プログラミング言語は習得することでさまざまなシステムを開発できるようになりますが、勉強する順番も重要です。
この記事ではプログラミング言語の効率的な勉強の順番や人気のプログラミング言語などを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
- JavaScriptやPHP、Pythonなどのプログラミング言語が人気
- プログラミング初心者はHTML/CSSから学び始めるのがおすすめ
- プログラミング言語の学習方法は独学またはスクール
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本記事の解説内容に関する補足事項
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また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
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プログラミング言語とは
プログラミング言語とはコンピュータにわかるようにした言語で、プログラムを構築するために必要になるものです。
人が日常的に使っている自然言語よりも正確かつ完全であることが求められるため、少しでも文法やスペルなどが誤っているとコンピュータは理解することができません。この記事ではプログラミング言語の勉強について紹介していきます。
プログラミング言語を勉強して得られるメリット
プログラミング言語を勉強することにより、システム開発を行うスキルが身につきます。プログラミングができれば、将来エンジニアやシステムエンジニアなどの職業に就くことも可能です。
プログラミング言語の勉強の順番は何をするかによる
ひと口にプログラミング言語と言っても、できることはさまざまです。Webサイトの構築やアプリ開発、ゲームや制御システム、OSの開発など、言語によって向き不向きがあります。
そのため、プログラミング言語を勉強するときは、自分がやりたいことや求められていることに適した言語から順に学ぶことが大切です。
人気のプログラミング言語10選と勉強する順番
プログラミング言語にはさまざまな種類がありますが、それぞれできることや勉強する難易度が異なるため、順番を間違えて最初から難しいプログラミング言語を選んでしまうと挫折してしまうかもしれません。
そのため、初心者なら比較的難易度が低めの言語から順番に勉強することをおすすめします。ここでは人気のプログラミング言語10選とおすすめの勉強する順番について紹介します。
1:HTML
HTMLは厳密にいえばプログラミング言語ではなく、Webページを構築するためのマークアップ言語です。インターネット上のWebサイトはHTMLで構築されており、タグを利用することで見出しを作成したり画像を表示させたりといった処理を行えます。
学習難易度は低いですがシステム開発はできません。勉強する順番としては、Webページを作りたいなら最初に勉強すると良いでしょう。
2:CSS
CSSはWebページを修飾するためのスタイルシート言語です。HTMLと組み合わせて使用し、HTMLで作成されたWebページにスタイルを適用することができます。
学習難易度は低いですが、こちらもシステム開発はできません。勉強する順番としては、Webページを作成したい場合はHTMLと一緒に勉強すると良いでしょう。
3:JavaScript
JavaScriptはアメリカで誕生したスクリプト型のプログラミング言語で、Webサイトで利用することにより、ブラウザ上で動的なアクションが可能になります。他の言語と比較しても勉強しやすい言語です。
ただ、システム開発ではメインで利用する言語ではないため、順番としては初めの方に他の習得難易度が低い言語と一緒に勉強すると良いでしょう。
4:PHP
PHPとはカナダで誕生したプログラミング言語で、主にWebアプリケーションの開発に用いられています。Webサービスを構築することに特化しているため、できることは限られています。
平易なコードで記述できるため習得難易度は低めで、初心者がはじめて勉強するのに適したプログラミング言語だと言えます。勉強する順番としては、はじめに習得するのにおすすめの言語です。
5:Python
Pythonはオランダで生まれたプログラミング言語で、コードが短いため非常に読みやすく、GoogleやFacebookなどでも採用されています。Webのシステム開発に用いられることが多いですが、統計や解析なども可能なため、近年ではAI開発にも用いられるなど人気の高い言語です。
簡潔なコードで記述できるため、C言語などと比較すると勉強しやすく、順番としてははじめの方に勉強したいプログラミング言語です。
6:Swift
Swiftは2014年に開発された後発のプログラミング言語で、AppleのiOS向けの言語であるため、iPhoneやMacなどのシステム開発に特化しています。他の言語の利点を組み合わせた言語構成になっているため、コードが短く速度も非常に早いです。
ただし新しい言語ということもあり情報が少なく、初心者が学ぶ順番としてははじめの方は適していません。順番はPHPやJavaなどを勉強してからで問題ないでしょう。
7:Java
Javaはアメリカで誕生したオブジェクト指向型のプログラミング言語で、世界中で利用されている人気の言語です。OSに依存しないシステム開発が可能なため、あらゆるシステムを開発できる汎用性の高さが人気の理由です。
PHPなどと比較すると少し難しめですが、人気の言語なので情報ソースは豊富です。Javaを学ぶことで他のプログラム言語も学びやすくなります。順番としては最初に学んでも良いでしょう。
8:Ruby
Rubyは日本で誕生したスクリプト型のオブジェクト志向言語で、他の言語と比較しても柔軟性が高く開発効率も良いため、海外でも人気の高いプログラミング言語です。
日本人が開発したこともあり初心者でも勉強しやすく、PHPなどと同じく、順番としては最初のほうでも習得しやすいプログラミング言語だと言えるでしょう。
9:C++
C++はC言語の拡張版としてアメリカで誕生したオブジェクト志向型のプログラミング言語です。非常に汎用性が高く、C言語で可能なことはC++でも対応可能です。
しかし勉強する場合、C言語とC++の内容を合わせて勉強する必要があり、難易度は非常に高いです。順番としては、他のいくつかの言語を学んだ後でじっくり学ぶ方が良いでしょう。
10:C#
C#はC言語や先に紹介したC++の改良版となっており、.NET Frameworkで動作するプログラミング言語です。主にWindowsのシステム開発で幅広く活用されています。
C++の改良版ですが、習得難易度はそこまで高くはありません。Javaと構文が近いため、順番としてはWindows系システム開発をしたいならJavaの後で学ぶと良いでしょう。
プログラミング言語の勉強法
プログラミング言語を習得する場合は、独学で学ぶ方法、オンラインスクールを利用する方法、スクールに通う方法などがあります。やり方次第ではどれでもプログラミング言語を習得することができますが、費用や掛かる時間などが変わってきます。
ここではプログラミング言語の勉強法について紹介します。
独学
プログラミング言語を学習できる参考書やインターネットのサイトなどを利用すれば、独学でも学習も可能です。ある程度プログラミングスキルがある場合は、未修得の言語を独学で学ぶことは難しくはないでしょう。
ただし、まったくの初心者がプログラミング言語を習得する場合、独学では時間がかかるだけでなく、途中で挫折してしまう可能性もあるため注意が必要です。
オンラインスクール
プログラミング言語を学べるオンラインスクールの場合、自宅やインターネット環境がある場所で学習できるため、時間的な成約を受けることもありません。費用も通学するより安いですが、半独学のようなスタイルになるため、習得するには努力が必要です。
通学
プログラミングスクールに通学する場合、講師から直接指導してもらうことができます。わからない点があってもその場で質問でき、初心者でも学びやすい順番で教えてくれるため、効率的な学習が可能です。
また、通学しなければいけないため時間的な制約は受けますが、他の生徒と一緒に勉強するためモチベーションが保ちやすいです。
プログラミング言語の勉強の順番を考え効率的に習得しよう
今回は、プログラミング言語の効率的な勉強の順番や言語の紹介をしていきました。
プログラミング言語を習得することで、プログラマーやシステムエンジニアなどの専門的な仕事に就くことができます。そのため、これからプログラミング言語を順番に勉強しようと考えている人もいるでしょう。
プログラミング言語の学習には、やりたいことや難易度などを考慮して学びやすい順番で進めることが大切です。そのため、それぞれの特徴を踏まえ、勉強する順番を決めるようにしましょう。