インフラエンジニアの年収は?1000万も可能?年代・性別・経験別に紹介

インフラエンジニアの年収はどのくらい?
今よりも年収アップできるならインフラエンジニアを目指したい

そもそもインフラとはインストラクチャーの略で、生活や産業を支え経済活動を営む上で必要不可欠な社会基盤のこと。電気やガス、上下水道はもちろん、道路や鉄道、空港、通信網といった公共的・公益的な設備や施設などの提供と整備のことを指します。

ITの分野では、情報システムを稼働・運用するために必要なコンピュータなどの機材や設備、それらを設置する施設や機器、通信回線、ネットワーク、ソフトウェアなどをITインフラと呼びます。このITインフラを設計・構築し、運用監視と保守・点検を実施するエンジニアを、インフラエンジニアと呼びます。

この記事では、インフラエンジニアの年収がどのくらいなのか、説明していきます。年代別のほか、未経験からインフラエンジニアになった場合の初年度年収、フリーランスのインフラエンジニアの年収をはじめ、年収アップの秘訣についても解説していきます。

インフラエンジニアの平均年収はいくらなのか?

まずは弊社がエンジニア100名を対象に行った「現役エンジニアの年収に関するアンケート」の結果は次のとおりです。

現役エンジニア100名の平均年収調査

■調査概要
調査対象:クラウドワークスに登録している現役エンジニア100名
集計期間:2021/8/20~2021/8/31
協力会社:株式会社クラウドワークス

アンケート調査によると、年収が400万以上の割合が最も多く、次いで300万以上となります。

次に、インフラエンジニアの年代別・男女別の年収を見てみましょう。

IT・Web業界に特化した求人情報サイトFind Job!によると、インフラエンジニアの平均年収は456万円です。

もう1つ、転職支援サービスであるマイナビAGENTによると、インフラエンジニアの一職種であるネットワークエンジニアの平均年収は455万円です。

求人情報専門の検索エンジン求人ボックスによると、インフラエンジニアの日本国内での平均年収は526万円と先に紹介した金額よりも80万円近く高い結果に。インフラエンジニアの平均年収は455〜526万円ほどだと判断できます。

国税庁の「平成30年分民間給与実態統計調査結果」によると、平成30年の平均給与は440万7000円。インフラエンジニアの年収は日本全体の給与所得の平均額よりも15〜86万円ほど高く、比較的高収入であることがわかります。

年代別の平均年収

次に、年代別の平均年収を見てみましょう。

同じく転職支援サービスであるマイナビAGENTによると、ネットワークエンジニアの年収は、20代で376万円、30代で554万円となっています。

こちらは求人情報・転職サイトdodaの職業別平均演習ラインキング【最新版(2019年)】のIT/通信業界全体の平均値。40代の平均年収は、605万円です。平均年収は前述のものと大きく変わらないので、40代のインフラエンジニアの平均年収は600万円前後と考えて問題ないでしょう。

男女別インフラエンジニアの平均年収

マイナビAGENTによると、20代の男性の平均年収は382万円、女性は355万円。30代の男性の平均年収は559万円、女性は497万円となっています。20代では27万円、30代では62万円の開きがあります。

というのも、ネットワークエンジニアの84%が男性で、女性が少ないということも理由の一つと言えるでしょう。また、年齢が上がるほどに平均年収がアップしているので、キャリアが収入に直結する職種だと言えます。

未経験からインフラエンジニアになるといくら稼げる?

これからインフラエンジニアを目指す方が最も気になるのは、転職して一体いくら稼げるのか、ではないでしょうか。

先ほどご紹介したFind Job!の年収分布では、299万円以下は1%。300〜399万円のゾーンが24%と比較的多く、未経験であっても平均年収は300万円台と予測できます。

引用元:マイナビ転職 https://tenshoku.mynavi.jp/

ちなみに、マイナビ転職で「インラフエンジニア 職種未経験OK」で検索したところ、初年度年収が250万円〜が最も低く、300万円以上という企業が23社中18社。未経験歓迎のインフラエンジニアの求人のうち8割近くが初年度年収を300万円以上に設定していることがわかりました。

インフラエンジニアは年収を1000万円にすることは可能?

求人情報・転職サイトdoda調べのIT業界全体の年収分布を見てみましょう。IT業界全体を見ても、年収が800万円を超えている人はごくわずか。1000万円を超える人は、ごくごく一握りと言えるでしょう。

インフラエンジニアが年収を上げる方法

では一体、どうしたら年収が上がっていくのでしょうか。早速、年収アップのために必要なプロセスを見ていきましょう。

ポジションを上げる

求人情報・転職サイトdodaによると、IT業界の中でも、プロジェクトマネージャーは656万円、ITコンサルタントは611万円と、平均年収が比較的高めです。

引用元:経済産業省 IT関連産業の給与等に関する実体調査結果 https://www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf

この表からわかるように、エンジニアとして経験を積みチームをけん引するリーダーであるチームリーダーレベルのレベル4にキャリアアップすると、一気に平均年収がアップします。さらに、クライアントの問題を解決できるような知見と経験があるITコンサルタントとしてのポジションを確立できれば、高収入が見込めるでしょう。

スキルを上げる

引用元:経済産業省 IT関連産業の給与等に関する実体調査結果 https://www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf

インフラエンジニアは、担当する工程によっても平均年収に幅があります。経済産業省の IT関連産業の給与等に関する実体調査結果(平成29年8月21日)によると、IT保守(顧客向け情報システムの保守・サポート)の平均年収は592.2万円、IT運用・管理(顧客向け情報システムの運用)608.6万円、IT技術スペシャリスト(DB・NW・セキュリティ等特定技術)758.2万円と、所属している企業、携わるシステムはもちろん、エンジニアのスキルによって年収が大きく変わります

サーバーをはじめとする機器とネットワークのスキル、OSやプログラミング言語、データベースといったソフトウェアに関するスキルは最低限求められるでしょう。最近ではクラウドサービスが広がっており、こうした急速な環境の変化に対応しいち早くスキルの習得ができれば、さらに多くの場面で求められるインフラエンジニアへと成長していけるでしょう。

仕事に必要な知識を体系的に身につけるため、以下のようなワンランク上の資格を取得するのもおすすめ。

  • 応用情報処理技術者
  • ネットワークスペシャリスト
  • データベーススペシャリスト
  • Linux技術者認定 LinuCレベル3
  • シスコ技術者認定CCIE


インフラエンジニアが取るべき資格にはベンダー資格はもちろん国家資格もあり、知識やスキルが身についている客観的な証明にもなります。さらにキャリアアップしていくには、コミュニケーションスキル、企画力、ITマネジメント力なども求められ、エンジニアとしてのスキルはもちろん、ヒューマンスキルも求められます。

フリーランスになる

引用元:レバテックフリーランス https://freelance.levtech.jp/project/occ-4/

フリーランスITエンジニアのための求人・案件情報サイトのレバテックフリーランスで「インフラエンジニア」をキーワードに検索すると、月額の平均単価は64万円。中には月額135万円という高額案件も!

もしあなたがインフラエンジニアとして仕事を続け収入アップを目指し、さらに年収1000万円を実現したいなら、経験を積んでスキルアップし、フリーランスとして活躍するのが一番の近道だと考えられます。

インフラエンジニアの将来性

需要は大企業ほど高い

企業規模が大きくなるほどインフラ設備が大がかりになり、セキュリティにも注力せねばなりません。インフラへの投資が多額になる大手企業ほどインフラエンジニアの需要が高くなります。また、大手企業のほうが基本的な年収レートが高いので、高い年収を得ながら働きたいなら大手企業で働くのがおすすめです。その理由は次の通り。

引用元:厚生労働省 令和元年賃金構造基本統計調査企業規模別https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/dl/04.pdf

これは、厚生労働省の令和元年賃金構造基本統計調査企業規模別の統計です。大企業は常用労働者1,000人以上、中企業は100〜999人、小企業は10〜99人で、それぞれの男性の平均年収は493.5万円、402.6万円、341.8万円、女性の平均年収は、304.9万円、272.2万円、244.7万円という結果に。

男女いずれも、企業規模が大きいほど賃金のカーブの傾きが大きくなっており、このカーブの傾きはIT業界にも当てはまると言っていいでしょう。

求人が安定してある

引用元:経済産業省 IT人材供給に関する調査(概要)https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/gaiyou.pdf

このグラフは、IT人材の「不足数」(需要)に関する試算結果です。IT人材のニーズの拡大におり、IT関連市場規模は今後も拡大していくことが予測され、2030年の時点で、低位シナリオで約16万人、高位シナリオで約79万人の人材が不足すると予測されています。

企業のITインフラの根幹を支えるインフラエンジニアはニーズが高いうえ、業務に関わるさまざまな資格の取得によってスキルが目に見えるため、評価されやすいのがポイント。また、電気やガス、鉄道のように、止めてはいけないインフラを扱う仕事なので不景気に強く、求人が常に出ているというメリットも見逃せません。

会社勤めをしながら1000万円を超える年収を得ることはなかなか難しい職種ではありますが、安定感は抜群だと言えるでしょう。

未経験からインフラエンジニアになるには?

画像:未経験からインフラエンジニアになるには

クラウドサービスの発達により新たなシステム運用のためのネットワーク構築、古くなったシステムの再構築などにより、インフラエンジニアの活躍の場はどんどん広がっていくと予測できます。また、インターネットを利用するサービスが増えており、これら全てを支えるインフラエンジニアのニーズは高まっています。

ところが、IT業界は慢性的な人手不足。そのため、未経験の人材を採用して育てようという企業が多く、未経験OK、未経験歓迎という求人が多くあります。インフラエンジニアは、未経験からでもなりやすい職種と言えるでしょう。

インフラエンジニアになるために学んでおきたい言語

OSのインストールやケーブル敷設、障害切り分けのように、インフラエンジニアの仕事にはプログラミング言語の知識がなくてもできる仕事が多くありました。ところが最近では、ITインフラのクラウド化が進み、インフラをプログラミング言語のコーディングによってインフラを制御する業務が誕生しています。そのため、これからインフラエンジニアを目指すならプログラミング言語を学ぶのがおすすめです。

おすすめの言語は以下の3つ。

  • Python:初心者にも学びやすく、インフラ業務の自動化などで使うことが多い言語なので、インフラエンジニアにも人気があります。
  • Ruby:日本人エンジニアが開発したため日本語の資料が充実しており、学びやすい学習環境が整っています。Pythonと同じく、インフラ業務の自動化などで使うことが多いので、おすすめです。
  • Java:国家資格で、ITエンジニアにとって登竜門的な資格である基本情報処理技術者試験の午後の問題で選択する言語の一つなので、資格取得を目指すならぜひ学びたい言語です。習得しておくと、ほかの言語を学ぶのにも役立ちます。

おすすめの資格4選

未経験からインフラエンジニアを目指すなら、基本となる4つの資格の取得をおすすめします。資格は大きく分けて、国家試験とベンダー試験があります。

  • ITパスポート(国家資格):難易度★☆☆☆☆
     ITスキルを身につけたい人を幅広く対象にしており、受験資格は特になく、誰でも受験できます。基本情報処理技術者の一つ前の段階として位置づけられており、試験が試験会場で受験するCBT方式。自分の都合のいい日に受験日を設定できます。
  • 基本情報処理技術者(国家資格):難易度★★☆☆☆
     基礎的なITスキルをはじめ、プログラミングやネットワーク、データベース、セキュリティといったITエンジニアなら最低限知っておきたい幅広い分野を学べます。試験は春と秋に実施。指定された試験会場で受験します。
  • Linux技術者認定LinuCレベル1:難易度★★☆☆☆
     特定日選り活動法人LPI-Japanが開発・管理するLinux技術者試験で、サーバー系の資格です。レベル1〜3があり、レベル1はエントリーレベル。試験番号101と102の両方に5年以内に合格すると認定されます。
  • シスコ技術者認定CCNA:難易度★★☆☆☆
     シスコシステムズ社が実施する技術者認定試験。ネットワークに関する基礎知識も学べるため、ネットワークエンジニアにとって登竜門ともいえる資格です。試験はCBT方式で、自分の都合のいい日に受験日を設定できます。

それぞれ上級の資格があります。さらに上の資格を取得し、インフラエンジニアとしてのキャリアも年収も上げていって下さい!

転職支援を活用する

未経験からインフラエンジニアを目指すなら、大手転職エージェントを利用しての転職や、転職支援があるプログラミングスクールで学ぶことをおすすめします。実は、「トラブルが起こったら休みの日でも夜中でも呼び出される」というような、ブラックなイメージが抜けきらないインフラエンジニアの仕事ですが、優良なエージェントやプログラミングスクールがブラックな職場を紹介することはほぼありません。

私たち「侍エンジニア」の無料体験ではプロのキャリアアドバイザーが対応し、エンジニアへの道を徹底サポート。あなたに合わせたオーダーメイドのカリキュラムを作成し、エンジニアへの道を徹底サポートしています。

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まとめ

エンジニアの中でも特に手に職をつけやすいインフラエンジニア。将来に渡って需要が安定していると予測される仕事は、食いっぱぐれることが少なく、手堅く年収をアップしていけるため、これから目指すならおすすめしたい職種の一つでもあります。ぜひチャレンジしてみてください!

侍エンジニアは「人生を変えるプログラミング学習」をコンセンプトに、過去多くのフリーランスエンジニアを輩出したプログラミングスクールです。プログラミングに役立つ情報や有用な情報を発信していきます。
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