この記事では、仕事内容や年収も交え、初心者におすすめのフリーランス職種を紹介します。
フリーランスになりたい!おすすめの職種は?
フリーランスになりたいけど、年収はいくらくらい?
特定の組織に属さない、フリーランスという働き方。人々の働き方が多様化する中で、「フリーランスとして活動したい」と考える人は多いです。
しかし、そこにはメリットもデメリットもあり、いちがいに良し悪しを語れません。
本記事では、フリーランスコースで定評があるスクール運営会社編集部が、フリーランスという働き方にマッチしたおすすめの職種を26選ピックアップしました。仕事内容や年収相場、おすすめの理由をご紹介します。
- 将来性の高さで選ぶならエンジニア系の職種がおすすめ
- Webライターは初心者からでも始めやすい職種
- クラウドソーシングサイトを活用すれば案件が見つかりやすい
フリーランスとは、どんな働き方?
フリーランスとは特定の組織に属さず、個人のスキルを提供することで対価を得る働き方です。税務上は法人格を持たない「個人事業主」として扱われます。
「業務委託」はAからBへの「仕事の振り方」を指す言葉なので、相手が個人でも法人でも関係なく使われます。また、サラリーマンのかたわら趣味の領域で雑誌に記事を書いている、という場合にもフリーランスのライターとして活動している、となります。
フリーランスのメリットとデメリット
自由な働き方が魅力のフリーランスには、メリットもデメリットもあります。
フリーランスのメリットは下記の4つです。
- 自分の得意な業務に集中できる
- 発注元との交渉で対価やスケジュールを決められる
- 時間を自由に使える
- 仕事を請けるか断るかの決定権が自分にある
一方、フリーランスのデメリットは下記の4つです。
- 安定収入の保証がない
- 健康保険や年金などが全額自己負担である
- 毎年の収支を計上して確定申告する必要がある
- 営業から経理もろもろの手続きをすべて自分で行わねばならない
フリーランスを目指す方は、メリットだけでなくデメリットにも着目して慎重に検討しましょう。
フリーランスにおすすめの職種 26選
続いて、フリーランスにおすすめの職種を、フリーランスコースで定評があるスクール運営会社編集部が厳選して紹介します。
フリーランスにおすすめの職種は、下記の26種類です。各職種の仕事内容や収入相場、転職方法、おすすめの資格を紹介します。
なお、ここに挙げた年収は求人情報などをもとに算出・推計したものです。業務の内容や個人のスキルによって大きく変動しますので、あくまで目安と考えてください。
仕事を発注する企業側にとってみると、フリーランスは社会保険などのコストがかかりません。そのため、正社員よりも単価が高くなる傾向があります。
自分自身の価値を高めることで、ここに挙げた数字以上の額を稼ぎ出すことも、十分に可能です。
エンジニア系7選 | ・プログラマー ・コーダー ・WordPressエンジニア ・フルスタックエンジニア ・スマホアプリケーションエンジニア ・ゲームエンジニア ・AIエンジニア |
クリエイティブ系9選 | ・ライター ・デザイナー ・イラストレーター ・カメラマン ・編集者 ・コピーライター ・新聞記者 ・ブロガー ・アフィリエイター |
接客系4選 | ・セールス ・コンサルタント ・メイクアップアーティスト ・インストラクター(スポーツ系/スクール系) |
投資系3選 | ・個人投資家 (FX/不動産投資/株式投資) |
その他3選 | ・YouTuber(ユーチューバー) ・インスタグラマー ・インフルエンサー |
特に初心者におすすめの職種もピックアップしてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
フリーランスにおすすめの職種【エンジニア系7選】
エンジニアは、フリーランスとは相性の良い業種です。
経済産業省の発表によると、日本でのIT人材は需要が供給を上回っており、その差は年々拡大しています。また「2030年にはIT人材が、最大で79万人不足する」という試算がなされています。
エンジニアは将来的にも需要がある、有望な業種といえるでしょう。
エンジニアに明確な線引きはありません。企業や作るものによってさまざまな呼ばれ方をします。
【初心者におすすめ】プログラマー
プログラマーとはシステム開発の設計書に基づき、プログラミングを行うのが仕事です。
フリーランスになった場合の年収は、仕事量やスキルによってまちまちですが、平均で約438万円。しかしなかには、30代で1,000万円と高い年収を稼ぐフリーランスも存在します。
知識と技術、経験を積み上げれば、フリーランスとして活動したほうが実収入が高くなるといえます。
【初心者におすすめ】コーダー
HTMLやCSSでWebサイトのコーディングを行うのが、コーダーです。年収は300万円から600万円前後、平均すると350万円前後です。
スクールの授業を受け、必要な知識を身につければあとは実践あるのみ。まずコーダーを足がかりにして、エンジニアの仕事を知りましょう。
さらに視野を広げて、ほかのスキルを身につけていくと良いです。
【初心者におすすめ】WordPressエンジニア
WordPress(ワードプレス)でサイトやブログの制作を行うのが、WordPressエンジニアです。企業サイトやブログページの新規制作のほか、機能の追加や更新など、さまざまな作業を請け負います。
WordPressでの制作業務は、作業工数と制作上の付加価値によってギャランティが上下するため、「一件当たりいくら」という相場が出しにくいもの。ですが平均的な年収は、およそ600万円から720万円前後といわれます。
WordPressそのものは、基礎的な使い方をするぶんには、多くの知識は不要です。しかし場合によってはPHPやデータベース、セキュリティやSEOなど、Web関連の幅広い知識が求められます。
そのため、高収入を狙うならスクールでみっちりと学び、高度な技術を身につけておきたいところです。
なお、独学でITエンジニアを目指せるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役エンジニアから指導を受けつつ、就業活動のサポートが受けられます。
「累計受講者数4万5,000名以上」「転職成功率99%」を誇る侍エンジニアなら、未経験からでもスムーズにITエンジニアへの就業が実現できますよ。
フルスタックエンジニア
フルスタックエンジニアは、明確に定義された職種ではありません。使う人や企業によって、少しずつニュアンスが異なります。
しかし「プログラムに関する広範な技術と知識を持ち、開発のあらゆるフェーズに対応できるエンジニア」というのが一般的でしょう。
フルスタックと呼ばれるまでのスキルがあれば、フリーランスとして活動したほうが高収入を狙える場合があります。
フルスタックエンジニアは、開発におけるオールラウンドプレイヤー。その幅広い知識と技術に見合うだけの収入は確保できます。
職種の定義がなされていないため、年収は統計上にも表れていません。しかし一般的なITエンジニアの年収額(約450万円~700万円)のさらに上、840万円から1,000万円というところです。
スキルに応じて年収が上乗せされる、と考えて良いです。
フルスタックエンジニアになるためには、まずエンジニアとしての経験を積むことが大切です。関連する職種を経験しながら、知識と技術を身につけ、スキルアップしていきましょう。
その過程では、実務経験に加えてスクールを上手に使い、知識の吸収に励むことも重要です。
アプリケーションエンジニア
アプリケーション開発を専門的に行うエンジニアを、アプリケーションエンジニアと呼ぶことがあります。
さらに細かく見ると、ブラウザで動作するWebアプリ、ビジネスの現場で使われる業務系アプリ、モバイルで使うスマホアプリと分かれています。それぞれに適した言語、データベース、サーバーを扱いつつ、開発するのが仕事です。
アプリケーションエンジニアの平均的な年収は、約549万円です。しかし経験を積み上げていけば、上位職種であるプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーなどにスキルアップでき、さらなる増収を狙えます。
アプリケーションエンジニアは、ほかのエンジニアとともにアプリ開発を進める職種です。プログラムの知識と技術だけでなく、コミュニケーションスキルも必要となります。
スクールで知識と技術を覚えながら、自分に何が必要なのかを見きわめていきましょう。
ゲームエンジニア
ゲームエンジニアとは、スマートフォンやパソコン、家庭用ゲーム機などのゲームアプリ開発に関わるエンジニアです。一般的にチームで開発するため、「技術と知識さえあれば良い」というわけにはいかない職種です。
年収はIT業界全体の平均に近いといわれ、平均値で約498万円とされます。ただし家庭用ゲーム機よりも、ソーシャルゲームを扱うほうが収入が高い傾向が見られるのです。海外ではさらに高いといわれます。
ただし、初心者がいきなりゲームエンジニアになるというのは難しいことです。フリーとして生きていくことも簡単ではありません。
まずはゲーム制作会社などで必要な知識を学び、経験を積むのが近道かもしれません。
AIエンジニア
今まさに成長中であり、これからあらゆる分野への拡大が予想される、AI(人工知能)。このAIを扱うのがAIエンジニアです。
今後AIエンジニアの需要は高まる見込みで、将来性の大きな職種といえます。
発展途上の分野で、しかも高度で専門性の高い知識が求められます。それだけの高収入は期待できます。
平均で約599万円とされますが、日本企業よりも外資系のほうが高額になる傾向があるようです。
AIエンジニアになるには、大学の研究室で技術を学んだり、AI分野の企業に就職してスキルを身につけたりする、という方法が一般的です。
専門学校などのスクールでは、AIに特化して深く学習することもできます。よってその後の就職にも有利の場合が多いのです。
まずこれらのルートで実務を知り、フリーランスとしてやっていけるかどうか、考えてみると良いでしょう。
フリーランスにおすすめの職種【クリエイティブ系9選】
個人の能力がそのまま仕事に表れるのが、クリエイティブ系の職種です。フリーランスとして活躍している人も多く、会社勤め以上の年収を稼ぐ人もいます。
ただ、同じ職種でも業界や扱うテーマによってギャランティの相場は違い、それが年収の差になって表れます。クリエイティブ系職種のフリーランスは、自分の努力と仕事次第で、単価を上げることが可能です。
【初心者におすすめ】ライター
クリエイティブ系の中で最もハードルが低いのが、ライターです。
雑誌や広報誌などの紙媒体、企業のWebサイトなど、活躍の場はいたるところにあります。近年ではクラウドソーシングが普及してきたため、学生や主婦が副業としてウェブライティングに人気が集まっています。
書いた文章をしっかり読んでもらうためには、文章の構成だけでなく情報収集力も必要です。平均的な年収は約459万円といわれます。
しかし医療や経済、政治など、特定分野の知識が豊富であったり、スポーツや芸能の分野に独自の情報源を持っていたりする場合には、高額のギャランティも期待できます。
日本語話者であれば誰でもできるのがライターです。クラウドソーシングを利用すれば、未経験OKの案件はたくさんあります。
まずは経験を重ね、自分の文章を磨きながら、仕事の幅を広げていきましょう。
【初心者におすすめ】デザイナー
広い意味でいえば、「形あるものを作る仕事」がデザイナーです。
デザイナーの種類は、
- チラシやパンフレット
- 書籍の表紙などを作るグラフィックデザイナー
- Webページを制作するWebデザイナー
- 雑誌や書籍のページもののデータを作るDTPデザイナー
などさまざまです。明確に分別されるわけでなく、複数種の仕事を請け負うスタイルが一般的です。
DTPデザイナーの場合、平均年収は約383万円と算出されています。しかしフリーランスとして活動した場合、より多くの収入が期待できます。
デザイナーになるには、まずデザインの基本理論とともに、制作ソフトの使い方にも習熟していなければなりません。未経験・独学でフリーランスとして活動する人もいますが、最初はスクールで基礎を学ぶのが無難でしょう。
イラストレーター
デザイナーと混同されることもあるようですが、イラストレーターは「絵描き」さんです。絵を描くのが好き、得意、という方には魅力的な仕事です。フリーランスとして活躍もできます。
イラストレーターの平均年収は約363万円とされていますが、イラストは写真と同じく、クリエイターの作家性が大きく反映されます。そのため、自分のイラストが世間に認知され、人気が出れば、それに合わせてギャランティもアップしていきます。
スクールでも学べますが、好きな絵を描いているうちにそれが仕事になってしまった、というケースも多いもの。センスと努力次第ですが、独学でも十分にフリーランスとして活躍できる職種です。
カメラマン
一瞬のシーンを切り取るカメラマンは、いつの時代も人気の職業です。ただし商業カメラマンとして活動するには、撮影対象を活かし、クライアントの要望に適確に応える能力が必要です。
平均年収は約359万円とされています。しかしイラストレーター同様に、個人差が大きいです。
フリーランスの方で年収が1,000万円を超える場合もあります。ただしカメラをはじめ、周辺機器にお金がかかり、経費も多い職種です。
かつては徒弟制度のようなスタイルが特徴的で、撮影スタジオのスタッフとして働きながら勉強したり、著名なカメラマンに弟子入りしたりというのが、カメラマンへの主なルートでした。しかし「インスタにアップした画像から人気に火が点いた」という具合に、新たなルートも生まれつつあるようです。
メイクアップアーティスト
メイクアップアーティストは、テレビや映画、広告などの撮影現場におもむき、タレントやモデルにヘアメイクを施す仕事です。
化粧品メーカーや大手のサロンなどに所属している方や、フリーランスとして活動している方がいます。
組織に属して活動する場合、平均年収は決して高いとはいえず、その金額は370万円程度です。しかし技術や現場での対応力を磨き、フリーランスとして活動すれば、年収1,000万円オーバーも狙えます。
著名なタレントやモデルは、カメラマンやヘアメイクを指名することが多いもの。人気タレントからの指名を得られれば、年収アップにつながります。
メイクアップアーティストになるには、ヘアスタイリングやメイクアップの知識・技術が必要です。専門学校で学び、理美容師として実務経験を積むのが、王道です。
編集者
書籍や雑誌の全体や一部を企画し、とりまとめるのが編集者の仕事です。ビジネス書や文芸書、雑誌であればファッション誌や漫画雑誌など、内容によって具体的な作業は異なります。
Webサイトや動画の制作では、ディレクターの役割を担うこともあります。
編集者の年収は幅がありますが、平均は500万円程度です。またフリーランスの編集者も多く、なかには年収1,000万円を超える方がいます。
編集者になるための決まったルートは存在しません。専門学校で学ぶ人もあれば、ライターの経験を積んだあとに編集者にキャリアチェンジする、というスタイルで活躍する人もいます。
コピーライター
広告の分野で、訴求力の強いコピーを作るのがコピーライターです。
一般のライターは、長文を読ませることで読者を理解や納得に導きます。対してコピーライターは、ごく短い言葉でメッセージを訴求します。広告のキャッチコピーと、それに伴うテキスト作成が主な仕事です。
平均年収は467万円ですが、これは組織に属したコピーライターの場合です。実力をつけ、大企業など有力クライアントに認められれば、フリーランスとして年収1,000万円以上も狙えます。
ライターとして広告の仕事に関わる、広告代理店の製作部門や広告を扱う制作プロダクションに就職する、といった方法でフリーランスのコピーライターを目指せます。
新聞記者
新聞記者は新聞社に勤務する取材ライターで、「他社に先駆けてニュースをつかみ、深く掘り下げて広く伝える」のが仕事です。
政治部、社会部、芸能部などの部署に分かれており、それぞれ仕事の仕方に違いがあります。新聞記者がフリーランスとして活動するときは、「ジャーナリスト」と呼ばれることがあります。
新聞社に属する新聞記者の平均年収は、約800万円とされています。ジャーナリストとして独立すれば、さらなる高収入が期待できます。
フリーのジャーナリストを目指すにしろ、基礎から学ぶのであれば、まず新聞社に就職して現場を知るところから始めましょう。
ブロガー
ブロガーは、面白く役に立つブログ記事を書いて公開し、多くの訪問者を集め、そこに掲載した広告収入や商品の販売で稼ぎます。
ブロガーの収入は、訪問者の人数や扱う商材の価格等で大きく変わります。また専業で生活できるレベルの収益を得ている人が全体数に比べて極端に少ないことから、平均年収が出しにくい、という事情もあります。
ブロガーとして活動している人のうち、月5万円以上の収入がある人が全体の5%といわれる一方、年収1,000万円を超えるブロガーも存在します。
ブロガーになるための決まったコースはありません。しかし、多くの人に訪れてもらわなくては収益が上がりません。Webサイト運営やSEOについての知識は必要です。
Webメディアを扱う企業でSEOの経験を積む、必要ならスクールで学ぶなどして、スキルを身につければフリーランスのブロガーになれる可能性があります。
フリーランスにおすすめの職種【接客系3選】
人を相手にサービスを提供するのが、接客系の職種です。人とのコミュニケーションが基本なので、コミュニケーションスキルの高い人には大いに適性があります。
いずれも自分自身が経験した業種であれば、それを活かしたままフリーランスに転身することは可能です。むしろ組織に属しているよりも、高収入を得られる可能性があります。
【初心者におすすめ】セールス
セールスとは、いわゆる営業代行です。営業代行には傾聴力や話力、営業スキル等の総合力が必要です。企業は「集中的に営業をかけたい、でも人を雇うと固定費がかかる」という事情から、営業代行を利用します。
営業代行の場合、基本的なギャランティに加えて、成約率に応じた歩合制という、成果報酬型の場合が多いのです。そのため売れば売っただけ利益になり、年収にして600万円から800万円、さらには個人で1,000万円を超える年収を稼ぐ人もいます。
自分の営業力に自信があり、またこれまでに培った人脈を活用できるなら、フリーランスのセールスとして活躍できます。
【初心者におすすめ】コンサルタント
コンサルタントも、経験や知識、人脈を活かせる職種です。なかには、退職後にフリーランスのコンサルタントとして後進のサポートを行う経営者もいます。
コンサルティングの平均年収は約449万円とされていますが、報酬は概して高額です。特に経営や金融、投資に関するコンサルティングは高単価なので、年収が1,000万円を超えることは珍しくありません。
フリーランスのコンサルタントになるには、コンサルティング会社に入って知識を身につけ、経験を重ねて独立する、というのが有力なルートです。
インストラクター
顧客に教育や指導を行うのが、インストラクターの仕事です。インストラクターの種類は、スポーツ系であれば、
- フィットネスジム
- ゴルフ
- ヨガ
などのインストラクターがあります。
スクール系であれば、
- プログラミング
- 外国語
- カルチャースクール
での講師など、さまざまです。いずれも、フリーランスとして活動できます。
インストラクターの業務内容やレベルは千差万別ですから、平均年収を出しにくいです。参考までに、スポーツインストラクターの場合、平均年収は約349万円ほどです。
なお、業種によっては資格が必要なので、事前に調べておきましょう。
フリーランスにおすすめの職種【投資系3選】
高速通信網が広く普及し、さまざまな分野でネットサービスが充実してきました。金融や投資といったセキュリティに厳しい分野でも、多くのネットサービスが提供されています。こうしたサービスを使った投資についても、ご紹介しておきましょう。
ただし、投資は業務の対価を得る行為ではないため、損を出してしまう可能性もあります。そのため平均年収を割り出せません。今日まで1,000万円を稼いでいた人が、それ以上のマイナスを被ってしまうこともあります。
何に投資するにしても、まず基礎的な知識を身につけ、慎重に行うことが大事です。
【初心者におすすめ】FX
FXとは「Foreign Exchange」の略語です。外貨を売買した際に生ずる為替の差額によって、利益を狙う取引を指します。
取引所が存在せず、インターネットで、24時間いつでも取引ができます。そのためフリーランスとして専業で、一日に何度も売買を繰り返す「デイ・トレーディング」の手法で利益を生み出す人も数多く存在します。
株式投資
国内外の株式や、投資信託といった金融商品への投資を仕事にするフリーランスの方もいます。
特にネット証券であれば、手数料が低額でパソコンを使って口座開設できます。
ただし、株式投資は基本的に元本保証がありません。大きな損を出してしまう可能性もあるので商品購入の前に、しっかりリサーチしておきましょう。
不動産投資
不動産投資はある程度の元手がなければ、手を出せない分野です。しかしそのハードルは意外と低く、200万円程度の自己資金で始められるケースもあります。
また近年ではクラウドファウンディングの手法を用いて、1万円からの不動産投資を提供している会社もあります。
ただ不動産投資で肝心なのは、不動産そのものの収益性です。フリーランスとして不動産投資の仕事に携わりたい方は、どれほどのリターンを望めるのか、よく見きわめておきましょう。
フリーランスにおすすめの職種【その他】
技術の進化は、人々の娯楽や生活、行動スタイルにも大きな影響を与えてきました。その中から、新たな職業も生み出されています。
代表的な3つの職種について、ご紹介します。
YouTuber(ユーチューバー)
今や子どもたちの「なりたい職業」の上位を占める、ユーチューバー。投稿した動画の再生回数によって、広告収入が入る仕組みです。
動画の撮影・編集はスマホで簡単にできるため、参入のハードルは非常に低いといえます。
トップクラスのユーチューバーになると年収1億円以上です。しかし無数の競合の中から選ばれ、大量の視聴数を稼ぐのは、簡単ではありません。
誰でもなれるけれども、誰もがそれで食べていけるとは限らない、という仕事です。また不適切な内容によって炎上するリスクも常に抱えています。
インスタグラマー
画像中心のSNSとして人気を獲得したInstagram。Instagramをプラットフォームとして情報発信を行うのがインスタグラマーです。
多くのフォロワーを持つインスタグラマーは「インフルエンサー」として、企業からのPR案件を受け、商品をアピールし広告料を得ています。
ユーチューバーと同じく、収益は人によってかなり格差があります。しかしトップクラスのインスタグラマーになると、年収1,000万円程度を稼ぐといわれます。
多くのフォロワーを築いてインスタグラマーとして成功するには、センスの良い画像、分かりやすい文章など、さまざまな要素が必要になります。
フリーランスにおすすめの案件獲得する方法
フリーになったまでは良かったけれど、仕事が見つからない……。これはフリーランスに転身した人の多くが感じることです。
しかし「自分の仕事は自分で見つける」のが、フリーランスというもの。仕事を獲得する方法を考えてみましょう。
続いて、フリーランスにおすすめの案件獲得の方法を紹介します。
クラウドソーシングを使う
まずいちばん手軽なのが、企業とフリーランスの橋渡しとなるクラウドソーシングを利用することです。「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングサイトには、未経験者可の案件が数多く登録されています。
魅力的なプロフィールを作成することが、案件獲得の秘訣です。
求人サイトを活用する
フリーランスの方が案件を獲得するには、求人サイトを活用するのも有効です。
エンジニアスタイルといったフリーランス向けの案件検索サイトを活用すれば、条件にあう仕事を効率的に見つけられます。
インターネットを利用して「フリーランス 〇〇(職種) 募集」といったキーワードでフリーランスの案件を検索してみましょう。
一般的に求人サイトで見つけた案件に応募するとき、履歴書・職務経歴書が必要です。
エージェントを活用する
エージェントは、希望やスキルにマッチする仕事を紹介してくれるサービスです。
エージェントにはいくつかの種類があり、フリーランスに特化したサービスもあれば、一般の転職と同様にフリーランスも扱う場合もあります。
フリーランス向けエージェントは数多くありますが、初心者から利用しやすいところとしては「Midworks(ミッドワークス)」や「ITプロパートナーズ」「Futurizm(フューチャリズム)」などがおすすめです。
スクールのサポートを受ける
プログラミングやライティングを、スクールで学ぶ人も多いでしょう。スクールによっては、カリキュラム修了ののち、スキルに合わせた業務案件を紹介してくれます。
効率的にプログラミングを習得し最短でフリーランスエンジニアになるなら、SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)のフリーランスコースがおすすめです。
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)のフリーランスコースは、最短3ヵ月で3〜5万円の案件獲得を目指す「収入獲得」が目的の実践的なカリキュラムが特徴です。
まずは、無料カウンセリングで自分に合ったコースや働き方を相談してみましょう。
カウンセリングでは、お悩みや不安に対する回答だけでなく、エンジニアを取り巻く現在の状況や将来性についてもお伝えしています。
「一人で稼げるスキルを身につけたい」そんなあなたを全力でサポートいたしますので、お気軽にご連絡ください。
公式サイトでフリーランスコースの詳細を見る自分に合った職種で、自由な働き方を実現しよう
フリーランスとして活躍できるおすすめの職種は、数多くあります。比較的簡単に始められるものから、高度なスキルが必要になるものまで、さまざまです。
まずは副業からスタートするなど、自分がやりたい仕事を選び、必要な準備を整えて、自由な働き方を実現してください。
この記事のおさらい
フリーランスにおすすめの職種は、ライターやプログラマーなど数多くあります。難度の高低はそれぞれ異なり、専門的な知識や技術が求められる場合があります。また、フリーランスは仕事の獲得も自分で行わなくてはなりません。そうした点にも留意しながら、職種を選びましょう。
フリーランスとして独立するには、まずはスキルを習得する必要があります。独学とスクール、自分に合う方法で学習しましょう。「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)・フリーランスコース」のように、案件獲得を目的としたフリーランスエンジニア育成のコースもあります。
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
独学でプログラミング学習を始めるも挫折。プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を受講し、Web制作を学ぶ。副業でWeb制作を行いつつ、「初心者がプログラミングで挫折しないためのコンテンツ制作」をモットーにWebライターとして侍エンジニアブログ編集部に従事。