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【未経験】ネットワークエンジニアへの転職におすすめのエージェント・サイト3選
ネットワークエンジニアへの転職を成功させるには、転職エージェントや転職サイトなどを活用することが重要です。ここでは、未経験者向けにおすすめの転職サービスを3つご紹介します。
- doda
- リクナビNEXT
- ワークポート
各転職サービスを比較しながら、自分にあったものを活用しましょう。複数の転職サービスを併用することで、幅広い選択肢のなかから転職先を探せます。
それでは詳しく見ていきましょう。
doda

「doda」は転職求人全般を扱う求人サイトです。勤務地・年収・働き方など、自分に合う求人を探しやすいのが特徴です。
年間休日数・在宅勤務可能な求人・残業時間といった、かなり細かい条件検索もできます。
転職ノウハウやイベント・セミナー情報なども掲載されているため、今後インフラエンジニアへの転職を考えるときにも役立ちます。
未経験でも応募できるネットワークエンジニアの求人が豊富にあるので、転職時には利用したいサイトです。
dodaの評判・口コミ
リクナビNEXT

リクナビNEXTはリクルートが運営する転職サイトです。日本最大級の案件数で、さまざまな条件から自分に適した求人を探せます。
自分の情報を登録しておくことで求人のレコメンドが届いたり、オファーを受け取ることができたりするため、じっくりと転職活動ができる点が魅力です。
求人検索だけでなく転職支援サービスも利用できるので、「一人で転職活動をするのは不安」という方におすすめです。サポートを受けながら自信を持って転職活動できます。
リクナビNEXTの評判・口コミ
ワークポート

「ワークポート」は、利用者の希望を第一に考えた転職サポートが魅力的なエージェントです。
転職コンシェルジュがヒアリングを重ねたうえで、マッチする企業を提案するため、自分に適した企業への転職を実現しやすいです。
また、スマホ上で簡単に履歴書を作成できるツールや、選考スケジュールの管理がしやすくなるアプリなども無料で提供しています。
ワークポートの評判・口コミ
【経験者】ネットワークエンジニアのキャリアアップにおすすめの転職エージェント・サイト3選
次に、経験者向けにネットワークエンジニアのキャリアアップでおすすめの転職エージェント・転職サイトを3つご紹介します。
- レバテックキャリア
- Geekly
- リクルートエージェント(IT)
すでにネットワークエンジニアとして働いている方で、「もっと上流工程の業務を担当したい」「転職で年収アップを実現したい」という方は、ぜひ上記の転職サービスをご活用ください。
レバテックキャリア

「レバテックキャリア」は、ITエンジニア向けの転職エージェントです。
ITエンジニア向けの転職サイトのため、PL・PMやインフラエンジニアの求人が探しやすいです。職種や言語を細かく指定して検索できるため、自分にマッチする仕事を見つけられます。
エージェントが求職者の強みを見つけてサポートしてくれるので、自分の市場価値を活かした転職活動が可能です。「転職で今よりキャリアアップしたい」という方に向いています。
レバテックキャリアの評判・口コミ
Geekly

GeeklyはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。業界特化だからこその知見や求人件数の多さに強みがあります。
職種別に専門コンサルタントが在籍しているため、現状の分析やキャリアビジョンなど詳しく相談ができるのが嬉しいポイントです。ネットワークエンジニアの転職について親身になってサポートしてくれるでしょう。
Geeklyを利用した人の88%が現場で働きながら転職を成功させ、77%が年収アップを実現しています。業界に特化したエージェントサービスでキャリアアップを実現したい方におすすめです。
Geeklyの評判・口コミ
リクルートエージェント(IT)

「リクルートエージェント」は、就活サイトを運営するリクルートが手がける転職エージェントです。
IT特化型の転職サイトではないものの、各業界に精通したアドバイザーが在籍しています。はじめての転職の場合は悩みがつきものなので、1つひとつ解決しながら進められるのは魅力的でしょう。
求人数が豊富なため、「たくさんの選択肢から自分にあう企業を選びたい人」におすすめのエージェントです。
リクルートエージェント(IT)の評判・口コミ
ネットワークエンジニアへの転職にまつわる3つの疑問
最後に、ネットワークエンジニアへの転職にまつわる疑問を解消しておきましょう。ここでは以下の3つの疑問にお答えしています。
- 【質問1】未経験からでも転職できるのか
- 【質問2】なぜ「ネットワークエンジニアはやめとけ」といわれているのか
- 【質問3】独学とスクールどちらで転職を目指すべきか
それでは見ていきましょう。
【質問1】未経験からでも転職できるのか
ネットワークエンジニアは未経験からでも転職できます。
未経験から転職するには、必須スキルを独学あるいはプログラミングスクールで学び、資格取得をしてから求人に応募するのがおすすめです。
「未経験OK」の求人が豊富にあるとはいえ、まったく何の準備もしない状態では転職は難しいでしょう。もし転職できたとしても、自分の希望する業務を担当できず、入社後に後悔する恐れもあります。
ある程度自分でネットワークエンジニアのスキルを学んだうえで、仕事として続けられそうか判断しましょう。
【質問2】なぜ「ネットワークエンジニアはやめとけ」といわれているのか
「ネットワークエンジニアはやめとけ」といわれる理由には、以下が挙げられます。
- 障害などのトラブル対応が多い
- 20代のうちは年収が低い傾向にある
- 夜勤や休日出勤があり、生活リズムが乱れやすい
しかし、どんな仕事にも良い面と良くない面があるものです。
就職先の企業によっても状況は変わります。重要なのは転職先候補の職場環境を十分に把握し、納得したうえで検討することです。
【質問3】独学とスクールどちらで転職を目指すべきか
効率よくネットワークエンジニアへの転職を目指すなら、スクールが適しています。
ただし、独学でもネットワークエンジニアへの転職は可能です。もし「自分でスキル習得や就職活動に計画的に取り組みたい」なら、自分のペースで進められる独学もよいでしょう。
まとめ
今回はネットワークエンジニアの転職について、転職市場や転職方法などをお伝えしました。
企業のコンピューターネットワークのクラウド化にともない、ネットワークエンジニアに求められる役割は拡大しており、将来的な需要も高まっています。
ネットワークエンジニアに転職するなら、基本的なネットワーク全般の知識に加えて、クラウドや仮想化の知識を身につける必要があります。
プログラミングスクール等を活用することで、網羅的に知識やスキルを学べるうえ、転職サポートを受けることが可能です。
「ネットワークエンジニアのスキルを身につけて転職したい」「学習やキャリアについて相談したい」などの方は、スクールの無料カウンセリングで相談してみましょう。
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男性
20代 会社員