エンジニアの目標設定で重要な5つのポイントを具体例で解説!新人・会社員・フリーランス

エンジニアが目標設定をするときは、達成までの期間を設定することや具体的な数値で表現することなど、押さえるべきポイントがいくつかあります。

未経験からエンジニアを目指す方も入社一年目の新人エンジニアの方も、長くIT業界で活躍するためには、ポイントを押さえて適切な目標を設定することが大切です。

この記事では、エンジニアとして成功するための目標設定のポイントを、具体例とともに解説します。エンジニアが目標設定を行うとどのようなメリットがあるのか、仕事における効果についても紹介しましょう。

エンジニアが目標設定する重要性

エンジニアが目標設定する重要性

市場価値が高い高収入エンジニアになるには、目標設定が不可欠です。

近年ITの進化は目まぐるしく、日々新しい技術が生まれています。エンジニアは都度、目標を設定してスキルを磨かないと、先進的な開発に携われなくなってしまいます。

長期的に活躍できるエンジニアでいるためには目標を定期的に見直し、新しく設定することが重要です。

エンジニアが目標設定をすることで得られる効果

目標設定をすることで得られる効果

エンジニアが目標設定をすることで得られる効果は、おもに下記の3つです。

  • スキルの棚卸ができる
  • しっかり働きしっかり遊ぶエンジニアになれる
  • 市場価値が高いITエンジニアになれる

ひとつずつ、見ていきましょう。

スキルの棚卸ができる

エンジニアは目標設定を機会に、スキルの棚卸しができます。目標設定では、自身の「強み・弱み」「できていること・不足していること」を確認する必要があるからです。

現在IT業界で働いているエンジニアの方も、日々目の前の業務をこなしているだけでは、エンジニアとしての強みや弱みを客観的に把握できません。

しっかり働きしっかり遊ぶエンジニアになれる

エンジニアは目標設定をすることで、効率的に働き、上手に遊べるようになります。

目標を達成するために計画的に行動すれば、時間の使い方がうまくなり、仕事とプライベートを両立できます。

決めた時間内に仕事を終わらせるため、効率的に作業するようになりますし、休憩時間を取りリフレッシュすれば、仕事のモチベーションがあがります。

目標設定を行うことで、しっかりと仕事をこなし、しっかりと遊べるエンジニアになれるのです。

市場価値が高いITエンジニアになれる

エンジニアが目標設定を行ってその目標を達成することはスキルアップにつながり、達成する目標が高ければ、どの会社やどの案件でも通用する人材になることができます。

IT業界のトレンドや必要とされている技術、さらには将来的に重要度があがりそうな技術を踏まえた目標設定を行い、達成することを心がけましょう。

エンジニアが目標設定するときのポイント

目標設定するときのポイント

エンジニアが目標設定をするときには、いくつかのポイントを意識する必要があります。

未経験からエンジニアを目指す方、新人エンジニアの方、またベテランエンジニアの方に共通した目標設定のポイントは下記の5つです。

  1. キャリアビジョンを明確にする
  2. 定性的ではなく定量的な目標にする
  3. 期限を設ける
  4. 高すぎず低すぎない目標にする
  5. ロールモデルを見つける

それぞれ詳しく解説します。

キャリアビジョンを明確にする

エンジニアが目標設定する際には、キャリアビジョンを明確にしておきましょう。

キャリアビジョンとは、どういった仕事をして、どのようなポジションを獲得したいか、何を達成していたいか、という将来の自分の理想的な姿です。

キャリアビジョンが「管理職に就いてメンバーをまとめたい」という場合と、「コーディングのスペシャリストとして開発に携わっていたい」とでは設定すべき目標が異なります。

キャリアビジョンが明確になったら、いま何をすべきかを逆算して中期的な目標を設定しましょう。

定性的ではなく定量的な目標にする

目標設定は、定性的ではなく定量的な目標にすることが大事です。

「たくさんの人に役立つ開発を行う」といった、曖昧で数値化できないいわゆる定性的な目標は、具体的な行動に移しにくいという難点があります。

「月間ユーザー数1万人以上、年間総売上高〇〇万円の開発プロジェクトを達成する」といった定量的な目標を設定すれば「今月の売上は少なくとも〇〇円に達するべきだ」という具体的な目標を立てられます。

期限を設ける

エンジニアとしての目標設定をする際は、期限を設けるようにしましょう。

目標設定に期限がないと、何をいつまでに達成すべきかといった点や、現時点での進捗を把握することができません。

また1年間の目標設定をしたら、合わせて半年、1ヵ月の目標を設定するといいでしょう。資格取得などを目標とする場合は、試験実施日に向けた目標設定にすべきです。

高すぎず低すぎない目標にする

高すぎず低すぎない目標にする、というポイントも意識しましょう。

例えば、新人エンジニアの方が「ディープラーニングの学習モデルを最適化できるようになる」という難度が高い目標を設定しても、おそらく達成できないでしょう。

反対に、すでにAIエンジニアとして豊富な経験を積んだ方が「ディープラーニングの基礎知識を問うG検定に合格する」という簡単な目標を設定しても、あまり意味がないものとなってしまいます。

目標設定では、前述した「スキルの棚卸」の結果を考慮して、現時点のスキルや能力に対して少し難しいくらいの目標、背伸びをしてどうにか達成できる程度の目標を設定すると良いでしょう。

ロールモデルを見つける

エンジニアの目標設定においては、ロールモデルを見つけることも大事です。

ロールモデルとは、自身が目標とする人物です。これまでの人生でも、学校の友人やアルバイト先の先輩などを見て「こういう人になりたいな」「こういう生き方に憧れるな」と感じたことはないでしょうか。

エンジニアという観点でそういった「なりたい人」「憧れの人」を見つけるのです。ロールモデルを見つけ、自分の現状に重ねることで、具体的な目標設定に落とし込みやすくなります。

エンジニアの目標設定【働き方・年数別具体例】

エンジニアの目標設定

続いて、会社員やフリーランスといった働き方別、また新人や3年目など年数別に、エンジニアの目標設定の具体例をご紹介します。

会社員エンジニア

まずは、会社員エンジニアの目標設定の具体例を新人・3年目・5年目に分けてご紹介します。

新人の目標設定【具体例】

新人エンジニアの目標設定の具体例は、下記のとおりです。

  • 会社で使用しているプログラミング言語について初級相当の資格を取得する
  • 基本情報技術者試験の資格を取得する

会社員として働きだした新人エンジニアは、日常の業務についていくことで精一杯になりがちな時期です。

新しい環境というのは、それだけで余計にストレスを抱えやすいものです。人生ではじめて社会人として働いているため、身体的にも精神的にも余裕がないことが多いです。

このような時期に、会社の業務とまったく異なる目標設定を行っても達成することは難しいでしょう。そのため、まずは会社の業務とリンクした目標設定とすることをおすすめします。

焦る必要はないため、エンジニアとしてしっかりとした基礎を身につけることを心掛けましょう。

3年目の目標設定【具体例】

会社員3年目のエンジニアの目標設定の具体例は、下記のとおりです。

  • 新しいプログラミング言語を習得する
  • 会社で使用しているプログラミング言語のフレームワークを学習する

社会人3年目といえば、後輩もでき、仕事に慣れて会社で使用しているプログラミング言語をある程度マスターしている時期です。

3年目の会社員エンジニアとして目標設定をするのであれば、自身の市場価値をアップさせることを心掛けましょう。

5年目の目標設定【具体例】

会社員5年目の目標設定を考えてみましょう。

  • AIエンジニアを目指す場合:本格的に数学や統計学を学習する
  • クラウドエンジニアを目指す:各クラウドベンダーが主催しているクラウド系の資格を取得する

社会人の5年目といえば、自身の仕事について問題なく1人でこなせる時期でしょう。人によってはリーダー、あるいはリーダー補助のようなポジションを担っていることも多いはずです。

5年目の会社員エンジニアは、そろそろキャリアビジョンを明確にしておきたいところです。そしてそのキャリアビジョンを達成するために、意識的に特定の方向へ技術領域を広げていくことを心がけましょう。

フリーランスエンジニア

次に、新人・3年目・5年目のフリーランスエンジニアの目標設定の具体例をご紹介します。

新人の目標設定【具体例】

新人フリーランスエンジニアは、まだ案件を獲得できていない方もいらっしゃるかもしれません。あるいは、ようやく獲得した案件を必死に対応している駆け出しの頃でしょう。

  • 〇〇(プログラミング言語)の案件を月に20件こなす
  • 月収20万円以上稼ぐ

新人フリーランスエンジニアは、安定的に仕事を獲得できないことが多いため、収入がほとんどないことも少なくありません。そのため、まずは全力で案件の獲得を目指しましょう。

案件数や売上金額など、定量的な目標を立て、実現に向けたアクションプランを検討しましょう。

3年目の目標設定【具体例】

3年目のフリーランスエンジニアの目標設定の具体例は、下記のとおりです。

  • 新しい言語の案件に挑戦する
  • ワードプレスの案件を獲得する

フリーランスエンジニアとして3年の経験を積んだら、会社員エンジニアの目標設定と同様に、できることを増やすことも大事です。

より広いスキルを身につけておくことで、対応できる案件の幅も広がるため、安定的な案件獲得ができるようになるでしょう。

5年目の目標設定【具体例】

5年目のフリーランスエンジニアの目標設定の具体例は、下記のとおりです。

  • 単価〇〇円以上の案件のみ受注する
  • 〇〇(プログラミング言語)の案件のみ受注する

5年目のフリーランスエンジニアは、フリーランスエンジニアとしての仕事が軌道にのっている時期ではないでしょうか。

この頃になると、案件を選べるようになってきます。

効率的に利益を得るには、自身の得意分野の案件やスピーディに完遂できる案件を選んで、時間を有効に使いましょう。

まとめ

エンジニアは、目標設定を行い、定期的に見直し、常に学び続けることが求められる職種です。

定量的であること、期限を設けることなど、ご紹介したポイントを押さえて有効な目標設定を行いましょう。

明確な目標を設定したら、達成に向けてアクションすることが理想のキャリアへの最短の近道となるはずです。

この記事のおさらい

エンジニアが目標設定をすることで得られる効果とは?

エンジニアが目標設定をすることで、下記の効果を得ることが期待できます。
・スキルの棚卸ができる
・日常の行動を見直すきっかけになる
・どの会社やどの案件でも通用する人材になれる

エンジニアが目標設定するときのポイントとは?

エンジニアが目標設定するときのポイントとは、下記の5つです。
・キャリアビジョンを明確にする
・定性的ではなく定量的な目標にする
・期限を設ける
・高すぎず低すぎない目標にする
・ロールモデルを見つける

Writer

城戸健太

株式会社SAMURAI

兵庫県西宮市出身。現在大学4年生。プログラミングスクールを卒業したのち株式会社SAMURAIでインターン生として活動中。
記事の執筆や編集、業務改善システムの改善を担当中。

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