SIerから転職する際に起こる失敗4つ|転職する際のパターン3つ

Slerって何?

Sler...あまりいい噂を聞かないけどどうなんだろう?

そんな方々に、Slerから転職する際におこる失敗4つと、転職する際のパターン3つをお話ししていきます。

 

SIerとは?

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SIerのSIとはシステムインテグレーター(Systems Integrator)の意味で、システム開発に関連する全ての業務を一括して引き受ける企業などのことです。

日本ではこのSIにerをつけてSIer(エスアイヤー)と呼ばれることが主流になっています。SIerとは簡単に表現するとシステム開発に関する何でも屋という意味が近い和製英語です

SIerから転職を考える理由

一般的にSIerの仕事はきついと言われています。業務は開発するシステム全体の設計から、SEとしての細かなプログラミングなど多方面に及ぶ場合もあります。

さらに職場は客先常駐などもあります。SIerの従業員のなかには、その労働内容の過酷さや、労働環境、更には自己の技術力を向上させるために転職を希望する方も少なくありません。また、システムエンジニアなどのより専門性の高い職種に転職する場合もあります。

SIerから転職する際に起こる失敗4つ

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SIerからの転職を検討する方が多い中で、ここでは実際に転職した際に起こる失敗について4つのポイントで見ていきます。

特に転職を検討されている方は、この4つのポイントに関して、現在の職場や業務内容を今一度思い浮かべたうえで、転職によって実際に起こりうるギャップを事前に確認することが重要になります。

スキルを持ち合わせていない

SIerから転職する際に起こる失敗としてまず挙げられるのは、転職者自身が実はスキルを持ち合わせていないという問題です。例えば各業界における開発スタイルの違いから、システムの構造やプログラミング内容に差が出やすい傾向にあります

これによりSIerでは一部の偏ったスキルしか習得していなかった事実を、この転職活動を通じて思い知らされる場合があります。

給与の減少

次にSIerから転職する際に起こる失敗として、給与面での問題もあります。実はSIerには大手IT企業の社員よりも給与が高い方が数多くいます。

そのため、もともとの給与水準が高いので、転職をすると給料が上がるどころか、今の収入を維持することすら難しい場合があるのです。こうした前提に気が付かないと、転職後に給与が下がった場合のギャップに苦慮することになります。

アウトプットが出来ない

転職先ではアウトプットを求められる可能性がありますが、SIerにおいては自己のアウトプットに慣れていない場合が多くあります。SIerの仕事内容が顧客との調整や、プロジェクトの管理などであった場合には、明確なアウトプットの必要性が無いからです

SIerから他の企業に転職した場合、自己の業務におけるアウトプットを求められても、今までの経験からそれを具体的な形にできない事態が生じるのです。

実はSIerは恵まれた環境だった

一般的にSIerが所属しているのは、大手のIT企業が多いのが現状です。そのため、高い給与水準の他に福利厚生制度の充実や、良好な職場環境や労働組合など様々な恩恵がありました。

しかしSIerからの転職によりこうした恵まれた環境を手放した際に後悔するパターンも多くなっているのです。転職を検討するにあたり、給与面の他にこうした職場環境面についても考慮することが重要です。

SIerから転職する際におすすめの職種4つ

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それでは、実際にSIerから転職する際におすすめとなる職種は何でしょうか。ここでは特にIT業界に絞っておすすめとなる職種を4つ紹介します

どの職種もSIerにおける経験を十分に発揮できるだけでなく、業界においても更なる技能を向上させることのできる分野です。自己のなりたい姿をイメージしながら職種を選択することが重要になります。

システムエンジニア

まず紹介するおすすめの職種はシステムエンジニア(SE)です。特にSIerで自己のエンジニアとしてのスキルが蓄積しているように思えない、あるいは実際にSEの仕事がしたいと考える方にとっておすすめの職種です。

また、SIerとして勤務していた経験から、システム開発の全体像を把握できるため、その基本業務であるSEの業務を実際に担当することは、より効率的で効果的な開発の進め方などが見えるでしょう。

WEBエンジニア

次に紹介するのがWEBサービスなどを開発するWEBエンジニアです。こちらもSE同様、手に職をつける職種として人気があります。また実際にSIerから転職すると、従来はWEB関連の技術に関してあまり深いところまでは関わっていなかった方でも、実際にWEB関連の技術に携わることになります

これまで以上によりWEB関連のシステム開発を深く経験できることから、特にこのようなサービスに興味がある方にはおすすめです。

ITプランナー

エンジニア系以外の職種でも、SIerからの転職でおすすめの職種がITプランナーです。IT業界は技術の飛躍的な進歩とそれに伴うサービスの多様化で、業界全体が非常に活気にあふれています

SIerとしての経験からこうした業界に飛び込むのであれば、より新しい企画などを考えられるITプランナーも、今までの経験を生かすことができる職種なのではないでしょうか。

中小企業のSIer

最後にSIerから転職する際におすすめする職種は、同じSIerでも中小規模の企業におけるSIerです。

特に、今までSIerとして大きなプロジェクトに関わっていたが、実際にSEなどのエンジニアも兼任したいというケースはあった方、あるいは小規模のプロジェクトを最初から構築したいなどの希望がある方にとって、こうした小回りの利く中小企業であれば、自分の思い通りのシステムを構築できるチャンスもあります。

別企業のSlerに転職する際のパターン3つ

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ここでは、未経験の方、あるいは今現在SIerの方が別企業のSIerに転職する際に、実際に考えられるパターンを3つに分けて紹介していきます

特に現在の所属企業や転職先の企業の規模により状況が違うことを事前に確認することが、より良い転職のために重要となります。

未経験

まずは全くの未経験からSIerに転職する際に起こることとしては、システム関連の知識・経験不足によるギャップです。SIerはその職種上、幅広いシステムやITに関する知識を必要としており、現場を広範囲に俯瞰する視野が求められるでしょう。

こうしたことから、この分野での知識に自信がない場合は、まずは転職のためにその知識を補う活動が必要です。IT関連の資格を取得するのもその一つといえるでしょう。

大手企業から中小企業

次に大手企業から中小企業に転職した場合を見ていきます。一般的には基本給は下がり、残業などは増える傾向にあります。その一方で、自己のスキルアップには有効で、特にエンジニアとして幅広い技術を身につける機会も期待できます。

待遇面よりも自己のスキル向上などを転職に求めている方であれば、ぜひ選択肢の一つに加えたいパターンと言えます。

中小企業から大手企業

一方、中小企業から大手企業に転職した場合はどうでしょうか。こちらは一般的に給与水準が上がり、関与するシステムもより大規模なプロジェクトとなります。

ただし業務そのものは、詳細なエンジニアの業務というよりはプロジェクトに携わるメンバーや関係者の取りまとめなどが中心になるでしょう。エンジニアというよりはインテグレーターとして全体の調整を担う形で活躍することになります

SIerから転職する前に自分がやりたいことをイメージしておこう

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今回は、Slerとは何か、Slerに転職する際に起こる失敗などをお話ししていきます。

これまで述べてきたように、SIerから転職する際には、まず何を自分はやりたいのか、何を目指したいのかをしっかりイメージすることが大切です。一般的にSIerは重労働と言われています。

しかしその状況から安易に転職を実行しても結果は希望に沿わず、むしろSIerであった方が良かったなどの結果となりかねません。SIerとしての経験を活かし、より自分が成長できる転職のためにしっかりとした準備をしましょう。

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Writer

城戸健太

株式会社SAMURAI

兵庫県西宮市出身。現在大学4年生。プログラミングスクールを卒業したのち株式会社SAMURAIでインターン生として活動中。
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