現役のWebデザイナーの方からは「辞めたい」みたいな声を聞くこともあるんだけど、辞めたいと思っている人たちはどんなことに悩んでいるんだろう?理由を知りたい。
こんな風に思っている方のために書きました。
Webデザイナーを辞めたい理由を知っておくことで、後から「こんなはずじゃなかった」と思わずにWebデザイナーの仕事を続けられます。
そこで当記事では、Webデザイナーの辞めたい理由から「辞めたい理由を続けたいに変える」考え方まで、具体的に解説します。
Webデザイナーを辞めたい理由
Webデザイナーを辞めたい主な理由は、以下の3つと考えられます。
これを読むあなたも、下記いずれかに当てはまるのではないでしょうか?
- 給料が低い
- 残業時間が多い
- 職場の人間関係が悪い
それぞれの理由について、詳しくみていきましょう。
給料が低い
「給料が低い」という理由でWebデザイナーを辞めたいと考える人もいます。
Web業界にはさまざまな職業がありますが、Webデザイナーは給料が高い方ではありません。
2019年時点でのdodaの「平均年収ランキング」によれば、Webデザイナーの平均年収は363万円。これはWebサービスエンジニア(419万円)や、インターネット・広告の営業職(428万円)に比べて50~60万円程度の差があります。
特に一人当たりの仕事量が多いベンチャー企業では、「これだけ働いたのにこれだけ」と感じるWebデザイナーもいるでしょう。
残業時間が多い
Webデザイナーは、残業が多い傾向にあります。特に納期前は残業するケースも多く、友人との予定や自分の時間をもつことができません。
Webデザイナーとして多くの残業を行った結果、「辞めたい」と考える人もいるでしょう。
職場の人間関係が悪い
職場の人間関係が悪いことも、Webデザイナーが辞めたい理由の一つです。これはWebデザイナーに限らず、さまざまな仕事において「辞めたい理由」となっています。
特にWebデザイナーは、クライアントやWebディレクターとコミュニケーションを取りながら仕事をするため、人間関係が重要です。
人間関係が悪いと、Webデザイナーとしての仕事のパフォーマンスに影響するため、「辞めたい」と考えるのは当然でしょう。
Webデザイナーを辞めたいと感じる兆候
Webデザイナーを辞めたい理由を解説しました。
とはいえ、いきなり「Webデザイナーを辞めたい」と思うことはありません。
「Webデザイナーを辞めたい」と思う前に、いくつかの兆候があります。
それでは、Webデザイナーを辞めたいと感じる兆候について、解説していきます。
給料のアップが望めない
残業が多い上に給料がアップが期待できないと、「Webデザイナーを辞めたい」と感じるでしょう。
企業にもよりますが、Webデザインに対する予算はある程度決まっています。
Webデザイン企業だけに限った話ではありませんが、年功序列が評価の軸になっている企業は少なくありません。
労働時間が減らない
Webデザイナーとして、労働時間が減らないことは、Webデザイナーを辞めたい兆候といえます。
デザインという仕事上、クライアントとすり合わせながら仕事を進めるため、クライアント側の都合によって労働時間が長くなるケースもあります。
企業として仕事の進め方や作業人数に進展がなく、労働時間が減らないと、Webデザイナーを辞めたいと思うでしょう。
クライアントの無茶な要求
Webデザイナーは、クライアントありきの仕事です。中にはクライアントから無茶な要求があるかもしれません。
よくあるのが、一度上げたデザインが気に入らないので再度修正が入ったものの、納期は変わらず…のようなケースです。
こうした無茶な要求をしてくるクライアントの担当になってしまった際に「Webデザイナーを辞めたい」と思う人も少なくないでしょう。
デザインや技術のトレンドについていけない
Webデザインは技術やトレンドの変化するスピードが早く、Webデザイナーは継続的な学習・スキルアップが必須です。
技術進歩においつけないとWebデザイナーとして、これまで培ってきたスキルが通用しなくなくリスクがあります。
Webデザインに関する「最新技術やトレンドについてけなくなった」と感じた時は、辞めたい兆候といえます。
Webデザインという技術が唯一無二のものでは無くなった
最近はデザイン知識やプログラミング知識がなくても、デザインツールやアプリを活用すれば、誰でも手軽にWebデザインができる時代です。
Webデザインは、Webデザイナーならではの仕事ではなくなりました。
Webデザインという技術の稀少性が薄れている事実は、後に「Webデザイナーを辞めたい理由」へと繋がるかもしれません。
「辞めたい」を「続けたい」に変えるには
Webデザイナーを「辞めたい」から「続けたい」に変えるにはどうすれば良いのでしょうか。
打開策は、以下の4通りです。「辞めたい」と思う現状を変えるしかありません。
- 労働時間を上司に相談する
- 外部のWebデザイナー仲間に相談する
- 条件の良い職場に転職する
- フリーランスになる
労働時間を上司に相談する
残業の多さなどに頭を抱えている場合は、労働時間を上司に相談しましょう。
長時間労働は個人の問題だけでなく、会社として問題がある可能性が大きいです。
上司にアポをとり、現状の労働時間や自分が「辞めたい」と思っている心境についてはっきり伝えましょう。Webデザイナーとしての現状を会社に認識してもらう必要があります。
外部のWebデザイナー仲間に相談する
同僚や上司だけでは、客観的な視点に限界があります。外部のWebデザイナー仲間に相談するのも、一つの選択肢です。
Webデザイナー向けのイベントやマッチングサービス、SNSなどを活用すれば、他のWebデザイナーに相談しやすいでしょう。
同業種ならではの視点で、アドバイスがもらえるかもしれません。
新たな刺激として、仕事のモチベーションにも繋がるでしょう。
条件の良い職場に転職する
上司や他のWebデザイナーに相談したとしても、「Webデザイナーを辞めたい」現状がわからないかもしれません。
Webデザイナーを辞めたい理由はさまざまですが、その辞めたい理由を解決するのに要する時間はどれくらいかを考えてみましょう。
もしそれが1ヶ月もかからず解決可能なら検討の余地はありますが、数ヶ月ないし1年など長期間に及んでしまいそうなら、より条件の良い職場へ転職した方が話が早いこともあります。
「転職で時間を買う」という考え方もできることを覚えておいてください。
フリーランスになる
フリーランスになり、Webデザイナーとして独立するのも良いでしょう。
会社員では、その会社の条件によって働き方に制限がありますが、フリーランスは自分次第の働き方です。
旅行しながら働いたり(ワーケーション)、週3日だけ働いてあとは休み…などのように、自分の裁量ひとつで時間・場所ともに自由に働くことが可能です。
とはいえいきなり未経験からフリーランスになることは難しいので、いちどWebデザイン企業でスキルを磨いたのちフリーランスを目指すのがおすすめです。
続けたいと思えるWebデザイナーになるにはスクールを活用しよう
もしあなたが未経験からWebデザイナーを目指していて、かつ「この仕事を続けたい」「Webデザインは楽しい」と思えるWebデザイナーになりたいのなら、スクールを活用することをおすすめします。
スクールでは、現役のWebデザイナーが講師を務めることが多く、実際のWebデザイン現場で扱うスキルを教えてもらえるだけでなく、仕事のやり方や現実を知ることもできます。
加えて、就職や転職、フリーの仕事獲得のサポートをしてくれる場合も多いので、「本気でWebデザイナーとして仕事をやっていきたい」と考えている未経験の人ほど、うってつけです。
当社が運営しているプログラミングスクール「侍エンジニア」では、現役のWebデザイナーが直接指導し、スキルの指導からキャリアについての悩みも相談まで可能です。
無料カウンセリングでは、当社コンサルタントがあなたの希望のキャリアプランや、今抱えている悩み・不安・疑問などを丁寧にヒアリングし、それに沿った最適な学習プランなどを提案させていただいています。
まずは一度、お気軽に当社の無料カウンセリングを受けてみてくださいね。
無料カウンセリングで相談してみるまとめ
Webデザイナーを辞めたい理由からWebデザイナーを「辞めたい」から「続けたい」に変えるまで、詳しく解説してきました。
上司や外部のWebデザイナーへの相談やフリーランスになることで、Webデザイナーの辞めたい理由をなくし、続けたいと思えるようになります。
Webデザイナーの辞めたい理由をいち早く解決し、Webデザイナーとしてスキルアップしましょう。